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2007年7月31日 (火)

敵地浦和

2004.11.29 浦和レッドダイヤモンズvsサンフレッチェ広島 埼玉スタジアム2002

 浦和には勝ってない。2000年の第2ステージ、最終戦を駒場で戦い浦和をJ2に落としたものの試合自体は負けであった。それから考えても勝ってない。本当に勝てない。一体どうしてなんだろう。

 一つには浦和サポーターに圧倒されるというのがある。観客動員に喘ぐサンフレッチェはハッキリと大観衆に慣れてない。しかもただでさえ少ないサンフレッチェ・サポーターの存在は浦和の大観衆のせいでなおさら目立たなくなってしまう。サンフも徐々にアウェイで応援してる人も増えたがそれ以上のペースで浦和は増えてしまった。6万人収容のスタジアムは2004年などは満員だった。ただ、それでもアウェイ・ゴール裏だけ席が空いており、「ここだけビッグアーチになってるね」というやや自虐的な会話をサンフサポは繰り広げるのだった。

 ここまで客が入ったのも最終戦という要素が大きかった。実を言うと2002年の天皇杯の準決勝で京都とここで対戦してるのだがその時「もうここのスタジアムを使うことはないだろう」とまことしやかに囁かれたのだった。どこに行ってもサンフの試合には客が入らないというのをもはや基本的事項として捉えていたからである。ただし対戦相手によらず客を入れてしまう浦和はさすがとしか言いようがない。

 この試合では西河、吉弘という若い2人がDFに入っていた。2人共よくがんばっていた。よくやったと褒め称えた。ただ、今になってみればそれは経験のない中でよくがんばったという意味合いが含まれてたと思う。当然その中にはその内成長してくれるという期待があったが3年経った現在果たして成長したかというと疑問が残る。西河は徳島にレンタルで出され吉弘は出場機会に恵まれない。やはりがんばってるレベルだったのだろうか。 試合には1-0で負け隣接するメインスタンドからはゴミが我々の方に向かってきた。「ざまあ見ろ」という声が聞こえる。恐らく2000年の恨みを晴らした気分でいるんだろう。正直辛かった。負けたのだから何を言われても反論のしようもなかった。ただその当時には感情を共有できる仲間がいたのが救いだった。ぼくらはスタジアムを後にしようとした時浦和サポーターは一向に帰る気配がなかった。最終戦のイベントでもやるのだろう。

 ぼくは数人の仲間と将来のある若手を称え明日に向かっての建設的な意見を言い合いながら浦和美園までの長い道のりを歩いた。大して人が歩いてなかったことからやっぱり浦和が勝って良かったかもなんて話をしてたが腹の中は当然そんなことなかった。

 どこか傷を舐めあってるような会話が続く。当時はそれに加え小野監督の悪口大会があったがそれ以外は今も大して変わりはしない。一体いつになったらすがすがしい気分で帰ることができるんだろうか。浦和はいつも惨めになる。

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    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
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     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

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