3位決定戦でも負けた時の気持ち
2007/07/28 アジアカップ3位決定戦 日本vs韓国 バレンバン
日本は弱くなった。またしても一人少ない相手に1点も取れずに最後はPK戦で負けてしまった。相手は監督以下3名のベンチスタッフが退席処分を受けたという圧倒的有利な条件だった。正直恥ずかしい。この大会に出た選手、もう当分見たくないという気分だった。そのあまりものゴールの予感のなさに途中からすっかり白けてしまった。だから正直なとこ負けてしまった後の感覚としてはそれ程悔しいという感情は出てこなかった。
でもこの試合、この前のサウジ戦を見ていたら2003年のサンフレッチェを思い出した。J2で圧倒的な戦力を持っていながら点が取れない。クロスを入れても跳ね返される。セットプレーも恐くない。だから相手は簡単にボールを外に出す。ゴール前でモタモタとボールを廻して結局シュートが打てない。カウンターで脅威に晒される。ドリブルをする選手が皆無。引かれたら何もできない。結局アジアでの戦いはこうやって引かれた相手を崩せないとどうにもならない。そしてカウンターをされた時簡単に突破されるDFでは話にならない。そんなことずっとアジアで戦ってきた日本だから当然分かってることなのだろうが。
中継で日本は相当研究されてると言ってたがそれだったら日本も研究してるんだろと突っ込みたくなった。いずれにしても今回のアジアカップは思い出すだけで胸糞悪くなる大会となってしまった。ドイツW杯にしても日韓W杯にしても負ける時日本はどうしてこんなに気分が悪い負け方をするのだろう。これが誰が監督をやろうと誰がピッチに立とうと同じような現象が起こる。果たしてそれはいつも見てるJリーグのレベルが低いせいだろうか。だけど韓国の選手なんて日本に来たってレギュラーになれる選手なんて限られてる。実際に中にはJリーグで戦力外になった選手もいた。どうも実力に見合った試合をできないでいるように見える。それともその程度の実力だったのか。その2つの見解でさまよっていたがさすがに今回ばかりは後者の見解に傾きつつあった。
アジアのリーグの中でJリーグは最も成功したリーグだ。各クラブ独自性を持って切磋琢磨している。Jリーグで優勝するのは何大抵のことではない。それなのに国際試合になるとこの体たらく。一体何が悪いんだろう。
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