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2020年10月24日 (土)

鹿島戦~上位チームへの予定ウ通りの敗戦

20201024日 鹿島アントラーズvs サンフレッチェ広島 カシマスタジアム

 

 怪我人と累積警告の影響でFWがいなくなってしまった。一体誰がトップをやるのかと不安を抱いていたが都合よくヴィエイラが復帰してくれた。怪我の多いヴィエイラのこのタイミングでの復帰はポジティブな感情を与えてくれた。

 攻める鹿島に守るサンフレッチェ。ブロックをつくってゴール前に張り付いているがボールを奪えば一閃、前に向けて左サイド東が走る。深い位置からクロスを上げるとヴィエイラのヘッド。が、GKに阻まれた。惜しい。決めてくれれば鹿島ももっと慎重さから腰を重たくさせることができた。再びビルドアップした鹿島は真ん中を突いてきた。ポストプレーから後ろから走った選手がシュート。完全に真ん中を割られた。ただ横に逸れたので助かった。こういうシーンが出てしまうとこにサンフレッチェの危うさがあった。

 それでもボールを奪ってからのカウンターは効いている。ペナルティエリアでヴィエイラが浮き球で折り返す。広大なスペースに森島。倒れ込みつつ当てたヘディング。完全な決定機だがこれをバーの上高くふかしてしまった。決めれないにしてもせめて真っすぐ飛ばしてくれたら。これを皮切りにサンフレッチェの攻撃シーンはいつも最後の精度がなく潰えてしまうのだった。

 エゼキエウのドリブルからのシュートはポストに跳ね返る。川辺のシュートは威力がなくGKにキャッチされる。東のクロスはターゲットに合わない。最後の精度とパンチ力がない。それ以前にどこか迷ってる。ペナルティエリアに入った瞬間パスで逃げる。特に東などはもたついてる内に3人に囲われてしまいみすみすチャンスを潰していた。

 もっとシュートを打て。GKにぶち当ててでもいいから強引に行け。そんな叫び声を上げそうになるも後半、浅野が交代で入るといきなりスピードに乗ったドリブルでゴールに迫る。追走するDFに倒された。PKかと思ったそのファールは惜しくもペナルティエリアの外。だがFKはゴールならず。それでもその後もドリブルで縦を切り抜いていく。そこからCKまで持ち込むとゴール前に入ったクロスに佐々木。タイミングはあっていたもののヘディングは横に流れてしまった。

 いい雰囲気ではある。でも最後が決まらないという永遠の課題を目の当たりにし、せめてチャンスをつくろうと隙を伺っていると奪われた。すぐにチャックに行くもギリギリで前線に蹴られるとトップのエドアウドへ。野上が競り合いに行くとゴールに向かって弾かれ入れ替わられた。置き去りになった野上。真正面からのゴールへのドリブル。GK林も前に出るも打たれる。そこには焦りも迷いもないキックが放たれ林の頭上を超えて入ってしまったのだった。失点、先に失点してしまったのだった。

 やられてしまった。同じ状況になったらサンフレッチェの選手は決めきることができるだろうか。浅野だったらやってくれるかもしれない。でも他の選手はそもそも打たないだろう。皆常にパスコースを探している。そしてそのパスが通ればいいが、追わなければいけない状況になって余計酷くなっていくのだった。

 交代で入った右サイド藤井。縦へ抜けるも折り返しのラストパスは決まって味方のいないとこに流す。そして相手ボールになるとそれをなかなか奪えない。2人掛かり、3人掛かりでいっても上手くスローインにされてしまう。そして奪ったとしても一発を狙ったスルーパスには藤井も追いつけない。焦りは精度を落とし、雑なプレーは余計に鹿島に余裕を与えるのだった。

 攻めなきゃいけないのにボールすら奪えない。もどかしくもあり惨めでもある。完全にゲームを鹿島に支配されていた。そして労することなく時間の消化を行った鹿島が1点差で勝利のまま終わらせたのだった。

 また負けた。

 前節勝ったとはいえそう思ってしまったのは今シーズン、見事に上位チームに負けてるのである。もしかしてこのまま1試合も勝てることなく終わるのだろうか。もはや優勝も何もないシーズンとなってしまったものの、上位を喰らう快感くらいは味わいたい。そういう単なる一勝以上である試合をせめて観て終わりたいのだった。

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  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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