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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

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  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2010年10月25日 (月)

湘南戦~雨の湘南戦

2010/10/24 サンフレッチェ広島vs湘南ベルマーレ 広島ビッグアーチ

 広島は雨だった。日差しが少なく寒い日だったがモニターに映った雨筋を見てその雨が激しいものだというのに気付いた。相手は湘南、その為平塚競技場を思い出してしまった。なぜか湘南とのアウェイ戦は嵐のような天候になるが今シーズンの平塚での試合は良い天候に恵まれた。もはやあのジンクスはなくなったかと思っていたら今シーズンはホームで大雨になってしまった。湘南と大雨はどうしても切れない関係なのかもしれない。

 そんな湘南との試合だがアウェイでは大雨とギリギリでの勝利という印象がある。いや、負けたこともあった。その為点が入らない展開には不穏なものを感じた。湘南は前からプレッシャーをかけ中盤でも隙を与えない。その為ボールを前に運ぶことができない。雨は降り続ける。ピッチに雨が打ちつける。パス主体のサンフレッチェにとって悪条件が重なる。それでもサンフレッチェはパスがつながり始める。そしてビッグアーチのピッチは水が溜まらない。サンフレッチェの選手に技術があるというのもあるだろうがビッグアーチのピッチは水はけが良く高いレベルのコンディションになってるようだ。

 そして徐々に上向いた流れの中浩司がミドルシュートを放ちGKに弾かれたもののそのボールをチュンソンが頭で入れた。リーグ戦5試合連続ゴール。チュンソンのこの勢いはどうやら本物のようだった。試合に出れば必ず決める。今更ながらよくこんな選手獲ったものだと思う。柏で出場機会に喘ぐ中FWの不足を補う為に獲得したのだがちっとも結果を出さずシーズンを終えた。そして翌シーズンに入ってもまるで結果が出ない。どことなく流れを止める感じがあり新人選手ならまだしもここまで結果が出ないともう来年はないなという気がしてた。それでも我慢してたミシャ、その出場が寿人と山崎の負傷でやむを得ないものだったとしてもこういうところがミシャのいいところである。中島、山岸、山崎と他で出れない選手を上手く使ってる。本当にサンフレッチェに相応しい監督であると思う。

 そんなミシャだがこの試合が難しいものになるとコメントしてた。そう、確かにミシャの風貌は難しさを感じさせるに十分だった。なぜならミシャは土砂降りの雨の為ジャージ姿だったのである。このジャージの格好をした時、2008年のJ2の時は必ず勝てなかった。本人もそれを気にしてかそれ以来ジャージを着てないような気がする。そういう悪しきジンクスがある為先制をしてもまるで油断はできないのだった。

 そしてそんな不穏な空気を助長するかのようにチャンスは創れども点は入らなかった。シュートを打っても打っても入らない。このところ負けはしないものの勝ちきれないのはこういうチャンスで決めきれないという要素が大きい。頼みのチュンソンも1試合に1得点で止まってしまうという寿人と同じ修正を引き継いでしまった。外して外して外しまくる。全く単独でゴールを奪ってしまうこともあるのにこれは決まるだろうという場面で外すのが不思議でしょうがないのだった。

 しかし、一歩間違えば同点にされて相手に勢いを与えかねない状況を打破してくれたのは槙野だった。ペナルティエリア左からシュートを放ったように見えたキックはゴール前へのクロスで高萩の頭に当たって入った。高萩自身も久々のゴールで喜びを爆発させる。さあ、どんなゴール・パフォーマンスを披露してくれるか。だが残念なことに主審の松村和彦はすぐにプレーに戻るように促した。別に遅延行為でもなかろうにお堅い人だ。でももしかしたら段々エスカレートするサンフレッチェのゴール・パフォーマンスに相手サポーターの感情を逆撫でするというお達しがあったのかもしれない。

 アディショナルタイムには山崎のゴールもあり完勝で終えることができた。湘南の反町監督は試合後のインタビューで鎮痛な表情を浮かべていた。確かに立ち上がりは湘南の方が際どいシュートを打っていたからあれが一つでも入っていれば結果は違っていたかもしれない。そう思うと気の毒な面はある。だけど反町監督はもっと大事なことを忘れてたような気がする。

 この試合で中山元気を使わなかったことだ。サンフレッチェにいる時は小野監督に好んで使われてたがてんで結果の出せない選手だった。敵にしてもちっとも恐ろしくなさそうだがこういう選手に限ってこういう対戦の時ゴールを決めてしまったりするのである。同じ負けるにしてもサンフレッチェにしてみれば中山元気にゴールを決められるというのは相当に打撃が大きいはずなのだった。

 だけどメンバー表をよく見てみるとサブにも入ってなかった。最初からこの試合で出場する可能性はなかったようだ。2007年のJ1J2入れ替え戦で因縁のゴールを決めた田原もメンバーにいなかったし因縁のある選手を外してくれたのはある意味有利にしてくれたのかもしれないが盛り上がる要素に欠けると思ったのは勝ったからこその感覚なのだろうか。

2010年10月17日 (日)

磐田戦~ナビスコ前哨戦

2010/10/16 サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田 広島ビッグアーチ

 よりによって・・・

 この対戦に関して大抵の人はそう思っただろう。ナビスコカップ決勝進出を決めその対戦カードがそっくりそのまま直後のリーグ戦の相手となった。ここで手の内を見せたくない気がする。それでいて良い前哨戦にしたいという気もする。ジュビロ磐田、昨シーズンほぼ決勝トーナメント進出が決まってたサンフレッチェは最後に磐田に負けてその夢を絶たれた。もうとっくにそんな因縁は忘れてしまってたというのにやはりナビスコカップに関すると磐田には因縁があるのかもしれない。

 だが開始5分でチュンソンが一人で先制点を叩き出したことによりこの試合を楽に進めることができた。後ろでブロックを造る磐田の戦術はサンフレッチェが攻め喘ぐタイプのチームである。攻めなきゃいけない状況にしたことによって磐田は引篭もることができなかった。その割には磐田の方がボールを持ってる時間が多くサンフレッチェは守備ばかりしている。ここまで攻められると心臓が悪い。ゴール前を固められると他のチームだと入りそうもないのにサンフレッチェだと危なく感じるのはなぜなんだろう。それでも西川がシュートを止めることによって失点を許さなかった。西川もシーズンの初めは不安定であったが今ではそんな記憶が霞んでしまうくらい安定したプレーをしている。今更ながら良い補強をしたもんだと思うのだった。

 勿論DFを含めたチームでの守備も上がっているのだろう。シュートを打たれても身体を寄せてたり遠目でのシュートであったりとでよく防いでいた。だからこそ追加点を取れるともう絶対的なものであったのだがここで追加点が取れないのがサンフレッチェなのである。DFの背後を取って完全にこれは決まるだろというシュートを高柳は見事にGKに当ててしまった。その跳ね返りをチュンソンも森脇も防がれてしまい決定力の低さは悲劇的である。お互いのシュート数では磐田の方が上だがあれを外すかよと沢庵の端をキーッと噛しめたくなるくらいの悔しい場面はサンフレッチェの方が多いような気がする。これについてはミシャも再三インタビューでも言ってたことがある。

 そして交代で菅沼が入った時何か嫌な予感があった。ああいう走る選手は後半の体力の落ちた状況では嫌な選手だ。柏のときからこの選手にはどこか嫌なイメージがある。そしてそういう嫌な予感というのは得てして当たるものだ。本当に入ってすぐにサイドでフリーでボールを持たれクロスを入れられてしまった。そしてそれを決めたのが前田である。前田、前田、またしても前田である。いつもいつも前田にやられるのだった。

 やはり磐田には勝てない。同点にされてから尻に火が付いたかのように攻めあがったが最後の最後で防がれてしまった。カズのミドルシュートも槙野のペナルティエリアで放ったシュートも全てGK川口に防がれてしまった。ミキッチに至ってはGKが触れることもできないくらい巧みにシュートを外してしまった。そして時間切れである。どうしてああいう攻撃が同点になる前にできなかったのだろう。

 ただしナビスコカップのことを思えば良い落とし所だったのかもしれない。ナビスコとリーグ戦は違うとは言っても意識はしてしまう。勝ったら勝ったでナビスコで優勝できない気がするし負けたら負けたで精神的に不利になる気がする。ナビスコカップ決勝は因縁の対決である。といってどこのチームでもそれなりに因縁はあるのだが無意識のうちに試合への気分を盛り上げることを自らやっているのだった。

2010年10月14日 (木)

天皇杯福岡戦~高橋にやられた天皇杯

2010/10/13 天皇杯3回戦 サンフレッチェ広島vsアビスパ福岡 コカコーラウウェスト広島スタジアム

・お疲れモードか?エンジンかかるの遅い1点取られてやっと

調子出てくる

・しかし、終了2分前までバーとポストに嫌われる、日本平の

再現が広スタで

・特にチュンソン、2回ポストに嫌われる

・延長戦、福岡2点目は誰か(中林?)のミス?ゴール裏から

は確認できず

・槙野、振り向きPK2連発

・PKの森脇・・・は責めまい、福岡GKは今日当たってた

・福岡の出来が良かったというのもあり

疲れました。精神的にも。

これで土曜日ジュビロ戦はキツいなぁー。

 タイセイさんからのメールだった。これによりまけてしまったというのを知ったがミシャのインタビューなどから推測するにチャンスを生かしきれなかったような印象がある。サンフレッチェにとって不運だったのは3日前ナビスコカップの準決勝で勝ったということだった。これが負けていたらまだ天皇杯に賭ける気持ちも高ぶっただろう。勿論天皇杯を無駄にする気はなかったのだろうが気持ちのピークはナビスコにあったのはしょうがないとこだ。

 しかし、これにより天皇杯での優勝とそれによるACL出場の可能性はなくなった。リーグ戦でも9位、来シーズンはACLの出場はないというのは何とも寂しい気はした。今シーズンの経験を生かしたら今度はもっと上手くやれるような気がする。ACLの難しさも雰囲気もわかりそういうもの全てひっくるめてもう一度体験したかった。

 負けてしまったものはしょうがない。そんな生ぬるい感情が巣食ってるのは正直なとこだ。それが理性的には許せないものだと認めながらも湧き上がる悔しさや屈辱感がないのだった。ただしアディショナルタイムの福岡の得点に高橋泰という名前を見付けた時にはさすがに頭を抱えてしまった。

2002年、J2に降格した際エースの久保が移籍してしまって次のエースは高橋だと思ってた。事実茂木、高橋、大木の3トップは機能していた。そして高橋は久保の抜けた穴を戦力的にも心情的にも埋めてくれた。それをぶち壊したのが小野監督だった。途中加入したマルセロという3流外国人はなぜか小野監督のお気に入りとなりどんなに結果が伴わなくとも優先的に使われた。しかもそのマルセロという異分子は明らかにチームのパフォーマンスも低下さし次第に高橋も茂木も輝きを失っていったのだった。そういう意味で勿体ない選手だという気がする。それでいながらサンフを去った後も活躍に波があり過ぎるとこにやはり大成しない選手だったのかという気もするのだった。

正直なところ高橋のいた頃と比べてサンフレッチェもチームとしてのグレードが上がったという感触がある。小野監督でなければサンフを出ることもなかっただろうと当時は思ったものだがどちらにしてもずっといることはできなかったかもしれない。それでいて大半の選手がピークを過ぎず引退してしまう中30歳を過ぎてもプロとして現役でいるというのはまだ成功してる方なのかもしれない。

終わってしまった天皇杯。それ程ショックを受けてないといっても本当に寂しくなるのはリーグ戦が終わってからだろう。今シーズンは早めにシーズンが終わる。ああ、考えたくない。それでいて深刻になってない。ナビスコカップ決勝進出は間違いなく例年とは違った精神状態をぼくに与えたようだ。

2010年10月11日 (月)

ナビスコカップ清水戦~決勝進出

2010/10/10 ナビスコカップ準決勝 第2戦 清水エスパルスvsサンフレッチェ広島 アウトソーシングスタジアム日本平

 決勝!決勝!決勝!

 アウェイでの第2戦を11で引き分けたサンフレッチェは初のナビスコカップ決勝進出を果たした。元々引き分けでもいいという有利な条件が揃っていたが2試合合計で32となり勝ち上がることができた。アディショナルタイム4分の何と長かったことか。同点にされた辺りから時間の経過が長くてしょうがなかった。ただそれでいてどことなく勝ち上がるような予感があったのも正直なとこだ。

 その自信がどこから来たのかと言われればそれが判然としない。FWとしては3番手だったチュンソンが4試合連続ゴールを決めてるからだろうか。それとも単に第1試合を勝ってるという数字上での優位性の為だろうか。それともミキッチや山岸のように本来スタメンをはるような選手が万全でないながらもリハビリから戻ってきたせいだろうか。どれも理屈の上ではもっともなんだがどうも心情としてそれらは感情という物体の表面に塗られただけの塗料のような存在でしかなかった。そしてそんな中でも理由を見つけ出そうとすると準々決勝でガンバに勝ったというのが一番大きいような気がするのだった。

 それでも危ない危ない試合だった。やはり引き分けでいいということもあって比較的守備的な戦いをしたということもあってシュートを打たれるシーンは清水の方が多かった。人数を掛けてブロックしてるようでやはり90分の中ではゴール前で合わせられてしまう場面がある。ヨンセンのヘディング、小野のシュート、大前のヘディング、そのどれも入ったと思った。気持ちに余裕があったにも関わらず先制されると終わりという緊張感もあった。それだけにそれらのシュートが全てゴールポストやバーに防がれたのには運を感じずにはいられなかった。特にトーナメントの試合では運も必要である。そういう意味では明らかに運はサンフレッチェに見方してるのだった。

 後半に入りストヤノフに代えてミキッチが入った。ロングボールの精度がいまいちだったことからストヤノフもまだ体調が万全でないのかもしれない。だが、ここでスピードのあるミキッチを入れたということは点を取りにきたのは明白だった。そしてそれはほぼ予想通りの交代でもあるのだった。

 ミキッチは速い。速い、速い、速い。このスピードだけでチャンスを創ることができる。後半の体力が落ちた時間にこういう選手が出てくると相手はやりにくいはずだ。これは右サイドからの得点が生まれるかもしれない。

 だが、得点が生まれたのは左サイドだった。清水の攻撃をしのぎ深い位置から左サイドにロングボールが出た。そのボールをしっかり収めた山岸はゴールにはちょっと遠い位置だったにも関わらずシュートを打った。そのシュートはゴールの隅ギリギリに入ったのだった。

 貴重な貴重な先制点。これにより清水は延長戦に持ち込むには2点入れなければいけない。心理的に大きなアドバンテージを得た。そもそも山岸があのカウンターの場面でシュートを打ったというのが大きい。山岸に限らずサンフレッチェの選手はシュートを打たない。清水の選手もそれを知ってて寄せが甘くなってしまったんだろうか。意外な場所で打った気がした。それでいながら違和感がなかった。そして打った瞬間に入ったという気もしたのだった。

 それは勝ちに導く力とでもいうのだろうか。そういう見えない力が働いてたのが山岸のゴールにつながったのだろう。それは2度ならずも3度までも清水のシュートがゴールポストやバーに嫌われたというのも含まれる。やはりサンフレッチェは決勝に進むべくして進んだんだ。

 しかし、鬼門の日本平、やはり勝ちで終わらせてくれなかった。その同点ゴールによってこの試合が最後まで気の抜けないものになってしまった。そしてミキッチがフリーでゴール前でのシュートを外したというのも簡単に試合を終わらせてくれないという暗示でもあったようだ。1995年から勝ってないという日本平の呪いはやはりここでも解けなかったようである。

 それでも日本平で負けなかったシーズンというのはそれなりの成績を残しているという実績がある。だから優しょ・・・いや、そんな軽はずみな発言をしてるとそれが仇となってしまいそうで恐いので止めとこう。

 いつもいつも他人事だったナビスコカップ。今まで天皇杯は決勝まで行ったことあるがいつも決勝で負けてた。シルバーコレクターのサンフレッチェ、それを払拭できるかどうか、そしてクラブに初タイトルがもたらされるか、世間では軽く扱われてるナビスコカップだが当事者になるとこんなにも受け止め方が違うのだと初めて知るのだった。

2010年10月 3日 (日)

京都戦~かつてない経験

2010/10/02 京都サンガFC vsサンフレッチェ広島 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

 数日の間雨が降っていたがいきなり快晴になった天候は半袖で過ごすに十分だった。中2日のスケジュール、相変わらず怪我人が多い、入れ替え戦で負けた場所というのも含めてここ4年間でこのスタジアムで勝ってない、暑さは確実に体力を消耗させるはずだしそれら負の要素を考えればサンフレッチェにとって不利になるはずだった。残留争いをしてる京都にしてみればかなりのモチベーションになるだろう。

 しかし、どこかそこまでの不安を感じなかった。入れ替え戦をやった時、このスタジアムはまるで魔物が住んでるかのような雰囲気があった。事実この時は攻めても攻めても点が入らず21で負けてしまった。だけど暖かい日差しに照らされたスタジアムはどこかボワ~ンとした雰囲気になっていた。TVの画面で観てるだけだが少なくともモニター越しにはそう観えたのだった。

 秋田監督はファールに見えなかったとコメントしたがペナルティエリアの前でチュンソンがFKを貰った。確かに笛を吹かれた瞬間どちらのファールか分からなかった。だけど冷静にプレーを顧みると京都の選手はチュンソンの頭近くまで足を振り上げてる。主審としてみれば笛を吹いてしまうプレーだった。

 このところセットプレーは全て高萩が蹴ってるのだがこの時はボールの前に3人立っていた。そして蹴ったのは槙野、矢のような鋭い軌道でゴールネットに突き刺さっていった。

 もうこのゴールで楽になった。サンフレッチェも無理に攻めるということがなくなった。当然そこにはまた中3日でナビスコカップがあるという計算もあっただろう。相手が来ないのなら後ろでボールを回した。それに対してもっとラインを上げろという声が京都のベンチから聞こえたのだった。

 J1に上がって以来どんな下の順位にいるチームだろうと各チームそれ程の戦力差はないというのは分かってきた。事実、次は勝てるだろうと思った試合であっさり負けてしまって苦い想いをした。だから京都を舐めてたということは全然ないのだが試合を観戦することに対する緊迫感は薄かった。それは先程のスタジアムの雰囲気もあるのだがメンバーに乗ってる選手がいるというのがある。いや、果たして乗っているのかそれともたまたまなのか。得点が欲しいチーム状況の中でその光明を見出そうとしてる。果たしてこれは本物だろうか。

 当然その選手は3試合連続ゴール中のチュンソンだった。そこまで期待を掛けるとその勢いを止まってしまいそうで恐かったのだがゴールを決めた。裏への飛び出しで背後から出たボールは当たりそこねのようにGKの脇を抜けて入った。そしてその後も槙野のグラウンダーのクロスに滑り込み入れた。実はチュンソンの存在がとても頼もしくなっていたのである。

 ただし、何度かあったシュートチャンスだがまともに蹴ったシュートというのは本当に入らない。やはりこの選手、今まで能力を出せなかったのはトップ下での出場が多かったせいかもしれない。かといって寿人との交代でトップでも出ていたのに1年半もゴールがなかったのはどういうことなんだろう。チュンソンに限らずこの選手は駄目だろうと思ってたら忘れた頃に活躍してしまうという例を何人か見ている。J2に落としたのに首にされなかった監督のミシャ自身もそうだが早急に首の挿げ替えを行わず気付いたらそれが良い結果につながってるというのがこのチームの魅力でもあるのだった。

 この後には森崎ツインズが揃ってピッチに入った。この2人もやっとコンディションが戻ってきたんだろうか。もう3点差となってからはすでに頭の中は1週間後のナビスコカップへと行っている。と同時にリーグ戦と平行してカップ戦を戦うことの難しさを感じ、チームの成績が上がると上がったで別の悩みができるんだと実感させられるのだった。

2010年10月 1日 (金)

ナビスコカップ清水戦~第1戦の勝利

2010/09/29 ナビスコカップ準決勝 第1戦 サンフレッチェ広島vs清水エスパルス 広島ビッグアーチ

 チュンソンの3試合連続ゴール。シュートというよりグラウンダーのラストパスに身体を滑り込ませたという感じだがこの選手を生かすにはこういうプレーかもしれない。どうもシュートを打ってもジャストミートしなかったり肝心なところでトラップミスをしたりするところがあったが身体の強さは秀でている。相手のプレッシャーを受けててもゴールに向かっていける、寿人が敵の網を掻い潜ってゴールを奪うのに対してチュンソンは敵と競りながらゴールに向かう。今までトップ下で散々流れを止めるプレーが多かったがやはりこうやってトップでプレーしてる方が向いてるのかもしれない。そして寿人もいない、山崎もいないという状況で軸になるFWがいたということが意外でもありとても心強く感じるのだった。

 ただし、このゴールは高萩のゴールと言っても良かった。ペナルティエリアでのラストパス、あの時点で80%くらいはゴールは決まっていた。それだけでも一仕事はやったと言ってもいいのかもしれないがその後2点目のゴールを決めてしまった。そしてこの時カウンターからパスを出したのはチュンソン。この2人のコンビがここまではまるとは思いもしなかった。

 高萩洋次郎、この選手はユースから飛び級でトップに上がったことから期待されつつもどうも釈然とした結果が出せない選手だった。確かに才能もあり上手いのだがその自身の技術に溺れて軽いプレーが目立つ。そこでそんなパスを出すなよ、そこはもっと踏ん張れよと言った感じだがこの試合でも同様だった。ただ、2点取った後にはそれらが全て意図ある創造的なプレーに感じてしまった。特に2点目のDFGKの動きをかわしたループシュート、この芸術性、そしてそこしかないというコースへ決めた技術、こんなプレーを観たかったのだった。

 2点差としたサンフレッチェは準決勝を勝ち抜く為に大きいアドバンテージを得た。このままのスコアで終われば第2戦をかなり優位な状況で戦うことができる。ストヤノフの投入はそういう意味だったんだろう。だがその交代が裏目に出た。サイドから出されたクロスをクリアミスしてしまい相手に入れられてしまった。このところ試合に出てなかっただけにやはりまだ体調が万全でないのかもしれない。こういう万全でない時のストヤノフは意外と相手にボールを取られたりクリアミスをしてしまう。その不安が的中してしまった。

 2-1となったことでこの試合自体の行方が分からなくなり清水は果敢に攻めてくるようになった。時間の進みが遅い。早く終わってくれという心理もありながらもそれでもあわよくば点を入れてくれないかという欲も腹の底で横たわってた。が、やっぱり旗色が悪い。そんな流れの悪い時間にカウンターから大崎がシュートを放った。ボールは芯を捕らえている。だがこのシュートは前に走りこんだチュンソンの背中に当たってしまった。流れが悪いというのはこういうことが起きるんだろう。その後も大崎はペナルティエリアでシュートする足を引っ掛けられたが笛が吹かれなかったとこに流れの悪さを感じた。それとも単に大崎が舐められただけかもしれない。その後どう考えてもラインを割ったように見えないのにスローインにされたプレーの例からもそれもあながち当たってるのかもしれない。

 2-1。カップ戦のホーム第1戦としては勝ったということは大きい。そして1失点されてしまったというのもサンフレッチェらしい。第2戦引き分け以上で決勝進出が決まるといっても鬼門の日本平というのが厄介だ。だがその苦手な日本平で引き分け以上の結果が出るとこれはもっと凄い結果に結びつくのではという予感もある。

しかし、その結果というものにういて、ぼくはその言葉をまだ恐くて口に出せないのだった。

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