ジェフ戦~脅威を追い払ってくれ
2007/10/27 サンフレッチェ広島vsジェフユナイテッド千葉 広島ビッグアーチ
ここまで来るともはや苦行である。ぼく自身よくもまあ文章としてまとめてるものだと感心する。できればもう目を背けたくなる現実、もう振り返りたくもないことを毎週毎週文章にしてるのだ。これは凄いぞ、とてもできることじゃない。まあ誰も誉めてくれないので自分で誉めてみることにした。こういうのが他人からすれば痛い奴ということなんだろう。
しかしここにおいて普通の精神状態にいるのは難しい。一体どこに終了3分前に2点差を追いつかれるチームがあるんだろうか。何でボールキープできないんだろうか。何で時間稼ぎできないんだろうか。何で相手を焦らすことができないんだろうか。いや、待てよ、これどっかの代表チームに似てるぞ。W杯のオーストラリア戦とダブってるじゃないか。両チームに共通すること、それは一言で〝弱い〞ということだった。
寿人の久々のゴールを見た時には拳を上げた。駒野のカウンターからのシュートが決まった時には勝利への確信があった。それが残り3分で追いつかれる。信じられない、どうしてだ。どうやったら残り3分でやられるんだ。残り3分で2点取られるんだから相手が最初から本気でやったら60点取られるんじゃないのか。2-60、実際にはあり得ないがそれくらいのショックがあった。
試合が終了した時ぼくとタイセイさんは言葉が出なくなってしまった。そしてその後大宮が勝ってるという情報を得た。まあこれは予想の範囲内のことだったが受け入れたくなかった。TVの解説者は次につながるというねぎらいの言葉を出してたが何の慰めにもならなかった。諦めたらもうお終いというがとてもここで気を強く持つことなんかできなかった。〝お終い〞、そう感じずにはいられなかった。
一体何が悪いんだろう。選手か、監督か、フロントか、それとも人気のなさか。そういやこれだけの危機的状況で観客はたったの9,680人だった。関東と違い広島は晴れていた。観戦日和だったと言っていい。広島の人はサンフレッチェなんてなくてもいいと思ってるんだろうか。だからこそ落ちたらお終いという切羽詰ったものがある。2003年あれだけ血眼に1年でのJ1復帰を願ったのは1年で上がれないと潰れてしまうと危惧したからである。人気がないからこそ落ちて欲しくないのである。
それでも中継ではサンフレッチェの応援がよく聞こえてた。紫の格好をした人は増えている。観客動員としては伸びないがコアな人の比重は増えてるのではなかろうか。今は天候が悪くても必ずスタジアムに来る人を多くする方が先決だと言う仲間もいるがその傾向は徐々に現れてるのではなかろうか。まあそれもJ2に落ちたらどうなるか分からないが。
大雨の降る中何とかタイセイさんのうちから帰った後マニック・ストリート・プリーチャーズを聴いた。
俺は問題を抱えている、あまりに多くの問題を
昨日なんか捨ててしまえ、俺はお前のためにそうした
空白の地平線とホテルの部屋
安物のウイスキーと恐ろしいほどの真実
俺を見てくれ、俺は正直で俺は自由
俺は人並み以下の運を持って生まれてきた
あぁだから脅威を追い払ってくれ
だって俺達は孤独で、俺たちは死に物狂い
あぁだから脅威を追い払ってくれ
だって奴らは危険で俺達の背後に迫っている
(Send Away the Tigers/Manic Street Preachers)
