U17代表フランス戦を観て
2007/08/25 FIFA U-17ワールドカップ 韓国2007 グループステージ U17日本vsU17フランス コヤンスタジアム
立ち上がりのフランスは日本と同じ印象を受けた。後ろでボールを廻しシュートまで行けない。それでも遠目から可能性のないシュートを打ちそれぞれの選手が得点の意識がある。対して日本はシュートが圧倒的に少なかった。せっかくボールを前線まで運んだのにシュートを打って入らなければ自分の責任になるとばかりクロスを上げたりパスを廻したりする。これはどのカテゴリーでも見受けられる傾向なだけにもはや日本人の特性なのだろう。そしてここでクロスを上げるだろうなとかここで横パスをするなとかいうのが予測できてしまう、言ってみればマニュアル化された動きも日本人らしい。根本的に日本人にサッカーは無理じゃないかと言われても仕方がない場面が多々あった。そんな中でもゴールを挙げた柿谷は大したものだ。
その柿谷、セレッソ大阪だがこの上のカテゴリーのU20代表にも森島というFWがいる。このクラブは若手のFWにいい選手がいる。そういえば大久保義人も元はといえばセレッソだった。クラブとしてFWの選手に比重を置いてるという傾向があるようだ。そしてサンフレッチェユースからも岡本という中盤の選手がいたがこの選手も地味な印象など広島的である。そう考えるとJリーグのクラブも結構特徴を持ってるような気がする。この特徴あるクラブ同士が戦いあえば日本のレベルも向上するだろう。という妄想を抱き続けて未だにそれが妄想の域を出てないのが頭の痛いところだ。
そういえば年代別代表には森崎ツインズと駒野が入ってる頃があってあの頃は楽しかったものだ。これからのサンフレッチェを支える選手という目で期待感に満ちていた。特に森崎ツインズには期待感が大きかったのだが今は駒野の方がA代表に呼ばれるようになってしまった。でもあの頃の期待感を未だに持ち続けているからツインズを見捨てることができない。カズが何試合失点しようと浩司がちっともゴールが決められなくともどこかでまだ期待してしまってるのだ。逆に言えばそういう選手も珍しくはないだろうか。だからぼくはツインズを応援する。でもちっともその期待に応えてもらってないのだが。
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