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2019年4月24日 (水)

大邱戦~ルーキー荒木のゴール

2019年4月23日 アジアチャンピオンズリーグ・グループステージ 大邱FC vs サンフレッチェ広島 フォレストアリーナ

 初戦をアウェイで落としたことでやはり今回もACLは消化試合となって終わってしまうのかと諦めていたらその後ホームで2連勝。それにより予選リーグ突破の芽が出てきたことで俄然やる気が出てきたのだが、さすがにアウェイでは厳しいだろうというのが正直なとこだった。会場のフォレストアリーナはサッカー専用スタジアム。チームカラーのスカイブルーの色彩に染まったスタンドはとても洗練された印象を醸し出していた。
 そんなアウェイの地にサンフレッチェは若手を中心にメンバーをターンオーヴァーをしてきた。東、森島という攻撃陣だけでなくDFに荒木という若手が入り、ベテランの水本、稲垣、清水、パトリックが入る。その誰もがレギュラーで出てもおかしくないにも関わらず満足な出場機会を得てない。それだけにアピールのチャンスでもある。トーナメントの大会であるが故に勝つ限りは使ってもらえるのである。
 そんなぎらぎらした気概からキャプテンの清水を中心にチームとしてまとまってる。一進一退の均衡を保っている。が、徐々に大邱の前に突き進むパワーの前に重心が下がっていくようになる。それでもDFが崩れることはない。水本など1対1で負けることなく食い止めてる。最後にシュートを打たれたとしてもGK大迫は掌に収める。パンチングで逃れると2次攻撃を受けるがキャッチすることでマイボールとすることができる。これが大迫がGKでいることによる大きなポイントなのだった。
 そんな大邱の攻撃に耐えてる内に攻撃の機会も訪れる。森島も臆せずミドルシュートを放つ。DFに弾かれてしまったがその気概がいい。そして少なくともCKを得ることができた。
何度かあったCKではフィジカルに優る韓国の選手には勝てなかった。密集したゴール前。ところが放ったキックはニアサイド。飛び込んだ荒木がヒット。ゴールネットが揺れた。荒木のダイビングヘッドはゴールへと叩き込まれたのだった。
 先制、先制、先制。ドワーッと駆け降りるアウェイゴール裏のサポーター達。ルーキーの荒木が決めたとによりその興奮はひとしおだった。守備の選手だがこういうセットプレーでもヘディングを決めるというのは頼もしい。守備でも競り合いの強さを期待してしまうのだった。
 そしてここからが本番である。大邱は追いつこうと前線への圧力を強める。テクニックがあり鋭い切込みをするセシーニョ、高さとしなやかさを持ったエドガルがゴール前で脅威を高める。ドリブルで切り込む、テクニックでかわす、アーリークロスによるパワープレー。それら一連のプレー実に効果的だった。が、それも身体を張りゴールに鍵をかけたのだった。
 荒木もドリブルを仕掛ける相手に対して飛び込まず、粘った挙句に摘み取った。駆け引きにも長けている。点を取っただけでなく守備でもちゃんと機能してるのだった。
そんなゴールを許さない守備がカウンターを呼んだ。パトリックへ向けたスルーパス。スピードのあるパトリックは追いつくのだった。
 ゴールに迫るパトリック。追加点が入ればかなり楽になる。だがシュートを打つも後追いをしたDFに詰められてしまう。あと一歩、もう一つ早いタイミングで打てば枠に飛んでいた。慎重になり過ぎた。周りを使うことでプレーの幅を広げているパトリックだが、今はその繊細さと強引との間でこういう千載一遇のチャンスで駆け引きで迷いが生じているようだ。
 そんな中、後半も半分くら過ぎたとこで水本は佐々木と交代した。後には若手の東と森島が野津田と渡に交代へ。イエローカードとの兼ね合い、そして終盤へ向け、より強いプレッシングから逃げ切りへと掛かったことを伺わせた。
 終盤に近付くに従い圧力が増していく。審判の笛も混迷を深める。ホームサポーターの声援。それらが渦となって押し寄せる。堪えて堪えて堪え抜く時間。息は苦しくなり心臓の鼓動が高鳴る。真正面からのFKでは緊張が最高点に達する。だがそれを外してくれるとタイムアップの笛は響き渡ったのだった。
勝った、勝てた。歓喜が身体中を駆け巡る。抑えきれない解放感。まさかまさかのグループ首位である。よくやった、荒木。そして他の若手選手達。これがチームの底上げにもなり自身も実績を重ねていける。
でもまだ予選リーグ突破が決まった訳じゃない。昨シーズンのルヴァンカップでもメンバー総入れ替えで一時は勝ち続けた。だが結局最後は勝ち切ることができずに決勝トーナメントに進出できなかった。その苦い記憶が残ってるだけにまだまだ気を抜く訳にはいかないのだった。

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     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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