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2008年4月16日 (水)

イメージの構築

盛田けが、復帰に2カ月

 Jリーグ2部(J2)広島は15日、DF盛田剛平(31)が「右ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷で、復帰まで2カ月を要する」と発表した。5月末までの第1クールは、出場が絶望的。J1復帰を懸けたシーズン序盤、主力DFを欠く戦いを強いられる。

(中国新聞)

 まさかとは思ったがやはりこうなってしまったか。2ヶ月で戻れるというのは不幸中の幸いかもしれない。ピッチに倒れてそのままスタッフがバツサインを送ったというのは怪我の程度として軽くはないだろうという予想はついた。盛田もついてない。もはや確実にスタメンを確保したはずなのに怪我でピッチに立てないとは。

 しかし、ポジションが開いたということは当然他に入る選手がいるということだ。その第一候補は森脇だろう。DFとして高さがないという声もあるがそもそも盛田と較べるのが酷というものだ。それには日本代表にまで上り詰めた駒野だって及ばないし他のサンフのメンバーで敵う者はいないだろう。それこそ同じディフェンダーのストヤノフと槙野しかいないだろう。ただ森脇はすでに2ゴールを決めている。この辺の得点力は盛田にはないとこだ。FW出身ということでセットプレーでの競り合いやゴールも期待したのにまるでゴールがない。利き足頭という言葉は今や本人も口にするのが恥ずかしいだろう。だがそこがまた盛田らしいとこで愛着が沸くとこである。

 森脇についての不安、それはない。何でかというとまだそこまでイメージとして定着してないのだ。盛田は良いとこも駄目なとこもイメージできる。森脇はそこまでいってない。それはピッチに立った時間と比例するのだろうがまずはその時間を得るチャンスは得た訳だ。もっともっとアピールして欲しい。勝利の後の槙野、柏木と3人でする被り物パフォーマンスもいいポイントだ。結局印象がないとぼくらはその選手を観たいと思わない。どんな方法でもサポーターの記憶に留めることをするのは間違いではないのではなかろうか。

 理想としてはこの期間にDFとしても目途を立たせ盛田が戻ってきたら本職の右サイドに移動することだ。やはりあの得点力は魅力だ。そう思わせる辺りもう少しのとこまで来てる。一度レンタルに出した選手はもう駄目だという固定観念を持ってしまうが高萩と共にそれを打破して欲しいものだ。

 だがここで気になるのが戸田だ。全く名前を聞かなくなってしまった。昨年負け続けてる時には戸田にも辛辣な評価を与えたがいなければいないでやはり寂しい。戸田がいることで救われた試合だって確かにあったはずだ。キャプテンまで任されてミシャに信頼されてるはずだったがここまで存在感がなくなるとどうなってしまったんだろうと心配になる。プライドの高い選手だけに出れないんだったら移籍するなんて話になるんじゃないだろうか。ただそうなっても現状においてサンフレッチェは困らないというのが事実である。その辺にサッカーの厳しさを感じるのだった。

 もう一人、ダバツである。かつては駒野の代わりに右サイドで出場したこともある。そして盛田とDFのポジションを争った。それなのに駒野も盛田もいなくなった今まるで出場の気配がないのだ。ミシャ自身が連れてきた選手だけに厳しいものがある。今では日本語も多少話せるようで親近感があるんだが年齢的にいってももう限界なのだろうか。いずれにしても外国人として試合に出ないで在籍してる現状はどうなんだろう。

 ここで昨年のDFを考えてみた。1点、また1点、みるみる内に失点してしまう。そして大敗。ああ、そんな記憶を辿っていけばカズや戸田やダバツは絶対にDFに使ってはいけないという感覚が湧き上がってくる。結局ミシャもあの失点の悪夢にうなされてたんだろうか。戸田やダバツにチャンスが巡って来ないというのはいた仕方ないといったところだろうか。やはりサッカー選手にとってイメージって大切なんだな。

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