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2009年7月26日 (日)

FC東京戦~試合が終わり

2009/07/25 FC東京vsサンフレッチェ広島 味の素スタジアム

 ドクトルとは飛田給の駅で会うことができた。改札で待ってるからと電話をしたものの周囲の音がうるさくて上手く聞き取れたかどうかは不安だった。だが大量の人の中からぼくを見つけてくれた。やはり紫のユニフォームは目立つということだろう。

「いやあ、今日は何とも言いがたいがまあミキッチと槙野がいない状態で勝ち点1取れただけでもいいんじゃないでしょうかねえ。そういや1階席は人一杯でしたよ。まあ埼玉スタジアムのようにオールスタンディングということもなかったんですけど。サイトウさんも一緒にいたんだけど途中で2階に上がっていっちゃいましたね」

「あ、サイトウさんぼくのとこに来たんですよ。2階はまだ余裕があってずいぶんと優雅に観ることができましたけどね」

 正しく優雅だった。優雅過ぎて面食らった程である。声を出そうにも他に出してる人がいないだけに躊躇されてしまった。やはり1階にすれば良かったかと思ったものの後半になって日が落ちてきたら別にそんなこと気にならないような雰囲気になった。それは試合展開がそうさせたのか単に視覚的な影響なのか判断はつきかねた。ただ、後半高萩が入って攻撃に躍動感が出てきたことは事実だった。それなのに点が取れない、もしくはあまり決定的な場面にならないということがあと一歩の物足りなさでもあったかもしれない。

 ドクトルと一緒に京王線で新宿まで向かった。駅にあれだけの人がいただけにやはり車内は混んでいた。味の素スタジアムでの観戦はこの帰りの京王線だけはしんどい。と思っていたものの乗った電車がたまたま準急だったので新宿には早々に着いてしまった。

 乗り換えの為に新宿駅構内をドクトルと歩いていたが所々に紫の姿が目に入った。やっぱりサンフのサポーター増えたよねとつぶやいてしまった。

 JRに乗ると座席に座ることができたが調度真向かいにFC東京のレプリカを着たカップルと鉢合わせとなり目が合ってしまった。いやあ、スタジアムと同じ状態になりましたねえとドクトルが言うとカップルもクスッと笑ってしまった。

「今日の試合はどうでしたか?」とドクトル。

「いやあ、最後の方はかなりヒヤヒヤしましたよ。サンフレッチェには広島でやった時にやられてますから警戒はしてましたよ」

 何と、そんなに難しい相手だと思われていたとは。FC東京もここのところ調子が良くコテンパンに叩きのめすくらいのつもりじゃないかと思っていた。実際ぼくの目からは東京の方がチャンスを創ってたような気がした。だからこそファインセーブを連発した中林が試合後にサポーターからコールを受けていたのだ。

「みなさん広島から来たんじゃないですよね」と尋ねられ東京の人間だと答えておいた。ただ広島出身というのも付け加えておいたが。

 カップルはぼくらより先に電車を降りた。もうその時には乗客が多く話を交わすことはできなくなっていたが窓越しにお互い手を振り合ったのだった。敵であるものの気持ちのいい瞬間だった。

 Jリーグではサポーター同士の諍いが問題となりやたらとお互いを隔離するような対策を取るようになった。だけどぼくはことあるごとに相手チームのサポーターの世話になってる。浦和戦の時は改札を出て反対方向に行こうとするぼくを呼び止めてバス停まで案内してもらったしぼくが広島に行った際には相手サポーターに案内をすることもあった。そういう交流こそが紛争を解決するのであって隔離は却って第3者意識を高めるだけという気がするのだが。

 相手があってこそのJリーグ。そして相手がいるからこそ自分の応援するチームも試合ができるのだ。いやあ、ぼくもずいぶんと聖人めいてきちゃったよな。これでみんなのぼくの見る目が変わってくるかな。

 でも、ぼくの見た目は身体がゴツくてフーリガンの方が似合っているのだった。

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     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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