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2013年8月 5日 (月)

2日目の浦和戦

2013年8月4日 サテライト 浦和レッズvsサンフレッチェ広島 大原サッカー練習場


 練習場なんて行ったことはない。でも戸田駅から時間を掛ければ歩いていけそうだった。後で知ったことだがそもそも埼玉新都心からの方が行きやすかったらしい。そういう訳でそもそも降りる駅さえ間違っていたのだった。

 更に困ったことは調度駅を出ようとした時に大粒の雨が降ってきたということだ。駅で雨宿りしてる人も多くいたので恐らく予報にもなかったのだろう。幸いにもバッグには折り畳みの傘があって事なきを得たのだが面積の小さい折り畳み傘はぼくの大きい身体を包むにはサイズが不足していた。

 何でよりによって。この時間に計ったように降り出したことに恨めしくなる。肩は濡れ足元もずぶずぶだ。場所がよく分からないで時々手書きの地図を取り出すもすでに水けを含んでてぐちゃぐちゃになってきているのだった。

 空には明るい個所のあるので雨は一向に降り止まない。もしかしてぼくは雨雲の移動する先にそのまま付いて行ってるのではなかろうかという気さえしてくるのだった。

 用水路をの脇をを歩いて学校を通り過ぎると練習場は現れた。こんなに雨が降ってるのに来る人はやはり来るのである。すでにグラウンドの前は人だかり、しかも傘を差してるのでちっとも見えやしない。誰が出てるんだ?それすらも分からない状況だった。

 クラブハウスの2階へ上がり何とか前の人の頭越しに観ることができた。おお、サンフレッチェの選手がいるじゃないか。そんな当たり前のことに感嘆したのはサテライトというものを初めて観たからだ。練習試合用の白の横縞ユニフォームが新鮮だった。だけどよく見てみると浦和も同じユニフォームデザインでその時両方共メーカーがナイキだったのを思い出した。

 それにしても前の人の傘が邪魔だ。ピッチが見え辛い。ちくしょう、何でこんな時雨なんか降るんだよ。せっかくここまで来たのに試合の様子が見えないのはとてつもないフラストレーションだったもののしばらくすると雨の勢いが落ちてきた。お、止んだかとぼくはそれをアピールするかのように傘をしまい込む。それに乗じて前の人も傘を閉じてくれた。おお、やっとまともに観れるようになった。

 歓声に包まれることもないピッチでは選手の声が良く聞こえる。そして支持を出すコーチの声も明白だ。その都度その都度ポジションの修正を指示され、それにより若い選手は覚えていくのだろう。でも練習試合とはいえ怪我で退場する選手も出る。さすがは浦和の練習試合だけあってフェンスの前も1階のベンチも全て埋まってる。観てる人がいるというのは選手もモチベーションを上げる要素にはなるようだ。

 出場してる選手の中には顔を見て分からない選手もいた。全員覚えてるようでさすがに普段見ない選手は知らないのに気付く。所々これはというプレーを見せた選手にこれ誰だと思っても調べる術もないのだった。

 ところがハーフタイムになるとすぐ近くに知り合いのサンフレッチェサポーターがいるのに気付きそこに合流させてもらった。お陰であまり肩身の狭い想いをしなくて済む。そして全てのメンバーを把握してる生き字引のような人がいたのでぼくのパフォーマンスチェックにも大いに役立たせてもらえたのだった。

 惜しいシュートシーンに決めろよ、激しい身体の寄せからのボール奪取に感嘆の声、思わず漏れてしまうこれらの声を周囲の目を気にせず発せられるのがいい。そして繰り出されるキックの音が生々しく受ける際の身体の動き、ターンの鋭さにやっぱりプロは凄いんだなと呆気にとられるのだった。もっと観ていたい。だけどほぼ時間きっちりと終わってしまったのである。

 その後はコートの出口に人が集まる。選手にサインを求めるのだろうが今日は時間がないのでとスタッフに制されスタスタとクラブハウスに姿を消すのだった。それを楽しみに行ったような人は期待外れかもしれないがそういうミーハー心理を持ってないぼくはそもそもカメラもペンも持ってきてないのだった。

 2日続けての浦和戦との対戦。何か変な気分がした。練習場で会った仲間と戸田駅まで雨上がりの道を歩いて行ったがこれだったら埼玉新都心の方が近かったと言われたが、その時わざわざ遠い順路を最悪のタイミングで来たというのを知ったのだった。

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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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