磐田戦~原出場
2009/07/05 サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田 広島ビッグアーチ
「今日はヤバイですよ」
ふとこの試合の中継について聞かれた際に言葉に出た。
「だってGKの中林が怪我で出ないみたいなんですよ。代わり入団1年目の原が出場するみたいですよ」
「エッ、怪我したの?何でGKばかりこんなに怪我するんだろうねえ」
本当にそうである。だけどその兆候はあった。ここ数試合の中林のパフォーマンスの低さを考えると体調が万全でないのは納得できたし元々怪我が多いことで鳥栖でも出場のチャンスのなかった選手である。中林にとっても始めての充実したシーズンだっただけに悔やまれる欠場であろう。ちゃんと戻ってきてくれればいいのだが。
しかし、サブに下田が復帰するという情報を得た。30歳を越えて1年もリハビリに費やしたらもう選手として使えない、誰もがそう考えるだろう。そして復帰しても以前のようなパフォーマンスは期待できない。それでも下田という名前を聞いただけで安心感がある。やはり数々のビッグセーブの記憶は中林や佐藤昭大では存在感という意味でとても敵わない。戦力的にどうかなんて分からない。ただ下田がベンチに座るというのが嬉しいのだった。
その他にもミキッチと高萩も欠場という話もあるし一体どうなってるんだろう。ただこういう事態が起きないとなかなか超新星が現れないから調度いいかもしれない。どうやらナビスコカップでも活躍した大崎もサブに入りそうだ。数々の不安要素をそういう期待要素に無理矢理すり替えるのだった。
かくして試合はいがい意外にも原は安定したパフォーマンスを披露した。それよりも酷いのは右サイドだった。やはりミキッチの穴は大きい。そしてそれに連動するように右サイドだけでなく全てが良くなかった。磐田の余裕の試合運び。攻められ攻められ攻められ続ける。攻撃サッカーと謳いつつ相手に攻撃されている。ボールが前に運べない。ああ、やっぱり右サイドはふさがれてしまう。考えてみればJ2の時でさえ右が弱点だったのだった。J1で通用する訳ないだろう。
半ば予想の展開ではあったものの観てるのは辛かった。辛くて辛くて辛い展開だった。これをホームでやってしまうか。一緒にモニターで観戦してた仲間の表情は一様に曇ってしまったのだった。


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