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2012年6月17日 (日)

セレッソ戦~勝利の重み

2011/01/01 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 キンチョウスタジアム

 

 シュートを打たれる。これはやられたかと思った時、必ずといっていいように西川がゴールを阻んだ。あまりものキックの精度のなさに半分呆れかけてた西川だがセービングについては当たっていた。やはりレベルの高いGKがいればチームは助かる。

 だがこの試合はもう引き分けで終われば御の字なんだろうか。どうもセレッソの方が勢いがあるように感じる。頼みのミキッチも不発でドリブルで抜けない。クロスも上がらない。調子が悪いんだろうか。

 ところがセレッソの攻撃を跳ね返すとミキッチにボールが渡りススススーッとドリブルで切り込んでいく。そのドリブルの滑らかさはまるで水上を歩く忍者のようだった。そしてゴール前へグラウンダーのクロス。真ん中で石原が潰れボールは流れる。そこに詰めたのは寿人だった。ラインぎりぎりだった。副審が旗を上げてるかどうかが気になった。が、主審のホイッスルは吹かれることなくゴールは認められそこでようやく喜ぶことができた。

 寿人が決めPK失敗の汚名返上を果たした。だが石原が潰れないと生まれないゴールでもあった。この形、開幕戦と同じである。改めて石原の存在の大きさを知るのだった。

 だがこれで勝ったと思うにはまだ早い。セレッソにっは播戸がいる。この男には何度煮え湯を飲まされてきたことか。この交代は驚異だった。そしてその直後青山のファールによりセレッソのFKとなる。ゴールからはずいぶん遠かったが恐ろしかった。雨は依然強くGKの視界を遮る。播戸が入った直後こういう場面が訪れる辺りやはり嫌な選手であるのだった。

 しかしこのFKを難なくやり過ごすと今度はサンフレッチェにカウンターの場面が訪れる。中央のバイタルエリアまで行くとどうやって崩すかと考えるように一瞬止まったが右のスペースに出した。それによりミキッチがフリーで受けることができる。なぜかこの時間帯になってそういうシーンが多くなった。ミキッチは突破をするでもなくクロスを上げるでもなくシュートを打つでもなくDFの間にスルーパスを送った。飛び出した高萩。普通の選手ならここでシュートをぶち込むだろう。だが高萩はマイナスのパスを出すのである。そしてそれを待ってたかのように石原が真正面からシュートを打ったのだった。

 3点目。3点目が決まった。チームを救う得点だ。残り15分という時間のゴールは勝利を大きく引き寄せるのだった。

 それでも残り時間が長く感じた。CKはあるしシュートも打たれる。ペナルティエリアまでボールを運ばれる。西川のファインセーブがなければ危ない場面は何度もあり2点差という数字が示すような余裕はなかった。

 失点すると連続してやられるかもしれない。時間よ、早く過ぎろ。そんな願いを込めた。カウンターの場面もあったがことごとく決められない。だが残り2分になったところでミキッチがフリーでボールを持ちフェイクを入れると相手は簡単に引っかかったことでスイッチが入った。ズンズンとペナルティエリアへえぐっていきマイナスのパス。そして真ん中で石原が合わせた。ゴールネットに水しぶきが飛んだ。

 3点目と同じ形で4点目を決めた。さすがにこの時は勝ったと思った。石原は地味なキャラクターながらこういう息の根を止めるゴールをよく決めるのだった。

 中断開けのリーグ戦、正直プレッシャーだった。楽しみであるはずがこの日が訪れるのが恐ろしくもあった。そしてまだリーグ戦を半分も消化してないのに気が遠くなりそうだった。大勝には気をよくしながらも2位という順位に上位にいるということは試合をする度に重さが増してくるというのを初めて知るのだった。

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コメント

大阪に行ってきました。とにかく雨がすごかったのでズボンと靴がびしゃびしゃになってしまいましたが、試合に勝ったので良しとしましょう。
しかし不運な失点で同点になったりPK失敗やオフサイドゴール取り消しで「まずいかな」と思っていましたが、守備陣が悪天候の中集中を切らさずに良く守ったなという感じでしたね。
次の大宮戦、今後のことを考えると負ける訳には行けない試合だと思います。この試合も広島に行って観戦します。

>ゆみしんさん

お疲れ様です。
確かに不運なシーンが多かったですね。
でも勝つ時というのは運を超えるんでしょうか。
次節も現地に行けるの羨ましいです。

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