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2019年10月19日 (土)

清水戦~見えてきたACL圏内

2019年10月19日 清水エスパルスvs サンフレッチェ広島 IAIスタジアム日本平

 甚大な被害を出した台風19号の後、その尾を引くように雨雲に覆われてる。半袖では肌寒い気温。台風は一気に季節を冬にしてしまったかのようだ。
 立ち上がり、清水が優勢を占めて早々にFKを与える。開始早々のピンチ。それは防ぐことはできたものの防戦は続き右サイドからのクロス。ゴール前にこぼれる。ドウグラスがシュート。が、ゴールバーを越えて助かった。そこでホッと胸を撫で下ろすもすぐにまたボールを奪われてCKを与えてしまうのだった。
 一体どうしたんだ。あまりにも慎重に過ぎる試合の入り。エンジンが掛からない。CKは防ぐことはできたものの清水の勢いの前にサンフレッチェの守備は振り回されている。奪ってもボールはすぐに網に掛かってしまう。そんな攻撃の芽を摘んだ状態は清水に攻撃の圧力に一層拍車を掛ける。バイタルエリアで回す。守備に右往左往するサンフレッチェ。前を防げば横へ。カットインからシュート。身体を当ててブロックしたものの青山の手に当たってしまいFKとなってしまった。
ゴール前。嫌な位置。ここはドウグラスなら一振りで入ってしまう位置である。枠に入ったらお終い。せめてその精度を狂わす為に壁は精一杯のプレッシャーを与える。助走から放ったシュート。壁に入った選手のジャンプ。が、ボールはその足下をコロコロと転がり入ってしまった。ああ、決められてしまった。見事なまでに裏を掻かれてしまった。それ以前にあまりにも受けに回り過ぎてしまった結果なのだった。
これで尻に火がついたのか急に前掛かりになってきた。左サイド中心にボールを回す。柏がドリブル、裏へ出すと森島が出る。折り返しを稲垣が狙うも読まれている。前節決めた必殺パターンはもはや研究されてたのだった。
トップのヴィエイラはまるでボールに触れない。個で決めた清水に対してコンビネーションで崩そうとするサンフレッチェ。両者の攻撃を見比べたら必然的に迫力が違う。手数ばかり掛けてシュートすら打てない。得点の起点となる森島に至ってはファン・ソッコのマークに一杯一杯になってるのだった。
ゴール前のブロックを揺さぶるも一向に効果をなさない。引いてる相手への打開策として青山がミドルシュートを放つ。が、枠に入らないので脅威にすらならない。柏がサイドをえぐったといきり立つもゴール前の守備の人数に気圧されバックパス。そしてまたそれを奪われないようにバックパス結局最終ラインまで下げてしまいやり直し。ああ、こんなこと繰り返していて一体いつになったらゴールに向かうんだ。
そんな喘ぎをしていた時、トップのヴィエイラに入ると川辺に落とした。ワンタッチで裏へ出す。スルスルスルッと走りこんだ柏が受けるも打てずに中央へ流すと川辺シュート。次の瞬間ゴールの中に入っていたのだった。
 入った、入った、入った。同点である。ついにゴールをこじ開けた。川辺の2試合連続ゴールで試合を振り出しにもどしたのだった。
 いや、これは振り出しではない。依然としてサンフレッチェボールは続きセカンドボールもほぼサンフレッチェが収める。そしてボールが下がったらチェイシングする清水を尻目に前線へロングフィード。ヴィエイラが抜ける。ゴール前まで運んで落とすと川辺がシュート。抜群のタイミングだったもののこれをふかしてしまうのだった。
 この後にも似たような場面をつくりだすも川辺はふかしてしまう。ああ、川辺よ。どうしてそこまでシュートが枠にいかないんだ。すでに先制点を決めてるにも関わらず2本続けての枠外シュートに頭を抱えてしまうのだった。
 だがこの後、稲垣のシュートが相手のハンドとなりFKを得る。これは失点時と同じような場所。キッカーの森島はここでドウグラスとキッカーとしての勝負だった。上を狙うか、下を狙うか。だが放たれたキックは壁の真ん中に中途半端に引っ掛かってしまうのだった。ああ、一体何をしたかったのだろうか。サインプレーだったのだろうか。いずれにしろ森島は決めることができないのだった。
 更なる攻勢に出るべく稲垣から清水への交代がある。それまでもポツポツと落ちてた雨は一層強く滴り落ちる。それでもサンフレッチェの攻撃への火は落ちない。ブロックを敷いた清水のゴール前。森島のスルーパスに柏が反応。ドリブルからのクロスはファーサイドへ。頭一つ飛び出たヴィエイラのヘッド。GKの脇をかすめて叩き込んだのだった。
 逆転。ヴィエイラ、ヴィエイラ、ヴィエイラ!ろくにボールすら触ってないと批判してたのに決めてしまった。そういえばこれだけの攻勢に出れたのもヴィエイラが前線でしっかりと収めてくれるというのも大きかった。消えてるようでいつの間にか機能してる。改めてサンフレッチェに必要不可欠なFWという気がしたのだった。
 このまま勢いが続くかと思われたもののさすがに清水も前に出てきた。押し込まれる時間が多くなる。サンフレッチェももはや前へ出るリスクは犯さない。目の前にボールが来たらとにかく前に蹴る。1秒でも2秒でも稼ぎたい。もはやゴールキックすら遠くに飛ばすことしか考えてない。全員自陣に戻りブロックを固める。ドウグラスがドリブルで抜ける。打たれると思ったが中途半端にパスを選んでくれて助かった。GK大迫がキャッチするとまた大きく蹴って時間を使う。
 そして清水の攻撃が切れたとこで笛が鳴った。勝ち点3が取れた。引いた相手から点が取れた。人数を掛けた守備の網の間を抜けるようなワンタッチパスを決めた。精度が高かったのもあるが、得点パターンを増やしたとも言えた。そして絶対に負けそうな前半の戦況を覆したというのが大きかった。
 もはやリーグ戦だけしか残ってない今シーズン。せめてACLには出たい。その為にもまだ勝っても浮かれ続けることはできないのだった。

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     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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