ユーロ決勝、応援するチームの判別
2008/06/30 UEFA EURO(欧州選手権)2008 オーストリア・スイス大会 決勝 ドイツ vs スペイン エルンスト・ハッペル・シュタディオン
まず最初に断っておくとぼくはこの大会を2試合くらいしか観てない。しかも後半だけだったりする。とてもじゃないがこの大会を観ている程体力がない。そのことを仲間に話すとそうだよねと言われた。かつてはヨーロッパ・サッカーもかなり観てたがサンフレッチェを応援するようになってとてもそんな暇がなくなったとも言ってた。サンフレッチェもユースにまで注視するととてもじゃないがまかないきれない。ぼくはまだユースまで手を出してないだけまだマシな方なのだった。
そんなぼくが言うのも何だがぼくはドイツを応援してた。なぜってそれは単にスペインが肌に合わないだけだ。どうもラテン系のノリというものはぼくには合わない。まだ生真面目でお堅いドイツの方が性に合うのだ。ドイツに行った時あれだけ東洋人の癖にという目を向けられドイツ大嫌いとなったのに遠く離れると実感としては忘れてしまっているのであった。
ただこれは趣味の問題があるかもしれないがやはり日本人にとってはドイツの方が受け入れやすい文化ではなかろうか。そもそも言語の発音からしてそうである。ドイツ語はほとんどローマ字をカタカナ読みで読めてしまう。対してスペイン語というのは何とも難解だ。そして頭で考えるタイプのドイツ人と感性で突き進むスペイン人、ぼくの中でできてるステレオタイプはどうしてもドイツに感情を寄せてしまうのだった。そしてそれこそが日本人はドイツに親近感があるという勝手な想像につながるのだった。
ただそのドイツ、こういうトーナメント戦ではしぶとい強さを持ってるはずなのにこの試合はスペインに圧倒されてた。1点差の試合であったがいつスペインに2点目が入って息の根を止められるか分からなかった。こんな弱いドイツを見るのは痛ましかった。いや、実際は決勝まで来てるので弱い訳じゃない。だけどこのスペインの付け入る隙のなさは何なんだ。
チャンスらしいチャンスを迎えられないまま時間ばかりが過ぎていく。シルバーコレクターの異名を持つバラックはまたシルバーをコレクトするのだろうか。そう思うと空しい感情が押し寄せるのだった。でもこれってどこかのチームに似ているのだった。
決勝に進むことは難しい。だけど決勝で負けることはその前に敗退するより空しいのだ。その空しさ、悔しさ、虚脱感はサンフレッチェの天皇杯決勝で散々味わったものだった。リーグ戦なら今度対戦する時は覚えていろよと胸に仕舞うことができる。だけどカップ戦の決勝なんてもう2度と訪れることはない。少なくとも同じ対戦相手と当たる確立なんて天文学的に低いだろう。
そしてスペインの優勝が決まった瞬間、思うのだった。何でぼくの応援するチームはいつもいつも負けるんだ。何だか全ての応援したチームがダブって見えるのだった。そういやドイツW杯で実際にブラジル代表ユニフォームを着てスタジアムに入って行った日本人がいたということだがぼくには真似できそうにもない。そりゃそうやって勝ちそうなチームに付いていけば絶望も悲しみも虚脱も味わわなくて済む。だがぼくは絶対そんなことはできない人間なのだった。だからサンフレッチェみたいなチームを応援できるんだろう。
やっぱりサッカーのチームを応援するってことはマゾヒストなことなんだな。そしてぼくの周りはマゾで一杯だ。果たして他のサンフサポはスペインとドイツどちらを応援していたのだろうか。
