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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2007年8月30日 (木)

FC東京戦~不吉な予測、常に当たる予測

2007/08/29 サンフレッチェ広島vsFC東京 広島ビッグアーチ

 ぼくの予測は当たる。自慢するわけでもないが不思議と当たる確率が高いのだ。信じてもらわなくてもいいが公言した内容の通りになった例は結構ある。

 まず、2003J2時代にマルセロの加入が決まった時ぼくは名古屋在籍時の経験からあまり記憶に残らない選手だとあまり歓迎しなかったが実際に足を引っ張るだけの存在だった。そして1年でJ1に上がってみなが意気揚々としてる中小野監督の能力に疑問を持ったぼくは一人だけ絶対にJ1で勝てないと言ってたがギリギリJ1残留を決めた。そして2005年のベットの入団会見の写真を見てこの選手は使えると見た目だけで公言したらその活躍は見事なものだった。そして今度はマリノス戦の後のことであった。

 引き分けだがその内容に決して悲観的になることもなく引き上げる中みんなこれでチームも良くなってくる、これからは勝てると話していた。その瞬間ぼくの曇った顔を見て「あっ、何か言いたそうな顔をしてる」と言われたがその時はぼくもほとほとネガティブな性格なんだなと自分で思ったものだ。ただこういう光を感じたことがあってもいつも裏切られるんだよなと言っておいた。そして今回それがまた的中してしまったのだった。

 05。一体どうすればこんな点差が付くんだろう。しかも平山に2失点もするなんて。ずっとスタメンにも入れなかった選手なのに。弱い、弱すぎる。本当に次は行けると感じた後出鼻をくじくことをよくやるチームだ。情けない。

 こんなこともう慣れたはずだった。J2に落ちたことを考えればこんなことはどうってことはない。2002年はもっと絶望的だった。サンフを応援してる限り上を見ることはできないのか。2004年にJ1に復帰してからというもの降格を考えなくても良かったシーズンがない。ぼくはもう考えることさえ辛くなっていきそのまま寝たのだった。これが不貞寝というやつか。他のことでそんなことやったことないような気がするのだった。

2007年8月28日 (火)

横浜Fマリノス戦~やっぱりサンフは面白い

2007/08/26 横浜Fマリノスvsサンフレッチェ広島 日産スタジアム

 屋根があるというのはこれ程まで音が反響するのか。見た目に今日はそれ程サンフサポが来てないなという気がしたが意外と応援の声に厚みがあった。それでみんなが手拍子を合わせるとアウェイ・ゴール裏に一体感が生まれた。どこかその雰囲気に今日はいけるのではという気になった。

 メンバーとしてはウェズレイが累積警告で出場停止、下田が膝の故障でリタイヤというスタメンを2人欠く布陣。GKの木寺が久々の出場ということで試合感がどうだろうか不安だった。だがウェズレイに関してはこれで相手が油断してくれると儲けものだということをみんな話していた。

 それ以上にストヤノフの初スタメンの日である。この選手にはみんなの期待が大きい。正直DFの選手なのでそれ程印象を持ってる人もいないだろう。それでも良い時のジェフを支えたという認識で良い選手なんだろうという感覚だ。そしてそのストヤノフを含め正直メンバー紹介の時どう考えてもサンフが勝ちそうなのだ。マリノスはJ2や下位のクラブの選手を上手く使っている。意外とコストパフォーマンスのいいチームである。

 試合が始まってマリノスは前線からプレッシャーを掛けてくる。この戦法はどのチームもやってくる。もう対サンフレッチェの戦法として定着してるみたいだ。ただこのプレッシャーをストヤノフはいとも簡単に掻い潜ってしまう。その足元の技術の高さにぼくたちは大いに盛り上がるのだった。

 行け行け行ける。そんな気概を発してるぼくらの声援に応えるようにサンフが先制した。決めたのは浩司である。今シーズン初のゴールにぼくらはもう総立ちだった。浩司がゴールした。浩司のゴールした試合は勝てるというジンクスもあった時期があった。再びそのジンクスを取り戻して欲しい。

 しかしその後ストヤノフが大島に肘打ちを食らってしまう倒れてる内に点を入れられてしまった。しばらく倒れてたストヤノフだったがあれファールじゃないのかという不満は当然あった。ゴールの映像がオーロラビジョンに映ったが言い訳のできないくらい完全に肘が入ってた。どうもここのところ審判には恵まれない。ただその後柏木がゴールを決めまた盛り上がった。奇遇にも先日雑誌のインタビューで浩司と柏木が2人で10点は取りたいと話してるのを読んだばかりだった。

 後半に入り選手は粘っこい守備を見せていたと思う。服部が11で負けて失点してしまったが他の場面ではずいぶんチームを助けてた。圧倒的に攻められた後半だがよく跳ね返している。惜しむらくはカウンターがちっとも決まらないことだった。駒野はペナルティエリアまで侵入するもシュートではなくクロスを選択する。そして誰にも合わず攻撃が終わる。ペナルティエリア外でボールを持ってる時前にポッカリ穴ができた時もミドルシュートを打たない浩司。ボールキープのできない寿人。攻撃にはもどかしさがあったものの引き分けで終わることができた。2回勝ち越しただけにウーンと呻いてしまうが挨拶に来た選手に皆拍手で迎えた。確かにメンバーを欠く中よくやった。それどころかサンフレッチェに新しい可能性を感じさせた試合だった。ぼくもその拍手の中に加わることにした。

 「今日のような試合ができるんならこの先勝てるよね」

 大抵の人がこういう肯定的なコメントを発した。

 帰りの電車はHさんと一緒だった。4人掛けの席で試合のことを何度も何度も同じ内容を話してたような気がする。だから時間を感じなかったのだが気付けばドカッと乗客が乗り込んだ。ぼくらの席にも座っていいですかと初老の婦人が腰掛けたのだった。婦人はぼくらの紫の格好を見て尋ねた。

 「今日はJリーグの試合があったんですか?」

 「はい、横浜で。ぼくらはサンフレッチェ広島を応援してるんですよ」

 「ああ、そうですか。私も鹿児島出身なので城選手なんか応援してたんですよ。もう引退してしまいましたけどねえ。私はあちらに座ってる友達と秋田に花火を見に行ったんですけどそうやって仕事とは違う付き合いがあるっていいですよね。とても楽しそうですわ」

 「ええ、そうなんですけどね。まあ強いチームなら楽しいことが多いんですけど弱いチームだと苦しむことが多くって。でも確かに面白いですよ。サンフレッチェを通して知り合いが多くなりましたしね」

 「まあ、いいですわねえ。私もまたサッカーも気にするようにしますわ」

 どうにも落ち着きどころのない試合の評点を話し合ってた2人に癒しの雰囲気を与えてもらった。これもサンフレッチェを応援してるからこそあった経験である。やっぱりサンフレッチェの応援してて本当に面白い。

2007年8月27日 (月)

マリノス戦~試合が始まる前

2007/08/26 横浜Fマリノスvsサンフレッチェ広島 日産スタジアム

 日曜の昼だったせいか横浜へ向かう電車は空いていた。ぼくは余裕で座ることができたのだが気付くと正面にはマリノスのフラッグを足に立てかけて眠ってる男がいた。男はちょっと目を覚ましたがすぐにまた眠りに落ちた。ぼくの紫のレプリカに気付かなかったわけがない。こういう時の反応として気付かないふりをして寝るくらいしか思いつかないだろう。

 横浜駅で降りて乗り換え。日産スタジアムには小机駅が便利ですという案内が大きく飾ってあるが余計なお世話だった。なぜなら小机は新横浜より運賃が高いのである。多少歩くにしても常識的に安い方を使うだろう。

 しかし困ったことに横浜線

というのは滅多に横浜駅

に来ない。だから一区間電車に乗って乗り換えというとても面倒なことをやらないといけない。新横浜という所は新幹線が止まる割には中途半端に電車の便が悪いのだった。

 新横浜駅では今駅ビルの増築工事をやってる影響でいたるところ仮設の通路を通る影響で迷路のようだ。まあ完成図を見たがそれで少しは日産スタジアムへ行きやすくなりそうだがどっち道その後20分程度歩くので五十歩百歩といったとこだろう。

 少し早めにスタジアムに着いたがやはりだだっ広いスタジアムである。少しづつ集まるぼくの仲間もこれだけの人数集まって客が入ってないように見えるスタジアムっていうのもどうかななどと言ってた。このスタジアムで良い点を探したら中途半端に屋根が掛かってること。本当に中途半端で全体は覆ってないものの屋根に入れないくらい客が入ることはない。でもビッグアーチも雨をしのげる屋根がもうちょっとあっていいという話を仲間と始める。

 「でもね、戸田が言ってたけど」薬剤師先生が切り出した。「広島ってサッカーに対する情熱がなさ過ぎるって。だってさ、W杯の時他の自治体は何とか自分のとこで試合をやってもらおうとしてるのに屋根を付けるお金がないとアッサリ断っちゃったからね。自分からやらないと言ったところはないよ」

 それには周りにいる仲間皆苦笑いをするしかなかった。W杯決勝のスタジアムで遠い目をするのだった。

2007年8月26日 (日)

U17代表フランス戦を観て

2007/08/25  FIFA U-17ワールドカップ 韓国2007 グループステージ U17日本vsU17フランス コヤンスタジアム

 立ち上がりのフランスは日本と同じ印象を受けた。後ろでボールを廻しシュートまで行けない。それでも遠目から可能性のないシュートを打ちそれぞれの選手が得点の意識がある。対して日本はシュートが圧倒的に少なかった。せっかくボールを前線まで運んだのにシュートを打って入らなければ自分の責任になるとばかりクロスを上げたりパスを廻したりする。これはどのカテゴリーでも見受けられる傾向なだけにもはや日本人の特性なのだろう。そしてここでクロスを上げるだろうなとかここで横パスをするなとかいうのが予測できてしまう、言ってみればマニュアル化された動きも日本人らしい。根本的に日本人にサッカーは無理じゃないかと言われても仕方がない場面が多々あった。そんな中でもゴールを挙げた柿谷は大したものだ。

 その柿谷、セレッソ大阪だがこの上のカテゴリーのU20代表にも森島というFWがいる。このクラブは若手のFWにいい選手がいる。そういえば大久保義人も元はといえばセレッソだった。クラブとしてFWの選手に比重を置いてるという傾向があるようだ。そしてサンフレッチェユースからも岡本という中盤の選手がいたがこの選手も地味な印象など広島的である。そう考えるとJリーグのクラブも結構特徴を持ってるような気がする。この特徴あるクラブ同士が戦いあえば日本のレベルも向上するだろう。という妄想を抱き続けて未だにそれが妄想の域を出てないのが頭の痛いところだ。

 そういえば年代別代表には森崎ツインズと駒野が入ってる頃があってあの頃は楽しかったものだ。これからのサンフレッチェを支える選手という目で期待感に満ちていた。特に森崎ツインズには期待感が大きかったのだが今は駒野の方がA代表に呼ばれるようになってしまった。でもあの頃の期待感を未だに持ち続けているからツインズを見捨てることができない。カズが何試合失点しようと浩司がちっともゴールが決められなくともどこかでまだ期待してしまってるのだ。逆に言えばそういう選手も珍しくはないだろうか。だからぼくはツインズを応援する。でもちっともその期待に応えてもらってないのだが。

2007年8月24日 (金)

不思議な現象

2007/08/22 北京五輪アジア最終予選 U22日本vsU22ベトナム 国立競技場

 朝目が覚めた時からジットリ汗をかいてた。快眠をしたというより暑さで目が覚めたといった方が正しい。こんなに暑いのに仕事しなきゃいけないのかよと気が遠くなりそうだった。

 国立競技場で試合が始まったのは夜日が沈んでからだが気温はそう大して変わらなかった。大体早朝の時点で汗が滴り落ちてるのだから昼間の直射日光の猛威が加わって余計たちの悪い暑さになってた。ぼくはTVの前でタオルを持ち汗を拭きながら試合を観てた。

 その湿気を伴った暑さがプレーに影響したのだろうか。日本の選手はちっとも躍動感がない。これが代表なのかと疑ってしまう。U22とはいえとてもこれが日本のトップの選手とは信じたくないような光景だった。どこか葬式のような雰囲気さえ漂ってる。

 その中で光ってたのはチーム最年少の柏木陽介だった。セットプレーはほとんど柏木が蹴ってることからもこのチームにおいて重要な選手という位置付けがされている。実際日本唯一の得点は柏木のCKから生まれた。攻撃の姿勢、激しい運動量、どれを取ってもこのチームで抜けていた。どうせだから同じU20代表の安田もピッチに出て欲しかった。そして梅崎も選ばれるべきだった。さすがの柏木もこの沈滞したムードを払拭するまでは一人では難しいようだった。

 恐らくこの試合を観た人はほとんどが今回のオリンピックは出場できないかもしれないと考えただろう。ぼくもそんな気がしてきた。上り調子だった日本サッカーもアジアカップでは4位で終わるしオリンピックには出れそうもないしちょっと勢いが落ちてしまった感がある。どうしてJリーグではあれだけ生き生きプレーしてる選手が代表だとこうもスケールダウンしてしまうのかいつも疑問に思う。柏木のように国際試合に出てもそれなりのパフォーマンスをする選手のいる一方で国際試合だとてんで駄目な選手も多い。不思議なのはそういう選手を抱えてるチームにサンフレッチェが勝てないことだ。一体これはどういうことなんだろう。もはやJリーグと代表は同じ物差しで見ることはできないのだろうか。

2007年8月23日 (木)

カメルーンとの親善試合

2007/08/22 日本vsカメルーン 九州石油ドーム

 カメルーンとの試合は必ず大分になる。それは2002W杯でカメルーンが旧

中津江村

をキャンプ地とした由縁であるだろう。当時予定日になっても一向に到着しないカメルーン代表に村民がまごつく様子が連日TVで放映され一気に有名な村となってしまったという経緯がある。そしてやっと訪れたカメルーン代表に村民は夜中にもかかわらず熱烈な歓迎を行い選手も決して悪い感情は抱かなかっただろう。その当時のメンバーのエトーも来日してたがバルセロナでエースとして活躍する選手がこんな田舎で村民と踊ってたりしたがどこかミスマッチでありながらも微笑ましい光景だった。

 しかし、カメルーンという国はいつも日本に来ると調子が悪いという感じがする。エトーも本来の脅威は感じられなかった。チームとしても本来持ってる恐さや身体能力というものを発揮できなかったという印象がある。やっぱり日本のような遠い国まで来てベストコンディションに持っていくというのは難しいんだろうか。試合自体は本気でやてるんだろうがヨーロッパで活躍する選手が多い中親善試合にコンディションを合わせる選手はいないということだろうか。

 そういえば最近Jリーグにはアフリカの選手がいない。あの身体能力は日本人にはないものだからもっと来てもらいたいものだがやはりヨーロッパに持って行かれるんだろう。かつては何人かいるにはいたがそれ程活躍したという感覚がない。こうやって親善試合で訪れるチームの中に埋もれた逸材はいないのだろうか。よく国際試合に出ると日本の選手は何とかヨーロッパのクラブのスカウトの目に留まろうと意識するがJリーグのクラブも常に目を光らせてるという印象を与えて欲しいものだ。

 試合は20で勝った。まあこんなもんだろうという感覚しかない。ハーフタイムで交代した駒野は後半のチームの出来を考えるとやはりレベルの高さを感じた。逆に後半途中で入った寿人はボールに触ることさえなかった。一度決定的なカウンターのチャンスでボールを奪われてしまったのにはガッカリしてしまった。確かに際どいボールだったがああいうのをモノにしないと見せ場は造れないだろう。寿人には満足するハードルがすでに高くなってしまってるのだった。

 それにしてもこの日はこの試合の後U22の試合も中継がある。こんなサッカーばかりやってる日は幸せなのだがよく考えるとこんなの年がら年中やってたら忙しくってしょうがない。きっとサッカー雑誌の記者もそういう気持ちなんだろう。でもこういう時に限って仕事帰りの道路が混んでるんだよな。環境問題を唱えるんだったらまず車の量を減らすべきだ。勿論この減らす内にぼくの車は入れないでねってみんな思ってるんだろうな。

2007年8月19日 (日)

久々の勝利

2007/08/18  サンフレッチェ広島vs大分トリニータ 広島ビッグアーチ

 お盆も終わり仕事も始まりぼくはまたいつものように土曜でも仕事に行ってる。そして中継も観ることもできず結果だけを後追いするしかない。どうして日本にはラジオでさえサッカーの情報が流れないんだろう。各クラブそこそこ客を入れてるのだから決して需要がないという訳でもない気がするのだが。

 ネットでメンバー表を見る。柏木だけじゃなく青山も浩司も入ってないじゃないか。怪我のためということだが青山はU22日本代表も辞退したらしい。確かにここのとろこ以前のバイタリティを感じなかったから本調子ではなかったんだろう。でもスタメン3人も替わって戦えるのだろうか。そういう不安はあった。が、終わってみたら20で勝利である。もう永遠に勝てないと思ってたら勝ってしまった。意外とこういう連敗中はメンバーをガラッと変えて気分を一新した方がいいのかもしれない。ただ今の監督、こういう目先の一勝よりも常にチームの完成形を目指してるとこに一貫した理念が感じられる。まあこういうことも勝ったから言えることなんだろうが。

 しかし、正直なとこ大分は今チーム力が落ちている。ぼくは実際に試合を観たことがあるがどうにも個の部分でまかないきれてない様子だ。知将シャムスカ監督もこの戦力では結果は残せないといったとこだろう。今のシャムスカはまるで三国志の蜀で劉備玄徳没後の諸葛亮孔明のようだ。どんなに巧妙な作戦を練っても部下がヘマを犯してしまう。もしくは作戦遂行能力がないといったところだ。まあここまで言うと大分に失礼であるが金がないクラブなだけに自覚してる面もあるだろう。

 それに比べればサンフレッチェには本当にいい選手が揃ってる。柏戦ではもう公太は駄目だという声が聞こえたが立派にゴールを奪った。審判に偏見を持たれていて理不尽なファールを取られるという傾向もウェズレイのゴール取り消しで依然として続いてそうだったがその後見事に決めて勝利を決定付けた。まさにぼくが望んでた審判の偏見も吹き飛ばすようなゴールである。

 柏戦の時はサポーターからシュート打てコールがあった。少しは選手も意識したのかもしれない。そして高柳、桑田、高萩が出て勝ったことも自信になった。勝てば何でもポジティブになれる。そして来週は横浜、この調子で勝利を見させてもらおうと調子に乗ってしまう。しかしこんな夏休みの盆後の試合で10,402人。やっぱり今年の観客動員は深刻だな。

2007年8月18日 (土)

圧倒的不利

2007/08/18 サンフレッチェ広島vs大分トリニータ 広島ビッグアーチ

 5連敗中、柏木の出場停止、審判に偏見を持たれてる、様々な面で不利な状況にある。唯一の希望であるスタヤノフは出場するのだろうか。といって選手一人変わったところで今の状況は変わらないような気がするのだった。

 浦和戦に続いて名古屋戦、柏戦と生で観戦できたぼくは幸せだった。だけど結果的に目の前で毎試合PKを献上する場面に出くわし打ちのめされるのだった。しかもそのPKがいずれも疑わしいPKなのである。断じて言うが全てのPKにおいて他のチームでは取られなかっただろう。サンフの守備は弱いという先入観で笛を吹かれているだけである。そして全ての試合においてPKの後試合が壊れている。審判って自分の笛を吹いた試合のビデオを後で観たりするのだろうか。審判も人間とはいえここまで偏ってしまうと文句も言いたくなる。とりあえずちょっとしたことで簡単に倒れて大袈裟に痛がるのをPKにして最後まで踏ん張ろうとしたのに両手で上から押されて倒れたのがPKじゃないなんて狂ってる。本当に審判はサンフを負けさせようとしてると邪推してもおかしくはない状況だ。

 こんなのももっとホームスタジアムに客が入ってるとかスタジアムとピッチがもっと近くてサポーターのプレッシャーがある程度ある状況なら誤審を平気で行えるようにはできないはずである。全てはサンフレッチェが人気がないのがいけないのだろうか。だとしてもそれで判定がブレる審判ってどういうことだ。こんなの外国ならどうなのだろう。イタリアでも八百長疑惑なんてのがあったからそんなに状況は変わらないのかもしれない。

 でもぼくはそんな状況だからこそ観たいのだ。どんな逆境にも果敢に挑むサンフレッチェの選手達を。それでも勝ってやるという意思を見せて欲しい。負けても誇れるものを感じさせてもらいたい。

2007年8月16日 (木)

柏戦~ため息が止まらない

2007/08/15 柏レイソルvsサンフレッチェ広島 日立柏スタジアム

 「負のスパイラルだなあ」

 柏駅に向かう道すがらワンダさんは言った。お盆だったが仕事帰りの格好だった。まあそういう人は他にも何人かいたが。

 「負のスパイラルといったってチームがというより審判がって感じだね。カズがPK取られたのもチームに失点が多いのとPK2試合連続与えてるから審判が躊躇しなくなってるもんね。普通はPK出すのには勇気がいるけどね。そもそも目の前で見ててボールに行ってるからPKじゃないと思ってたのに。それから寿人が倒されたのだってあれはPKだよ。あれは完全に手で上から押されてたからね。こういうジャッジされると絶対に勝てないよ」

 確かに得点のあまり入らないサッカーにおいてギリギリのプレーから得点も失点も起こる。それが全部不利な判定をされたらもはや勝ち目がない。審判も広島は守備が弱いし最近得点もないからとそういう目でジャッジをされてるのは明らかだ。ただ、柏の選手は簡単に倒れていたがサンフの選手は最後まで踏ん張ろうとした結果倒れたのが笛を吹かれないのにはもう怒りというよりため息しか出なかった。

 柏の1点目のPKが怪しいというのは柏側も自覚してるはずだ。なぜならハーフタイムに得点シーンのダイジェストを流さなかった。サンフサポにしてみればそこが一番見たかったはずである。柏サポにしても相手がたまらなくPKにしてしまったような攻撃だったら見たいはずだ。やはりあれはあの場で流してはマズイ映像だったに違いない。

 2002W杯では韓国がポルトガル、イタリア、スペインといった強豪国を破ってベスト4にまでなったが偏向ジャッジをされるとそれくらい差のある対戦でも強豪国が負けてしまう。サンフにとって審判は敵になってしまった。敵は12人いると考えた方がいいかもしれない。

 この負のスパイラルを絶つ方法は無失点の試合を作ることだろう。その為にもペナルティエリアに敵を入れないことだ。3試合連続でPKを与えしかもどれも微妙な判定をされてる。審判が平気でPKの笛を吹く現状から変えないといけない。勝てなくても無失点という試合を一度は作って審判に変な偏見を一度リセットしてもらわないといけないのではなかろうか。それ程最近の試合は審判により壊されてるという気がする。

 審判にとってサンフが降格しようが関係のないこと。誤審をしたって人気のないクラブだから大したプレッシャーも感じてないだろう。結局のところビッグアーチに客が集まらないことによる要素も無関係ではなかそうだ。いや、考えれば考える程ため息が出てくる。

2007年8月15日 (水)

柏戦の前~ストヤノフへの期待を込めて

2007/08/15 柏レイソルvsサンフレッチェ広島 日立柏スタジアム

 暑い。本当に暑い。何事においてもやる気が起きないのはこの暑さのせいだろう。しばらく山口に行ってたが向こうが思いの外涼しかったせいで東京の暑さは耐えられないものとなってしまった。そういえば昨日は寝つきも悪く結局4時間くらいしか寝てないような気がする。

 こんなコンディションで試合をするなんてちょっと酷な気がした。しかもサンフレッチェは連戦に移動が伴う。そういやそれが関東で勝てない理由だとよくこじつけられたものだ。確かにそうだがその為に生駒フィジカルコーチを取ったのだがちっとも成績が変わらず単に弱いだけだと認めざるを得なかった。だけど今回負けたらまた同じ理由でコンディションが整わなかったという理由付けをされるだろう。逆に勝ったらこの状況で勝ったのだからこのチームは凄いということになる。要するに試合の結果次第でどうとでも受け取れるということだ。

 何だかぼくもずいぶん弱気だ。そう、ぼくにはいつものように自信満々でスタジアムに繰り出す気概がない。3試合連続でボロ負けする試合を見さされてもはや期待が持てなくなってしまった。相手チームも研究をしており前線からのプレス、カウンター、セットプレーに弱いことをすでに見抜いてしまってる。対してサンフはプレスは弱い、カウンターは遅い、セットプレーはちっとも可能性がないとまるでいいとこがない。特にセットプレーが酷く相手チームは簡単に得点するのに自分のセットプレーはボールが枠にも行かないというお粗末さだ。これで期待しろと言ったって無理だろう。さらに悪いことに審判もサンフのDFは脆いという先入観があるもんだからちょっとした競り合いで大袈裟に倒れたらみんなPKを与えてしまう。当然あんなのは審判が悪いに決まってるがそういうジャッジをさせてるというのも事実である。

 そんな中、唯一光があるとしたらストヤノフだ。ジェフ千葉で監督と揉めてるというのは聞いたがまさかサンフに来るとは思ってもなかった。たかだか選手一人入ったからってそう急激に変わるわけなさそうだがそうでもない。2001年は2ndステージにオレグ・パニシンが加入してからというものDFが非常に安定した。一人計算できるDF要員がいればずいぶん違うだろう。少なくとも一人もいないよりよっぽど期待が持てる。

 でもストヤノフ出てくるだろうか。いや、出るだろうな。後半から来るような気がする。いつも前半は結構戦えてるのだが後半に駄目になる。そこを考えれば出てくるはずだ。

 そうやって思いを巡らせていてもやっぱり勝つイメージが沸いてこない。しょうがない、こうなったら神頼みだ。今日は終戦記念日なので靖国神社にでもお参りに行こう。いや、それってサッカーとは何の関係もないな。大体それでなくても毎年行ってるし。やっぱり暑さで思考力が鈍ってるな。

2007年8月13日 (月)

名古屋戦~帰りの電車で

2007/08/12 サンフレッチェ広島vs名古屋グランパスエイト 広島ビッグアーチ

 埼玉スタジアムで浦和戦を観たぼくとしてはまさにまた同じような悲劇に立ち会わされたような気分だった。一体いつ勝てるのか。失点がなくなることはないのか。せめて3点も取られない試合ができれば。そして2点以上得点ができるようになれば。何もかもが足りない。サンフレッチェを応援している限り夢を見ることはできないのだろうか。寂しい、悔しい、情けない。空ろな表情でスタジアムを後にした。

 試合後の選手の挨拶は立ち会わなかった。何せ早くしないと終電が間に合わないかもしれない。広島の交通事情に詳しくないぼくは何事においても安全策を取らないといけないのだ。

 関東サポのHさんと横川行きバスに飛び乗ったが意外と渋滞に巻き込まれることもなく順調に進んだ。これなら終電も間に合うなと電車のことを考える必要はなくなったのだった。

 「そういえば柏戦はいきますか?」

 「ああ、行きますよ。仕事があるんですけどね。都内から駆けつけますよ。浦和は行けなかったからね」

 「浦和戦も今日と同じ展開で惨めでしたよ。ぼくはバスで帰ったんですけどね、周り赤い人ばかりだから尚更惨めで」

 Hさんはその様子が容易に想像できたようで笑ってた。こんな会話をしてるぼくらを周りの人はどう感じただろう。仕事帰りに柏に行くってどういうことだと感じたのではなかろうか。そういうのを想像すると何となくおかしくなってくるのだった。

 横川駅でHさんと別れぼくは新山口行きの最終電車を待つ。30分近く待ったことから結構余裕だった。ただ車両は混んでいて座れない。まあ岩国辺りから空いてくるだろうとぼくは辛抱強く席の横で立ってたのだった。そしたらデッカイ荷物を持ってた外人が座るスペースを作ってくれぼくはその好意に甘えることにした。

 外人はぼくの格好を見て「サンフレッチェ勝った?」と聞いてきた。山陽本線のゆったりした雰囲気が何となく話を誘ったのだろう。ぼくはぼろ負けと言っておいた。

 こういう場合会話を続けるべきなのかどうか判断に迷う。何せ相手は何人か分からない。日本語は流暢みたいだがサンフレッチェのことを知ってるということはサッカー文化圏の国なのだろうか。色々考えたがぼくは聞いてみた。旅行で来ているのかと。

 外人は旅行だが日本に住んでるらしい。学校の先生をやってて千葉に住んでるということだ。って千葉?ぼくと一緒じゃないか。ぼくはそのことを告げると何と同じ市に住んでいた。何という偶然。その外人の彼はジェフ千葉を応援しているということだった。だからサンフレッチェのことも知ってたのだ。そして驚いたのが彼がアメリカ人だということだった。

 その後サッカーの話で盛り上がったのだがぼくがロックが好きということでローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンの話でも盛り上がってしまった。静かになった車内で妙に盛り上がった空間ができてしまった。

 そういうこともあって車中は退屈せずにすぐに着いてしまった。彼は青春18切符を使い大分まで行くと言う。終点の新山口で降りてまた明日の始発で大分に向かうということだった。ぼくは良い旅をと言って分かれたのだった。

 そしてぼくが降りた駅にはもう一人紫のオフィシャルTシャツを着た男がいた。ぼくは馴れ馴れしくこちらの方なんですかと尋ねたら愛媛に住んでるんだが実家がこっちだという話だった。何気にサンフレッチェを応援してる人の中には山口の人もいるんだなという気がした。ぼくが山口に住んでいれば山口のサンフサポを集めるのにと思うのだった。そんなことできるかと思われるがぼくは実際に関東でサンフレッチェを応援してる人を集めた。そしてある程度集まってしまうともう他人任せで何もしなくなった。どうもぼくは何もないとこから生み出すのが好きでみんなの中心になって盛り上げていくのは向いてないようだ。まあこれこそ適材適所といったところでぼくはそういう裏方が合ってるのだろう。

 それにしても今回のホームゲームは試合は散々だったが色々と印象深い一日だった。

名古屋戦~広島へ行く

2007/08/12 サンフレッチェ広島vs名古屋グランパスエイト 広島ビッグアーチ

 1年で2回も広島に行く。こんなの関東から全試合行ってるサポーターがいる現状では大したことでもないようだがぼくにとっては初めての経験だった。ぼくにとってホームに行けるのは本当に特別なこと。その特別なことが今年はもう一回訪れるのだ。自然と期待感で胸が膨らむのだった。

 ぼくは山口の実家を出る時すでにレプリカだったのだがさすがにこの姿は山口では目立つ。都内でも目立つのだが山口だとそのインパクトが違うようだ。ただぼくはそんな周囲の視線なんて気にしない。むしろぼくはサンフレッチェを応援してると周囲に知らしめているようで気持ちがいい。そんなぼくに駅の改札前で声を掛ける人物がいた。

 「あ、こんにちは」

 エッ、と思ったのはぼくが山口で知り合いがほとんどいないからだったがそれは関東サポのIさんだった。今日のために遠征してきたのかと思ったがよく考えるとここは広島じゃない。何でこんなところにいるんだと驚いてしまった。

 「いや、昨日広島に泊まりに来て今日の朝山口まで観光に来たんですよ。山口っていいですね。ぼくは好きなんですよ。でも山口の人だって知らなかったですよ」

 いや、ビックリである。まさかこんな所で関東の知り合いに会うなんて。ぼくがサンフレッチェを応援するようになって世間があまりにも狭いと感じることが多くなったのはこういうことがあるからである。

 試合の時間にはまだ余裕があったのでIさんはもうちょっと山口の町を見学してから行くことにするとそこで別れたのだった。スタジアムでは会えるだろうか。まあどうせ今日会えなくても次のアウェイ柏戦では会えるだろう。

 山口から山陽本線で広島に向かう。今は横川駅からもシャトルバスが出てるようなので初めて利用してみる。改札前にバス停があるので便利だった。実は電車運賃も五日市も横川も変らない。それなら駅から歩かない分横川の方が便利だ。

 ただバスに乗り込んだもののレプリカを着てるのはぼくだけだった。一瞬本当にビッグアーチに行くのか不安になった。でも周囲の会話はやはりサッカーなのである。もうちょっとレプリカが定着してくれるとこのバスに乗ってる時から臨場感を感じられて面白いというのを分かって欲しい。そう思いせめてぼくだけでもと必ずレプリカで家を出るようにしているのだ。

 そういえばバスを降りる時若い青年に「SC席ってどこなんですか」と聞かれた。それはゴール裏の隣と説明したのだが広島の人間じゃないぼくが説明してるのは奇妙な感覚だった。でもわざわざレプリカを着ていることから相当スタジアムに通ってる人だと思われたのだろう。

 バスを降りスタジアム正面のチケット売り場で並ぶ。そしたら列の後ろで千葉在住のHさんがいた。お互い今日来るのは分かっていたのだが調度いいとこで出会えたのだった。

 「奇遇ですね」

 「そうですね、大宮戦の時も薬剤師先生と駐車場で会えたし上手い具合にいきますね」

 そんな会話をしてるぼくたちだがこうやって顔見知りとつるんでる様子が他にあまり見かけられなかった。これも関東のようにお互いに知り合いという状態になったらスタジアム観戦ももっと面白くなるのに。ホームもまだまだ開拓する余地が残ってそうだった。

2007年8月12日 (日)

郷里山口にて

 少し早めのお盆休み。ぼくは新幹線で新山口の駅を落りたのだった。東京とはまるで違う、空も青く陽気に満ちている。山に掛かる雲の陰がクッキリ見え同じ日本でもやっぱり違うんだなと今更ながら感じるのだった。

 新幹線から山陽本線に乗り換える際ふと通路のチラシで足を止めた。ほとんどが旅行パンフレットだが東京との違いを見たかった。特に何の期待をした訳でもないのだがぼくは一枚のチラシが強烈に目に入った。

 それはうちにも送られてきたサンフレッチェの名古屋戦の告知ビラ。山口にまでこういうビラが置いてあることに感動してしまった。恐らくほとんどの人が素通りしてしまうだろう。だけど何もないんじゃ何も生まれない。中国地方唯一のJリーグ・クラブ。本当は希少価値があるはずだがそれを認識されてない。こういうことから一つ一つ認知度を上げていくしかないのだ。

 その他には豊田町に行った時道の駅でサンフレッシュという袋詰めの肥料を売ってた。ただこちらは紫の色がプリントされてる訳でもないので単に語呂がいいので利用されただけのような気がする。それでも足を止めてしまうのがサポーターの心情といったとこだろう。

 ぼくは山口に帰ったことでサンフレッチェ・サポーターがマスターをしている喫茶店へ行こうかと思った。しかしそこはすでにマスターが引退してしまって息子が引き継いでるということだった。ぼくが山口に帰る楽しみが一つ減ったような気がした。

 そういえばぼくは多々良高校の跡地へ寄ったのだが廃墟と化した校舎はそのままだった。グラウンドも手付かずで使ってる形跡がない。利用しようと思えば防府市で手続きすれば利用できるようだがそのまま放置されてる現状に勿体無さを感じるのだった。ぼくの住んでる千葉だったらこんなのすぐに社会人のサッカーの試合に使われるだろう。まあ田舎だからこうやって土地が余ってるんだろうが。

 ぼくがこの土地に住んでいたら山口でサンフレッチェを応援してる人を集めて旧多々良高校のグラウンドを使って素人サッカーのイベントをやってしまうのだが。まあ都会からたまに帰ってくる者だからの発想だろう。だけどぼくのように外の空気を吸ってきた者じゃないとこの町は永遠に変らないなと感じることが多いのだった。

2007年8月 5日 (日)

夢の祭典

2007/08/04 JOMOオールスターサッカー J-west vs J-east 静岡エコパスタジアム

 何となく浮かない。夢の祭典などどもてはやされるがとてもそんな気分になれない。そういったネガティブな気持ちでいるから当然試合も冷めて見える。客が少ないなとか外国人がいないなとか。そして何よりサンフレッチェの選手がいないということが。

 でも正直ぼくはこのオールスターの投票をしなかった。本来ならサンフレッチェの選手を入れなきゃいけないのだろうがここのところのあまりものふがいない試合にとてもそんな気分になれなかった。とてもじゃないがスターという称号にふさわしくなかった。本当に良いパフォーマンスをしてたら自然に投票してしまうものだ。そうさせなかった選手が悪いとぼくは感じている。

 それよりも浦和戦の惨敗をトラウマのように引きずってる。4失点もしてしまうなんてとても同じカテゴリーのクラブとは思えない。忘れたくても忘れることができない。ましてやトゥーリオや阿部がピッチでプレーしてる姿を見るとあの試合の悪夢がふつふつと蘇ってしまう。ぼくは切り替えができないんだろう。そして精神が弱いんだろう。だとしたら失点をしたらその後バタバタと失点を重ねてしまうサンフの選手と一緒ではないか。

 佐藤寿人は後半になって登場した。この辺の扱いからいっていま一つ存在感が薄いような気がする。プレースタイルからいってそんなに目立つ選手ではないというのもあるがやはりこの選手はゴールすることだけがその存在を大きくしている。その為アジアカップで1点も入れることができなかったのは世間にアピールする場を潰してしまった。そして浦和戦で1点しか入れられなかったというのもその後4失点したことで評価の対象とならなかった。明らかに寿人は最近評価を落としている。

 しかしこのイベントでゴールを決めてしまう。そしてそのゴールも実に大したことないように映ってしまう。あんなのたまたまあそこにいたから決められたんだろと言われそうだ。ただ、本当にそうならみんなそこにいればいいだけの話だが誰も寿人程ゴールが決められないというのはポジション取りの上手さを持っているんだろう。だからゴールを決めないとピッチに出て何もやってないように見えてしまう。

 かつてサンフにいた久保竜彦はゴールを決めないでも目立つことができた。飛びぬけた身体能力、豪快なシュート、それだけでも楽しめた。今のエースは目立たない。目立たないが故にゴールを重ねる。確かに実践の上では寿人の方が有効だがこういうイベントの時は久保の方が華がある。といって全体を見回してもそんな華のある選手なんかいないような気がした。何か地味な気がするな。来年は柏木陽介も出れるようにがんばってもらわなければ。

2007年8月 2日 (木)

浦和との戦い~失意の後半

2007.8.1       浦和レッドダイヤモンズvsサンフレッチェ広島 埼玉スタジアム2002

 一体いつになったら点が入るのか。チャンスはあっても点が入らない。でも寿人がゴールを決めた時その試合の勝利を確信した。ここまでの流れで点を奪われることはないだろう。それよりもこのまま2点、3点と得点を積み重ねていかないといけない。いつも負けてしまうのはこうやって先制しながらも失点すること。だからとにかく追加点が欲しかった。

 しかしここで先に点を入れたのは浦和だった。しかもそれがやられたというよりやはり軽い失点である。人が付いてるのにあまりにもアッサリと思い通りの場所にクロスを上げさせている。そして全くフリーの状態の闘莉王に決められてしまう。軽い、あまりにも軽い失点。どうしてサンフが点を入れる時には苦労をするのに相手が点を決める時は簡単に決めるのだろうか。攻撃的サッカー、聞こえはいいがここまでいくと深刻だ。といってもまだ同点、ここで突き放せば相手のダメージも大きいぞと思ったら見事に返り討ちに遭った。しかもその失点をもたらしたのは審判だった。

 ぺナルティエリア内のファールによりPK.。だが正直ぼくはこのファールを見てない。いきなり主審が笛を吹くので何が起こったのか分からなかった。みんながみな唖然としていた。全くボールとは関係ないところだったのでその瞬間を見たひとはいないだろう。どうやらワシントンが倒れたらしい。倒れたって自分で倒れたんじゃないのか?あのガタイのいいワシントンがペナルティエリアではずいぶんと足腰が弱っちいときてる。まあこの変がブラジル人ならではの演技力といったとこだろうか。

 試合はここで勝負あった。同じ負けるにしてもこのPKさえなければもっとこうゲームになった予感はあった。だけどこんなプレゼントのような形で点を上げてしまっては気持ちは切れる。その後は適当なパス、適当な位置取りでほとんどチャンスは生まれなかった。反対に2点も入れられ壊滅的な状態だった。まあそれも何とも簡単に点をやったなというようには見えたが。

 交代で入った高柳、平繁も全く存在感を見せられなかった。特に11では絶対に抜けないというのが痛かった。サンフの守備は12でも得点を許すというのに。結局のところ個の力で足りなかったということだろう。何もできない。何もできなかった後半の失点後。この先もう希望がないように思われた。

 試合後にはコアサポからお前ら恥ずかしくないのかという叫びが聞こえた。当然だ。一体どこの世界に先制したのにそれがちっとも有利に働かないサッカーのチームがあるのだろう。最後まで攻め続けるという意識の表れだろうか。だとしたらいささか実力に見合ってないことをやろうとしてるようにも感じる。

 この惨敗の後でまたあの赤いレプリカの集団に混じってバスに乗らないといけないのか。とてもとても惨めな気持ちになった。

浦和との戦い~勝利の予感の前半

2007.8.1       浦和レッドダイヤモンズvsサンフレッチェ広島 埼玉スタジアム2002

 スタジアムに着いた時、まず困ったのはチケットだった。昨夜ローソンで前売り券を買ったがローソンではアウェイ・ゴール裏の割り当てが少なかったようである、ぼくは指定席を購入せざるを得なかった。当然ゲートで通してくれなかったのだが係員が無線連絡してくれて今回だけの特例という条件で入れてもらえた。これはサンフのレプリカを着てたのも大きい。やはりサンフの応援にはレプリカを着て行くべきだ。

 実を言うとぼくは今までサンフのレプリカを着て行ったがために得したことが何回かある。その為にチケットを貰えたこともあるのだがまあそれはまだサンフでレプリカを着てる人が少ない時代の話だ。今では無理だろうが他にもこのレプリカを着ているが為に話しかけてきた人などもいて本当に役に立つツールである。

 そしてスタンドに入るとそこはサンフのレプリカを着た仲間がいた。みんな来ていた。スーツ姿の人も鞄にしっかりと紫のレプリカをしまってあった。こんな平日の夜に沼地に聳え立つ埼玉スタジアムに集まったことに嬉しさを感じた。かつて自嘲気味にここだけビッグアーチになってるねと言ってたのがもはや過去のこととなりそうだ。そういえば何人か久々に会う人もいたが実はそういう人もスタジアムには来てたらしい。かつては見回せばどこに誰がいるのか分かったが今では知らない顔もたくさんいて容易に全ての人を把握することはできなくなった。

 スタメンの発表で盛田、駒野、槙野というDFラインと分かる。当然盛田の名前には浦和のブーイングがあった。そしてリ・ハンジェの名前でブーイングが止まり寿人とウェズレイの名前で激しいブーイングを受けた。浩司なんかももっとブーイング受けるようにならなくては。相手にとっての脅威となってない選手への反応は実に静かなものだった。

 ただ今回のDFライン、とても安定していた。盛田も今までの不安定さからは考えられないくらいボールをはじき出していて槙野もかわされても執拗についていくしぶとさを見せた。真ん中から繰り出す駒野のフィードは正確でもしかしてこれこそが機能するDFラインではないだろうかと思わせた。まあ駒野が後ろにいるということはそれだけ攻め手が減るということでリ・ハンジェでは荷が重すぎた。そこでスペースに走り出せばいいのに止まっている。全くフリーの状態で足元にボールを貰ったら何かをするというスタイルで期待は持てなかった。その後下田がゴールキックを左の公太ばかり狙ったのも信頼感の違いといったとこではなかろうか。

 「浦和ってこんなサッカー見せられててサポーターもよく我慢してるよね」

 ぼくの隣に座ってた薬剤師先生がそう言った。確かに早く点を入れろという感じがした。これは完全にサンフの方がいいサッカーをしてエンターテイメントとしても優れていた。だからこそ早く得点を重ねて欲しかった。

 「でも浦和はそれでも勝つんですよね」

 その時言った言葉がそのまま当たってしまうとは自分でも思わなかった。

浦和との戦い~スタジアムへの道

2007.8.1       浦和レッドダイヤモンズvsサンフレッチェ広島 埼玉スタジアム2002

 燃やせ熱きハート、紫の戦士と頭の中でメロディを奏でていたが正直なところそれ程期待してる訳ではなかった。DFのメンバーが2枚落ち代表でインドネシアから帰った駒野は足首に怪我を抱えてるらしいし柏木も体調が悪いらしい。そして対戦相手が何年も勝ってない浦和、いつものように打ちのめされたとしてもそれ程精神的ダメージを受けそうもない。実に力が抜けてどんなことがあっても大丈夫な状態だ。明鏡止水といったとこだろうか。こういう心構えで臨んだら帰る時負けても絶望的な気分にならなくて済むのだろう。

 平日の夕方、さすがに紫のレプリカで電車に乗るのは目立った。だがそんな周囲の目など気にしてはいられない。どうせ電車が進むにしたがって赤い人が増えるんだ。そたら尚更目立ってしまう。

 だが東武線

北越谷駅

まで来ても赤い人がいないような気がした。それには逆に不安になった。果たして今日シャトルバス出てるんだろうかと。平日だと交通機関のレギュレーションが変わるというのはよくあることだ。だから駅を出てちゃんとバス停で赤い列ができていることにホッとしたのだった。

 その赤い列に紫のぼくが並ぶ。明らかに浮いてる。ただそれで挑発を受けることもないがぼくはその状況が爽快だった。ぼく一人だけ違う格好をしていることがぼくが紫のユニフォームに誇りを持ってると自覚できるからだ。ぼくは何ら臆することもなく赤い列に並んでいるのだった。

 それにしても東武バスの誘導員は手際が良く次々と列を進めて乗客をバスに入れる。そしてその進む列の途中でビラを配ってる係員がいたがぼくのところで当然のようにビラを渡す手を控えた。どうやら浦和レッズの日程表みたいだったので当然の反応だろう。ただ、たまたま列の進行がその係員と鉢合わせのように止まってしまいバスの入れ替えの間しばらく隣り合う形となった。

 「どこからいらしたんですか?」

 「千葉です」

 広島からわざわざ大変ですねとでも言葉を用意していたんだろうが生憎こちらは関東のサポーターだ。ただぼくも最初からその空気を読んでいたのですぐに対応してやった。

 「広島のサポーターは少ないですからね。この格好してると目立っちゃいますよ。まあどこのスタジアムに行ってもそうなんですけどね」

 係員の顔に笑顔が現れた。

 バスに乗り込むと座れたが発車したかと思うとすぐに進行が止まってしまった。国道に出るまでの交差点でふん詰まってる。これは越谷の交通量の多さがそうさせてるのだがそれに加えてサッカーのイベントでシャトルバスが出ると余計混乱するんだろう。結局のところさいたま市周辺は人口が多いのだ。そう考えると浦和レッズが人気あるのもある意味必然でもあるような気がする。

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