桑田負傷
サンフレッチェ広島所属の桑田慎一朗選手の負傷についてお知らせ致します。
■ 診 断 名
右足関節 距骨内側軟骨損傷
■ 全 治
3週間
(サンフレッチェ広島オフィシャルサイト)
何ともバツが悪い。桑田が試合に出るチャンスは柏木やカズが負傷してる今のはず。そして右サイドも固定されてない現状を考えるとチャンスはあった。それがよりによってこういう時怪我をしてしまうとは。サポーターにしてみてもこの時期に試合に出て戦力となってもらいたかったのに。
まあわざと怪我をする選手はいない。本当に悔しいのは怪我をした本人である。だからそこで選手の体調管理が悪いとか意識が欠けてると言うつもりはない。ただサポーターとしての立場ではそう愚痴りたくもなる。ただこの桑田の負傷について愚痴ってるサポーターっているのだろうかと考えてしまう。
正直微妙な選手だ。ルックスのせいかあまりスター性を感じない。特徴というのも今一捉え切れてない。桑田と言ってどういう選手だと明確に説明できる人がいるのだろうか。空気のような存在となりつつあるというのは言い過ぎだろうか。明らかにかつて試合に出てない浩司に寄せてた期待みたいなものを感じてる人がいない気がするのだ。これもやはり強烈な印象を残してないせいだろう。
公式戦でゴールはある。だから全く駄目だったという訳ではない。それでもメンバーがいない時の補充要因としかなってないことから印象が薄い。そして草津戦のようにスタメンで出ても目立つことがない。ただ目立つだけが良い選手の条件ではない。小野もミシャもこの選手を試合に使うことがあったということは能力は認められてるんだろう。ただ外で観ている観戦者の立場としてはどうしても分かりにくいのだ。それでいて今年駄目だったら戦力外だろうという切迫したものもない。
そういえばサンフレッチェにはかつて似たような選手がいたな。大木勉。どこが特徴なのかよく分からない。それでいてメンバーに入ってしまってほとんど活躍しないのだがチームが点が取れないで喘いでる時なぜか点を取る。もういらないと言ってたもののそうも言ってられなくなってしまう。そしてそれが引き金となってゴールを量産するかといったらそんなこともない。平均の中をフワフワ漂ってるような選手だったのだ。そういや桑田も背番号20番、宿命のようなものを感じる。
地味で目立たないルックスの大木はある意味サンフレッチェを象徴する選手だった。野次を飛ばすのも大木だとやりやすかった。ゴールをすると地震が起こるなどという逸話まで作られた。クソミソに言いながらも大木で楽しんでた面がある。
桑田、20番を継承する者として足りないもの、それはネタとなるキャラクターだろう。そういう意味では若いのにオジサン顔の橋内に完全に負けている。プロサッカー選手なんてサポーターに愛されて何ぼ。そういう愛され方もありだと思う。であれば愛媛にいる大木と新旧20番対決をしてもらいたかったものだ。そういうとこなんだよな、肝心な時に怪我をしてしまって。まあぼくもサポーターの一人として好き勝手言ってしまうな。こう考えると選手のキャラクターとか言ってるが単にこちらで勝手に話を膨らませてキャラクターを作ってるという気がしないでもない。でもそうなるにはやはり試合に出てぼくらの前でプレーをしないと始まらない。桑田よ、怪我は慎重に治すべきだが復帰したら怪我にだけは気をつけるように。
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