徳島戦~雪の降る最終戦
2008/12/06 サンフレッチェ広島vs徳島ヴォルティス 広島ビッグアーチ
広島に雪が降るということを知らない人は多い。スキー場があると言ったら驚かれたことがある。特にこの日は寒く映像では雪が降ってるのが確認できた。犬飼日本サッカー協会会長がJリーグの秋春制への移行を検討してると躍起になってるが雪の問題は東北だけの問題じゃないのだった。西の広島でも大いなる問題となるとは犬飼会長も知らないとこだったんだろう。
この最終節になってよりによって4人もの選手が試合に出れなかった。特に青山、浩司の欠場はこのチームの骨格を失うような気がした。それにより出場したのは橋内、岡本、楽山という普段出てない選手が3人も出てた。まあ楽山は前節でもスタメンで徐々にチームに馴染んできた感があるが後の2人はいきなりスタメンに起用するのには不安があった。期待はあるもののこのような継ぎ接ぎだらけのチームに出てきて大丈夫だろうかと思った。
しかし、考えてみれば昨シーズン負け続けた中で最終節大幅にメンバーを入れ替えたら引き分け、勝ち点1を入れたという実績がある。勝ち点100、得点100という目標があったとしてもそれ以外に勝敗は関係ないということではここは新しい戦力を使うべくして使う場面かもしれない。
結果的に3点入れての勝利は総得点100には1点足りなかった。槙野が決めていれば、寿人も決め切れなかった場面があった、久保のシュートが防がれたというのがあったがそれを言うならぼくはこれまでの試合での浩司と柏木のPK失敗が大きいと思う。1年を通してみればこういうチャンスを逃した場面というのは結構あるのだった。
最終節、12,943人の観客は期待外れだった。雪が降ったからしょうがないという理由もたつ。だけどぼくの仲間は何人かこの試合の為に広島まで行った。東京から広島まで行くのに広島にいるのに寒いから行かない人が大半というのはやはりサンフレッチェが広島から遊離している存在だという気がする。勿論良くはなってる。良くはなってるがもっと地元で注目されてもいいのにと思うのは贅沢な発想なのだろうか。
もうすでに千葉に住み7年になるぼくだが近所の人はぼくがサンフレッチェを応援してるということを知ってる。サッカーに詳しい人は今年はぶっちぎりの昇格でしたねとこの1年の健闘を称えてくれることがあるがそんな時誇らしい気分がするものだ。だけど当の広島では地域一帯がそういう雰囲気になってないというのが少し寂しい気がするのだった。
でも何事もすぐには大きくならない。逆に急に大きくなったものは崩れやすいという特質もある。ここは一歩一歩、少しずつ進むのべきなんだろう。何だか最後は観念論みたいになってしまった。
いずれにしても勝ち点100、総得点99、立派な数字だと思う。来年J1で旋風を起こしてやりたい。そして観客動員でも旋風を起こしてやりたいと願うが関東に住んでるぼくがそんなこと考えるのはちょっと奇妙な気もするのだった。
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前田もどってくるみたいだけど
必要ですか
投稿: たいらのまさかど | 2008年12月 7日 (日) 23時02分
>たいらのまさかどさん
前田俊介戻ってくるんですか。
これについてぼくがどうこういえる立場じゃないですが一応喜びたいです。
でも来年駄目ならいよいよ駄目でしょうね。
今のメンバーに食い込むのは難しいのはたしかですけどね。
投稿: Miles | 2008年12月 8日 (月) 05時52分
お久しぶりです。
最終節そんなに少なかったんですか。。。
カープの存在も関係してくるんですかね?(J終盤はシーズンオフですが)
前俊ですか。持ってるものはすごいだけに、今のサンフレにフィットしながらの華麗なプレーを見せてもらいたいですね。
投稿: ティビスタ | 2008年12月 9日 (火) 11時37分
>ティビエスタさん
少ないといってもあの雪の降る中これだけ集まったとも言えますし一概に言えませんね。
本当にビッグアーチは自然の驚異にさらされて春と夏しか観戦に行かないぼくには想像を超える辛さがあるみたいです。
前田俊介ですが大分が完全移籍を狙ってるという記事もありましたしよく分かりませんね。
しばらく動向を見守るしかなさそうです。
投稿: Miles | 2008年12月10日 (水) 10時15分