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2020年7月 5日 (日)

神戸戦~再開後の勝利

2020年7月4日 ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島 ノエビアスタジアム神戸

 後半の入りは前からプレッシャーを掛けていった。だがそんなプレッシャーをものともせず前線へ繰り出される。サイドから真ん中のドウグラスに入ると2人掛かりで潰しに行くも奪えなずそのまま振り向かれてシュート。この選手のフィジカルは超人的だ。
 そこからCK、または左から切り込んだ西野ドリブルなど脅威は続くもギリギリで防ぐとボールはGK大迫が収める。そこから森島のドリブルで駆け上がる。縦パスからヴィエイラから折り返し。ペレイラが受けるも打てない。バックパスから青山、川辺と渡るとスルーパス。ゴール前へ飛び込んだのは浅野。GKが飛び出すも至近距離からぶち込んだ。
 入った、入った、入った。まさかまさかの浅野J1初ゴールである。柏の負傷による交代だったのに追加点を決めた。もしかして柏の地位を脅かすのではと心躍る。このまま波に乗ってついでに右サイドのハイネルも温存させることができれば安泰だ。
 ところがやはりイニエスタのボールは取れない。ドウグラスとワンツーからシュート。訳を外れて助かった。やっぱり2点差はちっとも安泰ではない。ましてやマイボールにしても段々とヴィエイラの判断が遅くなることで攻撃へとつながらない。さすがにここで限界とみてヴィエイラと東の交代が行われるのだった。
 そこからもミスキックからピンチが訪れる。何とか防いだもののさすがに疲れが見えてきた。ただそれは神戸も一緒。と思いきや西が左サイドをえぐってくる。クロスを入れる。ドリブルで切り込んでくる。西は脅威を与え続ける。そうこうしているとドウグラスを倒してしまい真正面からのFKを与える。自ら蹴るドウグラス。弾丸のようなキックは際どいコースに飛んでいくもGK大迫が弾く。大迫ファインセーブである。大迫がゴールマウスを守ってることでどれだけの安心感があることだろうか。
 だがここでどうも嫌な記憶しかない田中順也が入る。一瞬の隙を見つけて放つミドルシュートは強烈であり、何より枠に入れてくる。どことなく嫌な予感がしたが神戸が押し込むことによりその予感はますます大きくなる。西が息を吹き返したかのように右サイドをえぐる。更に左右で揺さぶられる。クロスが入ると前線の森島まで戻って競り合う。ただこの時倒されてファールを貰えたことにより一旦呼吸得を整えることができたのだった。
 いや、まだ2点差は危うい。神戸も一発を持つドウグラス目掛けてロングフィードを放つ。中盤で競り合う。弾いたボールは青山が拾う。東へのパス。そこから角度をつけたスルーパス。最終ラインを飛び出したペレイラだがトラップできない。流れ球を追うペレイラ。GK飯倉も飛び出す。そのGKの動きを外したシュート。スルスルスルッとゴールに吸い込まれたのだった。
 ゴール、ゴール、ゴール。3点目、3点目、3点目。さすがにこれは勝利を確信した。あとは無失点のまま切り抜けたい。というのも1点入れてしまえば神戸のアタッカー陣なら簡単に追加点を重ねていきそうな気がしたからだ。
 そこで最後の引き締めに青山から柴崎、浅野から藤井という交代を行う。途中から入ってゴールも決めた浅野を代えるというのは意外だったがあれだけ西に崩されていては相対するポジションである浅野に原因がない訳がないのだった。そういえば城福監督も「ユウヤーッ!」と叫んでることが多かった気がした。
 交代を済ませた後、残りわずかな時間を閉めに掛かる。まずは守備を固めていきたい。もはやこれは手堅い展開であろう。だがそれにも関わらず田中順也はクロスをはじき返したセカンドボールを見逃さなかった。ダイレクトでシュート。閃光と共にゴールへ向かう。よもやと思ったその時、大迫横っ飛びで弾いてくれたのだった。
 助かった、助かった、助かった。このわずかな時間でこんなミドルシュートを放つ田中順也、やっぱり嫌な選手である。もっと早い時間に出てきたらまずかった。もしかしたらそういう交代の妙があったかもしれない。そしてそのまま0-3で終了のホイッスルを聴くことができたのだった。
 再開後の1戦目を勝つことができた。でも柏の怪我が気になる。更にペレイラとハイネルをフル出場させたのも気になる。2人共連戦をすると怪我をする傾向があるからだ。
 だがこうやってサッカーが観れるだけでいい。勝ったのは嬉しい。だけどそれ以上にサッカーが観れる幸せを噛みしめたいのだった。

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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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