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2007年10月18日 (木)

ストライカーの条件

2007/10/17 日本vsエジプト 長居陸上競技場

 日本代表の試合だというのにチケットが売れなかったらしい。代表バブルも弾けたというとこだろう。だが普通にJリーグを観てる人がこの試合に対するモチベーションを感じるかというと難しいものがある。リーグ戦も佳境に入ってサンフレッチェなどはこの週末の大宮戦の方がよっぽど大切だ。それなのに駒野にこの試合に全力で臨んでくれなんて願望を抱くだろうか。寿人が選ばれなかったが10試合もノーゴールじゃ当たり前だろという至極全うな感覚を抱いてしまう。やはりこれが何のタイトルもない親善試合というものだろう。対戦相手がイタリアやアルゼンチンといった人気のある国じゃないと客は集まらないだろう。

 もはや日本代表の存在意義も性格が変わったのではなかろうか。以前はサッカーファンなら誰でも飛びついた。それに反応してミーハーファンが付いてきた。今はそれぞれのクラブのサポーターは自分のクラブの方が大事になってしまった。だから自分の応援するクラブの選手が出てないとまるで他人事のように感じてしまうのだ。ある意味サッカーをとりまく環境としては正常になってきてるのではなかろうか。

 だが試合としては大久保嘉人が2点を入れ41というスコアで大勝できた。ジーコ監督時代何度も代表に呼ばれながらも全くゴールできなかった大久保。さぞホッとしただろう。一度代表の試合でシュミレーションをして退場になり川渕キャプテンに大目玉を喰らったことがある。あの頃に比べたらずいぶん謙虚になったものだ。ゴール前で倒されそうになったシーンがあったがすぐに持ち直してプレーを続けてた。正直倒れてもファールが貰えたかもしれないがあそこで踏ん張るという姿勢は審判にも悪い印象を与えないだろう。よくJリーグでもバタバタ倒れる選手がいるがそういう選手は大抵期待ほど成長しない傾向がある。それに観てる方も倒れずに踏ん張る方が盛り上がるものだ。倒れるんならビスマルクくらい上手くやってくれと言いたい。

 ただこの試合もしかしたらエジプトにモチベーションがなかったのかもしれない。その為やたらと日本のチャンスが多かった。その中で前田遼一はシュートを外しまくった。1点は入れたがFWだったらあそこは反転してシュートまで持ち込めよとかそんなに簡単に取られるなよと口に出してしまった。それでも代表選手。やっぱり日本にはストライカーがいないと思い知らされた。

 シュートといえば駒野のシュートは本当に入らない。キックの精度は高いものを持ってるのにシュートは入らない。逆サイドの加地は決めたというのに駒野は決められない。それさえできればスーパーなのにといつも歯痒い気持ちになるのだった。

 日本もサッカーのプロ・リーグができて13年。それなのに一向にストライカーと言われる選手が生まれないのはどうしてだろう。まだ三浦カズや中山雅史の方がストライカーという気がする。それらの選手はJリーグができる前にスタイルを築いた。一体これってどういうことなんだ。それが分かれば誰も苦労しないんだろうが。

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