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2019年7月31日 (水)

川崎戦~逃げ切った最後

2019年7月31日 サンフレッチェ広島vs川崎フロンターレ エディオンスタジアム広島

 絶対負ける。
 そんなネガティブな感情しか沸き上がってこない。野上の出場停止、パトリックの移籍、前節松本戦での終了間際での失点。どことなく失速感が拭えない。この状態で上位に順位する川崎には到底敵うことなく、パスサッカーにちんちんにされるだろうと予想してしまった。
 それにも関わらず、サンフレッチェは球際でのボール奪取では優勢を見せていた。真夏のナイトゲーム。日が落ちても気温が下がることはなく体力の消耗が考えられる中、サンフレッチェの選手は走っていた。走って走ってボールを奪いパスをつなげていく。ゴールへ迫る。跳ね返されてもセカンドボールを奪う。そんな流れがCKへとつながった。
 蹴るのは森島。低い弾道のボールが放たれた。密集したゴール前へ向かったがまるで守ってる選手を通り抜けたかのようにゴール真正面の佐々木に入る。足元で収めた佐々木、ターンをしてシュート。ゴールにぶち込まれた。幸先のよい先制点となった。
 そしてそれだけでは終わらない。今度は左のスペースに振られたボールに森島が裏で受ける。そして逆サイドへクロス。フワッとしたゆるいボールだったものの待ち構えてたのはヴィエイラ。DFと競りながらも身長の高さに分がありヘディング。それも緩いシュートになってしまうもGKの逆を取ることによってゴールに吸い込ませたのだった。
 2点目。感極まったヴィエイラがピッチに膝つきながら両手を天へ広げる。するとその姿は手が長いせいでとても神秘的なシルエットを醸し出していた。おお、パトリックがいなくなって不安になったものの、こうしてちゃんと結果を出してくれたではないか。そこに安堵と歓喜が混じり合った感情として沸き上がるのだった。
 前半の内に2点。これは上々の滑り出しであると共に危険な点差でもあった。また防戦一方になるような展開に持ち込まれるのではとハーフタイムでは危惧し、実際にそうなりつつあった。それでもどことなく危機感はなかった。上手く挟み込めるような気がした。そしてゴール前では上手く攻撃を食い止めることができ、相手が前掛かりに出てる分こちらにも攻め手があった。1人目、2人目、3人目まで交わすとあとはビッグチャンスである。前方には広大なスペースが広がりたまらなくなり、ヴィエイラが倒された。距離はあるものの、ゴール真正面からのFKである。またしてもそこに森島がセットしたのだった。
 ゴール前の密集帯へ放り込んだ森島。これは一旦はクリアされるも威力がなく柴崎が再びヘディング突き前へ。これも球威のないヘディングシュートになってしまいGKも反応するもキャッチする前にそれをヘディングでコースを変えた選手がいた。そこまでの流れ、ポン、ポン、ポンと頭上でボールが移動したが最後に決めたのは荒木だった。見事GKの逆を突いてゴールにねじ込んだのだった。
 3点目。入った、入った、入った。荒木、ディフェンダーながらも今シーズン2点目のゴールである。そしてゴールまでに何人もの選手が絡んだこの流れ。まさにサンフレッチェらしいゴールである。そこにルーキーの荒木が加わったというのが得点以上に高揚させるのだった。
 川崎はメンバーを交代し、あの手この手で手を打つも実らない。サンフレッチェも渡、清水とフレッシュな選手を入れて盤石な態勢へと持ち込む。が、自陣でブロックを敷いたスペースのないゴール前において小林悠とレアンドロ・ダミアンのワンツーによって小林がシュート。ほんのわずかなタイミング、わずかな隙を突かれて決められた。あれだけゴール前にへばりついてるにも関わらず決められた。そこに脆さを感じた。そして川崎はそこにゴールをこじ開ける活路を見出したのだった。
 サンフレッチェボールで始まった失点後のキックオフ。ところがあっという間にボールは奪われてしまいゴールに迫って来る。再び自陣に引く。サイドからクロス。真ん中に入ったボールをレアンドロ。2人のDFに挟まれながらもそれをゴールに流し込むことができたのだった。ああ、井林。せめて競ることはできなかったのかよ。GK大迫もまるで反応できてなかった。
 1点差。いよいよまずくなってきた。川崎は急げ急げとゲームを進める。それは追いつけるという自信を得たからだ。確かにやばい、このままではやられる。どうにか堪えたい。でも引いてるばかりでは到底防ぎきることができない。
 守っても守ってもボールは川崎がつなぐ。遠目からはミドルシュートを狙いサイドからはクロスが入り、中央では密集地でもボールが収まる。放り込みに対しては大迫が飛び出すもタイミングがズレてる。浮き球に対しては以前だったらキャッチしてたのパンチングで逃げている。シーズン序盤の安定感はどこかに吹き飛んでしまったようだった。
 そんな大迫の不安定さからボールの処理を誤りキャッチミスによりボールが後ろに逸れてしまった。ゴールへ飛んでいくボール。そのまま入ってしまうと覚悟したその瞬間、ボールは軌道を替え外に弾き飛ばされたのだった。クリアしたのは渡だった。攻撃の選手であるのにこういう時には本当に頼りになる。そして1人のミスを他がカバーするというサンフレッチェならではのプレーでもあった。堪えたい、堪えたい。このプレーを観たからには尚更のこと更なる失点は防ぎたいのだった。
 前線でヴィエイラが踏ん張る。森島もチャンスとあらば単独でもゴールまで突き進もうとする。が、いとも簡単に食い止められる。4点目が取れないまでもせめてもう少しでも脅威を与えることができたら相手もそう易々と攻撃に出られないのにそれができない。時間は過ぎゆくが緊張のボルテージは一層高まる。跳ね返して跳ね返して跳ね返す。自陣ゴール前は敵味方入り混じっての死闘が繰り広げられる。汗が飛び散る。体温が上がる。熱気も上がる。まるでそこは燃え上がってるかのような高温になってそうだった。
 相手のシュートが枠を外れると大きく安堵する。でもゴールキックでどのくらい時間が稼げるか。案の定あっさりとボールを奪われて川崎の攻撃になる。あとはもうアディショナルタイム。本当にクリアだけでもできればいい。まだか、まだか、まだか。笛よ、鳴ってくれ。そして響き渡ったホイッスルに崩れ落ちるのだった。
 終わった。あまりにも追い込まれただけに勝ったという歓喜よりも疲労感からの解放が大きかった。3点取ったまでは良かったが、その後の試合運びは苦しくなってしまったのは4点目が取れなかったことが大きかっただろう。そして妙に余裕を持ち過ぎたことも起因しただろう。それでも順位が上の川崎に勝ったというのは大きい。やっぱり勝つっていうのは厳しいことなんだ。楽な試合は一つもない。そんなことを思い知らされたのだった。

2019年7月20日 (土)

松本戦~負けに等しい引き分けから学ぶ

2019年7月20日 松本山雅FC vs サンフレッチェ広島 サンプロアルウィン

 アディショナルタイム。あとワンプレー、ツープレーで終わりのはずなのに最後の最後が切れない。ヘディングでブロックしつつもセカンドボールを奪われまた防戦。防いで防いでボールを追うもののたどり着けず真ん中ミドルゾーンからシュート。たった一つのフェイントに全員の選手がつられてしまいシュートコースを空けてしまった。一人の選手に2人も3人も着いていてブロックさえできない。そして距離がありながらもGK林は触ることすらできなかった。最後の最後に決められ無残にも勝ち点2をうしなってしまったのだった。
 情けなかった。あまりにも打つ手がないというのが空しい。先制したのはサンフレッチェだった。でも追いつかれそしてまた勝ち越したものの、あとわずか1分を耐えることができず引き分けで終わった。勝てないチームの典型のような試合である。この失点間際のバタバタ感はどういうことだろう。仮にもこれが日本代表に選出される選手のいるチームなのだろうか。
 試合の始まりはゆっくりだった。ボールの持てるサンフレッチェはブロックを敷く松本の壁を崩せなかった。そんな中でもわずかな隙を突き柴崎がシュートを放つもゴールポスト。川辺がペナルティエリアでラストパスを受けるもバーの上。ヴィエイラがDFを剥がして打ったシュートはGK真正面。どこからどうやっても入らない。もしかしてこのままスコアレスドローのまま終わるのではという気さえしてくるのだった。
 ところがドウグラス・ヴィエイラのポストプレーが柏の裏への飛び出しを生みゴール前へドリブル。GKを前にしながらもニアにぶち込み先制点を決める。これが大きく優位になるはずだった。
 ここで追加点を狙うべく勢いを増していくはずだった。が、追いつこうという山雅の気迫の方が優っていた。中途半端なパスはガツンと獲られると前線へフィード。たった一人しかいない山雅の選手に渡るとそれを2人掛かりでも取れない。そしてペナルティエリアまで入られると折り返されダイレクトでシュートを決められた。たった2人の選手に4人で守って決められた。
 そこで振り出しに戻ったことでパトリックが入る。依然として山雅のゴール前は固い。サイドからも真ん中からも崩せない。まるで岩山に釘を刺してるようにもどかしく至難のプレーを続けてたが、1本の裏への浮き球が出るとパトリックが抜け出した。GKを真正面にしたものの、チップキックによりループシュート。ゴールに吸い込まれたのだった。
 勝った。この時はさすがにそう思った。ピッチにもそんな空気が充満したのだろう。それがいけなかった。どこかヌルっとした感覚になりパスはずれボールキープもままならない。交代で入った渡など、サイドで時間稼ぎをしようとするも自らファールをして相手ボールにしてしまう。それは強豪チームが魅せる試合の終わらせ方ではない。正に弱いチームの慌てふためいたドタバタの中で山雅がどんどん押し込んでいく。余裕のないハイネルはファールで止めようとして自爆してしまう。ゴール前に全選手がいることによってセカンドボールが拾えない。そもそも1人の選手に2人も3人もついてボールが奪えないのである。あの時間帯、まるで草サッカーのチームにでもなり下がったかのように拙くなってしまい、その隙を狙って同点弾を決められた。あと1分、守ることができなかった。本当に守備の下手なチームだと認めざるを得なかった。
 点を入れて追いつかれる。決めたら追いつかれる。もう最初から引き分けになるのが決まってるような試合だった。むしろ山雅が最初から積極的に守備に来てたら負けたかもしれなかった。ビビッてくれて助かった。守備の弱さを突かれなかったのが幸いした。
 でもこの対戦を分析すると押し込んでしまえばシュートさえ打てば入るとバレてしまっただけにこの後の試合は苦しくなる。むしろそれが分かっただけに負けに等しい引き分けは意義があったのかもしれない。

2019年7月14日 (日)

鳥栖戦~誤審に助けられつつ勝利

2019年7月13日 サガン鳥栖vs サンフレッチェ広島 駅前不動産スタジアム

 鳥栖に負けてから調子を崩した。
 昨シーズン、圧倒的勝ち点で首位を走ってたのも、鳥栖の敗戦から失速した。そして今シーズンも連敗中戦いまたしても負けた。いつしか大きな壁として立ちふさがり、鳥栖に勝つのは至上命題となるのだった。
 選手もそれは意識してるようで立ち上がりから速いプレスで鳥栖の自由を奪う。そしてボールを奪ったら前を向く。きっちりマークにつかれても前線の森島はターンをして敵陣へと突き進む。それによってチーム全体が押し上げられる。サイドからクロスが出る。するとパトリックがどんな体勢でもボールに合わせる。そんな強引さに鬼気迫るものを感じた。
 ところがよかったのはここまで。その後は前を向く意識が薄れバックパスが多くなり、いつもの遅行へと移るのだった。あくまでも自分たちの安定を優先する。だがその間に相手はみんな自陣に戻ってしまい網を張られてしまう。結果縦へのパスが通らなくなるのだった。
 最後尾から横パス、横パスと繰り返し、縦へとチャレンジのパスを入れれば捕らわれる。サイドで張るクエンカに渡るとボールを取れない。ドリブルのテクニックは異端だ。そこに原川が絡んで深くえぐりこむのでたまったものではなかった。
それでも何とか跳ね返す。そこまではいいもののセカンドボールを拾われてしまうので2次攻撃とつながっていく。何度食い止めても止まらない。ああ、悪い展開だ。いつもここからやられている。でもまだ集中力は続いていた。クロスは上がるもののそのほとんどをDF陣は跳ね返したのだった。
 一進一退。ボール支配率もイーブンで進むも後半に入ると一方的に攻められる時間に入る。全員が自陣に戻り守備に徹する時間。60分辺りから出るこの逆境。何かを変えないといけない。だけど変えるには均衡を壊す怖さがある。それでも城福監督はここで守備に強い稲垣に代わって松本を入れる。それはこの試合を引き分けで終わりたくないという明確なメッセージだった。
 そのせいか、ボールが前出るようになる。しっかりとした守備の後、柏につなげることができる。前へ運んでいきシュートにつなげる。そして相手のパスもカットでき再び前を向ける。ハイネルがスルーパスを狙う。柴崎が裏への飛び出しを狙う。サイドでのパス回しに柏も入るとCKを得ると渡が入った。セットプレーで競り合いに強い渡を入れるのは抜群のタイミングだった。
 CKはゴールにつながらないもののセカンドボールを逃さない。森島が倒されながらもサイドからクロスを入れる。中で合わないがルーズボールをパトリックが全力で追いハイネルにつなげる。クロスが入る。クリアされるももう一度入れる。またしてもクリア。それでもその落下点での競り合いにより柏がファールを貰ったのだった。
 直接は狙えないがいい位置でのFKである。蹴るのは森島。敵味方一列に並んだゴール前のスペースにギュンと落ちるボールを入れる。抜け出したパトリックの頭。折り返すと真ん中で合わせたのは荒木。GKの脇をかすめて入ったのだった。
 ただ、これはパトリックの出だしが早かった。オフサイドだろうと笛のなるのを待っていたものの笛は鳴らない。歓喜の渦にいるサンフレッチェの選手。認められたのか?どうやらゴールとして認められたようだった。
 思わぬ形で先制した。でもどこか居心地が悪い。勝って欲しいのは山々だがこのまま1点差で勝つと単に誤審で勝っただけとなる。それは許されない。絶対に追加点を取らないといけない。間違いなく勝ったという証明を出さないといけない。
 とはいえ先制点により勢いが増していき、鳥栖に攻撃の芽を与えない。中盤ではぽっかり空いたスペースで渡が受けることができ、サイドのハイネルに出すと自分もそのまま前線に向け猛ダッシュ。裏へのスペースへ出る動きにつられたDFによりカットインしたハイネルは余計中へ入ることができシュート。グラウンダーのボールはスルスルスルッとゴールの脇に吸い込まれていったのだった。
「よっしゃあああああぁっ!」
 立ち上がり吠え上がった。今度は純粋に喜ぶことができた。そして今度こそは間違いないゴールである。残り時間10分。勝利をぐっと手繰り寄せるゴールだった。
 鳥栖も豊田を入れパワープレーに出る様相だ。何度かサイドをえぐられるも最後はDFがよく跳ね返す。そしてセカンドボールも収まる為に防戦一方にならない。そこに余裕が生まれ前線のパトリックのスピードを生かすロングフィードが生きるのだった。
 そしてタイムアップを迎え、3試合ぶりの勝利に喜びを分かち合う。誤審により先制するもその後追加点が入ったことで心置きなく喜ぶことができる。久々に勝った。まるでもう何年も勝ってなかったかのような感覚だ。
 鳥栖の呪縛を解くことができた。そして運にも助けられた。これは良い兆候が生まれつつあるのでは。照明の光によって雨足がはっきりと浮かぶ中、そんな心地よい気分に浸るのだった。

2019年7月 6日 (土)

セレッソ戦~あと一歩勝てない

2019年7月6日 サンフレッチェ広島vs セレッソ大阪 エディオンスタジアム広島

 ボールが取れない。ブロックをつくって守備に徹する。守って守って守り続ける。攻撃を止めてクリアしても最前線に構えるパトリックは見事にボールを収めない。それに引き換えセレッソはキープ力がある。間を通すパスが上手い。はっきり言って個人能力自体差があるように思えた。これが本当に同じディビジョンのチーム同士の対戦なのだろうか。
 連敗を続けることにより戦い方を一新して前から積極的にプレスを掛けるスタイルが見受けられない。むしろ守って守ってカウンターを狙うも前に収まらずまた守備に戻るというまさに負けてる時の姿そのままだった。そしてあまりにも守りの時間が続くとやってしまう。危険な位置でのファール。右サイドからの直接フリーキックを与えてしまうのだった。
 壁をつくって備えるものの、水沼が蹴ったボールは閃光のようなスピードでゴールに突き刺さった。GK林も対応できなかった。単純にキッカー対GKの対決と考えれば完全に林の負けだった。
 また同じパターンでの失点。サンドバックのような状態になり耐え切れなくなっての失点という意味では完全にいつもの失点パターンである。ただ違うのがいつもはこの悪癖を60分頃から始まるのが試合開始からやってしまったことである。退化、これを退化と言わずに何と言うのだろう。
 そんな不平不満がとめどなく溢れる。悪態をつく。溜息が止まらない。ああ、もうこの試合は終わった。ハーフタイムを迎えどう修正するのか見当もつかない。だが、城福監督の出した答えはボランチの交代だった。吉野に代えて稲垣。中盤に運動量を求めた。
 その効果だろうか、途端にボールが持てるようになる。両サイドが機能する。特に右サイドのハイネルが高い位置でボールに絡むことができる。ドリブルで勝負。ショートパスで揺さぶる。そしてクロス。ゴール前、パトリックが飛び込む。GKもパンチングに出る。だがこの競り合い、パトリックが勝つとヘディングのボールはゴールへ流れた。
 入った、入った、入った。パトリックが決めた。久々のスタメン起用に応えた。やっぱりパトリックは力強い。今シーズン、なかなか試合に絡むことができなかっただけにようやく活躍できたとこに歓喜したのだった。
 やはりパトリックにボールを出せば決めてくれる。そんな確信から次々にゴールに襲い掛かるようになる。クロスを入れ弾き飛ばされてもセカンドボールを拾う。2次攻撃、3次攻撃と続いていくと柏のドリブルからフワッと浮いたクロス。跳んだパトリック。頭にヒットして入ったと腰を浮かしかけた。が、ポストにガツンと弾かれてしまったのだった。
 ああ、あともう少しだったのに。首を振り過ぎたか、それともほんのちょっと芯に当たらなかったか。それでもゴールの予感は高まる。もっともっと攻撃の圧力を高めていきたい。
 そして今度はFW皆川を入れパトリックとの2トップに。前の圧力を強める。3バックから4バックへのポジションチェンジ。そんな変更を試合中に行えるというのは一つの驚きだった。そして最前線からの落としから縦へポン、ポン、ポンとボールがピンポン球のように動き、皆川がシュート。だが外した。あああああああ、皆川。それを外すかよ。せめて枠には入れてくれよ。そんな叫びをするものの、いずれは入る気がしていた。
 ところが時間はどんどん過ぎ去っていく。精度が段々と落ちていく。そんなわずかなズレが相手の反撃を生み守備の時間へと移る。ここはしのばなければならない。絶対にやられてはいけない。そうでありながらもこうして守備をしている時間がもどかしい。早くボールを奪え、すぐに攻撃へ転じろ。失点への恐怖と共に時間の経過という焦りを感じるのだった。
 それでもセレッソの攻撃を食い止めるとセカンドボールを収めることができ、最後の最後で攻撃へと転じる。カウンターへとつなげるとこをファールで止められる。もう時間は残されてない。残りワンプレーというとこでFKをゴール前へ入れると競り合いの中からもシュートをゴールに飛ばすことができなかった。そこであえなく終了。お互い1点ずつ分け合う結果となってしまったのだった。
 追いついた。そこの部分は評価できる。でも勝てなかった。2試合続けての引き分け。勝てないのはあと一歩が足りないのだろう。そのあと一歩として試合中のフォーメーションチェンジであったり効果的な選手交代もやった。それなのに勝てない。リーグ戦に関してだが本当に勝てない。改めて勝つことの難しさを噛みしめるのだった。

2019年7月 5日 (金)

天皇杯沖縄戦~勝利によりアピール

2019年7月3日 天皇杯2回戦 サンフレッチェ広島vs 沖縄SV 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場

 リーグ戦も折り返しになってきた時にはまされる天皇杯2回戦。ついついその存在を忘れてしまう。その為、うっかりとモチベーションを落としてしまいJ1のクラブが格下にやられるというのはそう珍しくもない。実際サンフレッチェもFC今治によって敗退という屈辱を味わっている。それ故、地域リーグのチーム相手とはいえ決して油断はできないのだった。

 そんな不安は前半の拮抗した展開により一層強まる。だがそれ以上にもどかしくもある。というのもここに出てるのはここ最近出場機会を減らしてる選手。格好のアピールの場であるはず。こんなんでいいのか。こんなものしかできないのかと失望を感じて来だした。
 そんな停滞感を打破したのが渡だった。サイドを抉るとそのままラインを割るかと思いきや中央へクロス。無理な体制からでも上げることができた。そして真ん中で待ちかまえていた皆川がヘッド。ドンピシャなタイミング。しかしこれがGK真正面でゴールならないのだった。
 それでも渡の突破から何度もチャンスが生まれる。トップに収まるべき選手と思っていたがこういうチャンスメイクをする役割もいい。そんな新境地に心躍りながらもゴール正面にFKを得た。これを野津田が蹴ると魅惑的な回転が掛かりGKはファンブル。こぼれ球を東が押し込んだのだった。
 これから活躍して欲しい、若手の東が決めたことで堰を切ったように勢いを増す。この後ゴールになだれ込むような展開になると中央から右の松本大哉へ。ゴールへ向かう勢いそのまま、シュート。ファーサイドに突き刺さった。よく決めた。攻撃の選手でないだけにシュート以外の選択肢はないと言わんばかりのプレーにまたしても色めき立ったのだった。
 後半も半ばで2-0。もはや勝利は手中にしたようなもの。だけどアピールしたいのは若手だけではなかった。途中出場した青山は長短交えたパスを繰り出すとパトリックはゴールを目指して襲いかかる。ゴール前の狭いエリアを狙う。GKもセーブできない、ちからの抜けたシュート。それを決めたのを観た時、パトリックのコンディションの良さを感じさせてもらえた。そして、稲垣のプレスからのカウンターをいとも簡単にゴールに流し込んだ時、これからの爆発を予感せずにはいられないのだった。
 4-0、快勝である。でもそれ以上にここで出場した選手たちが活躍したのが嬉しい。ただ唯一皆川だけは決めきれなかった。他がよかっただけにどうしても心に引っかかる傷であるのだった。

2019年7月 1日 (月)

鹿島戦~土壇場での同点ゴール

2019/06/30 鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島 カシマサッカースタジアム

 霧雨の降りた空気に天井下からのライトが降り注ぐ。空気の流れが視覚できる。その天気を見越して屋根の掛かってるイーストゾーンの席を確保したものの、席は濡れていた。
 そんな覚束ない天候の為客足は悪く試合への盛り上がりに心配を寄せる。が、それ以上に心配なのはこの日の勝敗だ。鹿島との3連戦の最終戦。ACLでは負けてしまった。だからこそリーグ戦では勝ちたい。勝ちたい、勝ちたい。これで負けてしまったら何と惨めなことか。それにより鹿島には何度やっても勝てないという負の感情が植え付けられてしまいそうだ。
 靄掛かった視界の中、選手がピッチに踊り出すとアウェイゴール裏の紫のサポーターのコールが塊となって響き渡る。それによりホームとアウェイの応援の声がぶつかり合う。サンフレッチェは人数は少ないものの決して負けていない。その情熱、情念を白いアウェイユニフォームを纏ったサンフレッチェの選手達もくみ取ってくれただろうか。
 キックオフの笛が鳴る。鹿島ボールで始まった為にサンフレッチェの選手は前線からプレスに走る。するするっとかわした鹿島は簡単にゴール前まで侵入してきてシュート。何とかブロックしたものの逆サイドに落ちたセカンドボールはレオシルバ。シュートを放つ。前で構えていたDFに当たるとコースが変わりGK林も反応できずゴール。ああ、決められた。開始1分もしない内にやられた。あそこであれだけフリーで打たすとこういうことになってしまう。
 はあ~。大きく溜息をつく。これでもう今日の勝利はなくなった。追う展開のサンフレッチェにゴールを決めれる気がちっともしない。そしてその予感は悲しくも当たってしまうのだった。
 ショートパスでつなぐサンフレッチェの攻撃は全てカットされる。読まれている。やることなすこと全て読まれている。鹿島のラインは高く、それ故カットすると即ゴール前へとつなげることができる。おい、しっかりしろよ。パスが弱い、前への推進力がない。ゴールへ向かえよという不平をこぼしてしまう。
 するとラインの高い鹿島に対してサイドの選手がスペースへ走るようになった。左の柏、右のハイネル。縦へ抜けるとそこから中へ切れ込む。柏がドリブルでチャレンジするも止められる。それでも両サイドの上がりは続きハイネルが縦へ抜ける。フリーで深く抉ると一直線のクロス。ゴール前へ集まる。そして合わせた。入った。決めたのは逆サイドの柏だった。
「うおおおおおおおおっ!」
 立ち上がり雄たけびをあげる。振り出しに戻すことができた。これにより俄然、ぼくらの気は大きくなり、サンフレッチェも攻撃への勢いが出てくるのだった。
 2人に詰められてもボールを失わない。むしろそこで空いたスペースを使ってより前への推進力を高める。トップのヴィエイラへ渡った。「打て!」と叫んだもののパスをする。確実なプレーを選択したつもりかもしれないが、ボールはクリアされて終わってしまった。ヴィエイラ、川辺の2人は前線のポジションであるにも関わらずあまりにもシュートへの意識が低い。そしてもう一人、シャドーの森島は再三相手のゴールを脅かそうというプレーを意図するも鹿島のディフェンスにいいように蓋をされてしまう。そしてこんなもどかしいプレーを繰り返していく内にどんどん鹿島にペースを握られてしまうのだった。
 堪える、堪えるサンフレッチェ。全員が自陣に下がり相手の攻撃を食い止める。ところが苦労してボールを奪ってもその後のプレーに精度がないものだからまた鹿島のボールになる。特にボランチの吉野のパスは皆敵に渡ってしまう。周りが見えてないのだろう。そして川辺はどんどんプレーの質が落ちている。疲労なんだろう。森島も消える時間が多くなった。こちらも疲労なのかもしれない。それらの危険要因があったにも関わらずまだ選手交代を行わない。そしてCKからのボールをクリアしようとした川辺のキックは当たり損ね、再びCKとなってしまった。そして中央に蹴られたボールは一度は跳ね返すもセカンドボールをシュート。距離のあったシュートはGK林もなす術もなく入れられてしまったのだった。
 ああ、やられてしあった。またしてもシュートの場面でフリーにしてしまった。そしてその前に悪い予感はしてた。大体60分辺りからサンドバック状態になる癖があり、それを10分以上続けるものだからどこかでブロックが決壊してしまう。大体いつもこのくらいの時間に同じような状態になって同じようにやられてるのに未だに修正できてない。どうしてこうも同じことを繰り返してしまうのか不思議でしょうがないのだった。
 意気消沈したぼくはガクッと項垂れ、すでに帰路のことを考えていた。失点後、先の3人に代えて稲垣、野津田、パトリックと入っていったものの一度傾いた戦況はそう易々と変えることはできなかった。
 遅い、遅すぎた。どうしてもっと早く決断しなかったんだろう。そんな怨嗟の感情が城福監督に向けられる。選手も苛立ちが積もりファールが多くなる。余裕がない。もはや沈着さを持ち合わせてない。それに従いホームの声援はより一層活況を呈するのだった。
 ああ、このまま終わるのか。実に上手い具合に試合を進められた。鹿島の方が一枚上手だった。そんな打ちひしがれる想いでいたその時だった。前線にいたパトリックが粘りからボールを前に出すと走りこんだ野津田。サイドではあるがゴールライン際で受けるとすかさず浮き球を上げると鹿島のDFは触ることもできずゴール前へ詰め込んだ柏のとこへ。そこでシュート。入った。入った、入った、入った。柏2点目。そしてそれは貴重な同点ゴールだった。もうほとんど残ってない時間の中で、最後の最後で柏が決めたのだった。
 程なくして試合終了。引き分けであったものの最後まで諦めず走り回った末でのゴール。そして何気に城福監督の采配が当たったことに驚くきつつ、あんな土壇場で追いついたことに血管の血が噴き出しそうになるのだった。
 挨拶に来た選手達。ヒーローの柏は少し遅れて現れると柏コールが繰り出された。いつまでもいつまでも鳴りやむことのないコール。勝ちたかったのはやまやまなものの、ずっとこのまま賞賛のコールを叫びたい気分だった。

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サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles