天皇杯を考える
2008/10/12 天皇杯3回戦 サンフレッチェ広島vs大阪体育大学 秋田市八橋運動公園
秋田って何でそんなところで。
真っ先に浮かぶ疑問がそれだった。広島と大阪のチームの対戦なのに開催地が東北。嫌がらせでしかない。一体主催者の日本サッカー協会は興業のこと少しは考えてるんだろうか。やっぱりこの辺はJリーグと違ってお役所的な臭いを感じる。
しかし、日本サッカー協会にとって3回戦に勝ちあがってくるのはTDK SCだという予測があったんだろう。これはTDKが思ったより弱かったということか、それとも大阪体育大学が想像以上の強さだったということか。あながち後者の線も考えられなくもない。実際に2回戦のグルージャ盛岡に3-0で勝ってるのだから。だけど前者も考えられなくもない。JFLにも上がってないチームというのは大半がアマチュア選手である。仕事との掛け持ちでやるが上にどうしたってコンディション造りに難がある。こういう点では学生である大阪体育大学が有利でもあったのだろう。
それでもJFL、そしてその上のJ2を目指すチームが大学チームに負けるというのは残念な気分だ。プロを目指してるクラブなのに完全なアマチュアチームに負けてプロとの公式戦をやる機会を逃してしまう。勿体ないことだ。結局これが今の日本のサッカーの現状なのだろう。
そしてサンフレッチェはJ2チームが故の理不尽さで天皇杯をホームスタジアムで戦えない。ただそれが他のJ2チームは大半がホームスタジアムで3回戦を戦うというのに何でサンフレッチェだけという気がする。やっぱり天皇杯おかしいよ。これについての説明はJリーグのクラブのない地域へのサッカーの普及という理由を挙げられるんだろうが果たしてその効果がどれだけあるのだろうか。天皇杯なんて決勝以外はほとんど客が入らない。どうせやるんなら、というよりその地域でのサッカーの普及のためと言うのならもっと客を入れるための努力をやって欲しい。やっぱり発想がお役所的だ。あの天皇杯独特のボヨーンとした雰囲気はそのせいなのかもしれない。
サンフレッチェのサッカーは恐らく大学では味わえない種類のものだろう。それはレベル云々の話ではなくそれだけサンフレッチェが独特の戦術を持ったチームだということだ。そういう意味で大学というカテゴリーでやってる異世界のチームとの対戦なのだからどんな戦いになるのか。いや、これは注目の一戦になる。
そんな煽りを入れたとこで世間の注目は集めることができない。そもそも大学チームなんて普通に練習試合なんかで対戦してるだろうしこれも観客を入れた練習試合というくらいにしか印象を持たれないだろう。そしてそんな気分で臨んだ2003年の天皇杯で大学チームと対戦し引き分け延長戦までもつれ込むという失態をやらかしたのだった。それがあるから楽観はできないのだ。
今日もぼくの仲間は何人か秋田に向かった。果たして彼らの内誰か一人でもぼくに情報を流してくれればいいが。秋田まで行けないぼくは全く持って他人任せなのだった。


コメント