無料ブログはココログ

ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014年6月26日 (木)

コロンビア戦~敗戦、敗退

2014年6月25日 W杯グループリーグ 日本vsコロンビア アレナパンタナウ


 他会場の動向により日本は勝てば予選リーグ突破の芽が出てきた。それなのにいいとこまで行ってもシュートが枠に入らない。どんなに人数を掛けて攻めようとコロンビアは悠々とブロックしてしまう。そしてそんな日本の前掛かりの攻撃をあざ笑うかのようにカウンターを仕掛けるのだった。

 コロンビアの逆襲は前線の2人くらいで疾風のような速さで駆け抜けた。全速力で守備に戻る日本はそういう危機を何度か防いだ。だがそれはついには堰き止めていたものが決壊するかのように決められてしまった。そのゴール、単純に勝ち越しを許したという以上の意味があった。それによりコロンビアのゴールショウが始まるのだった。

 カウンターで決められ守備に人数が揃ってても決められもはや日本は何をやってもコロンビアのゴールを防ぐことができないのだった。反対に日本が攻撃してもちっともゴールを割れない。弱い。ああ、弱い。日本ってこんなに弱かったのかよと今更ながら思ってしまった。

 そしてコロンビアにメンバー交代が。これがGKの交代という勝利を確信したチームがやる屈辱的なものだった。ああ、これも8年前ドイツ大会と一緒じゃないか。もはや相手は日本に対して何も脅威を感じてないのは明白だった。

 1対4。グループリーグ敗退。グループ最下位。この大会を通じて全てが全てドイツ大会と同じ結果となってしまった。結果が出なかったことよりも同じ事を繰り返したことに落胆が大きかった。その道を辿っているように見えてもそれを軌道修正することができなかったことが悔しかった。

 少年サッカーや育成年代ではたくさんの情熱を持ったコーチなどが指導をしている。それなのに肝心の上にいる人間が何かを変えるチャレンジをせずに結果が出せなかったというのはある意味日本社会を象徴してるかのようだった。やはり日本は負けるべくして負けたのかもしれない。

2014年6月25日 (水)

コロンビア戦~敗戦、敗退

2014年6月25日 W杯グループリーグ 日本vsコロンビア アレナパンタナウ


 2戦の結果は1分け、勝ち点1。それでも残りの1戦に勝てばまだ可能性が残されてるということでマスコミは必至に盛り上げようとしていた。確かに数字の上では諦める必要はない。日本人が自分達で絶対勝つと信じないでどうして勝てるか。そう煽られるとそういうものかもしれないと思うのだった。

 日本には勝って欲しい。そう思いながらも冷めた感情があるのはここまでの2戦、あまりにもふがいない試合が続いたからだ。パスをすればカットされ、ゴール前に行ってもシュートまで持ち込めず、相手ボールになるとなかなかボールを奪えない。一体何がしたいのか。日本が強いなどという勘違いがしてないつもりだが観ているこちらに訴えるものは何もなかった。本当にこの人達勝ちたいんだろうかと不思議に思って観たものだった。

 だがこの現象はすでに警告されていたのだった。海外組と呼ばれる選手を重用し固定化されたメンバー。いつしか日本代表というものに興味をなくしてしまったのは多くのJリーグのサポーターの共通する感覚だろう。競争もなく固定化されたメンバーはどんどん魅力をなくしそれに比例して躍動感をなくしていったかのようだった。代表なんてこんなもんかと思ったものの東アジア選手権を観た時それは違った。Jリーグ所属選手だけで構成されたその代表は忘れてた代表への高揚感を思い出させてくれた。この選手が代表でやるとどこまでできるんだろう、そんな想いの具現化は本当に楽しむことができた。そしてチームそのものもその大会で初優勝をするという快挙を成し遂げたのだった。

 それによりザッケローニもJリーグの選手を申し訳程度に呼ぶようになった。それによりもっとチーム内で競争のあるエキサイティングな代表が観れるかと思いきややはりザックはザックだった。W杯に選ばれたメンバーは結局いつも呼んでるメンバーなのだった。

 ところがその中に青山の名前があり興奮した。サンフレッチェの選手がW杯のピッチに立てるという単純なファン心理があったものの本当に青山のプレーに期待したのだった。そして第3戦目にしてやっとスタメンとしてピッチに現れたのだった。

 その効果なのだろうか、チームは今大会垣間見ることができなかったような攻撃的な姿勢を見せた。攻める日本。点を取りに行く日本。勝たなきゃどうにもならないという背水の陣がやっと日本の攻撃に火を点けたのだった。

 ペナルティエリアに侵入する。クロスを上げる。ドリブルで切り込む。そんなゴール前まで詰めながらもあと一歩が届かない。入らない。入らない、入らない、入らないシュート。どうしてこれだけ攻めててもちっともゴールが入らないのだろう。

 それに引き替えコロンビアは数少ないチャンスをPKにつなげて先制する。あれだけ攻めてた方が全く点が入らないのに与えてしまった失点がPKという事実に言葉を失ってしまった。そしてこのPKも川島は見事に逆方向に飛んでしまいゴールを決められてしまうのだった。

 ところが前半終了間際、岡崎がヘッドで同点にするとまだ可能性があるんじゃないかという気がした。だがハーフタイムで同点、これこそまさに8年前のドイツ大会と一緒だというのは気付いていたが悪いことは考えないようにした。

2014年6月20日 (金)

ギリシャ戦~8年前の再現

2014/06/20 W杯予選リーグ 日本vsギリシャ ドゥナススタジアム

 ヨーロッパのクラブ所属選手優先、ザッケローニの選手選考についてそれは散々言われ続けたことだった。さすがにその世論の声に本人もマズいと思ったのか、昨年から申し訳程度にJリーグの選手も呼ぶようになった。そして呼んだ選手が実際代表に新しい風を呼び込んで停滞してた代表を活性化させもした。そしてそれは何よりも普段からJリーグを応援してるぼくらのモチベーションにも火をつけもしたのだった。
 しかし、蓋を開けてみればやはりザックはザックだった。毎度予想通りのメンバー。その中には最初から45分しかできないという時間限定のボランチの選手まで入ってる。ヨーロッパのクラブに所属していればW杯という舞台でさえもそういう厚遇を受けられるのかと呆れてしまった。この時点でもう青山なんて使う気ないんだなというのが分かった。そして実際に使う気配も見せなかった。だったら呼ばなきゃ良かったのにという感情になる。全力で応援というよりとかくそういうネガティブな感情が支配してしまうのだった。
 やっぱり解任すべきだった。そのチャンスは2年前にあったはずだ。どうしてあの時日本サッカー協会は動かなかったんだろう。そこが不思議で不思議でしょうがないのだった。
 そしてギリシャとの試合は点が取れなかった。ゴール前をがっちり固めるギリシャの守りは揺さぶろうとつつこうとビクともしないのである。こういう時ディフェンスの裏へ出す選手が欲しい。もしくはミドルシュートを打てる選手が欲しい。そのどちらの用件も満たす青山をちっとも使う気がないのだ。ついでに密集を切り抜けるドリブラーも欲しかった。が、せっかく召集してる斉藤学もちっとも使う気配はない。こういう時の為に呼んだんじゃなかったのか?
 結果を出さなくても常に試合に出してもらえるヨーロッパクラブ所属選手。チームで出場機会がなくても代表では出れる、そんな切迫感のなさはそのまま試合にも蔓延したようだった。勝たなきゃいけない、そんな状況においてとても得点の臭いはしないのである。
 だがこの状況において唯一光り輝いてた選手がいた。それがJリーグクラブ所属の大久保である。この中で唯一ミドルシュートを放った。前からの守備でも奮闘した。その姿に、もしかしてJリーグ選抜で戦った方が少なくとももっと応援したくなるような試合をやってくれたんじゃないだろうかと思えるのだった。
 そして無情にも90分を終える笛が鳴った時、スコアレスドローという予想通りの結果にため息が漏れるのだった。第1戦目は先制するも逆転される。第2戦目はスコアレスドロー。そして監督はヨーロッパ組を最優先してしまう。マスコミの過剰なまでの持ち上げ方。そのどれを取っても8年前、ドイツ大会と一緒なのだった。同じ事の繰り返し。まだ敗退が決まった訳ではないがその進歩の無さが情けなくなってしまうのだった。
 今回の大会、もっともがっかりしたのは勝敗よりも停滞してるのに自分たちで強いと過信してた事実かもしれないのだった。

2014年6月15日 (日)

コートジボワール戦~8年前の酷似

2014/06/15 日本vsコートジボワール フェルナンブーレアリーナ

 もはや梅雨に入ったと思われしばらく太陽の姿を見てなかったのだがここ2、3日は真夏のように晴れ渡るのだった。そしてこの日も陽光が照りつけ直射日光に肌が焦げてしまいそうでもあった。
 W杯、日本代表の初戦である。誰もがその行動を見守る中ぼくはよりによって講習だった。仕事上持ってなきゃいけないと言われる講習資格の更新だったのだが正直ぼくはその資格を未だに使ったことがない。結局のところその手の協会が金集めの為に勝手に資格を作ってしまうだけのことだった。何でそんなことの為にこっちは貴重な休みの日を潰されなきゃいけないんだろう。しかもよりによってW杯の日本戦。非国民じゃなかろうか。
 そういう訳でぼくは渋谷へ出掛けた。山手線は通勤ラッシュと同じくらい混んでいてそのほとんどが渋谷で降りたのだった。一体渋谷って祭りでもやってるんだろうかなどと田舎者のような発想をしてしまう。だけどハチ公口に出ると青いシャツを着た若者が一杯出歩いており、祭りというのはまんざら外れてもないようだった。
 その日本代表のレプリカを着た若者の多くはJリーグに行くと見たこともないような顔の人たちだった。恐らくW杯だけ盛り上がってる人なのだろうがそれでも自分で代表のレプリカシャツを買って渋谷に繰り出すバイタリティーだけはある。話題性さえあればこういう人もJリーグに集まるのではなかろうか。どうせだからこういう時にJリーグのクラブがビラ配りなどをすればいいのにと思うのだった。
 そんな街の活気を余所にぼくは講習会の行われるビルに入った。開始まで時間があったのでしばらくはワンセグで観てたのだが日本はどうしてしまったんだろう、パスがちっともつながらないのである。それもそのはず、ボールを受けたらまるで厄介者を手放すが如くパスを出そうとするものだから全てカットされてしまう。そしてカウンター、GK川島のキャッチで事なきを得るもそのGKからのボールが1分も経たずに相手ボールになるのである。これは後半体力がなくなってやられるなと思ったその時講習が始まってしまった。
 昼になり外に出る。勝ったか負けたかは渋谷の街の様子で分かりそうなものだった。ただいつでも人の多いとこなだけに容易にその判断ができなかったものの少なくとも大騒ぎしてる人はいなかった。そして青いレプリカを着つつも淡々と歩いてる人を見かけるにつけ負けたことを想像した。
 横断歩道で立ってると隣にいた集団の会話が聞こえた。
「今回の日本代表って史上最強っていう話だったんだけどな」
 ああ、やっぱりそうだったのか。やっぱり負けてしまったのね。
 家に帰って改めて録画を観るもあまりにもあっさりと、簡単に決められたことにより悔しさを感じなかった。でも4年間やってきてこれなのという疑問は感じた。
 ただヨーロッパのクラブに所属してるというだけで優先される選手選考。代わり映えのしないメンバー。そして史上最強ともてはやすマスコミ。それら全てが8年前のドイツW杯に似ているのだった。
 果たしてあと2戦、また勝ち点1しか取れずに終わってしまうのだろうか。

2014年6月 8日 (日)

ザンビア戦~終了間際の勝ち越し

2014/06/07 日本vsザンビア レイモンド・ジェームス・スタジアム

 W杯前最後の親善試合。青山はスタメンで出てなかった。それにより本戦でのメンバーはほぼ決まったようなものだった。特にポジション的にいってあまり変えることのない可能性が大きい。せっかくW杯のメンバーに選ばれながらもただベンチで過ごすことになりそうだ。そんな寂しい気分になっていた。
 だがそんな感傷も先に2失点もしてしまったことで脳裏から離れてしまった。ああ、何やってんだ。やはり日本は守備が弱い。どうして先に失点してしまうんだろう。W杯という舞台でそれは致命的だ。1点の重みが普通の試合の比ではない。そう考えるともはやW杯での成績もそれなりのような気がしてきた。
 そんな劣性の中、PKを貰い1点差にするとその次も香川がドリブルで中央へ切り抜きクロスを上げるがこれがそのままゴールに入ってしまった。GKも完全にクロスだと思ってただけにポジションがずれてしまったのだった。そして尚も森重のオーヴァーラップにより逆転にするとその攻撃力は何気に凄いのではという気になってしまうのだった。もしかして日本強いのでは、そう錯覚してもおかしくはなかった。
 そんな時ザンビアは攻撃から遠目のシュートを放った。DFの選手の足に当たったのはシュートを防いだと思った。が、逆にそれがシュートのコースを変えてしまいGK西川も反応できず同点にされてしまったのだった。生半可あそこで足を出したからいけなかったのだろうか。それとも西川がそれを想定した守りをしなければなからなかったのだろうか。色々なことを考察するもせっかく逆転したのに勿体ない。最後の強化試合、こんな形で締めくくるのかと残念な気分になるのだった。
 後半アディショナルタイム。その時青山はピッチにいた。もっと早い時間に投入されれば何かできたかもしれないがこれでは単に出場時間を得たというだけである。果たしてこういう使われ方でも出場した意味があったのだろうか。
 その時であった。中盤の底でボールを受けた青山は前線へ大きくボールを蹴った。逆回転のかかったボール、それはディフェンスラインの裏のスペースへ。そしてそんな大味なプレーであるにも関わらず大久保がそこに走り込んでいたのだった。
 後ろから来たボールをピタッとトラップすると大久保はそのままゴールに向かってシュートをぶち込んだのだった。
「ゴール、ゴール!サンフレッチェ広島の青山のロングパスによってゴールが生まれました」
 実況中継のアナウンサーは何度となく青山の名前を叫んだ。これはあくまでもW杯前の強化試合。だけどこの時初めて青山が代表の戦力としての印象を与えたような気がした。そしてあと数日と迫ったW杯へ胸が高まっていくのだった。

2014年6月 3日 (火)

コスタリカ戦~青山へのエール

2014/06/03 国際親善試合 日本vsコスタリカ レイモンドジェームズスタジアム

 アメリカはフロリダ。富裕層の居住区となってるその街は麻薬、売春、犯罪がうごめいているというナレーションで始まる刑事ドラマ『マイアミ・ヴァイス』を思い出す。もう何10年も前の番組だが当時流行の最先端として大ヒットしたのだった。特にゲストとしてロックミュージシャンが出演することがあり音楽好きには二重の意味で楽しめる作品だった。
 そんな『マイアミ・ヴァイス』だが作品中に現れるスポーツといったらもっぱらアメリカン・フットボールだった。バスケットもたまにあったような気がしたが少なくともサッカーが出てきたことは1回もなかったのは確かである。それがこうして日本がW杯前の強化試合をしてるというのは奇妙な気分だった。そしてスタジアムにもコスタリカのサポーターとはいえ割と客が集まってたのも意外であった。サッカー不毛の地と言われたアメリカであったが、徐々にではあるがその様子も変わりつつあるのだろうか。
 そんな能書きをいいながらも実はリアルタイムで観てない。それもそのはず、朝の10時キックオフである。一体そんなのどうやって観ればいいんだと思いながらもW杯本番もこういう時間帯で行われるというのはとても理不尽な気がした。W杯は世界中の人が観るということにサッカーという競技の偉大さを感じたりもしたが、それがこんな不都合を生むとは思わなかった。ブラジルのような地球の裏側で開催される場合、時差の関係で絶対に都合の良くない時間になってしまうのだった。
 そういう訳ですでに結果を知ってる状態で録画を観ることになった。前半先制され後半メンバー交代した遠藤のゴールを皮切りにゴールを重ね3ー1で日本が勝利するという情報に悪い予感がしてた。そしてそういう悪い予感というのはどうしてこうも当たってしまうのだろう、青山はスタメンで出場するも後半遠藤と交代してしまったのである。結果だけ見るとまるで必要ないようであった。
 しかし、そのプレーはというと要所要所でプレスを掛けパスも上手くさばいてる。それどころか意表を突いた縦パスは何度もチャンスを演出し前線への上がりからフリックをしたシーンでは本田へGKとの1対1のチャンスをつくったのである。ここで決まったと思ったものの何を躊躇したか本田はシュートをもたついてる内にディフェンダーに詰め寄られてしまったのだった。
 あれってわざとやったんじゃないのか。その残念なプレーにそう思ってしまったのだった。そういえばかつて代表の試合で寿人がPKをとったらキッカーの中村俊介が見事にそれを外したということもあった。どうしてサンフレッチェの選手が代表に出てチャンスを演出するとそれをふいにしてしまうのだろう。そんなやるせない心情がわき上がるのだった。
 結局青山も45分だけの出場だった。こんな扱いじゃ本戦は出番ないんだろうな。そんな諦めがありながらもそれでも思うのだった。この試合で一番面白いプレーをしてたのは青山だということを。それ故になおのこと本戦で観てみたいという欲求が高まるのだった。

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

最近のトラックバック

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31