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2013年9月 8日 (日)

オリンピックに隠れた天皇杯2回戦

2013/09/08 天皇杯2回戦 サンフレッチェ広島vs福岡大学 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場

 2020年、東京オリンピック決定。
 このニュースを目の当たりにする為ぼくも日が昇る前からTVの前で固唾をのんだ。まず最初の投票結果を発表した時、日本の名前が出なかった。その時の動揺、自分を含めあれが一番のハイライトだった。えっ、日本最初の投票で落ちたのかよ。あれだけ有利だと言われてたのにという空気が中継のスタッフにまで醸し出された。そして3分くらいして日本は得票集で1位だったものの過半数を獲得してないというだけのことだった。2位、3位が同数だった為イスタンブールとマドリードの決戦投票を今からやるというアナウンスなのだった。
 そんなハプニングの後更に2時間くらい経って決戦投票の結果の発表だった。白い封筒の中から出された決定都市、それが東京だった。オリンピックなどどうでもいいと言ってたぼくにして不覚にも目頭に熱いものを感じたのだった。
 そんな大イベントがあったこともあって天皇杯の存在をすっかり忘れてしまっていた。もっともスカパー!ですら中継がなく、かといって現地に行ける訳でもなくどこか知らない土地でひっそりとやってるという印象しか持てないのは仕方のないことだった。

 Jリーグのクラブとしてトーナメントに出てくる天皇杯2回戦、大抵はアマチュアクラブ相手である為絶対に勝ち進むという計算をしてた。その為実践経験を積む為普段出てないような選手の出場機会を得る場として昨シーズンはメンバーを大胆に替えたのである。ところがそれが災いしサンフレッチェは4部リーグに所属するチームに負けてしまったのだ。恥ずかしかった。恥ずかしく恥ずかしく恥ずかしかった。その教訓があったのだろう、今回は思った程メンバーの変更がなかった。それは一面では安心感を得たもののこれで試合に出れない選手はいよいよ出る機会がないということを意味したのであった。
 代表に召集されてる青山と西川に代わり岡本と増田が出てた。野津田にはチャンスがなかった。しかも交代メンバーは2人しか使わなかったのは勿体なさを感じたもののそれも致し方ない。何と、1点しか取れなかったのである。しかも得点者がDFの千葉ということを考えるとどうもCKでの得点らしい。得点力不足はアマチュア相手でも改善されることはなかったようだった。1点差という状況を考えればギリギリまで選手を代えることができなかったというのは分からないでもないのだった。
 実は天皇杯に出てくるような大学というのはプロ予備軍のような状態にある。高校を卒業してすぐにプロに行くより出場機会のある大学を選択する選手は多くなってる。それ故資金力のない底辺のプロクラブより練習環境も整い強いこともある。実際練習試合では結構プロを相手にすることもあるようだし実は弱いプロのクラブより強い可能性があるのだ。そう考えると慎重にならざるを得ない。何せ昨シーズン、プロにもなってないアマチュアクラブに負けてしまったのだから。
 わずか1点しか入れられなかったというのは物足りなさを感じた。メンバーを入れ替えての結果ならこれでも希望が持てた。厳しいと素直に勝利に喜ぶことができないのだった。
 それでもこの試合は岡本が初めてスタメンの試合で勝てたという記念すべき試合となった。そして本当に終了間際だが浅野が出場することができた。井波も途中出場を果たすことができた。わずか3選手だが若い選手が出場機会を得たのである。それだけでも肯定的に捉えることにしよう。
 公式試合記録を見てそんな空想力を働かせる。中継もダイジェスト番組もない状況ではそれしか手段がないのだ。天皇杯2回戦、この不都合さどうにかならないものかと毎年思うのだった。

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  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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