ナビスコカップ準々決勝対戦相手決まる
中断期間に入ったJ1リーグであるが、代表にもほとんど縁のないサンフレッチェにとって暇な時期である。これがシーズンオフならお休み期間として応援する身分としても一息入れられる時期として受け入れることができる。だけどこの6月の中断期間というのはどうも決まりが悪い。気持ちの持って行きようがないのだった。
ある意味ナビスコカップとはそういうファンやサポーターという人達への救済措置であろう。代表の活動により選手を抜かれるチームがあるためリーグ戦はできないというのはどこの国も一緒なのだろうが今のように代表選手がほとんど海外のクラブ所属ということになってしまうと果たしてそれが意味のあることなのかと疑問に思えてしまうのだった。どうせザッケローニはJリーグの選手には興味も関心もないのだろうからいっそのことそのままリーグ戦続けてしまえば過密日程問題も一挙に解決してしまうなどと穿った見方をしてしまうのだった。とはいえ現状としてリーグ戦を続ける訳にもいかず、そんな時に開催しているナビスコカップはありがたくもあるのだった。
そのナビスコカップ、サンフレッチェはACLに参加した為予選リーグ免除である。実はその予選リーグ免除というのが大きい。ナビスコカップにおいて数試合戦った勝ち点による優劣により上位2チームの勝ち上がりというシステムは実は予選リーグが一番過酷なのだった。
そういう意味で2010年ナビスコカップの決勝まで進出できたのも予選が免除だったことが大きい。そう考えると準々決勝から参加できる今シーズンはチャンスである。毎年タイトルを取るのは現実的に難しいチーム事情のサンフレッチェにとって今回のナビスコは大きなチャンスがあるのだった。
そして決まった準々決勝の相手は柏レイソルだった。よりによってこの前対戦したばかりの相手だ。スコアレスドローの結果が示すように両者の力は拮抗してる。それだけに当たりたくない相手だった。これにより柏とはあと3回戦わないといけないというのが気の遠くなりそうなのだった。
しかし、よく考えてみると一番良い相手だったのに気付く。柏ということは千葉に住むぼくにとって観戦に行ける場所なのだった。大会を勝ち進むとかそういうことは抜きに自分が観に行けるというのが大きい。予定外の観戦機会の追加に嬉々としてしまうのだった。
果たしてサンフレッチェはいわゆるベストメンバーでいくのだろうか。それとも若手主体でいくのだろうか。カップ戦において森保監督はどういう布陣でいくのか事前まで分からない。まずは6月23日の広島のあと、6月30日の柏スタジアムでの試合を心待ちにしようと思うのだった。
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