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2017年10月30日 (月)

浦和戦~儚き想い

2017/10/29 サンフレッチェ広島vs浦和レッズ エディオンスタジアム広島
 
 また負けた。結果を先に書いてしまう程に喪失感がある。点が取れない。とにかく点が取れない。3試合連続無得点というのが更に空しさを煽る。どうしてここまでなったのか。どうしてここまで落ちぶれてしまったのだろうか。
 チームの建て直しとしてヤン・ヨンソン監督の就任。その後走力をベースとしたサッカーへと変貌を遂げ勝ち点を重ねていった。トップにはパトリックというストライカーが入り後ろにも魂の入った守備の丹羽が入るテコ入れは上手くいったかに見えた。が、ここに来て失速。その最も大きな原因が得点力のなさなのだった。点が入らないと勝てない。その最も根源的なことをサンフレッチェはできなくなってしまったのだった。
 ここのとこでヨンソン監督の見積もりの誤りが見て取れる。誰も点が取れないのなら最初から引き分け狙いというやり方もある。守って守って相手がじれたとこでカウンターでチャンスを掴む。ああ、久保達彦がいればそんな戦術もできたのだろう。
 今のサンフレッチェにとって足りないのは割り切りではなかろうか。4年間で3回優勝したというプライドが邪魔をしてるのかもしれないが、もはやつなぐサッカーを目指してる場合ではない。なりふり構わず前に蹴るだけのサッカーをやっても構わないのではないだろうか。そこでパトリックのガタイを生かす。そもそもがそういう理由でパトリックを取ったのではないだろうか。
 そのパトリックであるが終了間際にゴール前でシュートをGKにぶち当ててしまった。あそこでほんの少しボールを浮かすことができなかったものだろうか。焦りが焦りを呼びそれがゴール前での冷静さを奪っているかのようだ。
 他にもアンデルソン・ロペス。どうしてあんなにシュートが下手なんだろう。そして往々にしてこの選手はその時々のプレーの選択を間違ってしまうのだ。その結果せっかくのチャンスを潰してしまい枠に入らないミドルシュートを打って攻撃を終わらせてしまうということがあまりにも多すぎるのだった。
 ただ、それでもシュートを打つイメージを持ってるのがこの2人しかいないというのがまた寂しい。ああ、サッカーにおいてゴールの可能性がないという前提で観るとそこにどうやって楽しみを見出せばいいのだろうか。
 つまらない、つまらないサンフレッチェのサッカー。どうしてこんなチームを応援しているんだろう。そこに自問自答を繰り返すのだがよくよく考えたらこれってはるか前はこんなことばかり言ってた気がする。だから元に戻っただけといえばそうなのかもしれない。
 それでも初めて降格した2002年、最期の最期は残留への希望を見出した。そして奇しくも最終節でその想いは絶たれ降格の憂き目に遭うと泣いてしまった。ただ、そこには泣かずにはいられない激情があった。
 果たして今回降格するとどうなるだろう。あまりにも淡々と負けてるような気がする。勝ちたいという執念が感じられない。結果が伴わない今、せめてそんな熱いものだけでも感じさせてもらえないかと願うのだった。

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     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
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    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

JリーグPR

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