無料ブログはココログ

ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月29日 (火)

鳥栖戦~身体を張ったエース

2014/04/29 サガン鳥栖vsサンフレッチェ広島 ベストアメニティスタジアム

 前節から中2日。ほぼボロ負けと言える試合の後はあまりにも疲労が濃かったという声が大きく仕方のない結果と捉えられている。その心情、確かに的を得ているもののその後の戦いを考えたらとても憂鬱なるものがあった。疲労で負けたのに疲労を癒す時間がない。と考えるとこの試合はさらに厳しいコンディションで臨まないといけないのだった。
 その懸念からか、ピッチに現れたスタメンは前節から5人入れ替えてた。だが驚きは寿人のベンチスタートだ。とはいえもしかしたら寿人がいない方が点が取れるのではと思ったことはあった。もはやサンフレッチェの攻撃パターンはがっちり研究され、とにかく寿人には仕事をさせないという戦術をやってくる。中盤に顔を出し競り合いにも負けない石原に頼りたくなるのは当然だろう。
 浩司の今シーズン初スタメンというのもありこのメンバーでどんな戦いを見せるのかと思いきや静かな静かな立ち上がりだった。鳥栖は後ろで回してる分には決してボールを奪いにくることはなかった。それが妙な余裕を生んだのかもしれない。どことなくDFに締まりがなかった。鳥栖がペナルティエリアに進入するとアタックには行けるもののそこで防ぎきることができない。そこで豊田に浮き球が来ると背後に出されるとそのスペースに走り込んだ水沼に決められてしまった。ああ、また水沼だ。もうこの選手に決められることはないだろうと思いきやまたしてもこの選手に決められてしまったのだ。
 これはマズい。攻めないといけない。相手の出方を待つと言ってられない。途端に前への意識が高くなる。これまで沈黙してた右サイドの山岸にボールが入る。縦への突破でなく中央に切り込んでクロスを上げた。シューッと逆サイドへのボール。それに間に合う選手はいるか。だが予想外に伸びたそのボールはGKの頭上へ。そしてククッと弧を描くとゴールの隅に入った。
 山岸、ゴール!あれはシュートだったのか?それは分からないがそれでもキックの質がないとできないゴールだった。先制してすぐにラッキーとも思えるスーパーゴールで決められた相手には相当に心理的な負担を与えただろう。このまま勢いに乗って追加点行くぞ。
 ところが振り出しに戻ったのはスコアだけじゃなくサンフレッチェのペースもまたゆっくりとしたものに戻った。攻めてはパスが引っかかる、サイドもやっぱり沈黙してる。一応山岸は同点ゴールを決めたからいいにしても左サイドの柏にはどうしても物足りなさを感じるのだった。
 もはやこのまま終わるのか。そう思われる硬直状態に寿人が投入された。そして高萩が入った。これで前線の3人は本来のメンバーが揃ったのである。時間が経ってスタミナが切れた時のこの布陣。高萩は意表を突いたパスが決まりまくり寿人も相手の嫌なところに入り込む。そんな前線の活性化のせいか柏が目覚めた。サイドをドリブルでぐんぐん突き進む。縦への突破、中への切り込み、クロスを上げるし挙げ句の果てにはシュートまで打つ。
 そんな攻撃のスイッチの入った時のサンフレッチェはボールが前に後ろに左に右へと相手を揺さぶる。そして柏にボールが渡るとペナルティエリアに狙い澄ましたクロス、バックステップでマークを外した寿人の足元へ。シュートを打つ寿人。だがそれは辺り損ねとなりボテボテと転がるも逆にそれがフェイントとなってしまい鳥栖のDFは対応できない。そしてこぼれ球となったそのボールを石原が蹴り込んだ。
 飛びつくGK。だがそれはあまりもの近距離のシュートの為防ぐことはできず強烈な弾道がゴールネットに突き刺さったのだった。
 逆転、逆転である。まるでツルハシで岩盤を掘削しててやっとトンネルが開通したかのようだった。ついに、ついに決まったのである。
 残り時間は短い。だが鳥栖には豊田という放り込めば何とかしてくれるというFWがいる。その為、なるべく相手に自由にボールを持たせたくない。時間を稼ぎたい。マイボールの時間を増やしたい。そう思ってると柏が1人で2人掛かりで来た相手にボールキープした挙げ句、ファールまで貰ってしまった。おお、これはチームを助けるプレーだと思っていたらその時思わぬことが起こる。その判定に憤怒した安田がボールを投げつけ2枚目のカードを貰い退場となってしまったのだ。
 その後は守る時間が多くなるもカウンターの場面が出てくる。1人多いことがやはり有利に働いたのだ。だが、寿人や高萩といった攻撃の選手が前線で身体を張ったディフェンスをして時間を稼ぐ。その積み重ね一つ一つが再び得点をやることなく終わらせることができたのだった。
 1点差の勝利。厳しい厳しい試合だった。勝つってこんなに困難だったんだとぐったりしてしまうも、前節のボロ負けがあってこの勝利があったという気がするのだった。
 そして3日後はまたリーグ戦。11連戦はまだまだ続いていくのだった。

2014年4月26日 (土)

鹿島戦~ボロ負けとも言える敗戦

2014/04/26 サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ エディオンスタジアム広島

 入場行進の時、両者の表情は違った。笑顔見られるサンフレッチェに対して鹿島は厳しい表情だった。そこが両者の立場を表してるようだった。ACLと同時進行してる中での1試合としてとらえてるサンフレッチェ。片や鹿島は昨シーズン目の前で優勝を決められ雪辱に燃えリーグ戦に全精力を傾けている。この試合に掛ける意気込みという尺度で言えば差が出たのは当然だろう。
 そんな両者の立場の違いが出たのだろうか。先制点はとてつもなく情けない形で決められてしまった。GK林に出されたバックパスにリスク回避で蹴ってしまうかと思いきや林はショートパスを出してしまった。それを最初から狙ってたダヴィにかっさわれてカイオに見事に決められてしまった。ああ、林。今シーズンこのような単純な失点2回目である。つなぐことを捨てること、そういう判断ができないとこがやはり西川より劣るのだった。
 でも1点ならと思いきやその後すぐにDFの間にスルーパスを出されて綺麗に決められてしまった。その時DFには4人はいただろうか。それらを無力化されてしまった。対してサンフレッチェは速攻になってもボールが足に付かない。結果引かれて行き詰まってしまうのだった。
 ボールを持ってる時間はある。だけどそこに恐さも鋭さもなかった。相手陣内に出したボールは簡単にカットされる。両サイドへ出してもクロスを上げることもない。たまに柏がトライするも一体どこを狙ってるのだろうか、誰にも触ることができずにゴールラインを割ってしまうのだった。
 それでも1点取れば何とかなる。後半に入るとギアを上げて攻撃に比重を傾けるのだった。そして両サイドの柏と清水も縦への突破をチャレンジするようになった。ここで1点。ここで1点入れたい。CK、FK、サイドをえぐったクロスと惜しい場面はありながらもどれもゴールにつなげることはできなかった。ああ、あれを決めることができないのかよ。
 そして鹿島にボールを奪われた時、ゴールへドリブルする選手に高萩は後ろからボールをカットするもそれがファールにされてしまう。あれファール?だけどこういう時鹿島の選手は上手くこける。しれっとファールされたという顔をするのだった。
 そしてFK。嫌な位置だったが放たれたキックはよなよなよなと力のないバウンドするボールだった。だが、その力ないボールを林は取れなかったのである。まるでその瞬間金縛りにでも遭ってしまったのかのようだった。林、一体今日はどうしてしまったんだ?
 これにより0ー3という絶望的なスコアとなってしまった。これで同点にすることができるんだろうか。だが時間が経つと1点取ることさえ困難なのが分かってきた。
 クロスを上げようと真ん中を攻めようと中をがっちりと固められて跳ね返されてしまう。どこをどうやっても崩せない。ああ、サンフレッチェが点を取れない守備をしてきた。
 時間はどんどん、どんどん経過する。相手陣内でボールを動かしても驚異を与えることはできない。交代で浩司や野津田や山岸が出てきても何にも戦況は変わらない。点が取れない、点が取れない。スタンドからはサポーターの声が大きくなってくる。この期に及んでもまだ誰も諦めてないのだった。
 だがスコアは動くことなく終わってしまった。無得点、ボロ負けである。それでもスタンドからブーイングが飛ぶことはなかった。それはACLを含めて10試合ぶりの敗戦であるということをみんな分かってるからだろう。そしていつも選手を讃えるという広島の応援スタイルのなせる技だろう。だけど喪失感は残る。それでいてまた3日後にはまた次節のリーグ戦がある。落ち込んでる暇はないのだった。

2014年4月24日 (木)

ACLセントラルコースト戦~初の予選リーグ突破

2014年4月23日 ACLグループステージ サンフレッチェ広島vsセントラルコースト 広島広域公園 

 

 千葉は3万人集まると言った。だがスタンドはそれとは遠く及ばない寂しい光景だった。やはり平日の試合で人を集めるのは難しい。改めてあのスタジアムは場所的に無理があるという気がした。 

 予選リーグ突破の条件としては勝たないといけない。対するセントラルコーストは引き分けでもいい状況。そうなるとあの長身でガタイの良い選手がバイタルエリアに張り付いてゴールまでたどり着かない様子が容易に予想できる。一体その相手からどうやって点を取ればいいんだろう。 

 そして試合はゆっくりと静かに始まった。だがいきなりサンフレッチェは相手のゴールを脅かす攻撃を見せる。その為に焦ったのか相手の不用意なパスを青山がカットすると石原とのパス交換で裏へ抜け出す。崩した、GKとの1対1。シュート。だがループ気味のそのシュートはGKは避けたもののオールの枠に入ることはなかったのだった。 

 ああああああ・・・・・・。これは悔やまれる。こういう決定的チャンスに決めれないというのは痛い。だから点が取れない。だから相手は守備に自信を深め攻撃に偏重することができる。その後ヒョンジンからのクロスも石原が枠に入れることができないで尚更その想いが強くなるのだった。 

 せっかくあった良い流れの時に決めきれず時間と共に戦況が変わるというのはよくあることだ。それ以後サンフレッチェはボールが前に運べなくなってしまった。右サイドの山岸も突破をはかることができず左サイドのヒョンジンはバックパスばかり。そして真ん中を攻めれば良いとこまで行きながら最後は高萩のトラップミスやパスミスで取られてしまうのだった。 

 ああ、またしてもシュートの打てない展開に陥ってしまった。こうなるとセントラルコーストの攻撃が怖い。あの巨体で中に放り込まれる攻撃をやってきたらとても防げそうにない。単なる競り合いなのにPKの判定をされてしまう恐れがある。だがセントラルコーストがまともな攻撃で攻めてくれたお陰で人数を掛けた守備で何とかしのいだのだった。 

 スコアレスのままハーフタイムを迎える。スタンドの映像が映ると明らかに増えていた。仕事が終わって、学校が終わって、それぞれ日課を終えて開始時間に間に合わなくても駆けつけた人がこれだけいたのだ。クラブもそういう人の為に時間によって500円のチケットを用意してたがこれらの人達はそんなことしなくても集まったと思う。だけどクラブの心意気は感じたはずだ。そんなクラブとサポーターの意志ががっちり組み合ったのだろう。後半はスタンドからの声援が大きく聞こえるのだった。 

 点が欲しい。点が欲しいが決して焦ることはない。だがこうしてボールを回してるだけでは時間だけが無為に経過していくだけだ。やはり開始早々のチャンスで決めたかった。あそこで決めなかったからこうやって余裕を持って守られてしまうのだ。 

 すると左サイドのヒョンジンが相手のマークがついてるのにクロスを上げた。そのボールは弧を描いてちょうどDFラインとGKの間に流れる。そこに飛び込んだ石原。シュートを打った。GKも反応できない。だが肝心な枠に入れるということができなかったのだった。ああ、決めきれなかったかと天を仰いだ。 

 だがこのプレーで気をよくしたか、ヒョンジンは相手のマークがついてようと多少低い位置からだろうと構わずクロスを送るようになってきた。それらは全て弾き返されるものの相手陣地で攻撃する時間が増えていったのである。途中出場の浩司がペナルティエリアに入り込んでシュートまでいくともう入ったと両手を上げようとした。だが枠を外れた時「うわあっ!」と身をそらせてしまった。ゴールは近づいている。ゴールは近づいてるんだ。 

 すると今度は中央で石原が受けDFの裏へ飛び出した。完全に相手のDFラインを抜けGKと1対1だ。これは行ける、そう思った時石原は倒れてしまった。後ろから来たDFに足を引っ掛けられたのだった。 

 主審はホイッスルが鳴らし駆けよる。PKだとと思ったら指示された位置はペナルティエリアの外だった。ちくしょうと思っていたが何と、倒した選手にはレッドカードを提示した。この選手、さっき入ったばかりの交代選手。スタミナと数的関係を考えるとこれは戦況を有利にさせるものだった。だがそれも点が入らないと意味がない。点が欲しい。このFKを決めたい。決めてくれ。 

 ゴールまでの距離は近い。ボールには高萩、浩司、ヒョンジン、塩谷が立っている。恐らく一つのFKでこれだけのキッカーがスタンバイするチームは他にないだろう。これまでも何本かFKの場面はあった。だがそのどれもセントラルコーストのGKに防がれたのである。この反応の良いGKから点を取るにはこの距離が一番可能性がある。 

 ゴール前に壁が立つ。その端にGKへの目隠しの為に山岸などが立つ。セントラルコーストの選手は壁に立つよりもゴールライン上に立った方がいいのではと位置取りが落ち着かない。一体誰が蹴るのか。それだけでも相手は混乱してるはずだ。 

 そして動いた。ボールを蹴ったのは塩谷だった。壁の脇に放ったボールに山岸は身体を避けるとうまい具合に足に当たりボールの軌道がずれゴールに入ったのだった。あれだけ強烈な弾道のシュートを防いできたこのGKもこの緩いボールに反応できないのだった。 

 欲しかった欲しかった欲しかったゴール。決めたのはまたしても塩谷だった。ゴールの記録としては山岸になるがこういう辛い状況、厳しい状況、膠着した状況で決めてくれるのが塩谷なのだった。1点リードしたことで両チームの立ち位置は全く違うものに変わったのだった。 

 これでセントラルコーストの怒涛のようなプレスが始まるだろう。ここを食い止めねばと覚悟したものの、意外にもサンフレッチェのボールに対して前からプレスに来ることはなかった。これで時間稼ぎし放題だろうと思いきやよりによってサンフレッチェの方でイージーなパスミスが起こる。そして攻め込まれると祈りを捧げる。ここをしのげ、ここをしのげ。だがGK林の冷静な判断とキャッチングで難を逃れると試合終了の笛が鳴り響くのだった。 

 サンフレッチェ、ACL初の予選リーグ突破。これには飛び上がらんばかりに喜んだ。ついに達成した。チャンピオンチームとしての責務を果たした。そしてこれから始まる決勝トーナメントへすぐに頭が切り替わるのだった。 

 ここからが厳しい、ここからが。 

 勝利の喜びを噛みしめつつもすぐ訪れる戦いへ緊張は続くのだった

2014年4月23日 (水)

セントラルコースト戦~予選リーグ最終節

 

2014年4月23日 ACLグループステージ サンフレッチェ広島vsセントラルコースト 広島広域公園 

 

 もう家を出ようとしてた時、何気なしに付けていたNHK3月の月間ベストゴールの発表があった。Jリーグの話題など滅多に触れない朝のニュースにおいてその映像はしばしぼくの出勤時間を遅らせたのだった。ノミネートされたゴールの映像が流れ栄えあるベストゴールの発表である。ここまでサンフレッチェの映像は流れてないな。そう思っていたら見事佐藤寿人の後ろ向きで放ったゴールが選ばれたのだった。実は最初からあのゴールだろうなという予感はあったものの改めてそうやって紹介されると誇らしい気分であった。その試合はそういうスーパーゴールで勝った。サッカーにおいてゴールすることは難しい。相手に隙がなければない程そういうゴールが必要なのだった。

 

 ACLにおいてゴールするというのがとても困難なのだった。それはまず相手のフィジカルが強い。そしてリズムが違う。それは相手にしてもサンフレッチェのサッカーは異色なはずなのだがどうもその異種性が相手にだけ有利に働いてしまうのだ。これがACLにおけるミステリーなのだった。相手はサンフレッチェのパスサッカーにいつも潰しにくる。それなのにサンフレッチェはそれをいなすことも崩すこともできず最後はスピードやパワーに押し潰されてしまう。その都度どうしてこんなにか弱いのかと悲嘆に暮れるのだ。

 

 3日前のJリーグではもはやスタミナが切れてボロボロのサンフレッチェの姿があった。その様子からよもやACLで勝つのは厳しいなという諦めを感じた。それでも昨日の試合で川崎が決勝トーナメント進出を果たしたのを見てやはり行きたいと思うのだった。そしてそんな想いが強くなればなる程緊張してくるのだった。

 

 あの体格の大きいオーストラリアの選手をどう崩せばいいんだろう。サイドからのクロスも弾き返される、中央突破も人数を掛けられ守られる、ドリブルで切り込もうにもドリブラーがいない。一体どうやってゴールを割ればいいんだろう。

 

 ここで思いついたのがスーパーゴールだった。何とも理論も理屈もなくなってしまうがそれが入るかというようなシュートでないと決まらないだろう。だけど寿人は恐らくこの試合には出場しないだろう。一体どんなメンバーになるのか、これがさっぱり予測がつかないのだった。

 

 勝たないと終わりのこの試合。2010年の予選リーグ最終戦はもう割り切ってメンバーを全とっかえに近い状態にして勝った。もはや勝っても可能性の薄いという条件があったにせよあれは痛快だった。果たして今回の予選リーグ最後の試合はそんな胸のすくような体験をまたすることはできるのだろうか。

 

2014年4月20日 (日)

新潟戦~勝ち得た勝ち点1

2014/04/20 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島 デンカビッグスワンスタジアム

 もはや夏ではないかと思える気温の高さを2日前の雨は奪い取ってしまった。その急激な気温の低下の為にやたらと寒く感じてしまう。ピッチの選手も長袖が多い。それでも寿人を含めた数名だけは半袖だった。寿人は接触の時にユニフォームを引っ張られることを嫌って半袖を着るようにしてるというのを聞いたことがある。
 そんな寿人にシュートチャンスはなかった。それどころか全くボールが前に行かない。新潟が前から激しくプレッシャーを掛けてるせいでボールがちっとも前に行かない。中から崩そうと数人の選手が連携により守備を崩そうとするも最後のパスがほんの少しずれてる。それはメートルという単位ではなく数10センチという差で相手に奪われてるのだった。
 パスの出しどころとしては悪くない。むしろそれはずっと続けてるパスサッカーのスタイルがあってからこそなせる技であった。それなのに肝心なところでパスが弱くて味方に届かないことに歯噛みしていた。しかも青山などが低い位置で敵にパスを送ってしまい大ピンチを招いてしまう。ああ、一体どうしたんだ。
 更にこういう膠着した時に抜群の結果を出している塩谷までドリブルを奪われてしまうのである。しかもそれが高い位置に持ち上がってる時に相手ボールになってしまうものだから大ピンチである。DFの塩谷がいない。何とか遅らせろ。早く自陣に戻れ。そしてシュートは打たれるものの何とかくい止めることはできた。
 おかしい、やはりおかしい。ここに来てその異常に気付いたのだった。新潟の選手よりも疲れていたのだった。そう、サンフレッチェは4日前に北京でACLのアウェイの試合をしたばかりというのを思い出したのだった。
 これは苦しい。もはや相手の攻撃を跳ね返すのが精一杯になっている。跳ね返しても跳ね返してもボールは新潟の選手が拾いこれはもはやサンドバック状態である。こういう展開の時、1本のロングキックで裏を取ってシュートにつなげるなんてことも期待はしてた。だけど時間が経つにつれてそれさえも厳しくなってくるのだった。もはやボールはサンフレッチェのゴール前ばかりで行き来するのだった。
 この一方的な展開に新潟はもはや守備の心配をすることなく攻めてくるのだった。身体を寄せ、人数を掛けてサンフレッチェはゴールを守る。ああ、もはやこれは引き分ければいい。退場者がいる訳でもないのにそんな気分が心の中に占領を始めるのだった。防げ、防げ。何とかしのいでくれ。
 そんな願いを実践するが如くサンフレッチェはゴールを割らせない。ペナルティエリアはもう敵味方入り乱れて混戦状態だ。もう誰がボールを持ってるかすら分からずシュートを打ったのかそれともクリアしたのかさえ分からない。ただ一つ言えるのはそれでも最後の最後は粘ってゴールを割らせなかったということだった。
 最後の最後、柏は右サイドの高い位置で受けたもののすぐに新潟の選手に囲まれ袋小路になった。そして攻めあぐねてる内にタイムアップ。それがこの試合を全て表してるようだった。あらゆる局面で新潟の早くて強いプレスを最後までいなすことはできないのだった。
 苦しい苦しい試合だった。引き分けで終われて良かった。この試合でサンフレッチェはシュート1本しか打てなかった。もう最後は身も心もボロボロだった。だけどまたミッドウィークにACLがある。厳しい厳しい連戦はまだまだ続くのだった。

2014年4月16日 (水)

北京戦~絶望の後の同点

2014/04/16 ACLグループステージ 北京国安vsサンフレッチェ広島 ワーカーズスタジアム

 どこの国でやってもACLとは客が入らない。この大会の認知度など各国似たり寄ったりと思っていたものの北京のスタジアムは多くの観客で埋められてた。これがサッカー専用スタジアムだったらもっと威圧感があっただろう。サッカーを観てて陸上競技場で良かったと感じる滅多にない瞬間であった。
 そんなアウェイの雰囲気に圧倒されたのだろうか、サンフレッチェは防戦一方だった。跳ね返したら拾われ、防いだらCKになり、シュートが枠を逸れるとほっと胸をなで下ろし一息つくとGKは見事に相手ボールになってしまう。その結果、いつまで経っても攻められてしまうのだった。
 一体なぜこんなにボールがつながらないんだろう。なぜこんなにボールを取られてしまうんだろう。なぜこんなに相手にパスを出してしまうんだろう。ああ、これじゃあまるで望みがない。何でこんなにひ弱いんだ。いくら何でもここまで一方的な試合になるとは思わなかった。
 だがひ弱と言いつつ最後の最後のとこで踏ん張り失点を防ぐ。相手のストライカーは強烈な個人技と身体能力でサンフレッチェのゴールを脅かす。だけど人数を掛けた守備はシュートを枠に入れさせないのだった。
 踏ん張っている。頑張ってる。最後の最後をやらせないしぶとさ。ああ、まるでサンフレッチェには似つかわしくない言葉が浮かぶ。こんなにも辛抱強いのかと思うもののこれだけ攻め込まれるのも単に攻撃に行けないからというのは明白だった。
 もしかしたら前半は引いてとにかく失点を防ぐというのは作戦だったのかもしれない。そう思ったのは後半に入り攻撃への姿勢を見せてきたからだ。右サイド柏が高い位置で再三攻撃に絡む。ところがそこで柏はいつもスピードダウンしてしまって相手の守備のペースに合わせてしまうのである。どこか思い切りというか強引さがない。そういった意味ではDFの塩谷の方が迷いがなく攻撃へのダイナミックさを感じるのだった。
 そんな塩谷がオーヴァーラップすると中央からするするとドリブルで切り抜けていく。前に重心の掛かった相手には驚異だったろう。相手のスライディングは塩谷の足にガツンと当たってしまった。
 そのプレーでファールになったものの塩谷のスパイクの紐が切れた。ということはシューズの交換でピッチを出なければいけないではないか。たった1人欠けるだけでそこはとてつもなく嫌な予感がした。そしてせっかくのサンフレッチェのFKはものの見事に相手ボールに替わってしまいまたしてもゴールを脅かされるのである。するとペナルティエリアに入った北京のシュートは林が一度は防いだもののゴール前に詰めた選手に決められてしまった。
 またしても先に失点してしまった。ここから点を入れるのは天文学的な可能性の低さを感じた。どうやったら点が取れるんだろう。それ以前にどうやったら相手の陣地までボールを運べるのかさえ分からないのだった。
 そんな悩みをしている内に早くも2点目を献上してしまった。その時間、たった5分である。もう駄目だ、これは負けてしまった。1点ならまだしも2点となるとこれはもう絶望的である。北京も心なしかボール回しに余裕が出てきたような気がした。サンフレッチェも山岸に代えて清水が入ったが開幕前のゼロックス以来出場してない選手に過大な期待を寄せることはできなかった。
 ところがこの清水、左サイドから突破するとゴール前へ出したクロスを放った。こんなのGKに防がれるだろうと思いきや処理しきれずゴール前に詰めた石原が決めてしまったのだった。おお、1点返したよ。大したもんだ、清水凄いなと思うもたまたま1回だけ上手くいったように見えたのだった。
 しかし、その後である。またしても左サイド、清水は2人のマークを受けながらも身体を張って突破するとゴール前にクロス。またしても石原が合わせて同点になったのである。その時間、4分だった。
 生き返った。負ければ終わりの舞台で引き分けに持ち込んだのである。これはもう1点取れるんじゃないのか?いや、最悪なのは負けること。ここは守っていくべき。そんな両極端な感情が交錯するも戦況は防戦一方で嫌でも守りに徹する状況になってしまったのだった。
 ああ、守れ。耐えろ。持ちこたえろ。そんな心の叫びを上げ続けるのだった。
 そしてタイムアップの笛を聞いた時、安堵感を感じた。あれは完全に内容では負けてたと思ったと同時に何で2失点もする前にもっと攻撃に行けなかったのかよと理不尽なものを感じるのだった。
 だがとにかく生き残った。次節勝たなきゃ限りなく終わりに近い状況だが、初めてACLで自力での予選リーグ突破の可能性を残して最終節を迎えることができるのだった。

2014年4月13日 (日)

FC東京戦~首位へ

2014/04/12 サンフレッチェ広島 vs FC東京 エディオンスタジアム広島

 スルーパスが出るとディフェンスの網をザックリと裂けるかのようにゴール前へ出られた。迷わずシュート。その強烈な弾道をGK林はその岩のような体格で弾き飛ばした。だがそのこぼれ球はちょうど平山の頭へ。その長身を生かして撃たれた。駄目だ、林は間に合わない。無人のゴールに入ってしまう。もはやこれまで、と思ったがそのゴールのスペースには水本がいた。頭の先にギリギリ当てるとそのシュートをクリアしたのだった。
 助かった。救われた。また今日も先に失点してしまうのかと覚悟を決めたのだがすんでのところで防いだのである。まさに1点もののこの場面をしのいだのは大きな活力を与えたのだった。
 その後にも局面局面のボールの競り合いでは身体を張って踏ん張る。ボールを回しでも巧みな身体の使い方でボールを渡さない。塩谷などが足技で相手をかわすと多いに盛り上がるのだった。
 しかし、その後が続かない。サイドのミキッチに預けてリターンを貰おうとするもその動きは読まれていた。裏へ出す浮き球も読まれていた。ミキッチのアーリークロスも読まれていた。今まで点を取ってきた攻撃のパターンはことごとく研究されてるようだった。
 そこでセットプレーに期待を掛けるも水本は2回シュートを打つチャンスがあったものの枠に入れることができず、青山もサインプレーからのボレーシュートを相手にぶち当ててしまった。FC東京の守備を崩そうとするのはまるで要塞をノミと手ハンマで壊すかのような気の遠さを感じるのだった。
 手詰まり。そんな言葉に行き着いてしまう。かといってFC東京にも自由に攻撃させてない。守備の集中力を切らさない。この展開は間違いなく1点で決まる。今日こそは、今日こそは無失点で終えたい。
 だが次第にFC東京の攻撃の比重が高くなる。身体を張ったディフェンスが目立ってくる。ペナルティエリアに入られる。危ない。危ない、危ない、危ない。何とかしろ。だがそこは人数を掛けゴールを許さない。正面から、サイドから、遠目から、色んな所から襲われる。だがそれをことごとく跳ね返すのだった。
 一進一退。まさにそんな言葉が当てはまった。どちらもある程度まで行く。だがゴールが割れないのだった。それどころかシュートさえ打てないのだった。
 そして寿人は野津田に交代してしまった。だがキック力のある野津田の方が期待ができるかもしれない。こういう展開の時こそミドルシュートが有効だ。
 ところが野津田がシュートレンジに入ってもコースを消されてしまう。そこまで研究されてるのかとますます行き詰まり感を感じるのだった。CKを得たのはそんな時だった。
 今度こそ野津田の出番だ。左足で巻く速いボールに期待をする。だがコーナーに行ったのは高萩だった。
 高萩のセットプレー。キックの正確性はあるがボールにスピードがないのでちっとも点が入る気がしない。サインプレーはもうネタ切れだしまともに蹴ってまともに蹴るしかないだろう。そしてクリアされてしまうだろう。
 放たれたキックはそんな予想通りのボールだった。入り乱れるゴール前。ニアに来たボールに紫の選手が合わせた。頭に当たったボールはGKの手の届かないファーサイドへ吸い込まれていったのだった。
 ゴール、ゴール、ゴール!ヘディングを決めたのは千葉でピッチサイドまで駆け寄って喜びを表現している。手を変え品を変えあらゆることをやって割れなかったゴールがCKという最も単純なプレーによって決まったのだった。
 残り時間を考えるともう1点欲しかった。だがそれだけはどうしても割らせないとチャンスが創れない。こうなるともう守ることの方が意識がいくのだった。
 防いでも防いでもセカンドボールを拾われCKにされピンチは続きまくる。GKになるもそれで何秒稼げるか計測すると4秒しかなかった。ああ、せめてもう2秒くらいは稼いでもらいたかった。そしてスローインさえマイボールにできない様子に終了までの時間が待ち遠しかった。
 アディショナルタイム3分。もはや防戦一方である。だが防げる、そんな自信めいたものがあった。でもやっぱり早く終わってくれ。そんな色んな感情が交錯したような状態だった。
 そして終了のホイッスルがあった時、両手を突き上げた。今シーズン初めての無失点の勝利である。実際には開幕戦でやってたのだがそういう達成感があった。大量得点の試合も嬉しいが失点をしないというのは成績を上げる為には重要になってくる。そして順位の確認をするとこの試合でサンフレッチェは首位になってた。
 その結果に満足しながらもすぐにれいせいになる。まだまだ長いシーズンでありこの時期の順位はまるで関係ない。この感情、2年前の首位になった時の感情とは明らかに違うものだった。そしてこれが11連戦の始まりなのだった。

2014年4月11日 (金)

FC東京戦~代表選手が抜けた1週間

 

2014/04/12 サンフレッチェ広島vs FC東京エディオンスタジアム広島

 

 

 

 日本代表候補合宿に5人もの選手が呼ばれ地上波のスポーツコーナーなどで塩谷などが抜かれたりすると、「おおっ」と感じてしまう。2連覇をしたとはいえ選手個々の知名度でいうとまだまだ低いサンフレッチェにおいてこれは貴重な機会であった。と共にやはり代表となったら注目されるというのも今更ながら気付かされたのだった。

 

 しかし、こうやって代表合宿に出てるということは当然のことながらチームの練習は参加してる訳がなく、次の試合一体どうするんだろうという不安が募るのだった。優勝したからこそ代表に呼ばれた。そして優勝したからこそACLの出場がありリーグ戦も相手のマークが厳しくなる。選手のやりくりが大変なのに代表にも持って行かれる。サッカーにおいてチームが勝つというのはこういうことのようだ。

 

 シーズンが始まってからというもの、選手はリーグ戦にACLに代表と常に頭を切り替える必要に迫られるが、それは応援してるこっちもそうなのだった。リーグ戦はリーグ戦で一番重きを置かなければならないと思うがいざACLも始まってみると絶対に予選リーグは突破したいという気概に駆られる。そして代表もサンフレッチェから選ばれて欲しいと思う。サッカーの応援というのは一年を通してこんなにもせわしないものなのだろうか。

 

 そして今節対戦のFC東京。これが読めない。昨シーズンミラーゲームとも言える全く同じフォーメーションで対戦してきてきっちりと結果を残したチームである。だがその時とは監督が代わってしまってどう臨んでくるか分からない。引いてくるのか前から来るのか。そしてそんな五里霧中な相手に対してろくに戦術練習もできない状態で対戦しなければならない。これはもう、ぶっつけ本番みたいなものだろう。

 

 この時、ジャズの演奏を思い出した。特定のコード進行だけを決めて後は即興である。そこでいかにグルーヴ感を出せるかが肝となるのだが果たしてサンフレッチェはどんなサッカーを即興してくれるのだろうか。

 

2014年4月 7日 (月)

名古屋戦~今季初の大量得点

 

2014/04/06 名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島 豊田スタジアム

 

 

 

 同点になり試合が振出に戻ったこともあり名古屋は引いてくることはなかった。むしろ攻撃の姿勢を貫いてきた。その為に局面局面でもボールの奪い合いという要素が多くなり、中盤で塩谷が相手のパスをカットするという場面をつくることができた。

 

ディフェンダーである塩谷はサイドのミキッチに預けるとそのままするすると上がった。するとミキッチはバイタルエリアまで侵入した塩谷へボールを預ける。そこでシュート。名古屋のDFは3人掛かりでコースをふさぐ。もはやこれまでと思ったとこで塩谷は切り返しにより逆の足でシュートを打った。ゴールに向かうボール。だがGK楢崎は反応し片手で阻まれてしまう。ああ、と思ったそのシュートは勢いがあり過ぎて後ろに転がっていったのだった。

 

入った。そのままボテボテとゴールの中に入ったのである。DFである塩谷がまるでストライカーのような冷静な切り返しで逆転ゴールを決めた。今シーズン公式戦5ゴール。凄い、凄すぎるぞ塩谷。そのゴールにサンフレッチェの選手も次々と塩谷の上に覆いかぶさるのだった。

 

だがまだ時間はある。試合は終了するまで分からないというのはACLで思い知らされただけに緊張感は一向に切れることはないのだった。すると攻撃の手を緩めないサンフレッチェは寿人が倒されFKを得る。柏が突破をはかりCKを得る。だけどそのどれもゴールまでは結び付かない。ああ、やはり得点力不足だった。そもそも得点をDFの塩谷に頼ってるとはどういうことなんだろうか。柏も右サイドでボールを受けてもどこか迷ってる様子がありダイナミックさがない。そして寿人は1試合で1点取るとそこでもうゴールが取れない。そんな時だった。バイタルエリアで放ったシュートが弾き飛ばされたがファールの判定が出た。ペナルティエリアで闘莉王の手に当たったようだった。

 

PK。抗議を繰り返す闘莉王。いつもいつもサンフレッチェの試合では憎たらしい程立ちふさがる。その闘莉王の激高振りにやはりかつての所属チームとの対戦で意識する部分はあるんだろうなという気がした。

 

キッカーは寿人。ゆっくりした助走でボールに近付く。キックのモーションが入るとGK楢崎は飛んだ。だが寿人は逆のゴール隅に力ないシュートを放ったのである。コロコロコロとゴールに吸い込まれたそのシュートに寿人ってこんなPKも蹴れるんだと驚きを感じるのだった。

 

追加点。これは大きい。何らかのアクシデントがあってもしのぎ切るには十分な点差である。その余裕のせいだろうか、サンフレッチェはより勢いを増していきますます攻撃の姿勢を強めるのだった。特に左サイドの柏、吹っ切れたかのようにスペースへ飛び出したり1対1の突破に積極的になっていくのだった。

 

そんな柏の勢いに他の選手も利用してみようという意識が生まれたのかもしれない。広大な右サイドのスペースにボールを出すと猛然とそのボールを追いかける柏の姿があった。まさにギリギリでゴールラインを割ったかと思ったがマイナスの折り返しを送るとGK楢崎がその軌道にポジショニングしていた。が、ここで疾風の如き速さで飛び出した選手がいた。石原である。GKの手前でチョコンと触るとボールはそのままボールに入っていったのだった。

 

4点目。点が取れないと嘆いていたのに大量点となってしまった。攻守にわたって貢献していた石原だったが本来のゴールを奪うという仕事でも結果を出したのだった。もうこれは勝利を確信してもいいかもしれない。

 

だがそんな余裕が慢心につながったのだろうか、次第にカウンターを受ける場面が増えていった。そのほとんどが単独でのドリブルであるものの防げない。身体を弾き飛ばされる。時間を掛けさすことができない。そしてついにはカズがペナルティエリアで相手を倒してしまったのだった。

 

ああ、PKを謙譲してしまった。そこまで決定的な場面でもなかった。ファールをする必要があったのだろうか。そう思うと勿体なくて勿体なくてしょうがなかった。このPKをケネディはいとも簡単に決めると2点差と詰め寄られてしまうのだった。

 

こうなると楽観ムードに影がかかった。またやられるんじゃなかろうかという不安が浮かび上がった。しかもすでに寿人も高萩も交代して前線は野津田と浅野という若い選手になってる。防戦一方の戦いになった時、この2人がボールを前線でキープすることができるのだろうか。残り時間の経過が気にかかるのだった。

 

しかし、中盤でパスカットがあると一気に前線へ駆け上がった浅野にパスが出た。ペナルティエリアに入った浅野はもう自分でシュートの打てる位置だ。詰め寄るDF。だがシュートを打たずに逆サイドにいる野津田に横パスを送った。ああ、シュートまで時間と手数を掛け過ぎたなと思ったが野津田は左足からスワーヴの掛かったシュートをゴールに叩き込んでしまったのだった。

 

5点目。もう勝った。そして野津田と浅野という若い2人が結果を出したというのが一層喜びを大きくするのだった。

 

得点量不足と嘆いていたチームが5得点。そしていつもいつも苦渋を舐めさせられた闘莉王に今度はやられなかった。胸のすく勝利だった。そしてこの後、石原の日本代表合宿追加招集のアナウンスがありサンフレッチェから5人もの選手が招集されたのを知るのだった。

 

2014年4月 6日 (日)

名古屋戦~寿人の同点ゴール

2014/04/06 名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島 豊田スタジアム

 サンフレッチェの試合やる時は豊田スタジアムは使わない。そんなことを漠然と思ってる時期があった。本拠地に2つスタジアムがある時、収容人数の多い施設は使われない、そんなことを漠然と思ってる時期があった。それもこれも人気がなかったから。実際に名古屋で行われた試合でアウェイ席にサンフレッチェのサポーターが6人しかいなかったということがあったらしい。それを考えればよくぞここまでなってくれたものだと思う。逆に言うといつまたそういう不毛の時代に戻るか分からない、そんな危機感はいつも持っているのだった。
 その為、という訳ではないだろうがサンフレッチェは序盤攻め倦ねているのだった。今シーズンに入って流れの中での得点が少ない。シュートまで行けないのはこの試合も変わらないのだった。そんな煮詰まった展開の時だった。前は手詰まりでバックパスをした。GK林へ出されたパスは狙われていた。猛然と負ったケネディは林のトラップをかっさらいゴールにねじ込んでしまったのだった。
 終わった。まだ前半の早い時間だというのにそんな諦観した気分になってしまった。サンフレッチェの得点力のなさを考えるととても勝てる気がしないのだった。
 安い失点。その言葉を出すのはいつ以来だろう。そして今シーズンになって先に失点することが多いことに嘆くのだった。こうなってしまっては名古屋はゴール前を固めて守ってくるだろう。そうなっては攻め手がない。失点が悔やまれる。悔やんでも悔やみきれないのだった。
 だが前線の高萩にボールが入った。ドリブラーでない高萩がここで単独で持ってもすぐに潰されてしまうだろう。が、ここで高萩はふわっと浮き球のパスを裏に出す。そこに飛び出ていたのは寿人だった。寿人は胸トラップをするもディフェンダーも寄せて角度もない。駄目だ、これは防がれたと思ったが寿人の放ったシュートはグラウンダーでDFの足の間をすり抜けていった。シュートは力ない弾道であるも完全にGKも逆をつかれゴールに入った。
 同点。寿人の裏へ抜ける動き、胸トラップによるボールの置き場所、相手を外すシュート、全ての要素が合わさったゴールだった。さっきまでの厭戦気分は吹っ飛び途端に活況を呈したのだった。
 だがそれだけにあの失点さえなければ勝ちへつなげることができた。そう思うとやはりあの失点が悔やまれるのだった。

2014年4月 2日 (水)

FCソウル戦~盗まれた勝利

2014/04/01 FCソウルvsサンフレッチェ広島 ソウルワールドカップスタジアム

 せっかく先制したのに同点にされ、勿体ないという想いが募るのだった。何とか防げなかったのか、そんなことばかり考えてしまったのはもう1点取ることは不可能だと感じてたからだった。
 ところがここで森保監督はヒョンジンに代えてミキッチを投入したのだった。おお、森保監督勝つともりだとその意気込みを感じた。後半のこの時間からスピードのあるミキッチが入ると相手にとっては脅威に違いなかった。
 そしてミキッチが魅せた。右サイドを駆け上がるとグラウンダーのマイナスのクロス。そこへこれも交代で入ったファン・ソッコが弾丸のようなシュートをぶち込んだのだった。
「おおっ、ソッコーッ!」
 そう叫んでしまった。勝ち越しゴールという以上に交代した選手がきっちりと結果を出してることが頼もしかった。ああ、サンフレッチェにも切り札と呼べるようなカードがあったのだと感慨にふけるのだった。
 ところがこうなるともう相手は猛攻を仕掛けてくる。どんどん前への圧力を高める。この頃からだろうか、ある異常を感じ始めたのだった。競り合い、接触プレー、それらがあってボールを奪われるとやたらとFCソウルの選手が倒れるような気がした。特に身体に当たってないような気がするのに痛がってそれを律儀に主審は皆笛を吹くようになりあれファールかなと首を傾げるようになった。
 そして圧巻はクロスに対する混戦で笛を吹いたのである。攻撃側のファールかと思いきや何と、水本にレッドカードが出たのである。はあ?何がどうなってるのだ?映像でリプレイが出たがどこがどうファールなのかさっぱり分からなかった。
 残り時間も少なかったというのに。おかしい、絶対におかしい。こんな判定あるだろうか。もはやこれまでとPKの行く末を見守るのはまるで死刑宣告を受けでもしたようだった。ああ、止めてくれ、止めてくれ。そんな悲痛な叫びにPKのホイッスルがなった。
 ゆっくりな助走でフェイントを掛けたキック。ゴールにめがけるそのシュートに林は飛びついた。止めた。止めた、止めた、止めた!林、ビッグセーブである。
 これで残りはアディショナルタイムだけ。ところがこれが4分も表示されてしまった。これも違和感があったのだがサンフレッチェはFCソウルの攻撃を跳ね返した。跳ね返して跳ね返して跳ね返した。時にはボールキャッチした林が足払いをされて転倒されるシーンもあった。それでもファールの笛は吹かれずCKにされてしまう。1人少ないサンフレッチェはまるでピッチ上に敵が2人多くいるような感覚であった。
 そしてその4分も過ぎようとした時、ゴール前への放り込みにまたいても笛が鳴った。主審はPKを宣告するのである。はあ?PK?はあ?はあ?
 その理不尽さは到底受け入れることができなかった。まさに最後のワンプレーである。リプレイで映像を見たが全くボールとは関係のないとこでお互いに接触して倒れてるだけである。やられた。こういう手があったのだ。さすがにこの判定によって2002年の日韓ワールドカップを思い出さずにいられなくなった。
 さすがの林も2回目のPKは防ぐことができずに同点にされてしまった。もう勝ちは目前だった。それをこういう形で剥奪されてしまうとは。恥ずかしかった。この試合そのものが恥ずかしかった。これはもうサッカーとはいえない、そんな気がした。と同時にそれでも最後まで自分たちのサッカーを貫いたサンフレッチェの選手には大きな誇りを感じたのだった。
 そういえばかつてもガンバ大阪が不可解なPKを何度も取られたことがあった。もはやACLとはそういうところ。だから大会としてのステータスがちっとも上がらないのだろう。そしてハードとしては申し分のないサッカー専用スタジアムを本拠地としながらもスタンドが閑散としてるのが分かるような気がするのだった。

2014年4月 1日 (火)

FCソウル~堅守はどこに

2014/04/01 FCソウルvsサンフレッチェ広島 ソウルワールドカップスタジアム  ソウルのスタジアムは閑散としていた。スタジアム自体は屋根付きのサッカー専用スタジアムで陸上競技場ばかりの日本にいると羨ましい限りだ。だけど良い箱ができてもそれだけで客が入る訳じゃないという良い例かもしれない。サッカー専用スタジアム建設を目指すサンフレッチェとしては逆の意味で参考にしなければいけない状況ではなかろうか。  試合前はそんな静けさがあった。FCソウルも前線からガツガツ来るかと思いきや後ろではボールを持たせてくれる。そして攻撃へ移った時のパス回しでも比較的プレッシャーが少ない。韓国のチーム特有の相手を潰すような捨て身のディフェンスをしてこないのだった。パスが回る。サンフレッチェのサッカーができる。これはチャンスだ。  そう思いながらも肝心なところでパスミスをするのだった。キックミスをするのだった。ボールを奪われるのだった。ああ、高萩。ああ、高萩。ああ、ヒョンジンといったような嘆きの声をあげるのだった。  だがそんな有利な展開はバイタルエリアでのFKというチャンスを得た。この時ボールの前には何と4人もの選手がいた。高萩、塩谷、野津田、ヒョンジン。そのどれもがゴールの可能性がありこれだけのキッカーがいることに不思議な気分になるのだった。サンフレッチェにとってセットプレーは鬼門だった。ゴールに結びつけることはできない反面、相手の時には簡単に得点を許してしまうというたちの悪いものだった。それがこれだけキッカーが並んでいると壮観であった。  一体誰が蹴るか。すると蹴ったのは左足のヒョンジンだった。スワーヴの掛かった質の高いボールだったものの枠には入らなかった。ああ、これで入れば。左サイドでちっとも攻撃の起点になれてなかっただけにここで決めて欲しかった。  それでもまたしてもFKのチャンスが訪れる。今度は左サイドのちょっと距離のある位置だったが高萩が蹴るとボールはボール前の密集を越えていきそのまま向こうラインまで越えるのかと思いきや塩谷が高いヘディングで落とした。すると野津田の頭へ行くが当たり損ねのようにボテッとこぼれる。競りながらも石原が足元で受けるとそのまま返すと野津田が強烈な足の振りでゴールに叩き込んでしまったのだった。  先制。4人が絡むというサンフレッチェらしくもあり競り合い、力強さのあるサンフレッチェらしくもないゴールなのだった。このアウェイの地で先制できたことは大きい。ゴールはいつだって嬉しい。だけどACLでのゴールはまた違う高揚感があるのだった。  そこで勢いに乗ったサンフレッチェは攻撃への舵を強めていき野津田の強烈なシュートが出たりする。これはもう押せ押せムードだと思いきや、カウンターを食らうとスピードに乗ったドリブルを止められなかった。そして裏を取られるとワンタッチで軽く同点にされてしまったのだった。  ああ、やっぱり失点。  今シーズン無失点の試合がないがこの試合も例外ではなかったようだ。昨シーズンの堅守は一体どこへ行ってしまったんだろう。もっとも、リーグ最小失点と言われながらも応援してる当事者としてちっとも守備が堅いという意識がなかったのはこういうことなのだろうと気付かされるのだった。

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

最近のトラックバック

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31