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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2007年10月28日 (日)

ジェフ戦~脅威を追い払ってくれ

2007/10/27 サンフレッチェ広島vsジェフユナイテッド千葉 広島ビッグアーチ

 ここまで来るともはや苦行である。ぼく自身よくもまあ文章としてまとめてるものだと感心する。できればもう目を背けたくなる現実、もう振り返りたくもないことを毎週毎週文章にしてるのだ。これは凄いぞ、とてもできることじゃない。まあ誰も誉めてくれないので自分で誉めてみることにした。こういうのが他人からすれば痛い奴ということなんだろう。

 しかしここにおいて普通の精神状態にいるのは難しい。一体どこに終了3分前に2点差を追いつかれるチームがあるんだろうか。何でボールキープできないんだろうか。何で時間稼ぎできないんだろうか。何で相手を焦らすことができないんだろうか。いや、待てよ、これどっかの代表チームに似てるぞ。W杯のオーストラリア戦とダブってるじゃないか。両チームに共通すること、それは一言で弱いということだった。

 寿人の久々のゴールを見た時には拳を上げた。駒野のカウンターからのシュートが決まった時には勝利への確信があった。それが残り3分で追いつかれる。信じられない、どうしてだ。どうやったら残り3分でやられるんだ。残り3分で2点取られるんだから相手が最初から本気でやったら60点取られるんじゃないのか。260、実際にはあり得ないがそれくらいのショックがあった。

 試合が終了した時ぼくとタイセイさんは言葉が出なくなってしまった。そしてその後大宮が勝ってるという情報を得た。まあこれは予想の範囲内のことだったが受け入れたくなかった。TVの解説者は次につながるというねぎらいの言葉を出してたが何の慰めにもならなかった。諦めたらもうお終いというがとてもここで気を強く持つことなんかできなかった。〝お終い〞、そう感じずにはいられなかった。

 一体何が悪いんだろう。選手か、監督か、フロントか、それとも人気のなさか。そういやこれだけの危機的状況で観客はたったの9,680人だった。関東と違い広島は晴れていた。観戦日和だったと言っていい。広島の人はサンフレッチェなんてなくてもいいと思ってるんだろうか。だからこそ落ちたらお終いという切羽詰ったものがある。2003年あれだけ血眼に1年でのJ1復帰を願ったのは1年で上がれないと潰れてしまうと危惧したからである。人気がないからこそ落ちて欲しくないのである。

 それでも中継ではサンフレッチェの応援がよく聞こえてた。紫の格好をした人は増えている。観客動員としては伸びないがコアな人の比重は増えてるのではなかろうか。今は天候が悪くても必ずスタジアムに来る人を多くする方が先決だと言う仲間もいるがその傾向は徐々に現れてるのではなかろうか。まあそれもJ2に落ちたらどうなるか分からないが。

 大雨の降る中何とかタイセイさんのうちから帰った後マニック・ストリート・プリーチャーズを聴いた。

俺は問題を抱えている、あまりに多くの問題を

昨日なんか捨ててしまえ、俺はお前のためにそうした

空白の地平線とホテルの部屋

安物のウイスキーと恐ろしいほどの真実

俺を見てくれ、俺は正直で俺は自由

俺は人並み以下の運を持って生まれてきた

あぁだから脅威を追い払ってくれ

だって俺達は孤独で、俺たちは死に物狂い

あぁだから脅威を追い払ってくれ

だって奴らは危険で俺達の背後に迫っている

Send Away the Tigers/Manic Street Preachers

2007年10月27日 (土)

雨の朝

2007/10/27 サンフレッチェ広島vsジェフユナイテッド千葉 広島ビッグアーチ

 外は雨だった。広島はどうなんだろうと思ったが昨夜母親からの電話では暑いということだった。ということは晴れるのだろう。とこんな天気予報を見れば一発で分かるようなことを考えながら朝を迎えた。さんざん広島に行こうかどうか悩んだ挙句思いとどまったのだが正直まだ未練があったのだった。

 聞くところによれば関東からも何人か行くようだ。そういう情報が入れば入るだけ行きたいという衝動に駆られるんだが往復4万円の交通費はそうそう捻出することができなかった。ぼくにはサポーター魂がないんだろうか。苦しいところだが元よりサポーターの象徴として前に出る気もないので大して気にもならない。

 シーズン始め、初戦で大勝したのが災いして今日は何点取るんだろうという期待ばかりしてた。まさかここまで勝てないようになって得点もできなくなるとは。明らかに下り坂。容易には止まりそうもない。期待を持てない。奇しくも外の天候と同じ心境だった。それなのにどうしてここまで広島に行きたがるんだろう。近頃ではひたすら苦行の為に観戦に行ってるようなものである。これが弱いクラブを応援する宿命である。

 そういえばサンフレッチェ以外にガッカリさせられることって日常生活にあるだろうか。仕事の失敗、失恋、犯罪被害、どれも今一ピンと来ない。仕事は失敗しても家に帰ったら忘れるしそもそも会社が潰れたりした関係で3回も替わってる。お陰でどうにかこうにかやっていけるものという免疫ができてしまった。失恋に関しては泣かされたことは一杯あるが別の人を見付けろとアドバイスされたもののサンフレッチェが負けるからと他のクラブを応援する気なんておきない。犯罪もあっては困るがそれも金を盗まれたり自分の体調が良くないとサンフレッチェの観戦ができないというだけの理由だ。正直ぼくはグルメではないし住むとこだって気にはしない。車も興味ないし酒も飲まない。今や精神の大半の部分にサンフレッチェで犯されてしまったのだ。

 そういえばぼくと同じようにサンフレッチェに犯された人達も段々と家庭を持つようになってきた。小さい子の手を引いてスタジアムに来る人もいる。できればそういう2世がサンフレッチェの試合に来て面白い、また来たいと感じてもらえるような環境を作りたい。親が好きだからと子供が好きになるとは限らないんだから。何か良い案はないだろうか。

 それはいいとして今日はタイセイさんのとこにモニター観戦に出掛けるとしよう。ワインでも持っていこうか。酒を飲まないぼくだって自棄酒は飲みたくなる。ってもう負けること考えてるじゃないか。ああ、シーズンの初めとはずいぶん意識が変わってしまったな。

2007年10月26日 (金)

観戦対策

 土曜の1時キックオフということでその気になれば実家に帰るついでにビッグアーチに行くことはできる。だけど大宮戦を見た後にはとてもそんな元気がなかった。いや、正確にはその悔しさも忘れていたのだが『サッカー・マガジン』『サッカー・ダイジェスト』を立ち読みしてしまったのであの日の無念がふつふつと沸いてしまった。「お前らそれでもプロか~っ!」と発狂したように叫びたくなってしまったのだった。

 スカパーに入ってないぼくはどこで中継を観ようか。トレブルというサンフレッチェ御用達のサッカー・バーがあるんだがぼくの家からだと結構遠い。しかも最近は立見じゃないと観れない状況ということでモニター観戦にそこまでしてという気がする。さて、それではぼくの友達はどうだろうか。一通り当たってみよう。タイセイさんにマツダさんにHさん・・・。こんなことやってるぼくは何てずうずうしいんだろう。雑誌は立ち読み、スカパーは人の家、やっぱりスカパーくらい自分で入るべきなんだろうか。

2007年10月21日 (日)

大宮戦~敗戦

2007/10/20 大宮アルディージャvsサンフレッチェ広島 駒場陸上競技場

 呆然自失、意気消沈、意気祖喪。試合終了のホイッスルが鳴った時言葉が出なかった。この危機的状況に誰もが声をからした。普段観戦派と決め込んで座って戦況を観察するHさんも立って声を出していた。立見席というのもあったが多くの人がコアサポのリードに合わせて声を出した。誰も彼もが本気だった。本気で勝たせたいという気で満ちていた。それなのに、それなのに何でピッチの選手の力にならないんだろう。ぼくらは無力なのだろうか。何の影響力もないのだろうか。

 選手はがんばってたのだろう。カズがクリアした場面で戸田がよくやったと声を掛けて結束しようとしてる様が見えた。だけどチーム力として低過ぎた。セカンドボールが拾えない、攻め込まれる、シュートを打たれる、後ろでしかボールを廻せない、一発を狙ったロングボールは全て読まれてる、攻められない、シュートが打てない、完敗だ。残留争いをしてるライバルに完全に打ちのめされてしまった。

 ここまで弱いとは。ここまで何もできないとは。目の前で繰り広げられた現実を受け入れるのが辛かった。それでいてやはりそうなんだと認めざるを得なかった。

 無得点、何と空しい言葉だろう。この状況において誰もチームを救うことができなかった。ヒーローはいなかった。そして誰が駄目とも言えない。強いて言えばみんな駄目だった。動き出しからして大宮の選手に負けている。ここ最近全ての試合の傾向そのままであった。

 「ただ一つ良かったことは」Hさんが口にする。「公太を交代させたことかな」

 そう、ついに公太を交代させたのである。これで連続試合出場が途切れてしまった。実際左サイドから崩されまくってただけにこの交代は理にかなってた。もはや記録を続けるという意味がなくなったことで次の試合どういうメンバーになるのかというのが議論になった。

 いよいよJ2降格が現実味を帯びてきた。が、2002年の頃とは様子が違う。そこはもう実力がないという諦めと一度J2に落ちてるという免疫力が付いてるせいだ。そして今度落ちたらなかなか上がれないというのも理解はしてる。

 この先どうなるのか。絶対残留なんて胸を張って言えない。むしろどうやっても勝てる気がしない。そういえばマリノスが駒野を狙ってるということだ。J2に落ちたら間違いなくいなくなるだろう。だが移籍することについて非難することはできない。まだ落ちると決まった訳でもないのにこんなことばかりが頭に過ぎる。精神が弱ってる。現実逃避がしたい。ガンダムのDVDでも観ようか。でも実際に家に帰って観たのは『スポンジ・ボブ』だった。おちゃらけてて何だか癒された。『スポンジ・ボブ』は楽しかった。

大宮戦~決戦の前

2007/10/20 大宮アルディージャvsサンフレッチェ広島 駒場陸上競技場

 あと1週間遅かったら新スタジアムのNACK5スタジアムだったのにねという会話ではでもサンフレッチェは記念モノに弱いからと駒場でやることに行為的にとらえていた。関東では恒例となってる最寄り駅での集合ではいつもより多くの人がいてこの試合の意気込みが伝わった。とはいえ雰囲気はそんなに殺伐とはしてなくサンフレッチェの試合ではお馴染みの顔、そして見慣れない顔が朗らかに、そして時にはぎこちなく会話を交わしているのだった。

 そうやって集まってバスに乗り込んだ為バスの半分くらいはサンフレッチェで占領することができた。ぼくたちのバスを見て駅前から指を差して笑う同じユニフォームを着た仲間がいた。そしてバスはノロノロと駒場スタジアムへと向かったのである。

 ここのバスは本当に遅い。元々浦和は人口が多い為人も車も多く、その癖道が狭いときてる。混んで当然だ。浦和レッズが人気あるのもこの人口の多さも無関係ではない。ただ初めて来る人にとってはバスがガツンと渋滞にはまってしまう様子には多少困惑があったみたいだ。ぼくの隣に立ってた若い男性は「いつもこんなに混むんですか」と聞いてきた。

 この渋滞はいつものこと。だから距離はあるけど時間的には歩いても大して変わらないと思う。帰りは間違いなく歩いた方が早いでしょうと答えておいた。たださっきからちっとも動かないバスにいっそのことこの辺で歩いて行ったほうが早いのではという気がしていたところだった。

 それでもスタジアムに到着したのだが何とそこには出発時ぼくらを指差して見送ったレプリカを着た仲間がいたのである。不思議だった。どこでどう抜かされたんだろう。これだったらバスを1本遅らせた方が良かったじゃないか。

 チケットを買いアウェイ・ゴール裏に入る。ここは立見席だ。ただ、通称出島と呼ばれる過去にレッズがアウェイ・エリアとして設けてた一角には席があったがそこはすでに一杯だった。5年前ここにレッズ戦で来た時にはその狭い空間でさえも空席がありチケットを買えなかったレッズ・サポーターが一般人の格好をしておとなしく見ていたくらいだった。

 本当に紫の人が増えた。そりゃ他の人気クラブに比べればまだまだなんだろうが関東で10人くらいしかサポーターがいなかった頃を知ってるだけに感慨深いものがあるのだった。

2007年10月19日 (金)

J2時代の大宮戦

2003.9.27       大宮アルディージャvsサンフレッチェ広島 大宮サッカースタジアム

 午前中仕事があって遅くなってしまった。ぼくがスタジアムに着いた時にはもう選手入場の頃だった。そしてこの時関東のサポーターで作ったビックフラッグが初めてアウェイ・ゴール裏に掲げられた。リーグ戦も終盤に入り佳境という言葉がまさに当てはまるような状況だ。そういう中で広島から駆けつけたサポーターも含めてかなりのサポーターがいた。去年までせいぜい30人いればいいだろうというくらのものだったがJ2に落ちたことによって段々とサポーターが増えていったことが肌を持って感じられた。

 アウェイ・ゴール裏のゲートを潜るとオレンジのビブスを配っていた。そんなもの誰がいるかと手も出さなかったのだが半年も経たない頃にはあの時貰っとけば良かったという気になった。だけどその時にはとてもそんな余裕がなかった。とにかく1回勝てなかったらもうどうなるか分からないという切羽詰った状況だった。J1に昇格する為には引き分けでは駄目、勝たないといけない試合だった。

 先発は真中、中山の2トップ。どんなことがあろうと90分使われていたマルセロが警告で出場停止。ある意味ぼくが望んだ状況だ。このマルセロが来てからというもの小野監督には好かれているもののまるで結果を残さない。まるでシュートはバーに当てるものと勘違いしてるかの如く決定機を外しまくる。それなのに一番優遇されてることでなおさらこの選手への悪感情は増幅されたのだった。

 だがこの試合日本人の2トップになったことで安定してた。右サイドで出場した松下は守備に不安があり大宮もそこを突いてきてたが何とかこなすことができた。そして特に目新しいこともしない普通の戦い方で普通に2得点を挙げ勝ってしまった。2点目のゴールはクロスへ合わせる真中の一連の動きがスローモーションのようにハッキリと見えた。正に快勝と言っていい。元々J2においては戦力が抜けてるので普通にやればふつうに勝てるのだ。それまでの苦戦が嘘のようだった。

 それまで焦りに焦ってたぼくはこの試合でもう大丈夫という気分になった。ここまで安定したチームが勝てない訳がないと。もうこのメンバーでいけば何も心配することはないだろうと。

 しかし、次節小野監督はまたしてもマルセロをスタメンとして使ったのである。そしてまたハラハラドキドキの週末を迎えることになった。この頃すでに小野監督の監督としての能力とやり方に疑問を持っていただけにこれらの行為は完全に信用をなくしてしまった。だからJ1に1年で上げたという功績は認めないといけないかもしれないが、絶対にJ1では勝てないと思った。そしてその通りとなったのだがまさかその後2年半もやるとは思いもよらなかった。少なくとも大宮とは普通にやれば普通に勝てた。それなのに普通のことをしない監督だったのである。

2007年10月18日 (木)

ストライカーの条件

2007/10/17 日本vsエジプト 長居陸上競技場

 日本代表の試合だというのにチケットが売れなかったらしい。代表バブルも弾けたというとこだろう。だが普通にJリーグを観てる人がこの試合に対するモチベーションを感じるかというと難しいものがある。リーグ戦も佳境に入ってサンフレッチェなどはこの週末の大宮戦の方がよっぽど大切だ。それなのに駒野にこの試合に全力で臨んでくれなんて願望を抱くだろうか。寿人が選ばれなかったが10試合もノーゴールじゃ当たり前だろという至極全うな感覚を抱いてしまう。やはりこれが何のタイトルもない親善試合というものだろう。対戦相手がイタリアやアルゼンチンといった人気のある国じゃないと客は集まらないだろう。

 もはや日本代表の存在意義も性格が変わったのではなかろうか。以前はサッカーファンなら誰でも飛びついた。それに反応してミーハーファンが付いてきた。今はそれぞれのクラブのサポーターは自分のクラブの方が大事になってしまった。だから自分の応援するクラブの選手が出てないとまるで他人事のように感じてしまうのだ。ある意味サッカーをとりまく環境としては正常になってきてるのではなかろうか。

 だが試合としては大久保嘉人が2点を入れ41というスコアで大勝できた。ジーコ監督時代何度も代表に呼ばれながらも全くゴールできなかった大久保。さぞホッとしただろう。一度代表の試合でシュミレーションをして退場になり川渕キャプテンに大目玉を喰らったことがある。あの頃に比べたらずいぶん謙虚になったものだ。ゴール前で倒されそうになったシーンがあったがすぐに持ち直してプレーを続けてた。正直倒れてもファールが貰えたかもしれないがあそこで踏ん張るという姿勢は審判にも悪い印象を与えないだろう。よくJリーグでもバタバタ倒れる選手がいるがそういう選手は大抵期待ほど成長しない傾向がある。それに観てる方も倒れずに踏ん張る方が盛り上がるものだ。倒れるんならビスマルクくらい上手くやってくれと言いたい。

 ただこの試合もしかしたらエジプトにモチベーションがなかったのかもしれない。その為やたらと日本のチャンスが多かった。その中で前田遼一はシュートを外しまくった。1点は入れたがFWだったらあそこは反転してシュートまで持ち込めよとかそんなに簡単に取られるなよと口に出してしまった。それでも代表選手。やっぱり日本にはストライカーがいないと思い知らされた。

 シュートといえば駒野のシュートは本当に入らない。キックの精度は高いものを持ってるのにシュートは入らない。逆サイドの加地は決めたというのに駒野は決められない。それさえできればスーパーなのにといつも歯痒い気持ちになるのだった。

 日本もサッカーのプロ・リーグができて13年。それなのに一向にストライカーと言われる選手が生まれないのはどうしてだろう。まだ三浦カズや中山雅史の方がストライカーという気がする。それらの選手はJリーグができる前にスタイルを築いた。一体これってどういうことなんだ。それが分かれば誰も苦労しないんだろうが。

日本の負け方

2007/10/17 北京オリンピック最終予選 U22カタールvsU22日本 カタール・ドーハ

 「何で日本っていつもこういう負け方するんだろ」

 U17ワールドカップにおいて日本代表がフランスに敗れた時ぼくの友達はこう言った。せっかく先制点を入れたのにどんどん相手のペースになっていって終了間際の短い時間に同点、逆転とされてしまう。これがどの年代でも起こる現象だ。普通に考えて先制点を入れれば試合を有利に進められるはずだがそれがいともアッサリと逆転される展開にいつもガッカリさせられる。本当にアッサリ、アッサリとだ。そしてその現象はこの試合でも起こった。

 カタールの選手は足がつってる選手もいた。つまり一杯一杯だった。それに対して日本はどこかエリートぶってるように見えた。先制したまでは良かったがそこから段々と攻められなくなってきた。これがどういうことなのか分からない。まるでパスがつながらなくなっていった。ボールが取れなくなった。そして選手交代をして状況を変えようとすると余計悪い方向へ変わっていった。せっかく背の高い森島を入れたというのにその瞬間ゴール前へのクロスが全く上がらなくなってしまった。ボールによく絡んでた柏木に入った上田は一体どこにいるのか分からなかった。その前にハーフタイムで水野に代わって入った家長はドリブルが武器のはずだったがアジアレベルで通用しないことを露呈したかのようだった。正直もうちょっとできるのだと思ってた。そういう思い上がりが観てる側にもあったのだろう。

 ガッカリだった。1点を守ることができないなんて。そして2点も入れられるなんて。攻めないまでもパスを廻してとにかく相手にボールを取られないということもできなかった。相手をイラつかせることもできなかった。どこかサンフレッチェの負け方と似ている。似ているということはチームとして弱いと言わざるを得ないだろう。

 柏木もよくがんばってたがやはりサンフの時と同じ感想を持った。煮え切らないGK11になった場面があった。あそこでシュートを打たずに誰もいないスペースにパスを出した。解説のセルジオ越後も言ってたがあそこはシュートして欲しかった。だからピッチ広く動き回ってる割に得点に加担してないという印象がある。TV局も他に取り上げるべき選手がいないから柏木にスポットライトを当ててるようなとこがあるがどうせなら自身のゴールで目立って欲しい。正直19歳という年齢の若さだけで目立ってるとこがある。いや、確かによくボールに絡んでたんだがもし同じプレーを22歳の選手がやってもそこまで持ち上げてくれないような気がする。日本の報道では若いというだけで価値があるようだから。

 それでも柏木はよくやった。青山も地味ながらよくやったと思う。かなりの運動量だったろう。だけどこんなにハードワークして3日後の大宮戦大丈夫なのだろうか。

2007年10月16日 (火)

青山故障

青山敏故障 緊急リタイア…ボランチに相次ぐ災難

反町ジャパンは14日にドバイでの直前合宿を打ち上げ、15日にカタール・ドーハ入りするが、手薄なボランチ陣を救う陰のキーマンとされるMF青山敏(広島)が緊急リタイアした。

代表の広報担当者によると、韓国戦で右足(そく)部を打撲。大事を取って宿舎内のプールで回復に専念したという。
昨年12月のアジア大会(ドーハ)は、現地での食事が合わず下痢を発症。
9月のドバイ合宿では風邪などの症状を訴えていた。今合宿では「自分がやらないといけないという気持ち」と奮闘していただけに、無念のアクシデントとなった。

MF梶山が故障で長期離脱、MF本田拓も出場停止と、ボランチに相次ぐ災難。決戦を前に、不安材料が舞い込んだ。

WEB:スポーツ報知)

 とんだ災難だ。U22代表がどのとかいうよりサンフレッチェの貴重な戦力が怪我をしてしまった。しかもそれが公式戦ではなく親善試合というのだから何とも割に合わない話だ。正直韓国とはもう試合をして欲しくない。

 大宮の藤本主税もKリーグのチームとのプレシーズンマッチであまりもの酷いラフプレーにもう2度と試合したくないと憤っていた。そういえば日本代表もジーコ監督の時は韓国戦は監督の意向であまり行われなかった。そして浦和レッズがACLで韓国で戦った時も相当酷かったらしい。そういう反則すれすれ、もしかすると最初から相手を壊すことしか考えてないサッカーは国内でも人気がなく客がちっとも入ってない。唯一代表チームだけは愛国心から熱狂されるという歪な状況になっている。選手のことを考えるならやらなくてもいい親善試合はすべきではないだろう。

 ただ大事をとってという表現がある限りそれ程大したことはないのだろうか。そりゃ日本にはオリンピックに出場してもらいたいがサンフレッチェだって週末に大宮と残留を賭けた戦いがある。代表だったら代わりの選手はいるだろうがサンフにはいないんだ。早く帰って来いと言いたいとこだが本人は出たいんだろうな。

 でも青山のプレースタイルも反則ギリギリの激しい当たりという特徴がある。あのおとなしそうな表情の中に内なる闘志がみなぎってる。それだけに接触プレーも多くなるのかもしれない。

 サンフレッチェにおいて青山に代わる選手、ちょっと思い浮かばない。やっぱりこの代表召集は失敗だったかもしれない。

2007年10月13日 (土)

ロックスターとサッカー

ロッド・スチュアート「妻よりサッカー」

伝説のロッカー、ロッド・スチュアート(62)が
スコットランド代表に対する究極の愛を見せた。

彼は熱烈なセルティックファンで、本業の世界ツアーの最中にも
プライベートジェット機で駆けつけるほどのサッカー狂。

スコットランド代表への思いも半端ではない。
「スコットランド対ウクライナ戦は予選突破に向けた重要な試合だ。
ドイツでツアー中だが、グラスゴーまでプライベートジェットを飛ばす」と語った彼。
だが問題が一つある。
試合当日の夜、6月に結婚したばかりのペニー夫人の生番組(BBC)の収録が
ロンドンで行われるのだ。

夫人のひのき舞台かサッカーか。しかしロッカーは迷わずサッカーを選んだ。
「妻に言ったんだ。いくら君が番組に出ようが、俺はスコットランドの試合に行くと。
試合後、ロンドンに飛んで彼女に会うよ」。
ロッド・スチュアートのこの情熱、スコットランド代表に届くか。

Livedoor Sports

 正直羨ましい。イギリスのロック・ミュージシャンは結構サッカーの好きな人が多くオアシスのギャラガー強大がマンチェスター・シティの熱狂的なサポーターだというのは有名な話だ。かつてアメリカでコンサートをやった時ステージに上がってきたファンがマンチェスター・ユナイテッドのレプリカを着ていてぶん殴ったことがあるという。そういう世界的な有名人が応援してくれるとクラブとしても箔が付くし知名度も上がってくる。サンフレッチェを応援してくれる有名人なんているんだろうか。アン・ガールズ?確かにファンみたいだがそれ程影響力ないような。いや、どうなんだろう。

 そういえばパッパラー河合は柏のサポーターらしく自身でレイソルの応援サイトを開設してる。これくらい露骨にやって欲しいものだがやはりミュージシャンというのはいい。それは単にぼくが音楽好きというだけの理由だが。

 そういえばクレン・フライなんてどうしたんだろう。もっとメジャーになってサンフレッチェを世に広めてくれるものとばかり思ってたのに。こうなればぼくがまた楽器を持って音楽活動を始めようか。そして音楽と共にサンフレッチェをPRする。うーん、とても素敵な発想だ。でもそもそもそんな才能があったらプロのミュージシャンにでもなれただろうに。やっぱりまじめに仕事して関東のアウェイの試合で応援するサポーターの一人となるのが精一杯のようだ。

2007年10月12日 (金)

サンフレッチェを応援する気持ち

 難しい。とても難しい時期に入ってる。どこをどうやっても勝てそうもない気がする。それだけにこの2週間という中断期間は幸運だった。もしナビスコカップで勝ってたら試合があった訳だが今となってはこれで良かったと思う。ここで負けると負のイメージを持ったまま大宮と戦わなければいけないからだ。少しでも試合がないことでぼくは負け続けてる負のイメージを忘れることができる。まあ完全にではないが。それでも大宮戦に向けて着々と予定を詰めてるとこだ。

 ぼくだって元はといえば一人の人間だ。だからあまりにも辛いことがあり過ぎるとこたえる。もう永遠に勝つことはないという試合を見せられて次の試合を行こうという気分じゃなくなることもある。それでも関東で試合があればあらゆる手段を行使して日程を合わせてまで行ってしまうのはサンフレッチェへの想い、情熱があるから。とそういうのが本来のサポーターだろう。だけどぼくは違う。勿論それもあるのだが一番の大きい理由は「忘れる」からだ。本当にあれだけ打ちのめせれた試合を見せられながらも次の時にはもう忘れてる。いい加減だが時にはこういういい加減さも持ってなきゃサンフの応援はできないと思う。調度出産を経験した女性が出産の痛みを忘れて2人目、3人目を産んでいくというように。

 でも大宮には悪いイメージがない。昨シーズン全く勝てない状況で初勝利を挙げたのも大宮、今シーズンぼくがビッグアーチでロスタイムに勝ち越しゴールを見たのも大宮。実際の戦いにおいてそんなものがどれ程役に立つのかというと疑問もあるがそんなものは構わない。自分が盛り上がればいいんだ。そしてその盛り上がりがチームの勝利につながればいい。

 自分でもいつからこんなに楽観的になったんだろうと思う。これも忘れるせいだ。物忘れが激しくよく色んなものをなくすぼくだがことサンフレッチェに関する限りこの性格が非常に役立ってるようだ。

2007年10月 9日 (火)

決勝で負けたユース

2007/10/08 高円宮杯決勝 サンフレッチェ広島ユースvs流通経済大学付属柏高校 埼玉スタジアム

 雨で外に出るのが何とも億劫だった。しかも埼玉スタジアムは駅から歩く距離を考えると何とも行くのに面倒な感覚がある。今更ながらどうしてあんな中途半端な場所にスタジアム造ったんだろと考えてしまうのだった。

 そういう面倒臭いという感覚があったいか、それとも雨のせいか予定より遅くなりそうだった。そしたら乗換駅でT君に会ってしまった。T君も雨で自転車使えなくて遅くなったそうだ。

「でも正直ユースが優勝したってどうでもいいんだよね。まあ勝つにこしたことはないんだけど」

 「ぼくもそうですよ。トップが駄目だから憂さ晴らしするようなもんかな」

 ぼくはいつも紫熊倶楽部の記事にユースの特集があるのに違和感を感じている。確かにサンフレッチェユースは強いがだからといってそれを紙面の大半を使って掲載するようなものだろうか。いくらトップが弱いからって。

 そして東川口に降りた時何だか人が多いような気がした。

 「何だか今日人多くない?大宮の試合と同じくらいいそうな気がするけど」

 「いや、それはないでしょう。まあJ2の時の大宮くらいはいるんじゃないですかね」

 そんなことを話していたものの実際にスタジアムに入ると1万人くらいいた。公式記録では10,409人だった。何でそんなに客が来るんだと思ったらどうやら柏高校の応援が大挙してやって来たらしい。圧倒的なアウェイ状態。紫の集団もいるがぼくらがいつも関東でサンフレッチェを応援してる仲間。この状態にとても闘志が沸いてきた。おりゃあ、お前ら絶対に勝てよと叫びたかった。

 しかし、試合は柏高校ペース。というかほとんど押されっぱなしである。競り合いではまず勝てなく個人の技術も柏の方が上。今までユースの方が技術は優れてるんだろうと思ってたが全く逆だった。個々の選手でもトップで見てみたいという選手もいなかったし何だかガッカリしてしまった。それでも粘りのある守りをしてるなと思ったら失点してしまった。完全にやられたという展開だ。あれで90分守り抜いたらそれだけでも評価できたのだが。

 1点差で柏が優勝。その瞬間の大きな歓声。無茶苦茶悔しい。この状態はぼくらが関東のアウェイ・ゲームで味わってるそれと正に同じではないか。ユースの試合だから勝敗にあまりとらわれないつもりでいたがとてもぼくの感情の中ではとてもできなかった。

 挨拶に来る選手にサポーターは最前列で拍手とコールで称える。ぼくも後ろの方で拍手した。いや、やっぱり彼らは高校生なんだからと。そしてこの中の何人かはトップに上がるのだろうが正直厳しい。ただサンフの試合はいつもこういう完全アウェイの雰囲気になるのでいい予備体験にはなっただろう。まあプロになってから伸びる選手もいるのでぼくのような素人があまり選手を評価すべきじゃないのかもしれない。

 スタジアムを出た時には朝日新聞がもう号外を配ってた。カラーで綺麗に印刷されてる。だけどぼくにはとてもそれを受け取る気分にはなれなかった。

2007年10月 6日 (土)

磐田戦~負けて負けて負けてしまう

2007/10/06 サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田 広島ビッグアーチ

 もうこの頃になるとぼくもずいぶん悲観的になってどうせ今日も負けてるんだと試合結果をチェックしたらやっぱり負けてた。まあ1失点というのが唯一の救いだろうか。もう誰も得点できなくなってしまった。ウェズレイは独りよがりのプレーが多くなり寿人は決定力がなくなった。柏木のシュートは枠には入らないし攻めても攻めても点が入らない。昨シーズンは攻めてないのにたった1回のチャンスで寿人が決めて勝ってたというのが嘘のようだ。もう勝てない、絶対勝てない。どうやっても勝てるイメージが沸かないのだ。

 そこで降格争いのライバルの試合結果を調べてしまう。大宮、甲府、おお、2つとも負けてるではないか。良かった良かった。もはやサンフレッチェが試合に勝つことはないだろうから他チームが負けるのを期待するしかない。何て、何て情けないことだろう。しかもこの危機的状況になって観客が9,363人。広島の人は本当にサンフレッチェに残留してもらいたいという気持ちがあるのだろうか。いや、ないからこういう数字になるんだろう。悪いことは重なるものだ。

 しかしここまで負け続けるチームからA代表が2人もいるというのが信じられない。そしてU22代表も2人選出とはどういうことだろう。そこまで良い選手なら何で自分のチームを勝たすことができないんだ。正直もう代表は辞退してもらいたい。自分のキャリアを考えれば選出されたいのだろうがサンフレッチェのサポーターをしている限りどうしても不満を感じてしまうのだった。

 一体ぼくはどうすればいいんだろう。スタジアムに駆けつける。これは関東の試合だったらありとあらゆる手段を使ってやってる。スタジアムで声を出す。これもやってるつもりだ。サポーターを増やす。これだって陰ながら努力している。それなのにどれもこれも効果がない。ぼくの気持ちばかり空回りするのだった。

 次は降格のライバル大宮戦だ。嫌だ。嫌で嫌でたまらない。選手だってこの試合の重要性は分かってるはずだ。だけど何年もサンフレッチェを応援してるぼくとしてはサンフの選手は伝統的に精神的に弱いとこういう緊迫した試合に脆さを見せてしまうものだと信頼を置けなくなってる。その為戸田が加入した時にはやっとサンフレッチェに精神的支柱となる選手が現れたと思ったものだがそれ程生かされてるように見えない。

 苦しい。苦しい、苦しい。どうやったら勝てるか分からない。ミシャの采配にも信頼が置けない。選手にも弱さを感じる。勝つってこんなに難しいことなのか。気が落ち着かない。胃が痛い。目の前がクラクラする。こういう時ヤケ酒を飲むのだろう。ぼくは酒を飲まないんだがいよいよ今日くらいは飲んでみようかなという気分になった。

2007年10月 5日 (金)

ベストメンバー問題から

 川崎Fのメンバー大量入れ替え問題に関し、Jリーグは3日、サポーターの代表と事務局で話し合いを持った。入れ替えに理解を示すサポーターの言い分を聞いたものとみられる。しかし、ACLの城南浦和戦を視察した犬飼専務理事は26日の川崎F批判後初めて口を開き、「ACLに出るチームが全部こういうことをしたらJリーグはどうなるのか」と、あらためて自説の正しさを主張。日本協会の川淵キャプテンも「Jリーグはかつて、年間52試合やった年もある。強いチームゆえの日程だから、疲れたなんて言わないで頑張ってほしい」と泣き言を禁じた。

[ 20071004日付 スポニチ紙面記事 ]

 この問題、あるラジオ番組で対戦相手が降格争いをやってるチームだった時の影響を言ってたが降格経験のあるサンフレッチェのサポーターとして言わせてもらうとベストメンバーでも手を抜いたらどうするんだということだ。2002年の降格争いのライバルであった柏と神戸の最終節の対戦相手、ガンバ大阪と清水はまるでやる気のない試合をした。それでサンフレッチェは降格したのだがサンフレッチェだから問題にならなかった。これがレッズだと大問題になっただろう。

 他にもGKが相手サポーターに中指を立てたことで問題となった事件があったがあれなども2002年にサンフレッチェは柏の南にやられているのだ。当時はサポーターなんてせいぜい20人くらいしかいなかったのでいくら騒いでもちっとも問題にならなかった。これもサンフレッチェだからこそである。

 こうしてみるとこれらの問題は注目されてるチームだからこそ起こる問題とも言える。問題提起さえされないサンフレッチェは本当に注目されてないんだろう。順位表も上からよりも下から見る方が多い。何か一度でもいいから注目されたい。あ、そういえば一度ステージ優勝したんだっけ。でもその当時ぼくはサッカー観てなかったんだよな。あの時はスタジアムにたくさん客が入ったらしい。一体そのお客さんはどこへ行ったのだろう。

2007年10月 2日 (火)

思考停止

2007.9.30       サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ 広島ビッグアーチ

 「もうどうやっても勝てないよね」

 その言葉に反論をすることができなかった。

 「やっぱりさあ、下手にナビスコカップなんて決勝トーナメント進出しない方が良かったよね。あれで勘違いした部分があるよね」

 またしても反論できない。というかサンフレッチェを応援してる人なら大概の人の思うとこじゃないだろうか。実はぼくもそう思ってたのである。リーグ終盤になって段々とチーム状態が悪くなる。残留争いを考えると最悪の展開だ。ミシャは救世主のはずだった。だけど今はミシャのせいで勝てない部分もある。日本では成功しない監督なんだろう。

 「もうどのチームも前線からのプレス、同じ戦法で来るよね。特に鹿島なんていつもそうじゃない。それで同じようにやられるんだからその後の対策ってないのかね。鹿島はメンバーチェンジをして点を入れたけどうちの交代は何の変化もないよね。状況に応じた選手交代もできないしもう打つ手ないよね」

 これにも同意せざるを得ない。毎回毎回同じメンバーで同じように負けてる。しかも交代枠をちっとも使わないってどういうことだ。小野監督は時間でしかメンバー交代ができなかったがミシャは交代自体をしない。さらに交代をしても試合に変化を付けられない。もっともこれは他に選手がいないという事情もある。高柳なんて一度でも期待に胸膨らますパフォーマンスをしただろうか。平繁はゴールを決めただろうか。唯一ストヤノフが出てくると前線へボールを持っていけるという期待感があったが。

 「だけど今までもうこの監督の下でやってきたから今更代えるってのも得策じゃないと戸田は言ってましたね。ただ入れ替え戦になったらミシャじゃ勝てないでしょうね。そうなったら望月コーチにやってもらうしかないですね」

 「大宮も勝っちゃったでしょ。試合観てたけど良い試合してたよ。あの大宮に俺ら勝てるのかって思うよ。だとしたら他にどこに勝てるんだろう」

 苦しい。本当に勝てる相手が思いつかない。攻撃的チームを標榜して点が入らないチーム。ヴァレリーの劣化版。止まらない失点。何もかもが駄目だ。そもそも守備の練習を何もやってないっていうんだからどうしようもない。この後に及んでまだ理想を追い求めた戦いしかできないというのが悩ましい。

 そこそこ名の通った監督なのは認める。良い時は本当に素晴らしいサッカーを見せてくれた。だけどもう限界だ。同じ監督で一度落ち込んだチームを上昇させたという例は記憶がない。だから来シーズンの監督はないと見ていいだろう。それよりも今をどうするかだ。残留するのにどうすればいいか。もはや寿人はゴールできなくなった。柏木、浩司もたまに点を入れるが後が続かない。セットプレーは期待感が皆無。ネガティブな要素ばかり頭に浮かぶ。これを浮上させるのはどうすればいいのか。監督のせい、選手のせい、サポーターが少ないせい?全く分からない。誰かサンフを救ってくれ。

2007年10月 1日 (月)

勝ちたい、勝てない、負けてしまう

2007.9.30 サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ 広島ビッグアーチ  雨の降る中中継を観にマツダさんの家に行く。下北沢に行けばトレブルで観戦会をやってるのは知ってるがぼくの家からじゃ少々遠い。まあどっちにしろ今では立ち見が出るくらい人が来るのでぼくが行く必要もないというのもある。昨日からずっと雨が降ってるというのに広島の画像は晴れていた。改めて同じ日本でも違うんだと感じさせてくれた。そしてビッグアーチは結構客が入ってるようだった。リーグ戦の前半は全然客が入らなくて成績は安定してた。後半は勝てなくなって客が入るようになった。一体どういうことだろうか。広島の人は一体何を求めてるのか見当が付かなくなった。 スタメンには槙野の名前があった。さすがにこのところの失点の多さに危機感を感じたのだろう。でもたかだか一人替えたくらでそこまで変わる気もしなかった。ただもう負けられないと選手たちには気迫があったのは認めよう。必死に守備に戻って防いでいた。だがそれは甲府戦でも前半は激しく行ってた。勝とうという気はある。でも負けてしまう。そんな上手くいかない状況ばかりが続いている。そしてそれはこの日も例外ではなかった。 マルキーニョスに失点。しかもそのやられたのが槙野という守備に期待して入れた選手だ。これには言葉を失った。この失点が決まった場面ゴール前に人数は揃ってた。本当にマルキーニョスの個人技で決められたのだ。でもマルキーニョスにもう一人付いてたら入っただろうか。1対1で敗れた槙野もこの程度の選手にやられてとその瞬間は思ったがリプレイで見るとやっぱりこのチームの守備での粘っこさがない気がした。それを象徴するようにサンフが攻めてる時ウェズレイがシュートしたがDFがゴールの本当に紙一重のとこで防いでる。1点の重要性を分かってる。 サンフは点が取れない。攻めても攻めても点が取れない。駒野、ウェズレイのシュートはキーパーに防がれてしまう。久々に蹴った浩司のFKは壁に当たってしまう。次のFKでは他の選手じゃやっぱり枠にさえ入らないとウェズレイが蹴るのは見え見えだった。その証拠にTVの解説までもが次蹴るのはウェズレイでしょうねと言ってたしGKはウェズレイの蹴ったボールの弾道に見事に合っていた。決定的場面があっても走りこんでる選手がいなかったりと本当にこれが攻撃的なチームなんだろうかと目を疑ってしまう。やはりミシャは限界なんだろうか。 試合が終わった時ぼくらは言葉が出なかった。負けてしまう原因は分かってる。点が取れないからだ。降格のライバルとなる大宮や甲府は勝ち点を重ねてる。本当にマズイ。せめて勝ち点1だけでも欲しかった。入れ替え戦になったら絶対に勝てない気がする。というか今のチームでどこか勝てる相手いるんだろうか。JFLクラスまで落としても勝てない気がする。どんなにがんばってどんなに走っても勝てない。最近の試合の中では善戦してた方だ。それでも負ける。本当にどうしていいか分からない。スタジアムに行ってどんなに声援を送ったって結果は変わらない。一体どうすればいいんだろう。勝ち点が欲しい。死ぬほど欲しい。勝ち点1、勝ち点1。それだけでもどうして入らないものか。もどかしいし悔しい。もうこのまま勝ち点を取ることができないのだろうか。

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