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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

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  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2009年4月27日 (月)

川崎戦~広島からの便り

2009/04/26 サンフレッチェ広島vs川崎フロンターレ 広島ビッグアーチ

 また引き分けか。そしてミキッチ退場。しかも失点はいつものごとくDFのパスミスから。面白いサッカーと言われるも全く勝てないサンフレッチェ。何かもうどうでも良くなった。ただ、夜『やべっちFC』を観ると人数が減ってからサンフは猛攻を仕掛けてたようだった。もう1点取れるチャンスあったみたいだ。カズのミドルシュートはバーに当たったり惜しかった。そしてミキッチの2枚目のイエローはシュミレーションということだったがどこがシュミレーションなのかサッパリ分からなかった。またしても審判(吉田寿光)にやられたようだ。それら諸々を考えながら行き場のない気持ちにさせられたのだった。

 そんな時広島まで観戦に行ったシロくんが現地の様子を知らせてくれた。これによりぼくは救われたような気分になった。やはりスタジアムに行かないと分からないことは多い。少なくとも引き分けの結果によりすっかり気分を悪くしたぼくは仲間の家に録画を観に行く気もなくしてしまったのは良くなかったのかもしれなかった。

携帯でBAへのアクセスを検索し、シャトルバスを選択。

バス待ちが結構多かった為、乗るのに少々時間掛かる。

バスの内装の違いに内心驚く、路線バスにしては豪華では?

思ったより早く到着するが公園だけあってそこからの距離が…。

選手フィギアと昼飯の確保に手間取り選手入場に間に合わず。

スペースを探してバックスタンド・センターラインよりアウェー寄りへ。

見た目だが入場者数は結構多かった(200勝ステッカー貰えなかった)時間がカープとダブっのに健闘といえる。

●スタジアム

バクスタ中段での観戦は、聞いていたよりも見やすかった(臨場感には欠けるが)

前列はほぼフラットなので見いと思われる(埋まってはいるが)

でも少なくとも日産よりはマシだろう。

あれで屋根があれば観戦者も、もう少し増えるのでは?

専スタが一番なんだが。

ゴール裏でも見たかったがスペース見つけられず断念。

途中、奇妙な音が断続的に続く、あれは一体?

●試合内容

川崎側の動きが重く、引き分けでOKの雰囲気が感じられた。

吉田主審のジャッジは少しブレていて、広島に辛かったように感じた。

広島は10人なってからの方が躍動感があった。応援もテンション上がったようだ。

●応援

川崎の方がよく聞こえる時間帯があった。バクスタは声・手拍子が少なく静か、後半は多少出るもローテンションな感じ。

それとも観戦ビギナーが多いのか?

●個人

中林・セービングはOKに見えたが、フィード時の判断が悪い。

一誠・交代は怪我?悪く無かったのに。

カズ・パスミスが目に付いた。

陽介・パスミスとシュートが…、ランとキープは流石。

洋次朗・途中交代で結果出した。今後に期待。

ミキッチ・フラストレーションが溜まっているのだろうか?

●審判のジャッジ

ミキッチへの2枚目のイエローの時、スタジアム内のブーイングが凄かった。

今まで聞いた中では1番の音量だったと思う。

ハーフタイム前後、特に後半開始時に審判団が入場した時も大ブーイングがあって、視力良くないので分からなかったが誤審なんだなと判断。

まだJ2の方がマシな気がする。

2009年4月26日 (日)

川崎戦~試合の日の朝

2009/04/26 サンフレッチェ広島vs川崎フロンターレ 広島ビッグアーチ

 ストヤノフ欠場、佐藤昭大も長期離脱、守備の2人が抜けるというのはただでさえ守備に不安定さがあるチームにとっては難しい事態だ。だけどストヤノフの欠場なんてシーズンの中では絶対あると想定できたことでその為の中島であるし昭大の代わりとなる中林も新潟戦の後半は実に安定していた。もしかして今回のメンバーの方が守備は安定するのではないだろうかと考えてしまうのだった。

 しかし相手の川崎の攻撃力は凄い。はまった時の波状攻撃に耐えられるか。川崎のサッカーにはパワーとスピードがある。2008年の天皇杯では勝てたが今回は果たしてどうだろうか。勝つのは相当難しいという気がする。うーん、ここは厳しい。

 いや、でもよく考えてみればほんの5年も前にこんな発想をしただろうか。川崎といえばJ2J1のエレベータークラブ、そんな感覚しかなかったのではないだろうか。それが今やACLにも出場するようになって方やサンフレッチェは2度目のJ2降格も経験した。すっかり立場が逆転してしまった。川崎にはハッキリと抜かされたという感覚がある。

 これはようよく考えれば屈辱的なことだ。観客動員数でも抜けれ成績でも抜かれJリーグオリジナル10という格も霞んでしまう。そしてこれは何も川崎に限ったことではなくてサンフレッチェは後発のクラブの背中を見ているような状況だ。恥ずかしい、こんなんでいいのかよ、サンフレッチェ。

 でもやはり色んなチームが出てきたことは楽しみが増えたことでもある。Jリーグにはチームが多いと未だに言う人がいるがそんなことはない。試合を観てても一番盛り上がるのはやはりリーグ戦。となると2回総当りであれば18チームが妥当であろう。そしてその中でも攻撃的なサンフレッチェに対してこちらも攻撃的な川崎、こうゲームになることが期待できる。楽しみな一戦だ。

 といって13時キックオフじゃぼくも観戦の都合が付かないんだよな。といって単なるTV観戦なんだが。またタイセイさんの家まで行って録画を見せてもらうのだがそんなことでもしないとサッカーの試合なんかあったのかまるで分からない世の中。毎週土日になると妙なテンションになるぼくは一体何なんだろうと朝の晴れやかな日差しを浴びながら考えるのだった。

2009年4月20日 (月)

新潟戦~追い上げへのオーラ

2009/04/18 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島 東北電力ビッグスワンスタジアム

「あの失点はないよね」

 そんなことを近くにいた人と話してた。ぼくはもう応援する気力もなくなり立つことさえも億劫になってきた。どこか隅の方で座ってようかと思ってたら選手がピッチに現れ離れるに離れられなくなってしまった。

 辛い。この先45分も観戦をするというのがとても辛かった。どんな素晴らしいプレーをして得点を入れても簡単に失点をしてしまう。まるでわざと失点してるかのようだ。声も出ないのにぼくは襷の中に入っていたのである。それはただ周りにいる顔見知りへの配慮からだった。

 そこからの記憶というものがぼくにはない。必死に声を出す人がいる一方でぼくの声帯はしぼまってしまったのだった。ああ、駄目。また駄目。どうもストヤノフのキックの精度が悪いような気がする。一発を狙ったロングキックはことごとく相手のボールになっていた。悪いことばかりじゃない。ボールを持った時は相手陣内に入って攻めている。だけど常識的にサッカーで2点差が付いたらこれはもう途方もないことだった。諦めていた。ぼくはハッキリと諦めていたのだった。

 しかし、ぼくの生気に活力を与えたのは柏木のゴールだった。ボールを受けた瞬間そこで打てと叫んでしまったがまさにそこで打った。いつもの柏木ならあそこでボールをこねてパスをしてしまうのだが自ら際どいとこを打ったのである。そしてそれはゴールの隅にはいった。

「うおおおおっ、入ったーっ!」

 周りにいる人同士で手を叩きあう。そのゴールはチームを、サポーターを、そして試合の流れも生き返らせた。いけるかもしれない。3点目入るぞという気概を生みこんだ。途端に沸きかえったアウェイエリアだった。

 意気を吹き返したサンフレッチェは攻め続ける。攻めて攻めて攻めまくる。こういう時は何もかもが肯定的に見える。ボールを奪われても失点はしないような気がする。実際前半あれだけ不安定な守備をしてた中林がスーパーセーブを連発してた。凄い、前半のあれは何だったんだ。もしかしたら昭大より安定してるかもしれない。やっぱりいけるぞ。

 そして72分、CKから森脇が合わせた。うおおおお、やったああ。本当に同点まできたぞ。あと1点だ。あと1点。もはや勝つことしか考えてなかった。あれだけ不安定だった守備のことなど頭の中にはまるでなかったのである。

 ピンチは確かにあった。だけど前半の軽い失点を繰り返したことを取り返すかのように集中してた。正にこの時は見えないオーラで弾き返してるかのようだった。

  サンフレッチェがボールを持つともう1点を導くがごとくサポーター席の声も大きくなる。そしてこの時は気力が満ち溢れていて審判の笛が鳴っても全てがこちらのボールになるかのような錯覚さえあった。時間がない、早く点を入れろ。

 ロスタイムの表示。残念なことにその表示のあったオーロラビジョンはぼくらの席からは見えなくあと何分なのか分からなかった。ただあまりロスタイムを取ってないことは予想できた。

 CK。放たれたボールは一旦は弾き返されるもまたサンフレッチェの選手に渡りチャンスは続いた。よし、最後のワンチャンスだと思ったらここで笛が鳴ったのである。え、こんな切れの悪いとこで切っちゃうのと拍子抜けした。ガンバ戦にしろ柏戦にしろサンフレッチェに不利な展開になってる時に限ってロスタイムが4分もある。特にガンバ戦なんてその長いロスタイムさえも大きく延長された。何か理不尽だなという釈然としないものは感じざるを得なかった。

 それでもアウェイゴール裏は勝ったかのように盛り上がった。そしてぼくもやっぱり来て良かったと感じたのだった。

 そして帰りのバスでは試合前にやった得点者予想の結果発表があった。さすがに寿人と柏木のゴールは予想した人はいる。だけどぼくは誰も予想できなかった得点者をズバリ当てていたのだ。それは3点目のオウンゴール。森脇の得点と思ってたゴールは実はオウンゴールだったのである。これを当てるのは凄いという感嘆の声が挙がった。そして密かにぼくは鼻を高くしたのだった。

 見事予想を当てたぼくは無事景品にありつけることができた。選手のサインやらグッズやら色々あるのだがぼくが選んだのは明らかに不人気と思われる空気棒だった。結局ぼくは最初から当たることなど考えず単に受け狙いで書いた予想が当たっただけなのであった。そんなぼくはまじめに予想した人よりも優先的な権利を受けるのに後ろめたいものを感じたのである。

 しかし、やはりぼくはバスツアーに参加してチームは試合に勝てなかった。やはり疫病神。だがぼく以外にももう一人そういう人がいたので安心したのだった。

2009年4月19日 (日)

新潟戦~1得点、そして3失点

2009/04/18 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島 東北電力ビッグスワンスタジアム

 スタジアムに入っての感想。人が少ない。数年前に来た時は4万人収容のスタジアムはほぼ満員だった。サンフレッチェがJ2にいる間にすっかり新潟も人気を落としてしまったのだろうか。他のチームのこととはいえ寂しい限りだ。かつてはJリーグで観客動員数1位になったこともあるというのに。

 圧倒的アウェイの雰囲気の中に乗り込むと思い込んでいただけに拍子抜けだった。ここで絶対に勝ちたいという切迫した感情が薄くなったのは事実だった。元々新潟スタジアム自体は屋根があることを除いたらそれ程良いスタジアムではない。それが観客がいなくなって何だかボワーンとした雰囲気になった。これってどこかの雰囲気に似てる。そうだ、ビッグアーチが正にそうだ。巨大スタジアムというのは客が入ってこそ成り立つというのを思い知らされたような気がする。

 でもそれにも増して少ないのがアウェイゴール裏だった。少ない。本当に少ない。でもこれは新潟ということを考えれば当然のことだった。高速道路料金1000円という割引制度ができたため大抵の人は車で来ていた。だが中にはETCを搭載してないということで一般道路で9時間掛けて来たという人がいた。そういえばバスツアーの参加者の中には広島の人もいた。出張ついでに参加したということだがみんなあの手この手で色々と考えるものである。

 ピッチではウォーミングアップで選手が登場した。シュート練習ではみなキレのいいシュートを決めていた。これは今日はいけそうだ。そんな妙な自信が芽生えたのだが思えばそれがいけなかったのかもしれなかった。その後訪れる悲惨な光景は全てそういう弛緩した精神から来たのかもしれない。

 試合が始まりサンフレッチェはいつものようにパス回しとロングボールを駆使した攻撃をする。もうこの時点で新潟を凌駕してるような気がしてたのだ。だが最初の得点と思われた寿人のシュートはオフサイドだった。よく分からなかったがオフサイドらしい。それでもその幻のゴールはこの試合で得点をすることは容易なことだという感覚を生みこんだ。そしてその後青山のロングパスを裏に走りこんだ寿人がダイレクトで決めた。それはとても簡単に決まったかのような気がした。これだけでもう勝てるような気がしたぼくは何と見通しが甘かったのだろう。確かに攻撃において秀逸なものがあるが守備は不安定だ。そして今度はその守備の不安定さが露骨に表れたのだった。

 左から上がったアーリークロス、中央にいたペドロジュニオールにアッサリとヘッドで合わされてしまった。本当にあっさり、本当にあっさりとだった。そしてこのシュートを防ごうと飛び出した佐藤昭大は膝を接触しそのままベンチに下がってしまった。GKの交代という不運としか言いようのない事態を迎えたのだった。入ったのは中林だった。不安だ、不安であった。何せ中林なんて実戦では1度も見たことがない。どんな選手なのかさっぱり分からない。J2の鳥栖から移籍したのだが少なくとも鳥栖でもレギュラーだった選手ではない。こんな選手しかいないのかというのが正直な感覚だった。そしてそれらの不安は現実のものとして現れてしまったのだった。

 新潟のCK、直接キャッチしたかに見えたボールは手前に弾いてしまってキッチリとペドロジュニオールの前に転がった。そしていとも簡単にシュートされ失点。その後もサイドからゴール前に立っていたペドロジュニオールに簡単にボールが渡り簡単にシュートされてしまった。サンフレッチェの選手はゴール前に何人いようと関係ないかのようだった。GK中林、ゴール前で選手を捕まえきれないDF、簡単にセンタリングを打たしてしまう寄せの甘さ。このチームの持つマイナス要素が一気に出たようだった。こんな試合を観にぼくは新潟まで来たんだろうか。正直なところぼくは6,800円も使ってバスツアーに参加したのを後悔していたのだった。

2009年4月17日 (金)

新潟へ向けて

2009/04/18 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島 新潟ビッグスワン

 やはりぼくは星を持ってる。通常土曜日仕事のぼくは新潟に行くことは最初から考えてなかった。東京発のバスツアーをやっててもぼくには関係ない話。特に気に留めることもなかった。それが直前になってポッカリと休みになった。ということはぼくは新潟に行けるということではないか。

 だが、バスツアーの期限はとうに過ぎていた。しかも何だかんだいっていつも満席になるだけに諦めざるを得ないだろう。ただダメモトで主催者にメールを入れといたのだった。まだ席が余ってるなら参加したいと。そしたら1席キャンセルが出たということだった。何という幸運、何という巡り合わせ、何という偶然。これはぼくに新潟に行けという何らかの意思が働いたとしか考えるしかないではないか。この見えざる力に導かれるがごとくぼくは再度参加の意思をメールで返信したのであった。

 これで新潟へ行く段取りのついたぼくはやっと試合について考えることができるようになった。そして想いを馳せるのは盛田について、そしてDFについてだった。

盛田剛平が柏戦で前顎骨(ぜんがくこつ)を骨折した。そういえば接触プレーがありピッチにしばらくうずくまってた。起き上がった後いかにも打撲を受けたという顔をしてただけにとても痛そうだった。それだけに骨折と聞いて驚かなかった。でも全治3週間というのはチームとしても痛かった。森脇の負傷も完治してるのかどうか分からない状況でDFはどうなるのだろう。

どうも盛田にしろ森脇にしろ怪我が多い。それには運もあるのだろうがどこかで無理があるのだろうか。ミシャのサッカーは運動量を使うので怪我を負いやすいのかもしれない。毎年開幕前は怪我人が多く出ることからもあながちその推測も外れてはないような気がする。それともう一つの要素としては2人共調子が良かったせいかもしれない。

これは実際にサッカーをやってる人から聞いたが調子がいい時というのは怪我をしやすいらしい。つまり自分の身体の容量を超えたパフォーマンスをしてしまうので身体が付いていかないということだ。車でいえばアクセルペダルをフルに踏んだ状態。特に森脇などはまた観たいと思った頃に決まって怪我をしてるから当てはまるのではなかろうか。

 そうなると横竹。ウーン、分からん。1試合だけ途中出場で出たが印象としては残ってないというのが正直なとこだ。不安だ。不安であるが見てみたいという気はする。

 しかし、不安と言えばもっと大きな要素があるのだった。実はぼくが関東のバスツアーに参加して勝った例がないのだ。たまに参加して絶対に勝たない。何とも縁起の悪いことだ。こういう縁起の悪いことは内緒にしといた方がいい。といってこうやってブログに書いてしまったのだが。

2009年4月12日 (日)

柏戦~災い転じて勝利となす

2009/04/10 サンフレッチェ広島vs柏レイソル 広島ビッグアーチ

「かしわぎ~!」

「陽介今日おかしい」

 そんな声を何度聞いただろうか。柏木は駄目だった。ボールを受ければ流れを停滞させ、絶好のラストパスが来たら空振りをして、カウンターで抜け出したらトラップミスで相手GKにパスしてしまった。駄目駄目だ。高柳が良かった反面柏木は最悪と言って良かった。どうしてこうも一人の選手がいいと一人の選手が悪くなるのだろう。

「柏木早く代えた方がいいよ」

 そんな声が聞こえるのも当然だった。だけどミシャは代えない。リードしてるからいいようなものの逆に言えばリードしてるからこそ早く交代して欲しかった。

 20、スコア的には余裕があった。それなのに我がチームのディフェンス力というのはぼくらにちっとも信用されてない。危ない、危なっかしい。ボールがつながらなくなると余計に不安が大きくなる。いや、とりあえず柏木を代えてくれ。

 そんな声が頂点に達した時である。ゴール前でポンポンポンとつないだ最後にゴールに入った。あ、入った。やった、やった、やった。欲しかった追加点だ。入れたのは誰だ。あら、柏木じゃないか。いやあ、やっぱり交代しなくて良かったな。

「ごっつぁんゴールだよ」

 そんな声があった。だけどスローで流れたリプレイではちゃんと柏木がコースを狙ってる映像だった。うーん、それまであまりにも駄目だっただけにこういうのはどうなんだろう。でも結果論だ。ぼくらはゴールを決めればそれはそれで喜んでしまう。

 その後恒例のサンフレッチェ・ワールドとも言うべき防戦一方の展開になった。何で3点差なのにこんなにも余裕がないんだ。もはやボールがつながらない。クリア、クリアのオンパレード。そうこうしてる内に北嶋にゴールを決められてしまう。やっぱりこのチームは無失点で試合を終えるということができないんだ。

ともかくこういう時はゲームを落ち着かせるべきだ。時間を使いたい。ゆっくりパス回しをすればいい。鳥かご日本一の異名は今こそ発揮させるべき時だ。それなのにカズは奪ったボールを縦へ長いボールを蹴った。

「あ、そんな急がなくていいよ。今はプレーを落ち着かせるべきだ」

 そう叫んだが前線で待ってる寿人にはやはりDF2枚付いており裏に抜け出そうとするも寿人にボールは渡りそうもなかった。

「だから言わんこっちゃない」

 どうしてこのチームは攻める時と守る時、急ぐ時と遅行の時、緩急を使うことができないんだと呆れていると柏のディフェンダーはボールを上手く収めることができずトラップしたボールは寿人の前に転がった。

「うわああ、絶好のチャンスーッ!」

 そして寿人はこのボールをキッチリとゴールに流し込んだのだった。押し込まれてた展開での追加点。助かった。そして素晴らしかった。これこそ運が良かっただけであろうがこういう入れて当たり前の場面で結構日本人のFWは外すのである。やはり寿人は日本でナンバー1のストライカーだ。

 これで勝った。さすがに76分に3点差にすれば追いつけないだろ。とこれが世間の常識だがサンフレッチェは常識とはかけ離れたチームだ。ドキドキは続く。不安定な守備はスリリングだ。遅延行為やラフプレーでプレーを止めないとピンチを止められない。苦しい、苦しい。早く試合終わってくれと願ったもののロスタイムは4分。何でそんなに長いんだよ。

 しかし無事失点をすることなく終わることができた。ああ、良かった。でも終わってみればやっぱりまだ点を取ってほしかったなどと考える。その辺がチームの試合の終わらせ方と一緒だった。時間を稼いでるようで中には点を取りにいく選手がいる。結局ぼくも広島なのだ。

 これでJ1通算200勝。長かった。もう少しで200勝と言われその後長かったような気がする。いずれにしても勝てて良かった。この試合で勝てる勝てないでぼくらも自信を持つ持たないという精神状態が変わってくる。そしてぼくらの言ってる判断がことごとく外れて逆に良い結果を生み出してた試合でもあった。とすればぼくらは普段結構的外れなことを言ってるのかもしれないなどという不安も感じたのだった。

柏戦~ヒーロー高柳

2009/04/10 サンフレッチェ広島vs柏レイソル 広島ビッグアーチ

「イッセエエエエイッ!わりゃ何しとんじゃあああ!」

 と叫ぶのを用意してた。いや、本来なら前節のガンバ戦のリーグ戦初ゴールにより期待を込めていいはずだった。それなのに期待をする度に裏切られたぼくはもう不満の捌け口を高柳に求めたのだった。言ってみれば避雷針。そうなるにはそれなりに理由もあった。

 サンフレッチェユース史上最高の選手という触れ込みで昇格した高柳だったがデビューした試合はプロのレベルについていけずチンチンにされた。そもそもその試合を観たが為にこの選手は外れだという先入観ができてしまった。そして小野監督に気に入られてたというのもマイナスポイントだった。どうもあの監督は上手くて特徴のない選手を好む傾向がある。それ故に高柳はつまらない選手という要素も先入観に上塗りしたのだった。そして非難したくなる最大の要素はパスミスした後天を仰いでしまうとこだった。お前、そんなことしてる暇あったらボール追いかけろよと何度叫んだことか。

 だがこの日の高柳は違った。というよりぼくの先入観とはあまりにもかけ離れた姿があった。一誠、凄い、凄すぎるぞ。お前いつからこんなになってしまったんだ。お前などと呼んでいいのか。いや、ぼくは今まで一誠に何て失礼なことを言っていたんだろう。一誠様、一誠様だ。

 高柳一誠は豹変した。何だか顔つきまで変わったような気がする。逞しい。これは戦う男の顔だ。何となく今までアイドルのようなチャラッとした印象がぼくにとってマイナスポイントだった。そうだ、ぼくが一誠に厳しいのはまさにここだったのだ。サッカーで結果も出さないのに見た目ばかり気にする、そんな奴は許せないのだ。勿論当の高柳にそんな意識はなかっただろう。だけどぼくのような女の子に暑苦しいだの鬱陶しいだの気持ち悪いだのありとあらゆる罵詈雑言を浴びてた者は知らぬ間に卑屈になってるものなのだ。結果と高柳のような存在は許せなくなる。

 結局ぼくが高柳に厳しいのは嫉妬心なるものが多分に占めている。それでもベッカムくらいプレーが素晴らしいと逆に崇拝してしまうものだ。たまにしか出ない高柳に崇拝の念を抱くことなどできないだろう。正に白か黒かの感情論だったのだ。

 だけどこれも数年前なら許せる存在だったのだろう。攻め手がなく後ろを固めてカウンターで久保が点を取るという戦法ばかり執っていた頃。本当に少ない戦力で戦ってた気がする。青山や柏木や槙野なんて選手がでてきたものだからぼくらもすっかり選手を見る目のハードルが高くなってしまったのだ。

 しかしどうしてここまで存在感が出せるようになったんだろう。この試合での高柳は凄かった。反転してのキープはフィジカルの強さも感じさせた。そして遠目からもシュート。2点目の服部のゴールはミキッチからのクロスを中央で高柳が競ることによって敵を引き付けることができた為に生まれた。3点目の柏木のゴールも高柳が基点だ。この活躍、正にこの日のヒーローだった。

 パブリック・アローズで一緒に観戦した仲間はぼくが普段高柳のことをボロクソ言ってるのを知ってる。だからこそ一言つぶやいてしまった。

「一誠、今までボククソに言ってゴメン」

 失笑とも取れる笑いが漏れるのだった。

2009年4月 7日 (火)

4月11日(vs柏戦)アローズにて観戦会開催

パブリック・アローズにて柏レイソル戦の観戦会を行います。

店としても土曜のかきいれ時の開催ということで悩んだ結果以下のような条件で決まりました。

多少値段は高くなりましたがこの前は良い雰囲気で観戦できましたので多くの方に参加してもらいたいです。

「チャージ\1500+1ドリンク1フード」のオーダーを頂き、(約¥3000)試合時間の2時間、貸切で営業

Public ARROW'S市川店
    50インチTVモニタ x114インチ x2
    http://public.arrows-project.com/index.html

272-0033
市川市市川南1-1-8
サンハイツ1

貸切時間 19:0021:15

尚、参加希望者は店側の受け入れ態勢の問題であらかじめ参加表明をしてくれたら幸いです。

参加表明をしなければ参加できないという訳ではないので予定のたたない人は飛び入り参加でも構いません。

参加表明をする人は下記アドレスまでお願いします。

slashandburn@hotmail.co

2009年4月 6日 (月)

ガンバ大阪戦~本日のヒーロー鍋島

2009/04/04 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島 万博記念競技場

 その主審の名は鍋島将起。今日のヒーローと言っていいだろう。ガンバ攻撃時、ペナルティエリアに入ったルーカスは雨で濡れたピッチで足を滑らし転んでしまった。ぼくとタイセイさんは笑ってしまった。が、その後笛が鳴ったことで表情が凍り付いてしまった。

 PK

 あり得ん。あり得ない。あれ自分で勝手に滑って転んだだけだろ。スローでリプレイが出た。やっぱり足を滑らしただけだった。それでも判定が覆る訳でもなく遠藤はキッチリとPKを決めてしまった。後味が悪い。白けてしまった。自分たちのミスで失点、もしくは相手の攻撃による失点ならまだ諦めも付く。ただしこれは単なる審判のミスジャッジだった。しかもごく初歩的なミスジャッジ。信じられない、本当に信じられなかった。

 その後明らかなCKをゴールキックと判定されたりサンフの選手がペナルティエリアで倒されても笛が吹かれなかったりサンフレッチェが攻め込まれてる状態で4分のロスタイムを7分も取られてしまったりどう考えても傾いてた。サンフレッチェはナメられてた。どうしてこうもサンフレッチェは審判にナメられるんだろう。確かにガンバのレアンドロも昭大との接触でキツイ判定のイエローを貰ってたがそれは何となくPKの帳尻あわせのように見えて余計に気分が悪かった。

 かくして22のドローで終わってしまった。納得いかなかった。鍋島主審はもう一度あのPKの判定が正しかったかどうか自分でリプレイを観る勇気があるだろうか。恐らくああいうのは都合よく自分の中で記憶として抹殺してしまってるんだろう。現に他の試合でも酷い判定を行ったという前歴があるらしく審判の能力としては劣ってるようだ。いずれにしてもこんなジャッジがまかり通ってるから日本はサッカーが強くならないんだろう。

 試合後、インタビューでミシャは相当機嫌が悪かった。サンフのサッカーは全てにおいて素晴らしかったと強調してた。そして一人少ない状況でよくがんばったと言ったのは審判は相手の12番目の選手となってたと言いたかったんだろう。そういえばサンフは不可解なPKを取られることが多い。これはもうクラブでも審判に圧力を掛けるべきだろう。特にホームでは疑惑の判定があった場合オーロラビジョンで何度も何度もリプレイしてもらいたいものだ。それくらいやらないと駄目なんじゃないだろうか。サポーターが騒ぐというのもいいのだがあのスタンドがあまりにもピッチから離れているので効果が薄くなってしまう。何か騒いでるなぐらいにしか思われないだろう。

 やっぱりサッカー専用スタジアムだ。専用スタジアムがないとサンフレッチェは永遠にナメられるだろう。そして現状においてはピッチから遠いとはいえ多くの人にスタジアムに足を運んでもらうしかないだろう。軽く見られてるのは人気がなくどうでもいいと思われてる証拠であるのだから。

 と年にせいぜい1回しかビッグアーチに行かないぼくが言うのだった。果たして今年は何試合観に行けるんだろうか。そういえばもうすぐ5月の連休。その期間中2試合あるんだな。いかにも悩ましい日程にしてくれたものである。

 いずれにしても今回の試合は気分が悪いという一言に尽きるのだった。プロの試合でこんな試合後選手がちゃんとこの審判に握手してたのが信じられないくらいだった。

2009年4月 5日 (日)

ガンバ大阪戦~一誠のゴール、素晴らしき前半

2009/04/04 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島 万博記念競技場

「イッセイ、イッセイ、イッセーイッ!」

 思わず叫びそうになってしまった。とはいえこんな民家のただ中、騒ぐ訳にはいかない。多分リアルタイムで観ていたらそれでも騒いだだろう。でもぼくがタイセイさんの家に着いたのはすでに前半終了間際だった。

 高柳一誠。いつもボロクソにけなした一誠。負けたら戦犯にしてしまう一誠。その一誠がゴールを決めてしまった。冷静に落ち着いてコースにボールを流し込んだ。素晴らしかった。テクニシャンとしての本領を発揮した。

「最初柏木かと思いましたよ。まさか一誠がゴールするとは思わなかったので」

 先入観とは恐ろしいものである。決して結果を残さない。それが高柳一誠という固定観念が出来上がってしまってる。また今日も駄目だろうと期待はしてなかった。これまでも期待をしたことはあった。特に昨シーズン西が丘においては目の前でゴールを見た後などはそれはもう凄いものだった。それなのにその期待はいつも木端微塵に砕かれていたのでもはや期待しない方が精神衛生上好ましいというのが無意識の内に形成されてしまったのだろう。

 その期待してないというのは相手がガンバ大阪という要素も大きかった。昨シーズンはクラブ・ワールドカップで世界3位にもなった実績を作った。その相手を同点にしたというのはそれだけで健闘である。

 ただ、こうなったらやはり勝ちたい。こちらはリーグ戦では2連敗中。ここらで勝ち点を稼いでおきたい。流れは悪くない。ストヤノフがボールを持つ。寿人へパスを送ったが寿人はそれを後ろにはたいた。左で駆け込んだ服部がクロス。ゴール前に走りこんでたのは寿人が頭で合わせた。GKにキャッチされたものの身体ごとゴールに入った。

「入った、入った、入ったーっ!」

 ぼくとタイセイさんは聞こえる訳もないのにTVに向かって大声を張り出した。そしてゴールが認められ見事逆転したのである。

 ハーフタイム。スコア12。上出来だ。ただしミシャがハーフタイムで的確な指示を出したことがない。反対に敵には修正されてしまって後半劣勢になるというのはよくあることだ。悪いことばかり考えてしまうのは長年サンフレッチェを応援したが為の習性だろうか。

 だがこの日の敵は西野監督でもルーカスでも遠藤でもなかった。審判だった。前半を観る限り類い稀なる好ゲームだったと思う。それがぶち壊されてしまった。試合の優劣を審判のせいにするのは見苦しい。ましてや日本のようにトップの審判の人材不足という事情があれば致し方ない面はある。だけどあれは酷かった。果たしてあの審判は自分のジャッジした試合をビデオで見直して反省することがあるんだろうか。

2009年4月 4日 (土)

ガンバ大阪戦~ミサイル発射予告

2009/04/04 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島 万博記念競技場

【北朝鮮】ミサイル準備完了か

北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、人工衛星「光明星2号」の打ち上げ準備が完了し、「衛星は間もなく打ち上がる」と報道した。ロイター通信などが伝えた。(産経ニュース)

 全くきな臭いニュースだ。といっても煽ってるのは報道機関だけで外で出るといたってほぼ平凡な日。何事もない一日の朝だ。恐らくTVもラジオも新聞もネットもなければ何も知らないだろう。かくいうぼくもこうしてのんびりと記事を書いてる。実に危機感がない。これが平和ボケというものだろうか。

 どんなことがあっても日本にミサイルが落ちてくることはない。

 結局はみんなそう思ってるんだろう。北朝鮮という得体の知れない国がすぐ真近にいながら何のしんぱいもしていないのはそのせいだ。ただ実際には北朝鮮に拉致されてる人だっているし不穏な噂は絶えない。ただ、それもSFじみた陰謀論のように語り継がれることによって現実味を感じないというのが現状ではなかろうか。

 こんな時にサッカーの試合なんてやってもいいんだろうか。日本人は危機感が足りな過ぎる。こんなことではいつ日本が滅亡してしまうか分からないぞと激高しそうな知識人でもいそうだが意外とそういう人も日本が平和であるがために成り立ってる部分もあるというのは穿った見方だろうか。

 だが世界の紛争地域にサッカーがないかといったらそうでもないのだ。実際に旧ユーゴスラビアでは内戦の只中にあろうが国際試合をやってるしそういうビッグイベントがある日には停戦状態になったらしい。中東においてはイラクはイラク戦争の後でも代表チームはオリンピックに出場したし年がら年中紛争が起こるイスラエルなど国内リーグがあり日本から中田浩二移籍かという記事まで出た程だ。だから身の危険が迫ってるのにサッカーにうつつを抜かして大いに結構なのである。

 しかし、またしても陰謀説となってしまうがこの世界というのはほんの一部の人に動かされていて世界経済も国際情勢も全てその人たちの意のままに操られてるというのだ。それが金融などの手段により世界のほとんどの人は動かされ結局巡り巡ってそういう一部の人を肥大化させるのに貢献してるだけというのである。言ってみればみんな奴隷ということだ。ただ、かつての奴隷と違うことは皆自由で自らの意思で働いてるという幻想を抱かせるということだ。つまりどんな辛い仕事でも何か熱狂させるものがあればそれを忘れさせる。それにはスポーツが都合がいいというので普及させてるということだ。

 一理はあるかもしれない。だけどそういう一部の人の活動拠点となると当然金融の中心であるスイスやアメリカ。そこにもサッカーがある。だけどそういう場所から普及していった訳ではない。お金だけばら撒けば簡単にスポーツが根付くならそんな楽なことはないのであってサンフレッチェだってお金を使ってサッカー専用スタジアムを建設すればもう安泰ということになる。そしてそれはガンバとて同じことだ。

 今やすっかり強豪クラブという看板を背負うようになったガンバだが残念なことにスタジアムの評判は悪い。そこでサッカー専用スタジアムを建設するという声はあったものの具体的に計画が進んでるのかどうかサッパリ分からない。是非とも実現させてもらいたいものだ。これでガンバがサッカー専用スタジアムを造ったら広島に与える影響もいくらかあるだろう。

 そういう意味でガンバには期待してるものがある。関西で強くて人気のあるクラブとして君臨してくれれば地理的に近い広島は影響を受けずにはいられないだろう。とよそ様の検討を期待してしまう。これが広島。他力本願、どうせガンバには勝つことができないと思ってる自分。当然相手も広島には勝てると踏んでいる。ここで勝ったら、それこそミサイルを撃ち込んだくらいの衝撃が走るだろう。

2009年4月 1日 (水)

桑田負傷

サンフレッチェ広島所属の桑田慎一朗選手の負傷についてお知らせ致します。
桑田慎一朗選手は、200934()のトレーニング中に左膝を負傷、左膝前十字靭帯断裂及び左膝内側側副靭帯損傷と診断されていました。リリース:35()No(09-042)
昨日、広島市内の病院で手術を行ないました。

(サンフレッチェ広島公式サイト)

 何となく運がないという気がする。開幕前は2シャドーのポジションの浩司と高萩が戦列を離れてた。キャンプでは得点を重ねてただけに桑田の期待は高かった。ほぼ開幕のスタメンは決まっていただろう。それが負傷してしまった。そして高萩は戦線に帰ってきたものの依然オーヴァートレーニング症候群の浩司は戻ってきてない。チャンスは続いていたのだ。そしたらこんな大きい怪我を負っているとは。何となくそんな気はしてたがやっぱりそうだったんだ。

 2005年のルーキーイヤー、得点力不足に喘ぐチームにおいてゴールを決め希望を見出したものの次の試合ではベンチからも外された。せっかくゴールを決めたのに、そしてこの次もと期待したのにベンチからも外されるってどういうことだ?今にして思えば桑田が入団した当時監督が悪過ぎたというのも運が悪かったんだろう。

 その後訳の分からない起用が続く。というか使うのか使わないのか分からない。だからぼくらも長くこの桑田がどういう選手かというのが理解できなかった。でも新人選手の中では小野監督は使ってる方だという気はした。小野が気に入るということは大した選手じゃないという気もした。何となくあの人は特徴がなくてムラのない選手が好きな傾向があるのでよく分からないという印象は一層大きくなるのだった。

 ただ、監督が変わり入団から4年が経っても他の選手がひっそりとチームを離れる中この桑田はチームに留まってるのだった。そして徐々に出場する機会も出てきてたまにゴールも決めている。やはりこの選手はアタッカーの選手ではないか、そんな印象が出てきてトップ下として入ればまたそれは新しいタイプの駒になると期待ができた。それなのになかなかトップの試合で出てこないというイメージがある。

 これまでも左サイドで出場したこともあるが縦への突破などグイグイと行くとこなどは非常に可能性も感じたし決して能力は低くないんだろう。だけど未だにハッキリとしたイメージが沸かないのは出場時間が少ないのもあるがやはりそのルックスによるだろう。ユニフォームを着てなかったらサッカーの上手い人というようには見えないだろう。そこは桑田にとってマイナスポイントとなってるんじゃないだろうか。

 しかし、サッカー選手のルックスをしてないといえば同じ20番、大木勉もそうだった。駄目だ駄目だと散々言われた選手だったが忘れた頃にゴールを決める。何だか特徴があるんだかないんだか分からない選手だった。そう考えると20番というのは意図的にそういう選手に付けてるのかという気がしてくる。

 ただ、大木は存在感があった。それはプレーがというより本当に存在そのものだった。シュート練習をすればまた大木外してるよと声が上がりミスをすると「オオキィッ、何やっとんじゃーっ!」と罵声を浴び負けると大木のせいにされたり。それでいて大木という選手にはいつも笑いがあった。桑田はまだそこまで存在感を確立してない。

 これはもう試合に出ないからにはイメージも何も沸いてこない。早くリハビリを終えて復活して欲しい。そして大木2世としてピッチに君臨して欲しい。あ、でも大木2世。それじゃ選手として目標があまりにも小さいような気がするのだった。

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