セレッソ戦~セレッソの呪い
2011/01/01 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 キンチョウスタジアム
「カツン」
寿人の蹴ったPKはゴールのポストに当たって跳ね返ってしまった。追加点のチャンス。それをこともなげにふいにしてしまったのだ。
先制点は高萩だった。右からのシュートは一度はGKに阻まれるももう一度蹴り決めた。正直このシュートは外れたと思った。高萩のシュートにはずいぶんと失望させられたせいでもはや入らないという先入観が出来上がってしまったのだった。だけど角度のないとこからGKをすり抜けるようにゴールの枠に入れたのだった。
この先制点に喜ばなかった訳ではない。でもどこか落ち着いたものだった。というのもこのゴールが開始7分という早い時間だったせいだ。サンフレッチェの早い時間の先制点は逆転されるという傾向がある。しかも最後は3ー1というスコアで負けてしまうのだ。そんな悪い予感が頭を過ぎったが寿人のPK失敗はそれを決定付けるのだった。
しかも再三あった得点のチャンスを石原が外し続ける。どうしてここで決めれないんだ。決定的場面を作りつつも決めきれない。嫌な流れだ。そしてついに失点してしまった時、やはり高萩の先制点は悪魔の時間帯だったのだと頭を抱えたのだった。
セレッソ柿谷の放ったキックはクロスだったろう。だがそれをブロックに行った森脇の当たりどころが悪くコースが変わりゴールとなってしまった。もしかしたら身体の当て方が悪かったのかもしれないが不運な失点だった。やはり無失点で終わることができないというのも頭の痛い問題なのだった。。
セレッソについては嫌な思い出がある。前半に3点差を取り楽勝かと思いきやそれをひっくり返されたのである。そして2005年以降サンフレッチェはセレッソに勝ってないとしきりに実況が話していた。そのせいか選手入場の時セレッソの選手が妙に自信を持った表情に見えてしまったのだった。
同点になりボールもつながらなくなった。特に西川のキックがとことん相手ボールになってしまう。それによりまた押し込まれていく。目を覆いたくなる。悪夢が再現されようとしている。最初は有利に試合を進めてたはずなんだが。やはり打ち付けるように降り注ぐ雨がボール扱いにブレを生み出してるのだろうか。それとももしかしたらこれはセレッソの呪いなんだろうか。
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