リーグ日程変更
震災から2週間が過ぎ千葉にいる分にはもう以前の生活に戻ったようでいながらそうでない部分もある。まず、ガソリンスタンドへの前に開店前から車が長蛇の列をなすことはなくなった。もうスタンドもガソリンが回ってくるようになったようだが値段はℓ=150円と書かれていた。ずいぶん高いな。それなのに最近交通量は増えてる。燃料の値段が上がっても関係ないようだ。
かくいうぼくは10キロ先の仕事場に行くのに燃料がないことから自転車を使うことにした。約1時間掛かるがこれが意外とやってみると爽快でスタンドが営業を再開しても止められないでいるのだった。まあせめてぼく一人だけでも車を使わないければ燃料の節約になるかなと自分の中で言い訳を作ってるのだった。
そんな自転車通勤の帰宅時、日暮れ時自宅近くで信号機が点灯してないことがあった。女子高生が横断歩道を渡るのを怖がってキャーキャーさわいでたので停電だと分かった。こういう時さすがに車は危険である。運転に自信のないぼくはやはり自転車通勤で良かったのだ。
実は計画停電が実施されるのはすでに前日から告知されてたそうだがぼくはそんなこと知らなかった。地震直後は結構そういう情報を気にしてたものの計画停電をやるやると言っといてやらないことが多く別にどうでもよくなってしまったのである。そして何の備えもないまま夜の停電を迎えることになってしまったのだった。
とはいえ意外と外は明るかった。それ故停電だと気付くのに時間が掛かったのである。この地域が停電でも他の町の明かりが暗闇となるのを妨げる。その事実がまた日常において相当電気を使ってるんだなと実感させられるのだった。まあいい、電気が付かないんだから家でとっとと寝ようと決め込み着替えようとした時電気が付いた。何だか小学生の時もう寝ようとした瞬間親に宿題やったのかとたしなめられるかのように寝ることを阻まれたようである。ただ予定時刻よりも早く改めてこの計画停電の計画のなさというものを感じずにいられなかった。
いずれにしてもこういう状態だから電力の足りないことは明白である。当分の間ナイターなんてできそうもない。ということでJリーグも大幅な日程の変更をするようだ。毎年日程の問題が議論されていたが今シーズンは更なる過密日程になるようだ。昨シーズンのように怪我人を多く抱えていたら目も当てられない状況だった。
それにしてもW杯にしてもアジアカップにしても中には紛争の絶えない国でも出場してたりする。当然に物資の不足、電力の不足などもあるだろうがそういう国でも国際大会で試合をしてるのだ。一体ああいう国ではどうやってサッカーが成り立ってるんだろうかと不思議に思うのは恵まれた日本で育ったせいなんだろうか。
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