復活宣言
辛く厳しくハードな毎日だった。詳しくは語れないが少なくとも恐い人を相手にしなければいけないのは不幸だった。よりによってぼくがそういう業務に当たったのは運が悪いとしか言いようがなかった。お陰で休みなしで残業続きという生活を3週間近く続けざるを得なかったのだ。その精神的負担、肉体的負荷、そして時間の制約というものはぼくをサッカーから遠ざけるのに充分な効果を発揮したのだった。この間ぼくがしたことといえばせいぜいタイセイさんに電話してサンフレッチェの試合がどうだったか聞くくらいのことだった。
水戸のプレーは荒かったということだった。アフターチャージが多いと。それでも1-4というスコアになってしまう辺り相当実力差があったのだろう。水戸には期待してただけにちょっとガッカリだ。敵であるはずの水戸に対してこんな感情を抱いてしまうのはやはりもう余裕があるからだろう。J2下位のチームにはJリーグのレベルを上げてもらうためにもやはりチーム力を上げてもらいたいという気持ちがある。
こうやってサッカーのことを考えられるようになった。精神的に行き詰ってしまったらとてもそこまで思考回路が行き届かなかった。そういえばかつてもそんなことがあったな。あれは小野監督の3年目のシーズン。勤めていた会社が廃業することを決めてしまい途方に暮れていた頃だった。一体これからどうすればいいんだろう、そんなことを考えながらなくなると分かってる会社で働くのである。これはモチベーションが上がらなかった。そしていつもいつもこの先どうするんだろうという考えに支配されていた。さらに小野剛が監督をやってるということがさらにぼくにサンフレッチェへの関心を遠のかせるのだった。実はこの年の鹿島戦の時ぼくは千葉の 四街道市
後で考えてみてあの時鹿島に行かなかったのはショックだった。自分で取った行動ながらすぐ近くで試合があるのに行きたいという気が起きなかったということが哀しかった。だからサッカーに関心が出てきた今、実に精神的に安定してるんだろう。そして早く試合が観たいと思ってる。寿人は代表でいないが柏木や高萩のゴールが観たいという気持ちがある。関東での試合だったら最高だったな。大声でサンフレッチェ・コールをしてみたい。
サンフレッチェを応援すること、これがいかに幸せなことかというのに気付かされたのだった。今回仕事上の任務は最初から苦労するのは分かってたが他にできる人はいなかった。だから水戸戦も他の人に代わってもらうということができなかった。こういうとぼくがいかにも優秀でできる奴と思われるかもしれないがそれは単にぼくが色んな会社を廻ってたせいで自然と業界で顔が広くなり色んな人に無理を聞いてもられるというだけだった。その転職もヘッドハンティングされたとかそういう訳ではなく単にぼくの行った会社は軒並み潰れてしまい必要に迫られて会社を替わらざるを得なかっただけである。今の会社に面接に行った時など履歴書を見られてキミは運が悪いなと言われてしまった。
同じとこで働けて同じように週末にサンフレッチェの試合を気にかけることができる、それが何と幸せなことか。それを改めて思い出させてもらったこの1ヶ月だった。とりあえず今度はホームの岐阜戦。果たしてアローズは放映してくれるんだろうか。とりあえずは仲間が確認してくれるという連絡があった。その報告を待つことにしよう。
いや、待てよ。月曜も休みをもらったから広島まで行けるじゃないか。一瞬考えてしまったがそれはぼくの財力が許さないのだった。
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お疲れ様でした。いろいろあったんですね。でもこれからサンフレッチェ広島の応援に力を入れることができることで一安心です。
鹿島戦は前田俊介選手が決勝ゴールを決めた試合ですかね。私はこの試合カシマで観戦してました。首位攻防戦、お互い1人ずつ退場と異様な雰囲気の中ロスタイムでの決勝ゴールでした。
横浜FC戦は東京広島県人会がまた観戦募集をしていますね。今回も申し込みました。現時点ではこの日にJ1復帰の可能性が残っています。条件は非常に厳しいですが、この日にJ1復帰が決まれば嬉しいですね。ちなみにこの日の昼は東京V-大分戦を観戦予定です。また甲府戦のときのように三ツ沢でお会いできればと思っています。
投稿: ゆみしん | 2008年9月 5日 (金) 23時16分