ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

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2008年3月31日 (月)

千葉方面で観戦会決定

 現在下北沢トレブルで観戦会をやってるが正直千葉に住んでるぼくとしては遠いという気がしてた。これは都内千葉よりの人にとってもちょっとネックになってたとこではないだろうか。それともう一つ、トレブルの収容力を考えると現在の来場者は限界である。ということでぼくは千葉方面で観戦会をやってくれる店はないかなと思ってたところ先日ふと立ち寄った店でその話をしたら興味を持ってくれて開催することが決まった。ということで観戦会のご案内をします。

413日(日)16時~ セレッソ大阪戦

千葉県市川市市川南1-1-8

駅前サンハイツ1F
パブリック アローズ
047-324-1535
www.arrows-project.com
市川駅南口より徒歩5

2008年3月28日 (金)

アンゴラ戦~オリンピック代表に選ばれたい

2008/03/27 U23日本vsアンゴラ 国立競技場

 こんな親善試合にアンゴラはよく来てくれたなという気がした。しかも相手は23歳以下、アンゴラにとって何らかのメリットがあったのだろうか。それでも来てくれるのはやっぱり日本がお金を出してるのだろうか。いや、ぼくが知る由もないのだが。

 こんな試合に何の興味も沸かなかった。世間の関心も低いらしくスタンドには空席が目立った。夜の景色と相まって宴の後の裏通りのような雰囲気があった。やはり2世代前のシドニーオリンピック代表のスタジアムは常に満員というイメージがあるから寂れた感覚はどうしても持ってしまう。そういえばあの当時吉原宏太が唯一のJ2の選手ということでちょっと注目されたが今は何人かいる。その内の一人に青山敏治もいるのだった。

 青山の印象は地味だろう。凄くよく動いてるものの大人しそうなキャラクターのせいで存在として目立たない。だがサンフサポのぼくとしては当然青山を注目してるのだがそのアグレッシブで粘っこいディフェンスと機を見た攻撃参加はやはり効いてると思う。物静かな印象の中に強い意思を感じる。そして大胆である。それはあそこでシュート打つくらいならパスをした方がいいというような距離のある位置からもゴールを狙ってる。外れれば大きなマイナスポイントになりそうなのにやってしまう。そして実際に枠を捉えなかったがそれでも自分は間違ってないという確信に満ちた表情が伺えた。別に会ったこともないのだがそんな選手だという気がするのだった。

 そんな青山敏弘の出場した試合でゴールを決めたのは同じくJ2山形の豊田である。後にはJ2セレッソ大阪の香川がドリブルで会場を沸かせてたしもはやこの世代の代表でJ2の選手が出るのは驚きでも何でもなくなった。というより今までのメンバーからガッポリ入れ替えた今回の試合の方が試合としてずっと楽しいのだった。1点返されてしまったもののもうちょっと観たい、もうちょっとやってくれ、あぁ~タイムアップかよという感覚を味わったのはいつ以来だろう。前日やってたA代表のバーレーン戦とは大きな違いであった。

 正直J2の選手が活躍するのはサンフレッチェが昇格するのに大いに支障となる。豊田や香川は厄介な選手だった。だけどこういう選手がJ2にいてくれるのは嬉しさを憶えるのだった。J2J1のサテライトリーグではなくて立派なプロのリーグなんだという証明になる。そしてそういうプロのリーグで戦うということは観る方もモチベーションが上がる。この試合を観た後山形やセレッソが簡単じゃない相手という印象を持ってしまった。それでこそ対戦が楽しめるのだ。

 客もいないし勝った訳でもないのに妙に嬉しくなる試合だった。青山も代表に行って怪我をして帰ってきたという経験があるがこの代表ならサポーターの一人としては快く送り出したい気分だ。怪我から復帰する予定の柏木を含め絶対にオリンピックに出場して欲しいとさえ思うようになった。これってしばらくなかった感情だな。代表があると選手が抜かれて大変だとかいう風潮があったがそれでも自分の応援してるクラブの名誉があったはずだ。そういう正常な感覚を呼び戻してくれたような気がする。

2008年3月27日 (木)

冷めた代表

2008/03/26 W杯第3次予選 バーレーンvs日本 バーレーン・ナショナルスタジアム

 ぼくは寝てしまった。がんばって起きてるつもりだったけど気付いたら朝だった。それだけぼくの忍耐力がなかったとも言えるだろうが興味の指数がその程度だったのも事実である。アウェイとはいえ勝って当たり前、負けたら屈辱、そういった意味で状況は今J2にいるサンフレッチェに似ているのだった。

 しかしこの日程によりJ1のリーグ戦が1週抜けることになった。そして次の日もU23の試合があることからJ1は常に代表とリンクされたスケジュールとなる。サンフレッチェはJ2だから関係ないと思ったがチーム数が奇数の現状ではどうしても毎節1チーム休みが出る。計ったようにサンフレッチェは次節が休みとなってるがこれは偶然だろうか。偶然ではないだろう。サンフレッチェからも代表選手が選出される可能性があるのでわざわざ意図的にこういう日程にされたのだろう。

 駒野は移籍してしまったので問題ないにしてもやはりFWで寿人は必要だった。得点を期待できる選手がいない。クロスに飛び込む選手、数少ないチャンスをモノにする選手、前線でプレッシャーを与えられる選手、寿人こそは今の日本の中で1番のFWだろう。J2にいることで選ばれなかった。J2に落ちたことで大したことないというレッテルを貼られてしまった。J2でプレーしてる為にそのプレーを見る人が少なくなった。日本人FWの場合たまたま調子が良くまとめて点を取る選手もいるがなかなか毎年決まった数字を挙げる選手がいない。寿人はその条件を満たしている稀有な選手であるのだ。

 といって寿人待望論なんて聞いたことがない。正直このぼくだって本当に寿人が入ったら勝てるのかと問われると答えに窮する。それはドリブルで突破するとか意表を突いたミドルシュートを打つとかとてつもない身体能力を持ってるという特徴がないせいだ。ただゴール前のここだという場所には必ず現れる。そしてヘディングでゴールをする姿はたまたまそこにいたからというようにも見える。だけど確実にゴールを重ねるという選手なのだ。ということはもう一人コンビとなる選手がいる。まさに先に挙げたような特徴を持ってる選手だ。そんな都合の良い選手がいるものかというといるのだ。久保竜彦だ。もしかしたら日本代表よりも強力なFWを抱えてるかもしれない。そんな幻想を抱いてしまうのだった。

 それも無理もない。DVDに録った放送を朝早く観たがまるで希望の持てないものだった。本当にこれが日本の代表なのかと疑わざるを得ない。バーレーンの方が圧倒的に攻めてる。技術的にはバーレーンの選手の方が劣ってるというのは数あるシュートシーンなどでそのキックの質の低さは感じた。だけどそういう選手に対して日本の選手は一人も密集を突破できなかったしパスを通すことができなかった。情けなかった。情けなかったがこんなものかという冷めた感情しか抱かなかった。

 どんなレベルの低い相手との試合であろうと熱くさせてくれる選手がいない。観たい選手がいない。ここに久保と寿人がいればどんなに燃え上がるだろう。果たしてそれはぼくだけなのか。ゼロックスで沸き立ったあの雰囲気は代表では無理なのか?でもJリーグの試合でもピッチに立ってるだけで何かやってくれそうな存在感を持った選手っているのか?少なくとも日本人選手には思い当たらない。

 結局試合は負けた。驚く程冷静なぼくがいた。まだやれるはずだと頭の中では考えつつもこんなもんだろうという諦めが腹の底にあったのは確かだ。やはり何かが足りない。それはもしかしたら自分自身の内に代表への冷めた感情のせいかもしれない。いや、日本がW杯に出れないとそのダメージは限りなく大きいはずだ。だからそんなことはあってはならないと認識してる。それなら全く賞賛に値しない試合ばかり続けている岡田監督や選手のせいだろうか。分からない。分からないがこの冷めた感情が決してぼく一人じゃないというのは最近の代表戦の視聴率の悪さが物語ってるのではないだろうか。

2008年3月26日 (水)

中断中の思考

 日差しはすっかり春の様相を呈してきた。開幕した時はまだ寒かったというのに。改めてサッカーを見てると月日が経つのが早いと感じる。

 それはそうとカズと柏木が練習に参加しているという情報が流れた。本格的に参加してるのかどうか分からないが復帰は近いと見ていいのだろうか。そしたら1週間試合がないだけに翌週の岐阜戦から参戦できるのだろうか。それはかなり楽しみである。といって楽しみにしていいのだろうか。

 怪我により乗り遅れた2人。キャンプもロクに参加してないのに簡単に試合で適応できるのだろうか。柏木が出ればもっと素晴らしい試合が見れるとかいう風潮があるが段々と不安になってきた。あの監督なら調子が悪くても柏木を使うかもしれない。去年あれだけパフォーマンスの落ちたウェズレイを使い続けた監督である。どんなにコンディションが悪かろうと良いイメージの残ってる選手を使いそうである。これはマズイ。誰かミシャを阻止してくれ。

 といって高萩、ストヤノフが出場停止の状態じゃ出場できるのなら使わざるを得ないかもしれない。そこが不安である。そして1度出てしまうとミシャは調子が悪くても使い続ける。どんなに成績に響こうとこの監督は引かないだろう。その結果本人も焦りが生まれ無理からまた怪我をする、そんな流れが最悪だ。誰かミシャの暴走を止めてくれ。

 もっと違う監督いないのか。そんな議論は仲間と何回もした。だけどぼくは小野監督に較べればずいぶんマシに思えるから交代して欲しいとは思わない。思わないが実際に不安は感じている。だって1年で昇格できなければ小野前監督にわたしは1年で上げたよと胸を張られそうじゃないか。わたしの方が有能だったろうと口元に笑いを浮かべそうじゃないか。わたしのいる間はJ2に落としませんでしたよなんて顔をされそうじゃないか。別にぼくは小野前監督がそこまで性悪だと唱えているのではない。むしろこの人は大きな勘違いをしていそうなのだ。どんなことがあっても自分は間違ったことをしてないという信念を持ってそうだ。確かに協会で強化部長なんてポストはそういう人にしかできないだろう。小野さんの就職先としてはうってつけである。時々代表人事を巡ってのインタビューを読むとこの人は大きな信念の下に行動してるように見える。だけどそれが故に空気を読まないとこがあった。クラブの方向性がこの人によってどんどん変わっていった。そしてそれらの変化が負のベクトルを取っていたのである。

 そう考えるとやはり人間は適材適所にいてこそその真価が表れるのだろう。小野さんは代表の強化部長は適材かもしれない。ミシャはどうだろう。確かに若手をどんどん試合に出し育てようという意図は見える。しかし試合の指揮官としてはどうなのだろう。どこか1試合の重みを感じてないような印象がなきにしもあらずだ。結局監督として適材なのだろうか。

 これについては分からん。本当にそこまでどうしようもない監督なんだろうか。それともまだ爪をかくしているだけだろうか。分からん、ちっとも分からない。優秀なのかどうかどこで判断すればいいんだろう。霞が掛かったかのように不透明だ。

 試合のない週、次まで期間があるから1人でこんなことばかり考えてなきゃいけないのであった。

2008年3月25日 (火)

正気と狂気の狭間で

2008/03/23 サンフレッチェ広島vs水戸ホーリーホック 広島ビッグアーチ

 正直ぼくはこの試合を観ていない。自分の通ってるサッカー教室の納会があったというのと時間的に都合の付く人がいなかったことからだ。一々人の家に行って中継を見せてもらうってぼくはまるでTVの普及してない時代の子供のようだ。といってもぼくの場合は交通費を掛けて行ってる。考えてみればその交通費で視聴料金は払えてしまうのだ。だけど、だけどぼくがサンフレッチェの試合を観てておとなしくしていることができるだろうか。2人も退場者が出て平静でいられるだろうか。もう駄目だろうと思った後半ロスタイムに森脇が同点ゴールを決めて黙っていることができるだろうか。そんなことを住宅地の只中に位置するぼくの家でやると狂人と思われてしまう。いや、それならそういうことを他人の家でやるのはもっと正気ではないのだが。

 ただ、そこに一緒にいる仲間がいるとぼくも正気を保つことができるのだ。一人だともうその世界に入りきってしまう。だからぼくは音楽活動をしてた頃は家でお構いなしに練習などをして度々苦情を受けるということをやってしまった。つまりサンフレッチェのお陰で仲間を作りぼくをマトモな社会生活へと導いてくれてもらえる。と同時に頭に血が上る存在でもある。ということは果たしてぼくにとって正の存在だか負の存在だか分からなくなった。いや、少なくともぼくはサンフレッチェで楽しんでる。それでいいだろう。

 それはそうとサッカー教室でぼくがサンフレッチェを応援してるというのは皆が知ったところとなってる。そもそもぼくは運動着というものを持ってなくて事ある毎にサンフレッチェグッズを買ってる内に結局それが運動着になってしまった。いつもサンフレッチェのグッズを身にまとってるぼくを見て最初サンフレッチェの関係の人だと勘違いしてた人もいたみたいだ。学生時代に水泳で鍛えただけあってサッカーもそれなりにできるようになったものの実はサッカーなんてやったことはなかったのだった。知識なんてJリーグの選手や監督の名前とかプレーには関係ないことばかり覚えている。だけどそんな目を向けられてちょっと気分のいいぼくあのであった。

 あるお父さんと話をした。最近息子がJリーグの試合観に行きたいと言い出したという。よし、それならサンフレッチェの試合に連れて行こうと言い掛けたその時気付いた。J2に落ちたサンフレッチェは関東で気軽に行けるスタジアムでの試合がなくなってしまったのだ。

「広島にも観に行くんですか?」

 そう聞かれて年に1、2回と答えると驚かれた。昨シーズンは3回行ったがそこまで凄いことなんだろうか。もはや麻痺している。だって仲間の中にはどこに住んでようが全試合観に行ってる人もいるんだから。果たしてサンフレッチェに入れ込むということは正気なのか狂気なのか分からなくなってきた。といって止めなさいと言って止められるようなものじゃないんだが。

2008年3月24日 (月)

水戸戦~薄氷の引き分け

2008/03/23 サンフレッチェ広島vs水戸ホーリーホック 広島ビッグアーチ

 まさか2試合続けて雨とは。本当についてない。どういう意味でというと勿論興行的にだ。6,677人、雨の中でよく入ったほうだと思う。だけど開幕戦で17千人も入った後で1万人以上観客が減ったのはダメージが大きい。来場者プレゼントで用意した11千枚のタオルは半分近く余っただろうに一体どう処分されるのだろう。

 しかしこの日の敵は審判だった。1試合で3人も退場者を出す審判は普通じゃない。こんなレベルの低い審判なんか使うな、と言いたいとこだがそうもいかないのがJリーグの現状である。J1J2、そしてJFLといったプロ、もしくはそれに近いカテゴリーになると審判がいないのだ。必然的にレベルの高い審判はJ1、そのお余りがJ2に来てもらうという構造になっている。だからいくら審判のレベルについて激論を交わそうと審判をやる人の絶対数が足りない現状では絶対に改善されないと思う。むしろ週に1回本職の傍ら笛を吹いてくれる審判はありがたい存在なのだ。それなのにこの審判はヘタだの自分の世界に入ってるなどと言われるのだからあまり魅力的な仕事とは言えないだろう。

 そういった事情があるだけにあまり審判の是非を問うても意味が無い。もんだいはむしろその審判の性質を見抜けなかった選手にあるのではなかろうか。ゼロックスで審判のお陰で勝ったというような風潮が立った。でもそれはこの日の審判が厳しい判定をするという空気を読まない選手がカードを貰ってただけ。水戸戦もサンフレッチェの選手が試合の空気、審判の傾向を見誤っただけの話ではなかろうか。どんなジャッジをされようとそんなのは国際試合では当たり前にある。そして審判という人間も十人十色であると考えれば軽率なプレーがなかったとは言えないのではなかろうか。

 ただこの試合で勝てなかった理由は前半の内に点を取らなかったことだというのはハッキリしている。そこは残念だが2人少ない状況で終了間際に同点に追いついたというのは精神的に大きい。相手も1人退場を出したとはいえ2回も勝ち越した後に追いつかれたというのはダメージが大きいだろう。実際森脇のゴールの後は水戸の選手がガックリ崩れ落ちてた。ここまでの状況へ持ち込んだのにやっぱり勝てなかったという負のイメージが付くだろう。勢いというものは理詰めでは対応できないとこがある。

 よし、この勢いで次も勝つぞと思ったら次週は試合がないのだった。とんだ肩すかしを食らったような感覚だ。J2の唯一良い点は毎週試合があることだった。チーム数が奇数の為どうしてもこういう休みの節ができてしまう。これって早く解決してもらえないだろうか。いや、J2は今年だけで十分なんだが。

2008年3月22日 (土)

湘南戦~5年の月日

2008/03/20 湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島 平塚競技場

 大雨の中スタジアムのゲートを潜るとみんな階段下で待機してた。それはそうだろう、屋根も無いこのスタジアムで試合が始まる前からあえて雨ざらしになる者はいない。といってもしばらくするとコアサポの数人が旗を持ってサンフレッチェ・コールと共に階段を上って行った。カッパも身にまとってなかったので濡れる覚悟なのは明白だった。

 そんな中階段下はまだゴッタ返している。各自カッパを着たり荷物をビニールに包んだりしている。さしてさらに混乱を大きくしてるのは数人のグループだった。何やらバッジを作ってるようだ。自分の住んでる地域をマジックで書いてそれをバッジとして付けてればご近所さんが見つけることができるというものだ。何だこの企画、ぼくはちっとも知らなかったぞ。でも発想は素晴らしい。ぼくは前々からもっと地域毎に集まれるような環境を作りたいと訴えたことがあるがそれをこんな形で実現しようとしてるとは。いや、カンバッジなんてよく思いついたな。

 ただ、残念なのがこの日雨だったということだ。スタジアムに来た人はそういうサポーターのイベントに興味は示しながらも身支度で忙しい。しかも雨に濡れないその1階スペースは人で溢れてる。さらにバッジを作る速度に限界があることでとても効率が悪かった。挙句の果てがそうやってせっかく作ったカンバッチもカッパを着てしまえば隠れてしまって用をなさないということだ。これは残念だった。本当にこの天気を恨めしく思った。

 それでもこの日は多くのサンフサポが来た。4,027人の観客の内湘南とは半々くらいの印象があった。5年前は湘南の応援ばかりが耳に付いたけど今回は湘南の応援が耳に入らなかった。それは風で音が流されたというのもあるだろう。だけどサンフレッチェの応援席に人が多くなったのも事実である。こういった状態では以前のようにポッと来た人がスタジアムで知り合いを見つけるというのは難しいだろう。それについても色々と考えている人がいるようだ。ただ、これも伝達方法がネットだけというのが厳しい。この辺は今後の課題だろう。

 正直これらの活動はどれがどれだけ効果があるのか分からない。それでもやらないよりはやる方がマシだ。何もやらなければ何も生まれない。関東で人が集まるようになったが本当に少しずつ長い道のりがあった。5年前ここで試合を観た時今のアウェイ席を想像できただろうか。いや、それ以上に想像できなかったのがこんな酷い天候で同じ場所でまた試合を観なきゃいけないということだった。

2008年3月21日 (金)

湘南戦~嵐の平塚

2008/03/20 湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島 平塚競技場

5年前と一緒だな」

「いや、5年前の方が酷かったでしょ。あの時は風も吹いてたから」

 2003年の記憶を手繰り寄せそんな会話をしてたが時間が進むに従ってどんどん風も強くなってきた。嵐のような天候、やっぱり5年前と一緒じゃないか。

 その天候はキックにおいて多大な影響を与えGKの蹴るボールは高く舞い上がり上空で進路を戻すのである。普通じゃ見れないボールの軌道、グラウンダーで蹴れば水を含んだ芝がボールを止めてしまう。かといって場所によってはボールが走るしボールは予測不可能な動きをしてた。平塚競技場のピッチは見た目の鮮やかさとは裏腹に水捌けは良くないようだ。

 果たしてこれはサッカーと言えるのだろうか。いや、これは別の競技に違いない。パスをつなぐとか連携を取るとかボールのないとこでの動きだとかそんなの関係ない、ただボールが来たら蹴る、そして攻められればタックルに行くというような試合だった。といってもルール自体はサッカーに変わりないのでこの状況でどうやって点を取るかであった。そこで浩司がとても理にかなった方法で点を取ったのである。直接FK、見事に決まった。浩司のFKは本当に武器になってきた。できることなら去年見たかった。こういうキックを蹴るのになぜちっともチャンスに結びつかないウェズレイにFKを蹴らしてたんだろう。

 しかし試合は押されっ放しだった。ボールがセンターラインよりも後ろばかりに来る。サンフは守備してばかりだ。こいつら、やる気あるのかよと穏やかでない感情が生まれたものの後半になりピッチが変わるとと今度はサンフが攻めていた。単に風上に立った方が有利で選手のパフォーマンスの問題じゃないとこの時気付いたのだった。

 そしてこの日の2点目はゴール前の混戦で槙野のバイシクル・シュートだった。これは入れ替え戦第2戦目のロスタイムと同じ光景である。違うのはあの時は外れて今回は入ったというとこだ。ああ、あの時入ってれば今頃こんな所にいなかったのに。でもあの時は入れることはできなかったが今回は入れることができたとも言えるのだった。

 槙野はゴール後にサポーター席に向かって弓矢を射るパフォーマンスをやった。ウェズレイが発案したこのパフォーマンスを誰が引き継ぐのかと思ってたが槙野がやってのけた。槙野の放った矢にサポーターは仰け反る。皆カッパ姿で動きが鈍いが精一杯の動作で応えてやった。何だかピッチとスタンドが一体としてるようで楽しかった。

 試合はこのまま02で勝つことができた。この日もストヤノフは大活躍で最後の場面はストヤノフで全て跳ね返してしまった。そしてキックの危うい木寺は途中からゴールキックを全てストヤノフに蹴ってもらってた。キーパーのプライドとしては色々とあるだろうが正しい判断だった。蹴っても風でどこに流されるか分からないがそれでもキック力のあるストヤノフが蹴れば遠くには飛ばしてもらえる。そして威力があるから風の影響も受けにくい。ストヤノフは1回でもいいからミスというものがあっただろうか。11では抜けない、それでいてポジショニングもいい、ボールは失わない、完璧である。あの状況下でサッカーをやってたのはストヤノフだけではないだろうか。まあ湘南のアジエルもドリブルで3人、4人と抜いてたのでレベルの高い選手は悪条件でもサッカーという土俵へ持って来れる軸を持ってるのだろう。そういう意味で平繁がボールを前に運べなかったのは残念であった。

 試合後あまりにもバス停に人が並んでたので駅まで歩いて行くことにした。道路は渋滞でとてもバスが来るような気配がない。やはり歩いたのは正解だったろう。

「そういや5年前も酷い天候だったけどゴールキックが空中で戻ることはなかったよね」

 一緒に帰った数人の内の一人が言った。

「いや、あの時もしっかりとボールが戻ってましたよ」

 記憶は曖昧だ。そりゃそうだ。嵐の中で観戦して今は辛い。だから今が一番とんでもない状況にいると感じるのは当然。もう二度と平塚は来たくない。もしかしたら5年前もこんなことを言ったのかもしれない。

2008年3月20日 (木)

湘南戦~また雨が降っている

2008/03/20 湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島 平塚競技場

 平塚は雨が降る。そういうイメージがあるのは2003年の第4節の記憶があるからだろう。春とはいえ嵐のような雨は屋外では体温を蝕んだ。サッカーの試合でもなければ絶対に行かない地であるだけに平塚は普段からこんなに風が強いのかという感覚に捕らわれた。当然そんなの単なる思い込み以外の何者でもなくスタジアムのスタッフもこんな天候は普段ないですよと話してた。

 ただ、5年越しに訪れた平塚での試合はまたしても雨という予報が出てる。これが偶然というものなのか。いや、偶然ではない。それはぼくがサンフレッチェの試合を観に行く時に限って雨が降る、それだけでもう十分作為的なのだ。この天候さえもアウェイの洗礼だ。アウェイの洗礼と言えば語弊があるな。なにせ雨が降ればホームの湘南にとっても観客動員に影響する訳だから。となるとこれはサンフレッチェの試合観戦を妨害する何らかの力が存在するのだ。何だか落合信彦のようになってきたな。

 天気予報のチェックをする。1日雨。朝起きて予報に変化はなかった。屋外には屋根を伝って落ちる雫の音がする。早い時間だったので今の内にもっと降ってくれればいいのにと願う。そしてスタジアムの気温を予測する。やはり暖かい格好をして行った方が良いのだろうかと。カッパは必需品だが生憎ぼくはサンフレッチェ・カラーのカッパを持ってない。かろうじて日本代表のカッパを持ってるのはそっちの方が凡庸性があるからだ。サンフのカッパなんか持ってても一体使う機会があるのだろうかなどと思って買ってないのだが、何年も関東のアウェイの試合に行ってればそこそこ使う機会があったのに気付くのだった。ただ、スタジアムで売っていればいいのだがわざわざ通信販売で購入となると気が進まないというのは正直なとこだ。

 それはそうとチケットを買ってないのに気付くのだった。湘南だから当日券がないということは100%ない。それでもスタジアムで一々当日券売場まで廻って購入するのは時間的に大きく無駄になる。何で買いに行かなかったんだろう。すっかり忘れてた。日々の生活に追われてそこまで発想が行かなかった。それもこれも全ては試合に行けるように調整する為、だけど詰めが甘い。こういうことだから過去に前売券を買っておきながら試合にもって行くの忘れて当日券を購入するなんてことをするんだよな。ぼくって何て良いお客様なんだろう。

2008年3月19日 (水)

【駅前集合】第3節湘南戦 平塚

首都圏の試合では、馴染みのないスタジアムまでご案内する企画をやっております。
第3節は、5年ぶりに試合をする平塚競技場です。

3月20日14時半に、JR平塚駅北口へ向かう改札(茅ヶ崎寄りの出口)に、いつものように黄色い下田ユニでお待ちしています。
そこからバスで競技場入りをします。

もしよろしければ、皆さんでスタジアムへ向かいましょう。
どうかよろしくお願いいたします。

(SANFRECCE Supporters' Blog)

 毎回やってるこの駅前集合企画、何人集まるかは本当にその日にならないと分からない。それでもやり続けてる黄色い下田ユニの青年は素晴らしいです。皆さん、是非この企画に参加してください。

 ぼくもこの駅前集合に合わせる如く13時15分に東京駅、東海道線ホーム最前列にて待ち合わせをしています。もし、時間のある方がいたら一緒に平塚まで行きましょう。東京から1時間余りもあるので皆で行けば楽しいと思います。よろしくお願いします。

2008年3月18日 (火)

愛媛FC戦~ストヤノフのチーム

2008/03/16 サンフレッチェ広島vs愛媛FC 広島ビッグアーチ

 高萩の2ゴール、寿人の1ゴール、結果として30で勝ったなら何も不満はないだろう。だけど愛媛とサンフレッチェではクラブの予算規模が違う。果たしてその予算規模に見合った差が出せたかというとかなり怪しい気がした。

 というかこのチームにストヤノフがいなかったらどうなるんだろう。ピンチもストヤノフが摘んで攻撃もほとんどがストヤノフのロングボールで始まる。高萩の得点などもその典型であった。J2の必勝パターンとしてDFをガチガチに固めてトップに外国人ストライカーを入れるというやり方がある。結構そのパターンが有効でそういうスタイルで昇格したチームも多い。ただそういうチームがJ1で戦えたかというと大抵の場合厳しくなってしまった。それはそのはずだ、外国人ストライカーに頼って昇格しても根本となるチームの軸がなければその選手がいなくなったら途端に今までの積み上げが白紙に戻る。だからJ1に残留できるかどうかというのはJ2での戦いを見ていれば大体分かる。

 そういう意味でサンフレッチェはストヤノフに頼り切ってる。ディフェンダーだからポジションが違うがまるでその依存度がストライカーに代わりにディフェンダーにしてるようなものだ。こんなので昇格できてもJ1で戦えるのだろうかという疑問が残る。

 しかし、それでいてゼロックスから得点者が久保、寿人、青山、平繁、高萩と多彩だ。これは小野監督がどこからでも点の取れるチームにすると言っておきながらまるで駄目でその理想に数字の上では近付いてるという兆候がある。皮肉にも小野監督の場合はどこからも点の取れないチームにしてしまった。やはりまだミシャの方がマシなんだろう。

 それはいいとして守備も攻撃もストヤノフ頼み。こんなサッカーがJ1に通用する訳がない。J2でもすぐにサンフレッチェ対策を講じられて点が取れなくなるだろう。というかミシャの目指すサッカー自体こんなものなのだろうか。

 数あった愛媛の逆襲は効果的なものだった。愛媛に外国人ストライカーがいたら失点してただろう。やはりそこにはJ2というレベルの低さがある。そしてサンフの選手にもミスが連発してきた。高萩にしても森脇にしても愛媛在籍時輝いてたのは周りに大した選手いなかったせいではなかろうか。サンフレッチェに戻ってくると周りのレベルが高いとミスが目立つようになる。そこからもJ1J2の違いを感じるのだった。

 勝ってもそれ程喜びを感じない。勝って当たり前、引き分け以下なら許すことができない。やはり厳しいリーグだ。でも今更ながらストヤノフがもっと早くチームに馴染んでいたなら昨シーズンもうちょっと安定した戦いができたのではないかと勘ぐってしまう。選手の移籍のタイミングだけでここまで影響を与えるんだろうか。それならもっと早い時期にフロントはストヤノフ獲得に動いても良さそうだった。

 昨シーズン、能力があると言われながらも戦力として噛み合わなかったストヤノフがJ2で攻守の要として存在してるのは皮肉な話だ。でもJ2の開幕戦で昨シーズンよりも5千人も観客が多かったというのも皮肉な話だ。改めて今回のJ2落ちは何とかならなかったものだろうかという疑問が残るのだった。

2008年3月17日 (月)

愛媛FC戦~TVから見た観客席

2008/03/16 サンフレッチェ広島vs愛媛FC 広島ビッグアーチ

 午前中近所の小学校でサッカーをして昼はマツダさんの家に試合を観に行った。これがたまたま近くまでマツダさんが来る用事があったらしく車で拾ってもらえたので非常に助かった。ああ、何て素晴らしい人なんだろう。

 こうやって色々な人の家にサンフの試合を観に行くぼくはさながら観戦ジプシーとでもいったとこだろうか。時々自分でもかっこ悪さを感じる。やっぱり千葉方面に観戦会を開ける店を探すべきだろう。実はそれについてはマツダさんも考えていて色々な店に当たってみてるらしい。といってもサッカーバーとか言っておきながらスカパーに入ってなかったり名前だけのとこも多いようである。要は代表戦だけ店を観戦に使えますよというようなスタイルみたいだ。結局Jリーグでは商売にならないと思われてる。まあ地上波の放送があっても3%ぐらいしか視聴率取れなければしょうがない話ではあるが。

 そんな話をしながら家にたどり着いた時にはすでに試合は始まっていた。観客の声援が聞こえる。何か客が入ってるような気がするのだが。これだと9千人は入ってるでしょう。いや、2003年の開幕戦でさえ1万人入ってたんだから9千人じゃマズイでしょ。そうだな、でもよく見てみるとゴール裏付近は結構ギッシリ詰まってる感じがする。もしかしてもっと入ってるんじゃないか?

その結果後で分かった観客数が17,250人だった。17,250人、予想以上に入ってた。一体これらの人はどういう経緯で来たんだろう。開幕前のイベントが効いたのだろうか。それともゼロックスの優勝がアピールとなったのだろうか。いずれにしてもクラブも努力したんだな。凄いよ。それだけで感動した。J2降格はピンチでもありチャンスだとも捉えることができる。ここでこれだけ来てるんだからこれらの人をちゃんとリピーターとして年間パスを買うようにできればもっと安定するだろう。

2003年、新潟戦では2万3千人入れた。今年はそういう試合があるだろうか。そして次はどれくらい客が入るか。サンフレッチェにとって本当の戦いはピッチの外にあるのだった。

2008年3月15日 (土)

桑田負傷

サンフレッチェ広島所属の桑田慎一朗選手の負傷についてお知らせ致します。

  
右足関節 距骨内側軟骨損傷
 
3週間

(サンフレッチェ広島オフィシャルサイト)

 何ともバツが悪い。桑田が試合に出るチャンスは柏木やカズが負傷してる今のはず。そして右サイドも固定されてない現状を考えるとチャンスはあった。それがよりによってこういう時怪我をしてしまうとは。サポーターにしてみてもこの時期に試合に出て戦力となってもらいたかったのに。

 まあわざと怪我をする選手はいない。本当に悔しいのは怪我をした本人である。だからそこで選手の体調管理が悪いとか意識が欠けてると言うつもりはない。ただサポーターとしての立場ではそう愚痴りたくもなる。ただこの桑田の負傷について愚痴ってるサポーターっているのだろうかと考えてしまう。

 正直微妙な選手だ。ルックスのせいかあまりスター性を感じない。特徴というのも今一捉え切れてない。桑田と言ってどういう選手だと明確に説明できる人がいるのだろうか。空気のような存在となりつつあるというのは言い過ぎだろうか。明らかにかつて試合に出てない浩司に寄せてた期待みたいなものを感じてる人がいない気がするのだ。これもやはり強烈な印象を残してないせいだろう。

 公式戦でゴールはある。だから全く駄目だったという訳ではない。それでもメンバーがいない時の補充要因としかなってないことから印象が薄い。そして草津戦のようにスタメンで出ても目立つことがない。ただ目立つだけが良い選手の条件ではない。小野もミシャもこの選手を試合に使うことがあったということは能力は認められてるんだろう。ただ外で観ている観戦者の立場としてはどうしても分かりにくいのだ。それでいて今年駄目だったら戦力外だろうという切迫したものもない。

 そういえばサンフレッチェにはかつて似たような選手がいたな。大木勉。どこが特徴なのかよく分からない。それでいてメンバーに入ってしまってほとんど活躍しないのだがチームが点が取れないで喘いでる時なぜか点を取る。もういらないと言ってたもののそうも言ってられなくなってしまう。そしてそれが引き金となってゴールを量産するかといったらそんなこともない。平均の中をフワフワ漂ってるような選手だったのだ。そういや桑田も背番号20番、宿命のようなものを感じる。

 地味で目立たないルックスの大木はある意味サンフレッチェを象徴する選手だった。野次を飛ばすのも大木だとやりやすかった。ゴールをすると地震が起こるなどという逸話まで作られた。クソミソに言いながらも大木で楽しんでた面がある。

 桑田、20番を継承する者として足りないもの、それはネタとなるキャラクターだろう。そういう意味では若いのにオジサン顔の橋内に完全に負けている。プロサッカー選手なんてサポーターに愛されて何ぼ。そういう愛され方もありだと思う。であれば愛媛にいる大木と新旧20番対決をしてもらいたかったものだ。そういうとこなんだよな、肝心な時に怪我をしてしまって。まあぼくもサポーターの一人として好き勝手言ってしまうな。こう考えると選手のキャラクターとか言ってるが単にこちらで勝手に話を膨らませてキャラクターを作ってるという気がしないでもない。でもそうなるにはやはり試合に出てぼくらの前でプレーをしないと始まらない。桑田よ、怪我は慎重に治すべきだが復帰したら怪我にだけは気をつけるように。

2008年3月13日 (木)

ホーム開幕戦、どうやって見よう

2008/03/16 サンフレッチェ広島vs愛媛FC 広島ビッグアーチ

 ホーム開幕戦に行こうといきり立っていたものの何だかんだでやはり都合が付かず断念したのだがそういうことを言うと周りの人はしっかり覚えているものである。ホーム開幕戦行くとHさんから聞きましたよと言われたがその時どこか決まりの悪さを感じたのだった。

 そういう訳で生観戦のつもりがモニター観戦となってしまったがこれがまた問題である。ぼくは未だにスカパーに入ってない。実はアンテナもチューナーも持っているのである。月3千円くらいなら惜しいとも思わない。そうでなくっても色々な所へ中継を観に行ってるのだからその交通費を考えれば同じなのである。それなのに加入しないのはアンテナをセットするのが面倒くさいからだ。かといって業者に頼むのも一体いくら掛かるのか分からないので気が進まない。結果スカパーはいつまで経ってもうちで観れないということになってる。

 ただ、関東ではトレブルというサッカーカフェがある。ぼくも以前はよく利用したがあそこはうちからだと遠い。下北沢まで行くのにぼくにはハードルが高いのだ。しかも最近は多くの関東サポーターが来ることにより店も狭くなってる。そこでもっと別な場所で観戦会が開けないものかと考え近場でサッカーカフェを探した。その結果あるにはあったが昼間は営業しないということだった。どんな時間だろうがサンフレッチェの試合がある限り店を開いてくれるトレブルはやはり貴重な存在だったと改めて気付かせてくれるのだった。

 さて、日曜はどこで観戦しようか。こうやっていつもいつも人の家にお邪魔してる。そして試合後に濃い濃い話をするものだからその家の人に異次元の会話でもしてるのではという顔をされる。きっといつかまた行くと言ったら「ええ、またあの人来るの?」なんて言われるんだろう。