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2009年9月12日 (土)

横浜Fマリノス戦~緊張の5分

2009/09/12 サンフレッチェ広島vs横浜Fマリノス 広島ビッグアーチ

「ロスタイム5ふーん!」

 思わず叫んでしまった。最近のJリーグはとかくロスタイムが長い。一体これはどういう意味があるんだろうか。4分というのはこのところの標準となりつつあるが5分というのはもう世界標準を越えている。その内5分でも短いような気がしてきて7分、8分とどんどんエスカレートするんじゃなかろうか。そしてこの異様に長いロスタイムに慣れて国際試合で最後のワンプレーで慎重になりすぎて時間切れという勿体ないことをやりかねない。実際に北京オリンピックでCKのワンプレーで前半が終わるという場面でFC東京の梶山が水を飲んでる内に終了のホイッスルを吹かれてしまったということがある。島国である日本はどうしても世界標準と外れた暗黙の地方ルールというものができて異質になってしまうというのは避けられないことなのだろうか。

 それにしても勝ってるとはいえ5分のロスタイムは長い。もう何分経ったろうかと時計を見るとまだ5秒しか経ってなかったりする。もどかしい。もどかしくてもどかしくてもどかしかった。それは追われるものの感覚という効果というより試合の流れによる影響が大きかった。攻められ攻められ攻められ続けてすんでのところでクリアで逃げる。そしてまたそのクリアのボールを拾われまた攻められる。これでは平静な気分になれる訳がないだろう。

 そしてもう一つ、それは31という余裕のあるスコアから1点返されてしまったという事実からだった。しかもその失点の仕方がいとも簡単に裏を取られて入れられてしまった。そしてそのゴールを決めたのが渡邉千真。この選手にはいつもいつもやられる。開幕戦、ナビスコカップ、そして今回と同じ選手に点を取られるというのはサンフレッチェならではなのだった。

 もしかしてわざと1点差にしてんじゃないだろうか。ギリギリの状況になってやっと守備が堅くなってきた。というかほとんどの選手が自陣に戻ってた。ただ攻撃を跳ね返すだけ、これをサンドバック状態と言うんだが解説までそういう表現を使ってたのには苦笑いをしてしまった。

 ただ、それでもたまには前線にボールが行く。寿人が受ける。良い位置だ。そして敵にパスを贈る。はたまた服部からゴール前にクロスが入る。それを李忠成はことごとく空振りをするのだった。せっかくのカウンターで得点するのチャンスをFW2人は全てつぶしていたのだった。忠成はしょうがないにしても今日の寿人は酷かった。

 そしてタイムアップの笛、ぼくはその場にヘナヘナとうずくまってしまった。最近のサンフレッチェの試合はいつも後半途中から喉がカラカラになる程に緊張する。先制して逃げ切り、そういうパターンの試合をしているためそれはしょうがないことだった。

 タイセイさんに電話をする。

「いや、今日はパスがつながらなかったですねえ」

「そうですねえ。雨の影響もあったのかな。でもストヤノフは凄いですね。代表で2試合もやってヨーロッパから帰国してあれだけのパフォーマンスをするんだからねえ。でも途中交代したことでストヤノフいなくても守りきることができるというのがわかりましたねえ。あ、それとうちの場合どうも中断期間の後の試合というのは良くないんですよ。試合が続いた方が調子がでるんじゃないでしょうか」

 そうなのか、確かに長短のパスを駆使した戦い方だから連携とかタイミングとかが実践を離れると厳しいものがあるのかもしれない。だから寿人も敵にパスを贈ってたんだろうか。そして高柳。どうしてこうも良い場面でトラップが長すぎたりシュートが打てなかったりするのだろう。その様子に我慢できずに何度「イッセーイッ!」と叫びそうになったか分からない。でも本当はそれだけチャンスを生かしきれなかったということは良い場面に絡んでるということでもあるんだが。

 でも中継を観てるとやたらとミシャが「イッセイ、イッセイ」と叫んでるのが聞こえた。やっぱり監督も高柳のプレーが気になったんだろう。そう思いタイセイさんに聞いてみた。

「ミシャがやたらとイッセイと叫んでるのが聞こえませんでした?」

ちょっと間を置いてタイセイさんは答えた。

「え、そうでしたかねえ」

 果たしてぼくの気のせいだったのだろうか。

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コメント

なかなかすっきりと勝てないようですね。ただ今日はフクアリに行ってきましたが、千葉はグダグダな新潟に勝てずにいつ勝てるのだろうということを考えざるを得ない状況だったことを考えると、何はともあれ勝っているのは幸せなのでしょうね。

5分間は本当に長かった。
ずーと時計を見ていました。
決まったシュートはみんなビューテイフルでした。

中島すごく効いていますよね。カズにすぐに戻ってきて欲しいけど、今日の中島はすごい貢献度でした。ただ中島は攻撃の時は得点の香りはしないけど、でも今期の裏MVPですね。センターバックでは十分代役は務めるけどボランチではいまいちとシーズン始めは評価されていたけど今はそんなことないですもんね。
李も柏時代に相手としてみていたよりずっと好青年のようでファンも増えそうですね。
テレビの中で寿人が槙野たちにないまじめな明るさなんで歓迎と言っていたのには笑いました。

ロスタイムが本当に長かったですね。
先日、今年Jリーグで実際に審判を行っている人に聞いたのですが、今年は、出来るだけ、プレーする時間を45分に近づけるようにすると決まったそうで、若干ロスタイムが長くなるとのこと。また、ロスタイムの測り方は、時計かと思ったら、プレーで途切れた回数でおおよそ決めているとか、ふーん意外といい加減と思いました。でも4連勝で地元5連勝と本当に陽介が言うように負けるような気がしません。

>ゆみしんさん
ぼくの通ってる少年サッカークラブでもフクアリに行った人何人かいて皆嘆いてました。
プロの試合じゃないと。
でもサンフもついこの間までそんな嘆きをしてたような気がします。

>しんさん
確かに決まったシュートは素晴らしかったですね。
柏木がシュートを狙うようになったのは大きいですね。

>まささん
今シーズンは中島で行きそうですね。
中島もサンフに来てなかったら今頃Jリーグにはいなかったかもしれないだけに選手とチームの組み合わせというのは不思議なものです。

>hirokさん
貴重な情報ありがとうございました。
どうも今シーズンロスタイム4分というのが多いと思ってたらそういう事情があったのですね。
4分も取っていれば間違いはないだろうという安直な発想というのを勘ぐってしまいます。

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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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