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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2008年7月30日 (水)

横浜FC戦~久保が決めた

2008/07/27 横浜FC vsサンフレッチェ広島 ニッパツ三ツ沢スタジアム

 攻めあぐねてるという訳でもないがボールが前に行かない。攻め込まれる場面もあるが横浜FCの攻撃の迫力不足で脅威には感じられない。むしろアッサリとボールを掻っ攫う盛田に技術の高さを堪能させてもらうのだった。この選手が最初からDFをやっていたらもっと凄い選手になったんじゃないだろうか。だけど最初からDFをやっていたらサンフに来ることはなかった。悔しいが盛田をDFにコンバートしたのは小野の功績である。暗黒の歴史の中で小野の残した数少ない正の遺産である。

 ハーフタイムを迎えてぼくの周りでは「うーん」と唸ってる声が聞こえた。良くもなく悪くもなく。ただ間違いなくスコアレスなままだしこのままでは点が取れない気がする。どうも今日は青山のパスの精度が悪いという声が多かった。ハンジェも酷かったがそれはいつものことなのであまり気にもならなかった。ただあまり張り詰めたものがなかったのは事実である。それは個々の選手のクオリティとして圧倒的に違うというのが見て取れたしだからこそ前半で点が取れないというのも何とかならないものかという気にもなった。後半何か仕掛けてくるんだろうか。

 監督のミシャは選手交代をしない人である。それでもこの日は後半になると柏木から桑田に交代した。この桑田が思ったよりいい。しっかりとチャンスを作ってる。ゴールまでもう少し、ほんのもう少しだ。もう少しでオフサイドになったりしてるのに決めさせてやりたいと思う。ただそのもう少しを破ることができたら桑田は確固たる戦力になるはずだという確信が持てた。

 パスミスが多いと言われた青山だがゴールキーパーが弾いたボールをそのまま無人のゴールに蹴りこみゴールを決める。そのあまりもの呆気なさにあれシュート打ってもいいのかという気がしたほどだった。だがそのすぐ後に失点してしまうのがこれまたサンフらしかった。

 その後ついに寿人に代えて久保が登場した。横浜FC側からはブーイングが起こる。昨シーズン期待通りの活躍をすればJ2落ちすることはなかったということかもしれないがまあこのブーイングは儀式みたいなものであろう。

 やはり久保は存在感が違う。走るだけで迫力がある。そして公太からポヨーンと高いクロスが入る。こんなの誰も合わせられない。ただ一人の選手を除いて。そしてこの誰も届くことのできないクロスを久保はヘッドで入れてしまった。もうクロスが上がった時点で「あっ、決まった」と思った。これは反則、J2においては反則だった。ストヤノフがDFに入ってる時も反則だと思ったがコンディションの整った久保もJ2においては反則だった。こんな誰も競ることのできないボールをゴールしてしまうのである。相手チームにしてみればたまったものじゃない。恐らく各チーム寿人については対策を練るだろうがたまにしか出ない久保についてまで対策を練ることはできないだろう。その久保がベンチで温存されてるんだからやはりJ2においては抜けている。

 試合後ヒ-ローインタビューを受けた久保はゴール裏へ挨拶へ来なかった。それでもクボコールが続くとピッチに出てきた。多分スタッフの人に出ていけと促されたのだろう。そしてサポーターは「オオ~~~」と声を出すがコールと合わせることもなく両手を挙げ帰っていった。この空気の読まなさ、久保らしい。人間離れしたジャンプ力、独特なドリブルの間合い、空気の読まなさ、ぼくらは久保を堪能したのだった。改めて腰痛持ちというのが勿体ないと思うのだった。間違いなく世界に通用する選手のプレーを目の当たりにしたのだった。

2008年7月29日 (火)

横浜FC戦~選手入場

2008/07/27 横浜FC vsサンフレッチェ広島 ニッパツ三ツ沢スタジアム

 スタジアムの前のテントに広島県人会用のブースがあった。隣にSさんが立っていたのですぐに分かり申し込みチケットの受け取りをした。その際ポケット日程表を渡されそうになったがすでに持ってるものだから辞退した。「あっ、この人はコアだから必要ないですよ」とSさんは受付係に説明したのだった。

 ゲートを通りスタジアムに入ったが持ち物検査などはなかった。暑いのでペットボトルのお茶を飲みながら入場したのに係の人は全く気にしてなかった。こういう気軽さがJ2のいいとこである。Jリーグのスタジアムには巨大過ぎてどうやったらピッチまで投げることができるか分からないが持ち物検査をやるとこがある。J1の中には5千人しか入ってないのに念入りに持ち物検査をやってるクラブもあった。確かに余計な騒動は起こしたくないのだろうがもうちょっとはるばるスタジアムまで足を運んだ人を猜疑心の態度で迎えるのはどうかと思うのだった。

「いや、結構来てますね」

 千葉から一緒に来た人はそう言ったが去年は同じカードでアウェイゴール裏チケットが売り切れたので当たり前だろと思った。実際にスタンドに出ると横浜FCのサポーターよりサンフレッチェの紫の色の方が目立ってる印象があった。選手が出てきた時の盛り上がり方からいっても本当に応援してる人はサンフレッチェの方が多そうだった。アウェイジャックという言葉を使うことがあるが横浜FCのことを考えるとちょっと寂しいような気もしたのだった。

 ただ練習が始まると目の前での選手のプレーに心奪われる。シュート練習でみんな結構鋭いシュートを決めてGK佐藤昭大も鋭い反応をする。その練習を見てると今日は絶対勝てるという気がするのだった。それだけにバックアップGKの原がゴールマウスに立った時レベルの違いが目に付いた。もし昭大に何かがあったら厳しいという現実を感じざるを得なかった。

 練習が終わり選手入場が始まるとサンフレッチェの選手も白いTシャツを来た子供の手を引っ張ってピッチに出て来た。中には知ってる子もいる。横浜で広島側からエスコートキッズが出せるなんて横浜FCも粋な計らいをしてくれたものだ。ただこのアウェイでの初めての企画もビッグフラッグが頭の上に被さり見ることができなくなった。

 そういえばこの日はサポーターの間で浴衣で応援しようという企画があった。襷の中には浴衣姿も結構見える。だけど浴衣なんてぼくは持ってない。花火大会などへ行く人は着る機会があるのかもしれないがぼくはそんなもの行かない。大体ああいうものは男だけで行くもんじゃない。女っけのないぼくには無用の長物だ。ここで浴衣を浴衣を着てる人とぼくとの違い、応援で盛り上がってる中ふとそんなことを考えてしまうのだった。

2008年7月28日 (月)

横浜FC戦~横浜へ向かう

2008/07/27 横浜FC vsサンフレッチェ広島 ニッパツスタジアム

 今シーズンは関東での試合が少ない。もはやサンフレッチェの試合を観ようと思ったら遠征するのが当たり前のような感覚になってしまった。ここはJリーグのクラブの多い関東。それなのに都心はJ2のクラブがないという皮肉。こういう時やはりJ1だったら良かったという気になるのだった。

 そんな数少ない普通に電車で行ける場所での観戦だから特別な日だった。朝は日が昇る前に目が覚め再び眠ることはできなかった。録画した『スーパーサッカー』を観たり本を読んだりして過ごした。それだけ今日の観戦を楽しみにしているのだ。といって普段から早起きのぼくにとってほんの30分程度起きるのが早かっただけだが。だからぼくは友達と泊まりに行った時などお前は老人かなどと言われるのだ。

 ただその後は普段の日曜と同じように過ごしていたらあっという間に昼になったような気がする。暑いのでドリンクを一杯カバンの中に詰め出掛けるのだった。カバンの重さに水って何て重いんだろうと思うのだった。

 駅まで行くとホームで同じ近所のサッカークラブに通う人に会った。広島出身なので一応誘ってみたのだ。広島県人会の企画をプリントアウトして渡したら申し込んだらしく子供もエスコートキッズに当選したそうである。子供は意味分かってますかと聞いたらうーんどうだろうと答えてた。

 千葉からだが電車に乗ると横浜まではすぐに着いた。こうやって普通に電車で行ける場所というのがニッパツスタジアムだけだというのに改めて寂しさを感じるのだった。J2に落ちるのがいけないというのもあるがよりによって今年に限って関東のチームが軒並みJ1に行ってしまったというのは運が悪い。ただ全国的に見るとちょっと偏ってるなという気がするのだった。

 横浜駅の雑踏を歩いてるとヨコハマさんに出会った。久しぶりと言われたがさすがに紫のレプリカをきているぼくはすぐに見つけられたようである。確かに久しぶりで開幕直後の湘南戦以来であった。こんなところでも関東での試合の少なさを痛感するのだった。

 バス乗り場まで移動するとすでにサンフのサポーターらしき人が並んでいた。ほんの数年前であれば珍しくて声を掛けたろうが今やそうでもなくなっただけにそこまではしないのだった。でも後ろに並んだオジサンはサンフレッチェのポロシャツを着ててこの年代の人は珍しいので軽く挨拶をすると向こうも照れくさそうに笑うのだった。このスタジアムってペットボトル持って入っていいんですかと聞かれたが多分大丈夫でしょうと答えた。ぼくも記憶が確かではなかったのだが相対的にJ2のスタジアムでは持ち物規制がそれ程うるさくないという傾向があるのだ。単に客が入らないから持ち物検査をしたってどうしようもないというのがあるのだが。

 バスは定員に達したらすぐに発車するのかと思いきや時刻通りにしか出ないのだった。サッカーの試合があるからといってスケジュールを変えない。そんなところが横浜らしかった。街は人で溢れかえっているがこの中の何人が今日サッカーの試合があると知ってる人がいるんだろう。そういう無関心さもまた横浜らしいのだった。

2008年7月26日 (土)

楽山孝志加入

 千葉から楽山孝志がレンタル移籍してきた。そのイメージはというとサッパリない。ただ変わった名前なので存在ぐらいは知ってた。だからどの程度このチームにフィットするのか、そしてどのくらいの能力があるのかということがサッパリ分からないのだった。

 これで結城、楽山とシーズン中に2人も千葉から選手が移籍してきたが2003年と違うとこは勝てなくなってもうどうしようもないから新しい選手を入れて打開しようとしたのではなくて怪我人が多く選手層が薄くなってきたのとやはりウィークポイントを前もって補強しているということだ。だから前回のようなドタバタ感がなくしっかりと先を見据えているという気がする。結城などはそれ程有名な選手ではないが試合に出ると実際にそれなりのパフォーマンスは見せる。実に理に適った補強だった。そういう意味でこの楽山にもハズレではないだろうという安心感があるのだった。

 ただ昨シーズンのストヤノフといいどうして千葉の選手ばかり来るのか。ここがまた織田の人脈のなさを感じるのだった。他から補強するといっても千葉を通さなくてはできない。監督だって千葉を通してたことからも千葉の誰かしらを頼らないと選手の獲得も監督の伝手もないというのは考えすぎだろうか。少なくとも獲得した選手がたまたま千葉の選手だったというのはないだろう。

 確かにユースの選手が中心となり育成とトップがうまく連動するシステムができてるのはいいことだろう。だがそういった純正選手にとってあまりにも環境が変わらないというのはどうなんだろうという気はしていた。小野監督のようにとっかえひっかえ選手を外から獲得しようとするやり方には違和感があるがあまりにも純粋培養させるとチーム内での競争原理や硬直化を招くような気はしてた。それだけに楽山の加入は肯定的な要素である。

 もしかしたら千葉と同じカテゴリーにいないというのはサンフにとっていいことなのかもしれない。お互いに直接戦うことがないだけに選手の行き来はやり易いだろう。やっぱり今年サンフはJ1に上がって千葉にはJ2に落ちてもらおうと考えたがすぐに気付いたのだった。そんなことしたら最も観に行きやすいスタジアムの内の一つであるフクアリでの試合がなくなってしまうではないか。それは絶対にあってはならないことだ。ここはやはり千葉にもがんばってもらってJ1残留を果たしてもらいたいものだ。

 しかし、残留したら来シーズンの補強はどうなるんだろう。確かに今いる選手を上手く使うことができればそれにこしたことはない。ただ一つ言えることはこんなことまで心配させる織田強化部長はある意味凄い才能だ。天才には色々なタイプがいるのだが間違いなく織田は人に不安感をあたえるには抜群の才能を持ってるようだ。

2008年7月25日 (金)

策士の計略

2008/07/24 U23日本vsU23オーストラリア ホームズスタジアム

 何の期待もしてないせいかこれ程リラックスして観ていられる国際親善試合もなかった。どうせ負けるだろう。別に負けてもいいや。そう思っていたらやはり先に失点してしまった。そしてそれはこのまま負けるという予想をもたらせてくれた。が、よりによって追いついてしまった。一体こういう時どんな反応をすればいいんだろう。喜ぶべきなんだろうか。いや、喜ぶべきなんだろう。だけどどこか釈然としない。青山敏弘と柏木陽介がいないせいなのか。それもあるだろう。だけどサンフレッチェの選手のいない代表なんて今までもあったはずだ。それがどうして今回だけはここまで気持ちが入らないのであろう。

 やはりこの代表は顔になる選手がいない、選手選考自体不可解、その元凶の反町監督の不信感にある。こんなチームうまくいくはずがない。せいぜいボロ負けして帰ってくるという蔑まされた視線はもしかしたら選手の方が感じてるのかもしれない。そうでなければあそこまでボールに喰らい付こうという執念を見せるだろうか。

 そもそもこの試合自体観る方としては拍子抜けだった。当然ゴールマウスを守ってるだろうと思ってた西川がいない。これは自身のブログでJリーグの試合でわざとイエローカードを貰ったという記事を書き少し騒動になったのを受けてのことである。そんな実力以外のとこでレギュラーを決められる、ちょっと調子に乗っただけのことを針小棒大に扱ったようなその処置が何とも反町らしかった。サッカー選手であるためにはそんなに品行方正でなくてはいけないのか。それにこしたことはないが西川は大分ではファンサービスなど積極的に参加して模範的な選手だというのにこんな言葉狩りを受けるのはどうも納得できないものがある。これも自身のブログを読む人を面白がらせようとというサービス精神からでたコメントであるのに。これだったら選手は余計なことを話さない方がいいということになる。口を閉ざせばいいということになる。政治家みたいに何を喋ってるのか分からないようになればいいということになる。何だかつまらないキャラクターを量産でもしようとしているかのようだ。

 そしてそのつまらないキャラクターによる寄せ集めという印象をこのチームは放っている。世間の注目を集めてないというのは選手も感じてるのではなかろうか。香川の同点ゴールがそれを物語っていた。

 このチームにおいて香川は最も厳しい立場に立たされてる内の一人だった。直前に戦ったJリーグの試合でサンフに五輪代表から落選した柏木のゴールで破れてしまったのは大きかった。これで五輪代表で結果を出せなかったら批判の矢面に立たされるのは目に見えていた。本人も相当に危機感を持っていただろう。

 もう一人、逆転ゴールを決めた岡崎、所属する清水では控えなのにどうして選んだんだという空気はあったはずだ。正直この選手がゴールを決めることに期待を持ってた人は少ないだろう。だからこそ意地になったのかもしれない。

 こうやって期待してなかったにも関わらず21で勝ってしまった。それはビューティフル・ゲームではなかったかもしれないが賞賛できるものだった。もしかしてこのチーム本番でも上手くいくのではなかろうか、そんなことを漠然と思ってしまうのだった。まあ親善試合なんて本番とまるで違うのだがこの期待を掛けられてないというのは実はとてつもないアドヴァンテージなのかもしれないと考えてしまった。だとしたらやっぱり反町は相当な策士なのではなかろうか。

2008年7月24日 (木)

横浜FC戦、エスコートキッズ企画実現

 東京広島県人会からメールがあり727日のニッパツスタジアムでの横浜FC戦の応援観戦募集が130名を超えたということだった。これにより広島側からもエスコートキッズを出せるし関東の試合で今後の活動につながるだろう。良かった、良かった。先週確認した時点では応募26名で停滞してたということだったのでもしかして企画倒れになるかと心配したものだ。

 この日16時半に、JR横浜駅中央北改札で駅前集合をするといういつもの企画があり主催者の「はみ」さんが黄色のGKユニフォームを着て待ってくれている。ただ集まって一緒にスタジアムまで向かうというだけのことだがこうでもしないとなかなかスタジアムで声を掛け合う機会もないので新参者にとって貴重なイベントではなかろうか。たった10人くらいしか応援してる人がいない頃からやって今回も130名のチケット申し込みができるまでになったのはこうした地道な活動があったのも無関係ではない。ローマは一日にして成らずである。

 実はこの試合、チケットの売れ行きを調べたら大して売れてない。ということは広島県人会の募集があったにも関わらずその告示が出る前にチケットを買った人もいるのでサンフレッチェ側に人が多く集まるのではと期待する。いわゆるアウェイジャックという現象が起こるのではなかろうか。アウェイジャック、サンフレッチェには絶対にない言葉だと思ってたのに。昨シーズンもこのスタジアムではアウェイゴール裏のチケット売り切れたので今回も当然そうなるものと思っている。果たしてどうだろうか。

 でも人口の多い横浜のクラブで客が入らないというのは何か哀しい。アウェイジャックという言葉に一瞬ときめいたがやっぱりどうなんだろうと考え込んでしまった。遠まわしだが横浜FCにやっぱりもっと客を増やしたいと思わせるくらい盛り上げていきたい。そもそもサンフレッチェにもエスコートキッズを出すという企画は横浜FCの好意によるもの。お互いにリーグ全体を盛り上げていきたいものである。当日スタジアムに行く人はとりあえず試合そのものを楽しんでもらいたい。そして楽しんだ経験を伝えて欲しい。大事なのはそんな些細なことの積み重ねなのである。

2008年7月20日 (日)

セレッソ大阪戦~J2天王山制す

2008/07/19 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 長居陸上競技場

 ここって大阪だよなと確認が必要なくらいサンフレッチェ・サポーターの声が聞こえる。ビッグアーチでもこれくらいの声が聞こえることはない。もしかしてTVの集音マイクのせいなのかとも思ったが実際に応援してる人が多かったようである。それであればホームのビッグアーチでちっとも声が届いてないのは勿体ないことだった。ただしそれはサポーターが悪いのではなくビッグアーチの構造的な問題だというのは分かっている。長居もだだっ広いスタジアムだがビッグアーチは声も反響しないという欠陥がある。そしてそれはよりによってアウェイ側の方が反響しやすいという本末転倒な造りだ。

 ふとそんなスタジアムのことが頭に浮かんだのだがサンフレッチェの勢いは止まらなかった。中盤で浩司のチェックを受けた香川のロストボールを柏木が拾った。そしてドリブル、ドリブル、ドリブル、シュート、ゴール。何とハーフウェイライン付近から1人で5人かわしてシュートまでいったのである。見方の選手誰もいないからこれは駄目だろうと諦めていたが遠目からスワーブの掛かったGKを避けながらもゴールに入るシュートだった。これが柏木、見たか反町、槙野と訳の分からないパフォーマンスをしてたがそれを含め滅茶苦茶気持ちが良かった。

 ただ問題はその後だ。疲れがある選手を中心に交代をしていったがなぜか終了間際になると危ない試合運びとなる。ボールが全然つながらない。前に出すと簡単に取られてしまう。攻められる攻められる、完全にアップアップな状態だ。どうしていつもいつも終了が近付くと攻め込まれるんだよと言うと聞いてた人はそうですよねと苦笑いをしてた。

 ミシャの交代パターンとして寿人と久保を代えるのだが久保が入ってもちっとも久保にボールが渡らないのだ。持てば何かをするという期待感があるだけに何もできない久保には歯痒さがある。といってチーム自体がバタバタしてるのに久保にだけ責任を押し付けることもできない。ただ柏木の代わりに高柳など、やはりいつものピッチでの存在感のなさを発揮しこれでは無理だという気がした。まあ結城を入れた辺り、もう守備固めという意図があったのかもしれないが。

 そんな不安定な状態になりつつもそのまま終了してくれた。12で勝った。反町が観に来た香川は3回くらい前を向いてボールを持たれたがそれ以外は全く記憶にない。柏木のゴールのまえでは全てが霞んでしまった。それ以外にも惜しいヘディングのシーンもあったしチームとしても個人としても圧勝という感じである。いや、気分が良い。そして柏木がようやく復活してくれたことを喜ぶのだった。こんな柏木が観たかったのだ。

 そして他には桑田のパフォーマンスは意外だった。高萩の代役で入ったが桑田は桑田でゴールに近い場所で存在感を見せることができた。オフサイドとなったがシュートも打っていた。実はあれは絶対オフサイドじゃないなどと話してたのだが後から調べるとやっぱり桑田のオフサイドだったようだ。GKが前に出てたようである。感情でしか物事を判断できないぼくはその場でそんな冷静な判断などできないのだ。

 しかしこうやって代わりに入った選手もそれなりに結果を残してくれるというのは何とも心強い。そして10番を背負った柏木がようやく10番らしくなってきた。やっぱりこの選手世界に通用するんじゃなかろうか。寿人にしても外しまくったとはいえあれだけゴールに絡む日本人FWいないだろう。やっぱりオリンピック代表考え直した方がいいんじゃないだろうか。いや、もう遅いんだったな。きっと反町監督は後悔先に立たずの心境なんだろう。少なくともそんな想像をすることができるぼくは気分が良いのだった。

セレッソ大阪戦~連休初日の一戦

2008/07/19 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 長居陸上競技場

 パブリック・アローズに入ったらいつも来ているKさんが1人いた。え、これだけと思ったがぼくの顔を見るなり今日は寂しいねと言っていた。まあ後からボチボチと入ってきたがそういえば3連休の初め、みんなどこかへ行ってるのだろう。そのどこかの内行き先が大阪という人も何人かいるのだった。

「今日反町来てるんだって」

 オリンピック代表の反町、セレッソの香川を観に来たんだろう。オリンピックの選考から漏れた青山と柏木のことを思うと絶対に負けたくないという闘志が沸くのだった。そしてスタンドの映像では結構紫の姿が見える。かなりの数が行ってるようだ。広島からオフィシャルとサポーター主催のバスで4台は出てるのではなかろうか。それに加え関西に住むサポーター、関東からも遠征しているという状況でまさにサンフサポ大集結といって様子だ。

 そんな中行われた試合はサンフが一方的に攻めていた。ただ時々奪われたボールは鋭いカウンターで切り返され危なかった。ましてやサンフのDFはスピードがない。これはもう伝統ともいえることなので半分諦めているもののさすがに盛田がPKを与えてしまった時には目を覆ってしまった。といってもセレッソの選手自分から倒れたようにも見えたので正直なとこあれがPKかとも思ったが。

 この大事な場面でGKは佐藤昭大、やばいなあという気がしながらもどこか安心していた。セレッソのアレーがボールに寄る。主審の合図、蹴った、外した。おおおっ、と握りこぶしを締める。良かった、良かった、入らないだろうなどと余裕を感じながらも実際に外れると本当に肩の力が抜ける。アレー、ありがとう。その気持ちは青山がアレーの頭をさりげなく撫でることによりぼくらの気持ちを代弁してくれた。

 その後何度もチャンスを作り出し寿人はシュートを打つ。そして外す、GKに阻まれる。セレッソGK山本はジュビロでレギュラーだった選手でやはりレベルが高い。高いがなぜにいつもサンフレッチェと対戦するチームのGKは神掛かったようなセーブをするのだろうと思ってしまう。そうこうしている内に前半終了の笛、圧倒的にチャンスを作りながらも決めきれない、何となく嫌な流れではあったのだった。

 何となく悪い予感がする。そんなことをKさんと話ていたのだが後半に入り左サイドから小松にまさにここしかないということにゴールを決められた。セレッソは少ないチャンスを生かしサンフは数あるチャンスを生かせなかった。これって決定力の差じゃないかと頭を抱えてしまったのだった。

 そして急にセレッソの方の応援の声が大きくなっていった。これぞホームの応援といったものなのだろう。その声の塊はまるで地響きのようだった。

 ただその後が早かった。わずか3分後に寿人が今までシュートを外しまくった鬱憤を晴らすかのようにGKの手の届かないとこへ決めてしまう。それまでのシュートも入ればスーパーだったがこれは入ったから本当にスーパーなゴールだった。寿人、凄い。これはセレッソの出鼻を挫くのに相当な効果があった。さっきの声の塊は途端に消えてしまった。それどころかどこかで聞いたことのある応援、そう、サンフレッチェの応援がモニター越しにハッキリと聞こえるのだった。サンフの応援がこんなに聞こえるなんて凄い。それに伴いサンフレッチェは完全にペースに乗ったようだった。

2008年7月18日 (金)

セレッソ大阪戦~J2頂上対決を前に

2008/07/19 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 長居陸上競技場

 伝え聞く噂は誰が怪我をしたという話ばかり。一体どうして怪我から回復する選手より故障者リストに載る選手の方が増えるのだろう。これは今年のミステリーだ。絶対にサポーターカンファレンスではこれについて追求されるだろう。

 大阪ということで行こうと思ったら行ける場所だ。そこが中途半端である。ぼくもギリギリまで考えてたつもりだ。だけど都合良く仕事が入ったので大阪まで行かずに済むことになった。いや、ぼくは一体何をホッとしているんだろう。

 それでも中で関東からも大阪まで行く人がいる。中でもコアな人は次の日広島のサポーターカンファレンスにも参加するのだ。

そういえば長居まで行ってくるとメールを入れてきた仲間がいるが、ヌルサポなのでサポカンは行かないなどと書いてあった。大阪まで行くのにヌルサポ、だったらモニター観戦で済まそうとしてるぼくは何なのだろう。いやもうこの辺になると訳が分からなくなる。少なくとも一歩足を踏み外すと理解不能だという視線を浴びるのは目に見えている。

J2は日程の都合で毎週必ず試合があるのだが生半可週半端にJ1の試合があったものだからずい分長い間隔があったような気がしてしまう。そして勝ち点差が13あるとはいえ2位との直接対決だ。これはやはり今までのリーグ戦とは一味違ったものになるだろう。やっぱりぼくも行きたかった。こうやって試合を楽しみにしてるということはもう勝つに決まってると考えてるということだ。だからこそ勝てなかったりしたものなら世紀の大失態をやらかしたような気分になってしまうのだ。しょうがない、ぼくらは気分で生きてるんだ。でもサポーターなんてそんなものじゃなかろうか。

サンフレッチェも昔に比べたらサポーターも増えてきて嬉しい反面サポーターが増えるってこんなに厄介なことなのかと思ってるのではなかろうか。いや、でもよく考えてみたら客がちっとも入らなかった頃を知ってるのは服部公太くらいじゃないか。後は下田のように怪我をしてたり久保のように試合にでなかったりだ。逆に言えばその頃を知ってるサポーターも数少ないということではないか。何気にサンフレッチェも歴史を積み重ねていってると今更ながら気付くのだった。

2008年7月16日 (水)

哀しいまでにサンフを想う

 不憫なもので仕事の方が少し暇になってきたものの広島へ行きたくても週末は大阪でのアウェイ戦だ。それでも遠征という意味では一緒なのだが広島に実家がある訳でもないのでこれは無理だなと諦めることにした。中には関東からサポーターズカンファレンスへ出席する為にその前日に当たるセレッソ戦も観戦してくるという人もいるというのに。そこまでやろうとしないぼくは気概が足りないのだろうか。そうかもしれない。でも一般人にしてみればぼくぐらいでも十分普通の人ではないのだ。

 実はぼくは最近近所で色んな人に声を掛けられる。たまに暇だからと平日に代休でも取ろうものならこの人仕事してるのだろうかという顔をされることもある。またそういう時に限ってどうやらぼくを知ってるらしいお母さんなどに出会うのだった。そもそも外に出歩かなければいいのだがどうしたって平日にしかできないことがあるのでこの機会を逃すまいと出歩くことになってしまうのだ。

 ただ、ぼくはどうしてこんなに覚えられてしまうのだろう。困ったことに向こうはぼくのこと知ってるのにぼくの方では一向に記憶のない人までいる。だから当然名前なんか知らないことがあるのでなるべく会話をしないようにしなければいけない。何だってこんな苦労をしなければいけないんだ。

 そのことを仲間へ話したら当たり前だろという顔をして言われた。

「そんなサンフレッチェ・グッズばかり身に着けてたら覚えられるに決まってるだろ」

 ああ、そうなのか。やはりそうだったのか。そういえばぼくの顔を見る度にこの前サンフレッチェ勝っただの負けただの言ってくる小学生までいる。やっぱりサンフグッズがいけないのだろう。

 しかし、困ったことにぼくの持ち物はほとんどがサンフグッズなのだ。これはぼくが欲しいからではなくてホームへ観戦しに行けないぼくがクラブに貢献するのはせいぜいファンクラブへ入ってグッズを買ってやることくらいだからだ。中には関東に住みつつも年間パスを購入する神のようなことをする人もいる。だけどぼくはそういう無償の奉仕というのができない。やはり気概が足りないんだろうか。やはりそうかもしれない。

 それでもぼくは通信販売でいくつもグッズを買ってきたのだが昔に比べるとグッズの質もかなり向上してきたと思う。前はどのチームも共通に売ってるものに単にサンフレッチェのシールを貼っただけという商品が多かった。その中にはとても安っぽくチープなものがあってクラブにこんなもの売るなとメールをしたことがある。そして普段着でも着れるTシャツを作って欲しいという要望も伝えたが先ほどの商品は店頭から消えTシャツも種類が増えていった。まだそんなことがまかり通る時代だったのだろう。

 そういえばぼくも昔はサンフレッチェのシャツを着て外に出るの恥ずかしいと思ってた。その内どうせサンフレッチェなんて誰もしらないだろうとタカを括って着るようになったら今度はそれがないと寂しいような気分になってきた。習慣というものは恐ろしい。

 こんなぼくだが実際にサンフの試合に行くとぼくよりずっと凄い人がいる。そして一般人の中に入るとマトモじゃないように見られる。とても中途半端な存在だ。ぼくって一体何なんだ。自問自答を繰り返し結局週末の試合のことを考えてる。そんなぼくを評し頭の99%がサッカーだと言われたことがある。

「そんなことはない」ぼくは反論した。するとこう切り返された。

「だって仕事も興味ないしバンドやっても成功しなかったし女の子にはちっともモテないからサッカーしか考えることないじゃない」

 ううううっ、そこまで言わなくてもいいじゃないか。涙が出てきた。やっぱり、やっぱりぼくはサッカーしかないのだった。もしかしてサンフレッチェが人気ないのってこんなぼくが応援してるからなのだろうか。

2008年7月15日 (火)

東京広島県人会からの告知

 東京広島県人会から以下のような告知がありました。横浜FC戦へ行く方は是非県人会を通して申し込んでください。この企画が成功すると今後も色々な活動につながると思います。

東京広島県人会の皆様へ

来る7月27日(日)に横浜ニッパツ三ツ沢球技場にて開催される

J
リーグサンフレッチェ広島対横浜FC戦を

皆で応援に行きましょう!今回は横浜FCからのご提案で、団体にて観戦

の場合は観戦者の中からサンフレッチェ広島の選手と入場時に手をつないで入場できる

「エスコートキッズ」に参加することができます(小学生以下、11名)。県人会からの

観戦申込が100名に達した場合に実現できます。つきましては観戦希望者は下記詳細を

ご確認いただき、メールまたはお電話にて県人会事務局までお申し込みください。

  お申し込み締め切りは7月22日(火)です!

なお、出来ればアウエー側で固まって応援したく、チケットのお申し込みは

基本的にアウエーゴール裏C自由席でお願いいたします。特に席の種類を指定

なさらない場合、自動的にアウエーゴール裏C自由席をお取り致します。


メインスタジアム他の席で観戦ご希望の場合はその旨明記して下さい。



《対象試合》Jリーグディビジョン2サンフレッチェ広島対横浜FC

《日時》727日(日)18時キックオフ(16時開場予定)

《場所》ニッパツ三ツ沢球技場(JR横浜駅よりバスにて約10分)

《チケット前売金額》アウエーゴール裏C自由席(大人2,000円小中高500円)

          メインスタジアムS自由席(大人3,500円小中高1,500円)

          バックスタンドA自由席(大人3,000円 小中高1,000円)



スタジアムへのアクセス等詳細は横浜FCホームページ

www.yokohamafc.com
をご参照ください。



チケット受け渡し方法:当日会場にて直接お渡しします(専用受付を設置します)。

締め切り後のキャンセルはお受け出来ません。後日お買取りいただきたくお願いいたします。

エスコートキッズのご希望が11名を超えた場合、抽選とさせていただきます。当選した方には

こちらからご連絡を差し上げます。



メールでお申し込みの場合

メールの本文に次の項目をお書き添えの上、hiroken@oregano.ocn.ne.jp

へ送信してください。その際、メールの標題には"サンフレッチェ応援観戦の件"とご記入ください。

<-------------------
メール本文 ------------------->

氏名 :
枚数 : 大人      枚、 小中高     枚
e-mail
アドレス :
携帯メールアドレス(当日連絡用) :
携帯番号 (当日連絡用):

エスコートキッズご希望の場合(小学生以下のお子さん 男女不問)

お子さんのお名前:             年齢:        性別:

当日お連れになる保護者の方の携帯電話番号:



<-------------------
メール本文 ------------------->

以上、ご不明な点等あれば事務局宛ご連絡ください。よろしくお願いします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
東京広島県人会: 事務局 山縣
105-0001 東京都港区虎ノ門1-2-8
           虎ノ門琴平タワー22
         広島県東京事務所内
TEL
03-3591-0028 FAX03-5511-8803
hiroken@oregano.ocn.ne.jp
http://www.hiroken.gr.jp
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  

http://www.hiroken.gr.jp/info/WatchSanfreche.htm

北京五輪代表発表

 この意味不明の選考、メンバーを見た瞬間に期待感がまるで持てないという諦念感、それでいて選んだ本人は相当に自身を持ってそうだという空気の読めなさ、これはまるで小野剛ではないか。監督は反町だが小野の臭いがプンプンするのは気のせいだろうか。

 ぼくの仲間は言った。メンバー表を見てガックリときて試合を観てガックリきて結果にガックリくる3重苦だと。小野が監督をしてた頃のサンフレッチェだがまさにこの五輪代表はその小野の負のオーラを全快に纏っている。どこにいてもそのオーラを発散させる、ある意味凄い才能だ。一体この人のどこを評価されて協会のポストにいるのかサッパリ分からない。

 正直なところサンフレッチェから柏木も青山敏弘も選出されなかったという落胆はある。だけど正直この代表は本戦で勝てるような気がしない。3戦全敗も十分可能性がある。それどころか落選した選手でB代表で戦わせたらそっちが勝ってしまいそうだ。そんなことはないと反論が出るかもしれないが観てる側がそう感じてしまってる時点で駄目なのである。だからボロ負けして帰っても当然の結果と受け止めるだろう。ある意味この大会のメンバーに入ってないというのは幸運かもしれない。

 注目される試合に出場するということは名誉でもあるし自身のキャリアにもつながる。だから良い結果を出すと自分のブランド力を上げることができる。だが逆にあまりにも酷い結果だとブランドが低下してしまう。それはドイツW杯で絶好のシュートチャンスを外した柳沢が長年在籍した鹿島を離れることになったのはもう終わったというイメージを持たれたことと決して無縁ではないだろう。そういう観客の持つイメージというのは時として大きな足枷になるのだが選手である以上そういうチャレンジをする場があれば当然挑戦すべきだ。

 だがこの代表を応援しようという気概を持てるかといったらかなり難しい。頭では分かっているが気持ちが持てないといった状況だ。それは先ほどの理由によるがそれに追い討ちをかけたのが李忠成のTVでのコメントだ。オリンピックがなければ日本に帰化しなかった。この発言でどれだけの人がガッカリしただろう。確かにその部分だけしか放送されなかったのだから全文の意味は違うかもしれないがそりゃないだろという気がする。クラブチームの大会ならまだしも国の代表選手として戦うのに大会に出る為に帰化したというのは応援しようという意欲を削ぐに十分だった。あれは軽はずみな発現だった。プロとしてどうなのだろう。

 それにしてもここまで期待感のない代表というのも珍しい。Jリーグを見れば落選した選手でもっと魅力的な選手がいるというのに。そしてメンバーが直前まで決まらなかったというのはどういうことなんだろう。このメンバーで試合をしたこともないし、期待しろなんて言われても無理に決まってる。ただただあまり恥ずかしい試合をして帰らなければいいがという心配だけがあるのだった。

2008年7月13日 (日)

FC岐阜戦~大勝に理想を高める

2008/07/12 サンフレッチェ広島vs FC岐阜 広島ビッグアーチ

 中2日の連戦、負傷者が多くベストメンバーが組めない、対戦相手の岐阜は前節休みでしっかりと休養を取ってる。そういう要素に加えて岐阜が今シーズンのリーグ戦においてサンフレッチェが始めて引き分けで勝てなかった相手ということでとても圧倒的に不利だった。山形に負け熊本に引き分けた流れからも負けも覚悟していた。その後の愛媛との試合には勝ってるのだがそれもチームとしてこんなものかなと思うような内容であったのが楽観的要因にはならなかったのである。

 しかし、こういう時得てして予想とは違う結果になるのだった。選手の動きが良くピンチらしいピンチは訪れない。それどころかチャンスのシーンが続く。一体今日はどうしたんだろう。試合前にメールが届き現地に行ってるという仲間の報告を受けたがさぞ楽しいだろう。こういう時に現地で観戦できるとは幸せだ。といってそれ以上に酷い試合も見てるのはここでは忘れることにしよう。

 そしてこの日のハイライトは何といっても盛田のゴールだろう。一度は弾かれたヘディングのボールをキッチリとゴールに入れた。解説がさすが元FWといったシュートですねと言ってたがFWやってる時あんなシュート打てば良かったのだ。利き足と言ってた割にはセットプレーで得点に絡むことがなかった。そういう意味でも珍しいものを見ることができた。

 その後次々に得点を重ねていく。柏木の今シーズン初ゴールは復調を予感させるものだった。パスを送った高萩が上手かったというのもあるがゴールという記録は本人は元より見ているぼくらを安心させるのだった。これで本来の柏木に戻れるだろうと勝手に想像するのだった。ついこの間までボロクソに言ってたがそんなこともうぼくらの頭にはないのである。

 そして寿人の3点目。寿人のJ2リーグ得点ランキング単独トップだ。開幕当初チームが勝ってる割には寿人のゴールがないなと思ってたがやはり1年という期間を置けばコンスタントに結果を出すのだった。派手さはないが気付けば結果を出してる。1年だけ驚異的にゴールをする選手はいるが毎年これだけは得点するという選手は日本人の中では稀有な存在だ。J2とはいえ凄いことだと思う。

 さらにこの後公太がPKを貰った。一瞬シュミレーションを取られるかなと思ったが公太がそういうタイプの選手じゃないだけにわざと倒れた訳じゃないだろう。やはり審判もその辺でこけた選手の選別はしているだろう。

 一体誰が蹴るのか。ここで意見が分かれた。寿人か?いや、寿人はPKというタイプじゃないし。それなら公太か?尚更そういうタイプじゃない。もしかして柏木かと話してたが浩司がいるじゃないかと言った瞬間皆ハッと気付いたのだった。ここまで浩司の名前が挙がらなかったのは草津戦でPKを外したことが大きい。PKなんて滅多にない状況で失敗してキッカーというのはもうこの選手がPKを蹴ることはないと印象付けられてしまう。だからこれは浩司が再びPKのキッカーとして認知されるチャンスでもあったのだ。

 浩司の蹴ったボールはGKにコースを読まれてたもののキッチリとゴールに入った。この瞬間、やはりPKのキッカーは浩司なのだと確信できたのだった。PKを蹴る浩司、それをどんなに待ち望んでいたことか。3流外国人にキッカーを譲ってた日々、あれは監督の指示だったのだろうが空気を読まな過ぎた。2004年にチアゴがPKを外した時はチアゴ本人よりも小野監督に殺意を感じたくらいだ。ただ3流外国人よりも絶対的なインパクトを浩司が放ってなかったというのも事実である。ここにきてようやく、でも何て長いようやくだったのだろう。

 40の完勝である。もう1、2点取るチャンスはあったものの満足した。岐阜は前回対戦した時とは明らかに勢いが落ちていた。最後のとこで必ず攻撃の芽を潰していた小峰は逆に足枷になってるようだった。片山はまるで存在感がなかった。そして前からチェックに来るというアグレッシブさがなく完全な引篭もり、J2戦法で望んだ岐阜にはちょっと肩透かしの感があった。あらゆることが想定外であった。だからサッカーくじなんてものが成り立つのだろう。

 これだけ地持ちの良い勝利をしたが観客は9,952人で1万人を超えなかった。まあ広島も一時的に大雨降ったみたいだからという声があったがということは逆に前売り券を買うひとがいないということであった。広島ではあまり前売り券を買う風習がないということだ。一体チームも強くなって観客も多くの人が訪れるというのがいつになったら実現するのだろう。といって段々とぼくらの望むハードルが高くなってるような気がするのは気のせいだろうか。

2008年7月10日 (木)

愛媛FC戦~サポーター、難しき人種

2008/07/09 サンフレッチェ広島vs愛媛FC ニンジニアスタジアム

02の勝利、これぞ待ち望んでた結果。喜べ、喜べ。3試合振りの歓喜は何て心地よいんだ。ああ、これで今日は何も思い残すことはない。ゆっくり眠れる。気分がいいのでこの辺で眠ることにしよう。皆さん、お休み。

と言いたいとこだがここで文句が出るのがサポーターのサポーターたる由縁だ。恐らく世の中で一番難しい人種はと聞かれると、間違いなくその中でサッカーのサポーターというのが出てくるだろう。勝ったんだから喜べばいいのに終了のホイッスルが鳴った時手を叩いたもののすぐに真顔で口を閉ざしてしまった。不満に不満が重なる。純粋に勝ち負けに一喜一憂ができない。

だけどそれはしょうがない面もある。後半、久保が3点目を取る絶好のチャンスを得た。だが余裕をかまし過ぎてシュートを打てなかったのには腰が砕けてしまった。さらにそのパスを受けた柏木がこれで決まったかと思ったにも関わらずDFの足に当ててしまいこれも腰砕けになってしまった。その決定的シーンを棒に振ったのが頭を抱えさせ血の気を引かせたのだった。それでも気を取り直しつつあったがハイライトの映像でまたその場面を観てしまった時にはまた唖然と固まってしまった。あり得ない、あり得ないと。

それだけではない。前半あれだけ優位に攻めてたのに後半の有様といったら目も当てられないものだった。TV解説は広島はもう2点差なので守備を固めて無理に攻めないと言っていたがとてもそんな風に見えなかった。ボールを受ければキッチリと敵にパスをしキッチリ攻められキッチリとピンチになったようにしか見えなかった。そしてそれがほとんど右サイドで行われたことでやはり各チームそこを狙っているようだった。そういえば山形も熊本も左サイド(サンフ側からは右サイド)からクロスを入れて点を入れてた。そこが弱いのは明白だった。

こんな時駒野がいれば。これは誰もが思ってることだろうが暗黙の内に禁句となってる。ただこれだけ右サイドでチャンスを潰してピンチを作ってるとなると誰か代わりがいないものかと考えるのは当然のことだ。少なくともこれだけの惨状を見せ付けていながらミシャはずっとポジションを固定している。やっぱりこの監督おかしいのではなかろうか。

当然そこに入ると思われた森脇は手術をして長期離脱、それなら桑田では駄目なのだろうか。もしくはDFに結城を入れて槙野を上げるというのはどうか。そうするとストヤノフがいないから駄目なのだろうか。いや、それ以前にカズをDFで使わないといけないという尚更見たくない光景になってしまう。どこをどうやっても見通しが付かない。呪われてるんだろうか。呪われてるんだろう。

全ての原因を呪いで片付けてしまうことにより安心することができた。これでゆっくり眠れる。良かった良かった。といってサッカーというスポーツである領域においてこんな呪いなどという発想しかできないことについて自己嫌悪に陥るのだった。

2008年7月 8日 (火)

怪我人の多さから思う

サンフレッチェ広島所属の森脇良太選手の負傷についてお知らせ致します。
診断名   右膝外側半月板断裂手術
 治   2ヶ月
  森脇良太選手は、本日広島県内の病院で手術を行いました。

(サンフレッチェ公式サイト)

 怪我人が多い。もはやこれは放ってはおけない状況になってしまった。一体どうしてこれだけ怪我人が多いのか。一体どうして怪我した選手がなかなか復帰しないのか。

 今シーズンは最初から怪我人が多かった。あまりにも多いためトルコキャンプではコーチの森保がメンバーに入るという異常事態が起こった。それでもみんな軽い怪我だろう、シーズンが始まるまでには完治してるんだろうと思いきや結局全員が揃わないままシーズンに突入してしまった。さらに悪いのは今度は試合が進むに連れてどんどん怪我人が増えてるということだ。これにはさすがに疑問を感じてしまった。

 もはやクラブの選手のコンディション造りへ対する疑問は多くの人が感じてくるようになった。他のJリーグのクラブを見たってここまで怪我人を抱えてるクラブはない。こういう状況を考えると実は今シーズンJ2にいることは幸いだったのかもしれない。とてもこの選手層ではJ1を乗り切れないだろう。

 しかし一番不可解なのは森脇の怪我である。甲府戦で負傷しすぐに復帰するのかと思いきや予想外に長引いてしまいさらには1ヶ月近く経ってから手術をするとはどういうことなんだろう。やはり不信感は感じてしまうのだった。

 怪我人の多さ、一つには他のJ2のチームがファール覚悟で当たってくることのあるだろう。森脇にしろ木寺にしろそれでやられた。だが練習中に怪我をする選手がいるというのはどういうことなんだ?やはりおかしい。何か原因があるんだろう。他のサポーターも気になってるはずである。サポーターカンファレンスで質問が飛ぶのだろうか。やはりぼくもサポカン行きたい。といってそんなもの行くくらいならホームゲームの日に行った方がマシだ。といって関東からもわざわざこのために広島に行く人がいる。そういう人を引っ張り出して報告会でもやってもらおうか。『紫熊倶楽部』もこういうのを取材して欲しいのだがそれは無理な話かもしれない。やっぱりサンフレッチェを扱うメディアまだまだ足りないなと思うのであった。

2008年7月 6日 (日)

熊本戦~弱いチームのミステリー

2008/07/06 サンフレッチェ広島vsロアッソ熊本 広島ビッグアーチ

「カズがリベロか、前に浦和戦でカズのオウンゴール目の前で見たんだよな」

 ストヤノフの出場停止によりそのポジションに入ったのはカズだった。ぼくのこの発言に縁起の悪いこと言わないでとお咎めを受けてしまったが不幸にもこの発言は再現されてしまった。カズが一瞬の気の緩みからボールを取られて失点してしまったのである。あれは誰の責任といってカズ意外にあり得ない。やっぱりカズにDFは無理ということだ。過去にカズがDFに入ってどれだけあり得ない失点をしたことか。カズをDFに置く限り不幸は続いていくと確信してしまった。

 だが不幸はもう一度起こる。右サイドから上げられたクロスは簡単にヘッドで合わされて2点目を入れられてしまった。綺麗に絵に描いたように決まった。そしてそれもゴール前には3人も選手が揃ってたのである。この人数が揃ってるのに簡単に失点してしまうのはかつて見た光景だった。そしてこれが為に大量失点を繰り返しJ2に降格してしまったのである。J2に落ちてからも勝ってることで何とかプライドを保つことができた。それが勝てなくなった時、これはもう精神の持って行き場はどこにすればいいんだろう。絶望の淵に立たされてしまった。

 相手はJ2最下位の熊本。ストヤノフの出場停止はむしろそれくらいのハンデがあって当然のような戦力差のはずだった。それがチャンスを作っても作ってもシュートを外す。生半可チャンスが多いから1本のシュートの重みを感じずに外すのか、それとも元々精度がないのか。とにかくこれは入れただろという場面で悉く外す。これもあり得なかった。

 浩司、高萩、信じられないようなシュートの外しっぷりだった。浩司は枠を狙ってないのかと思わんばかり、高萩はまるでGKを狙って打ってるかの如く真正面に蹴ってしまう。特に浩司はあまりにも精度がなく予想通り途中で交代してしまった。だが精度がないと言えばもっと酷いのはサイドだった。

 左サイド服部はフンワリとして相手にとってクリアし易いクロスを上げる。そして右サイドのハンジェに関しては縦に切り込むこともなくクロスを上げては跳ね返されるかラインを割ってた。いや、まだクロスを上げた時はマシでボールを持ってもすぐにバックパス、そこでいつもため息が出てしまうのだった。

 弱い、弱い、弱いサンフレッチェ。一時期J2だと無敵だと感じてたのはもはや幻想だったのだ。何とシュートの数では2211で圧倒していた。それだけチャンスがありながら入れることができない。そもそも相手陣内でドリブルで切り込むのがDFの槙野だけってどういうことだ?何かこのチームはあらゆることの順序が食い違ってるような気がする。

 22の引き分け。サンフレッチェを応援してる人ならこれは負けに感じるだろう。結局このレベルでも勝つことができない。所詮J1に行ったって勝てないのは眼に見えてる。熊本も前からアグレッシブに来てたのは脅威となったもののパスの精度が悪く随分助けられた。この辺が熊本が最下位の理由なんだろうと話してたらその最下位のチームに2点も取られて勝てなかった。最悪だ。

 そういえば第1クールの時も熊本戦はこれでよく勝てたなというような内容だった。やっぱり思ってた程ぼくの応援してるチームは強くないと認めないといけないのだった。

 恐らくミシャは難しい試合だったとか怪我人が多いとかいうコメントをするだろう。それでまた同じことを言ってるとまたぼくらは憤るのだがそもそも何でこんなに怪我人が多いのだろう。他のJ2のチームでここまでけが人を抱えてるチームがあるだろうか。そこがミステリーだ。一体試合にも出てない選手がどうして怪我をするのか不思議で仕方ないのだ。だれかその理由を教えてくれないだろうか。

2008年7月 3日 (木)

厳しいシーズンのおさらい

 丁度折り返し地点を過ぎたとこで今シーズンのおさらいをしたい。23節を終えたとこで2位の山形に勝ち点7差をつけて首位。上出来ではないかと思いがちだがそうだろうか。恐らく試合を観ているサンフサポはほとんどが満足はしてないだろう。攻めても点が取れない、危なっかしい試合が多い、最近では失点も多くなった。それらのことでJ1に上がったとしても勝てるのかといえばかなり難しいような気がする。それが本音だろう。

 だが悲観することばかりではない。若手の中には平繁、森脇、高萩が立派な戦力になってるという実感がある。ギリギリで昇格はしたが結局なにも得ることのなかった2003年とはそこが大きく違う。そして監督はたしかにそうやって生え抜きの若手を使おうという意思はあるのだ。

 実はそこがこの監督の難しいとこである。小野のように全く無能の癖に独裁主義に満ちたやり方で多くの若手をクラブを去るようにしてしまった監督なら非難のしようもある。ただミシャはあるところではチームにとって理想的なのだ。その中途半端さが最も扱い難いとこなのである。

 例えばある病気を患ってるとしよう。だけどその患者は中途半端な症状なため自分が病気だとは思わないのである。むしろ自分をそんな病人とみなすのにプライドを傷つけられるのだ。だから薬があっても飲まないと言うし病院自体行きたがらない。だからそういう患者がいと始末が悪いという話を聞いたことがある。

 ここいう中途半端な患者はミシャだ。金がないクラブなのにとにかく選手の補強をしようとするようなことはない。特に自分が獲得に関わった外国人せんしゅは優先的に使うなどという利己主義的なことはやらない。そこはユースから育てた選手を中心にやっていくというこのクラブのフィロソフィーは理解してる。ユキッチを全く使わないことからも悪ければ使わないという鉄則はあるようだ。

 しかし、それならそれでどうして柏木を使うのか。今シーズン出てきた柏木は怪我をする前の記憶と比べるとまるで別人のように冴えない。もっとボールにも喰らいついたし動き回ってたはずだ。それでいて時々魅せるファンタジーなプレーはぼくらをときめかせてくれた。今の柏木は見ているのが痛々しい。

 そして山形戦では調子の悪い高萩をなかなか替えなかった。その後実は高萩が怪我をしてたことが判明、尚更その起用に疑問が残った。そういう明らかな采配ミスによりみすみす2位との直接対決を落としてしまう。それはまるで昨シーズン降格争いのライバルにことごとく負けたのに懲りてないかのようだった。

 ただミシャばかりが悪いのかというとそうでもない。みんながみんなシュートを外しすぎだ。どうして他のJ2のチームはサンフとの対戦の時スーパーゴールを決めるのにサンフはそれは入れるだろうというようなチャンスでも決めきれないのだ。本当にこれだけ独走してたら1つくらいはミドルシュートが決まってもいいようなものだが意表を突くようなシュート、強引にねじ込んだゴールというものがないのだ。これって本当に戦力として他のチームを圧倒してるのかと思ってしまう。

 圧倒はしてないよな。冷静になるとそういう感情が出てくる。やはりJ2に落ちるチームはそれなりなんだ。だからこそそれ以外の要素で盛り上げなくてはいけない。スタジアムに集まるサポーター、熱い声援、このチームに勝ってもらいという雰囲気。結局のところ客が入ってくれないとどうしようもないということだ。

 ここのところまた客足が減っている。これも残念な現象だが当然シーズン半端による中だるみがあるだろう。それでも行きたいという何かが必要だ。これはすぐにでも考えなければいけないこと。グズグズしてたらこのままシーズンが終わってしまう。強豪と煽れるだけの対戦相手もいない。いや、やっぽりJ2は厳しいリーグだ。

2008年7月 1日 (火)

青山、柏木落選

 北京オリンピック代表候補18人が発表された。もはや1ヶ月を残しての選考なので青山と柏木は落選と考えていいだろう。その予兆はあった。怪我で試合自体出てない柏木は別にしても青山は中途半端な使い方をされてた。それが青山の評価ということなのだろう。所詮J2の選手なのだから仕方がないか。

 だが、ここで言いようのない疑問が残る。だったらなぜ最終予選に出したのかと。そもそもあの試合で青山は怪我をしてしまいそのシーズンを棒に振った。そして青山自身は何もすることもできずJ2に降格してしまった。怪我をして返された挙句本番では使わない、何とも言いようのないやるせなさを感じるのだった。

 あの最終予選で絶体絶命の危機を救ったのは青山だったよな。青山のブロックがなければ失点してしまいオリンピック出場も危なかった。その影の功労者をないがしろにしてしまうとは。まあそれでも青山が圧倒的なパフォーマンスを普段から見せてたら選ばれただろう。だから怨み辛みを言うのもお門違いかもしれない。

 ただ正直なところ今回のオリンピック代表はまるで期待ができない。グループリーグ敗退してしまうのは目に見えてる。中でもFWの駒不足は深刻でオーヴァーエイジを使うという話もあった。そういった意味で青山が普段からミドルシュートをゴールに結び付けてたら選ぶ方の印象も違ったはずだろう。

 青山の代わりという訳ではないだろうが中盤ではオーヴァーエイジで遠藤が入ることになった。遠藤の能力は認めつつもわざわざオーヴァーエイジを入れることには違和感があった。その根底にはどうせ負けるという意識がある。だったら若手だけで臨ましてやれよ。本当にどこをどう考えてもこの代表がオリンピックで勝てる気がしないのだ。

 ただ今回のオリンピック代表はマスコミがメダル確実などと騒ぎ立てたりしないだろう。それが唯一の救いといえば救い。誰も期待しない中ひっそりと負けてひっそりと帰ってくるだろう。むしろこういう代表なら選ばれなくて良かったかもしれない。

 でも青山にしても柏木にしてもこれが最後の世界を相手にする舞台だった。やっぱり選ばれなかったのは残念だ。実際にこの2人が世界を相手にどれくらいできるのか見てみたかった気がする。いや、それはJ2でサンフレッチェの試合を観てれば大体想像付くといえば付くのだが。

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