鹿島への道
2007/06/16 鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島 カシマスタジアム
天気予報で雨が降らないことを確認する。おおっ、雨は降らないようだ。入梅宣言をしたから怪しかったがこれで安心だ。まあ雨が降ろうが試合には行くということに関しては変わりがない。ただカシマスタジアムの構造上ゴール裏に屋根がないというのが生半可他の席が屋根で覆われてるだけあって辛さを感じるのだった。
サンフレッチェにとっては長い長い中断期間だった。まるでシーズンオフのようにサンフレッチェの話題がなかった。辛かった。寂しかった。待ちどうしかった。前節などはJリーグはあったものの対戦相手の浦和がA3出場で試合日が延期になったというのが痛かった。この大会に関しては罰ゲームという呼称がある。罰ゲームというのは出場チームにも言えることだがサンフレッチェのように試合日程をずらされるチームにとってもとばっちりである。まあ言っても始まらない話ではあるが。
とにかくやっとリーグ戦の再開だ。そういえばJリーグの後期日程、こちらもやっとのことで発表された。ぼくはすぐに手帳を取り出しサンフレッチェの試合日をカレンダーに書き込む。日曜日の試合はほぼ行けるだろう。問題は土曜日だ。仕事と重なる可能性が高い。まだ2ヶ月も3ヶ月も先のことまで考え悩んでしまう。そんなのは結局2、3日前にならないと分からないというのに。そして今日も分からない日なのだった。
鹿島で試合がある日、ぼくは仕事だ。どうやって観に行くんだといったら抜け出すしかない。そんなことできそうもないのに不思議と今までそれで仕事を済ませている。だからまたその不思議なことが起きることを期待してる。というよりももう意識はそういう方向に進んでる。誰かに迷惑を掛けたり仕事を投げてる訳でもないのに自然とそういう流れになっているのはぼくがここまで生きていて世渡りが上手くなったせいだろう。それともここまでサッカーに情熱を捧げるぼくに対してサッカーの神様がぼくを見守っててくれてるのだろうか。だからぼくはサッカーの神様は後期日程も関東の試合は観戦できるように力を添えてくれることを期待してる。そして手帳に日程を書き終えるのだった。
今回の鹿島の試合、ただのリーグ戦の一戦とは違うのだ。それはこの後ナビスコカップでも対戦がある。同じチームに3回勝つというのはかなり困難なことはJ2を経験したサンフレッチェにとっては分かってることである。しかも1ヶ月の内に3回だから今シーズンの鹿島との対戦は因縁めいたものになりそうだ。とりあえずその最初の対戦である今回は勝っておきたいものだ。そしてナビスコは1勝1分くらいの成績でいいのではなかろうか。リーグ戦で勝ってナビスコは全部勝たなくても駒を進められればいい。ああ、ワクワクしてきた。
こういう想像を鹿島ではいつもさせられる。いや、決して良い想像ばかりじゃないな。2002年は絶対にこの試合で降格すると思ったし2004年はグダグダな内容になりそうだという予想通りの結果となったし。ただ色々と想像をしてしまうのは事実である。なにせ鹿島は遠いんだから。
最近のコメント