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2009年5月27日 (水)

チリ戦~槙野へ期待を込めて

2009/05/27 キリンチャレンジカップ 日本vsチリ 長居陸上競技場

 代表の人気は落ちた、やってるサッカーが面白くない、それに伴いサッカー人気も陰りが見えてきた。色々と言われているが今回ばかりは楽しみだ。だって槙野が代表メンバーに入ってるんだから。出場するかどうか分からない。それなのにもうピッチに立つ槙野の姿を想像してしまう。槙野とは言わばそういう存在感を持ってる選手である。果たしているだけで想像を掻き立てられる、そんな選手が他にいるだろうか。槙野がいるということは単純に楽しい、そして何よりも試合への興味が掻き立てられるのだった。

 今の日本代表の悩みは大きくなり過ぎたその規模であろう。東京の一等地に自社ビルを建て運営費も莫大になってしまった。これがクラブチームなら外国からスーパーストライカーでも呼んで無敵のチームを造ることだってできるのだろうが代表なので自国の選手を掻き集めないといけない。不幸にも日本には世界に通用する選手なんてそうそういる訳でもなくあるとこまでは伸びたもののそれから先というのは頭打ちのなったような感がある。実際水泳でも陸上でも練習を重ねるにつれ飛躍的にタイムが伸びる時期があるがその時期を越えるともう1秒縮めるのに血のにじむような苦労を強いられる。きっと日本のサッカーもそういうとこに差し掛かってるんだろう。

 更に観る側の人間にしてみてももう親善試合というのは単なる練習試合というのが認識として分かってきたので興味が持てなくなってしまった。それでも日本サッカー協会は経営規模を縮小する訳にもいかないので外国から対戦国を呼ばなければいけない。それで対戦相手もやる気のない選手、どうでもいいメンバーで編成されてるというのももうみんな気付いてしまってるのだ。意味がないと分かっていながらも止める訳にもいかない、日本サッカー協会は苦しい立場に追いやられているのだった。

 それ故にスターを欲してる。そして日本の場合そのスターというものがなぜか若い選手になってしまうという傾向にある。現在カターニャのFW森本などは東京ヴェルディでデビューしたのは14歳で結構マスコミにも取り上げられたものだ。だけどその後思ったような成長が見られなかったからか、イタリアに移籍した後もさしてマスコミに取り上げられることもなくなった。それはもう森本がティーンエイジャーじゃなくなったという理由しかない。セリエA6ゴールといったらもっとマスコミも取り扱っても良さそうなものだがそれをやらない。マスコミにとっては実力よりも視聴率を稼いでくれる選手が良い選手なのである。そしてそれはもしかしたら代表人気復活を願う日本サッカー協会もそうなのかもしれないのだった。

 いや、それなら槙野は打ってつけだ。これ以上のキャラクターはいない。これで柏木もいたら言うことはない。彼らは十分にぼくらを楽しませてくれるだろう。

 しかし、どうもこのようなのは違和感がある。人気が出て全国区になればそれはそれで望ましいことなのだろうがそうなったらそうなるで拒否反応がある。あの日本のマスコミの特定のスポーツ選手を祭り上げる報道のやり方、まるで芸能人のように露出される演出、あれはあれで違和感があるのだった。

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     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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