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ぼくのミュージック・ライフ

  • Songs Remains the Same
    Led Zeppelin: 聖なる館
    数あるレッド・ツェッペリンの名曲の中でもこれが特に好き。この曲はダブルネック・ギターがあったからこそできたような曲でこういう変則的なギターを使いこなしてるという意味でもジミー・ペイジは凄い。ロックの歴史の中で数々のギターを使ったギタリストはいたがこうしてちゃんと曲のクオリティーを保った形で生かした例というのは他にないのではないだろうか。だからぼくはレッド・ツェッペリンのライブではこの曲が一番聴きたい。そういう意味でDVD、CD含めてライブの音源が一枚しかないというのは勿体無い。だからツェッペリンの海賊版はやたらと高いんだろう。 (★★★★★)
  • モータウン・ジャンク
    Manic Street Preachers: ジェネレーション・テロリスト
     ぼくはこの曲を聴いた時はぶっ飛んでしまった。パンクのエモーショナルな躍動感がありそれでいてヴォーカルの高い声。パンクとは一線を引いてるようでその情熱はパンクだった。ハードロックとも言えないその曲調はこのバンドの大きな特徴だった。  元々このバンド、2枚組みのアルバムを出して解散すると豪語してたが結局15年経った今でも活動している。しかもCDは当時より売れて作品の評価も高くなってる。同時期に出たバンドがまるで残ってないことからすると相当に快挙である。それについて本人達ももっともらしいコメントを出すがそれがいかにも洗練されてる。パンク的でありながら教養のある人達だというのが分かる。そのどうしようもなくハチャメチャでありそうでいながら実はごくマトモな人達というギャップが親近感を呼んでる。だからこのバンドの曲は歌詞までジックリと読んでしまう。  しかし、この人達の作品は結構多く全部網羅するのは骨が折れる。この音楽へのバイタリティ、これだけは間違いなく本物だということだ。 (★★★★★)
  • ルイ・ルイ
    Johnny Thunders: New Rose Collection
     ジョニー・サンダースの死後に出たライブ音源とアコースティック・ギターによるスタジオ録音を音源に編集したアルバム。その中でもこの曲とDo You Love Meは圧巻だった。ラジカセで録ったような音源であるが、それが逆に臨場感を出している。分かる人にしか分からないという作品だ。  ちなみに現在このCDが売ってるのかどうか知らない。これだけセンスのある人がこんなカルト的な存在で終わってしまったのは理不尽な気がする。だからこそ好きな人にはよりたまらない存在になってしまうのだ。 (★★★★)
  • ロクサーヌ
    Police: ロクサーヌ
     これが売春婦に関する歌だと知ったのはずっと後のこと。歌詞も分からずずっとこの曲を聴いていた。勿論歌詞を知ってからもこの曲は大好きな曲だけど。  本当かどうか知らないけどこの曲の入ってるファースト・アルバムはわざと下手に演奏したらしい。理由は当時パンク・ニュー・ウェーブのブームの中でスタイルを合わせたということだろう。そしてセカンド・アルバムでは実力に見合った演奏で上手くなったと思わせたらしい。そういわれてみるとファーストでは音数が少ないシンプルな曲が多いような気がする。このバンド、5作しかアルバムがないのだがそういう抜け目なさというのは元から持ってたようだ。5作とも素晴らしく駄作のないバンドだった。 (★★★★★)

ぼくのブック・ライフ

  • トニー・サンチェス: 悪魔を憐れむ歌
    ローリング・ストーンズの暴露本である。現在は改題され『夜をぶっとばせ』になってるがタイトルといいブックカバーといい前の方がシックリしていた。 ストーンズというのはぼくが最も影響を受けたバンドの内の一つだが、ここまで無茶苦茶をやってそしてそれが逆に彼らのダークなイメージにつながった。まさにロック・バンドの典型である。どんなに悪ぶっても彼らのようにはなれないし彼らのような影響力は出せないだろう。 時代をロックと女とクスリと共に駆け巡り気付けば巨大産業に飲み込まれていったストーンズ。作者はそんなストーンズに最後は身も心もすり減らされてしまったらしい。それでも未だに活動しているストーンズはある意味怪物だ。 ぼくとしてはこの本の訳者中江昌彦の翻訳もその場に居合わせたような感覚になるのが良かった。他にも『レス・ダン・ゼロ』などもいい雰囲気を出してた。今まで本なんか読んだこともなかったぼくが高校生の時読んで凄いショックを受けたのをよく覚えてる。当時のブックカバーの最後に「END]という文字が書かれてたが読後その文字が見た目以上に大きく見えたものだ。 (★★★★★)
  • 落合信彦: 第四帝国
     まず最初に断っておこう。これはトンデモ本である。ここに書かれてる内容は根も葉もないことと言っていい。そもそもこの落合信彦という人がゴースト・ライターを使ってマトモに取材してるかどうか怪しい。本人いわくCIAに100人も友人がいるというから情報には事欠かないということらしいがこれではアメリカ政府のトップシークレットがなぜか来るというUFO研究者と言ってることが変わらない。そういえばUFOに関しての記述もこの本ではありオリジナルな展開を見せてるのは興味深かった。  内容はナチス・ドイツの残党が世界各地で暗躍してるというものでヒトラーは生きてる、UFOは実はナチスが造ったというファンタジーが溢れてる。その展開はちょっとしたSFといっていい。  事の真実なんてどうでもいい。ただ単純にエンターテイメントとして読めば何の問題もないだろう。誰も「ゴルゴ13」を読んで事実と違うと言わないだろう。それと同じことだ。  しかしこの人、いかにも事実というように書くのが上手い。文章も簡単でスラスラと読めるので展開のテンポがいいのである。だから知らないうちに読んでしまってるという感じになる。そのスタイルはぼくもずいぶんと参考にさせてもらった。  まあ実際はゴースト・ライターなんだが。 (★★★)
  • ニック・ホーンビィ: ぼくのプレミア・ライフ
     このブログの元ネタとなった本。この本との出合いはサンフレッチェの応援仲間に渡されたことだ。その存在は知ってたものの読む機会がなかったのでありがたかった。  内容はというとアーセナルを応援する著者のその観戦生活といったとこだがこれを読むと結構日本のサポーターもプレミアのサポーターも変わらないとこがあるのがわかる。退屈な、退屈なアーセナルというタイトルには笑ってしまった。なぜなら分かり過ぎるくらい分かる心情だからだ。ぼくもサンフレッチェを応援してて何度同じことを感じただろう。  今やアーセナルはプレミア・リーグでも優勝しチャンピオンズ・リーグでも決勝に進出するような存在。一方ぼくの応援するサンフレッチェ広島はJリーグの1部リーグで常に降格の危機を感じるクラブ。でもその根っこは同じである。海外サッカー好きにはJリーグをバカにする傾向があるがそういう人には分からない内容かもしれない。 (★★★★★)

サンフレッチェの魂~リンク集

  • SANFRECCE Diary
    このブログを読んでる人ならすでに知ってるだろうから今更リンクを貼るのが恥ずかしい気もする。 何せこのサイト1997年から毎日更新してるというのが凄い。 過去の記事などはぼくも参考にさせてもらうことも多い。 継続は力なりというが実際には継続するのに力がいる。 そういう意味でも管理人のせと☆ひできさんは偉大である。
  • ススボウブログ
    自分サッカーやグルメについてのブログということです。 かなり熱心に応援してる方のようです。
  • ひろしま日記&サンフレッチェコーナー
    試合を時系列で紹介したりかなり凝った内容となってます。 現地の様子など行った人でしか分からないことがあり興味深いです。 試合に行った人も行けなかった人も楽しめるのではないでしょうか。
  • ゆみしん徒然の書
    ゆみしんさんのブログ。本当に色んなスタジアムに観戦に出かけて現地の様子をレポートしてます。観戦者視点でそれぞれのスタジアムの様子が分かり現地に行く時の参考になりそうです。
  • Scud Sanfrecce
    MICRAさんのサイト。ここの特集のコーナーは必見。サンフレッチェはなぜ人気がないかという考察については今までに見ない観点がある。是非一度読んでください。
  • ヒロシマ・コーリング
    今そこにある危機。サンフレッチェにはメディアが少ない。その為妙にぬるい記事が目立つ。そんな甘い現状にこのまま放置していいのかという危機感を感じた時発言していく。

JリーグPR

  • Jリーグ2010特命PR部員 Miles

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2007年4月29日 (日)

雷雨の後で

2007/04/28 ジュビロ磐田vsサンフレッチェ広島 ヤマハスタジアム

 激しい雷雨が襲い嵐のような気象になった。その時柏にいたぼくは同時刻に行われる柏の試合が気になった。まあチケット完売してるので客の入りに関して心配する必要はないだろう。だけど柏でチケットが完売するなんて考えられなかった。黄色いシャツを着たおばちゃんが自転車で通り過ぎたのを見たが街が応援してるという雰囲気が感じられる。試合告知のポスターも多い。駅前はフラッグが結構立ってる。柏はJ2に落ちたのをキッカケに良い方向に向かってそうだ。正直羨ましかった。

 ぼくは嵐が治まった後、電車に乗りMさんの家に行くのだった。スカパーに加入してるMさんには試合のある時はいつもお世話になってる。そして腹が減ってたので弁当を買い腹ごしらえをさせてもらってるとお茶を用意されカップラーメンのお湯も用意されまるでボクシングのトレーナーのようにサポートしてくれた。実際にはぼくの方がお邪魔しているのだが。

 そんなMさんと試合が始まるまで柏戦の中継を見てた。対戦相手の名古屋がイージーなミスを繰り返してる様にどうにかならないものかねと会話を交わすのだった。別に名古屋を応援してるわけでは無いが2位のチームにしてはあまりにも稚拙な感じがしてしまった。プロなんだからもうちょっとマシな試合をして欲しいと感じたのだった。

 そうこうしている内にサンフの試合が始まった。ヤマハスタジアムのスタンド、うーん、客が少ない。ジュビロも段々と人気がなくなってきている。それでもサンフよりは入っている。それなのにサンフは5万人収容のビッグアーチを使ってる。広いスタンドに広くて遠いピッチ、客席に着くのも広くて時間が掛かる、駅からも遠い、

広島市

内からも遠い、何もかもが広くて距離がある。あっ、だから広島ビッグアーチなのかと一人で皮肉めいたことを考えるのだった。

 広島ゴール裏、知った顔がチラホラ見える。比率は関東サポ4:東海サポ2:広島サポ2といったとこだろうか。足して10にならないのは残り2は不明ということで。といっても完全にぼくの主観だが。

 「そういえば去年もこの時期にこのカードでしたね」

 そうだ、去年はバスツアーでMさんと磐田に行ったのである。

 「そうですね、そしてこの時期までずっと勝てなくて」

 「大宮戦で初勝利だったんだけど次節が大宮戦というのも一緒ですね」

 「そうですね。それでこの試合は開始早々に失点してボロ負けしたんですよね」

 そういう会話はこの後その通りのことが起きる。またしても開始5分で失点。そしてあれよあれよという間に失点を重ね終わってみれば42というボロ負けである。いい時間がなかったわけではないがこの失点の多さは酷すぎる。結局点を取るのも寿人とウェズレイの2人。引き分け続きでやきもきしてたが完全するどころか悪くなってた。攻めてる時間にやられたり寿人とウェズレイ以外にシュートが打てないという希望のない試合だった。柏木など生半可A代表に呼ばれたりしたものだからこの試合結果に殺意が沸いてしまった。A代表に行くのならチームで結果を出してからにして欲しかった。

 中継を見終えてぼくは家路に着いた。何だか寒い。春の天候の不安定さよ。そしてサンフの不安定さよ。暗い夜道をとぼとぼ歩くのだった。

2007年4月28日 (土)

前田俊介への言葉

 ミシャが練習中にみんなを集めて語った言葉が物議を醸している。前田俊介についての内容についてはまだ決してこの選手を諦めてないというミシャの心情を伺える内容だったらしい。本当に個々の選手を見てて素晴らしい監督だと実感できる内容らしいがぼくはこのコメントを知ることができない。ぼくはTSSの携帯サイトに登録してない。というのもぼくはどうも携帯の画面を見るのが苦手だ。老眼という訳じゃないがあの小さい画面はどうも見る気になれない。まあぼくの携帯なんて5年以上前のもの。今の携帯はもっと使い勝手も見易さも向上してるとは思うのだが。

 そういえば以前紫熊倶楽部のメールマガジンがあった。そちらは購読してたのだが年々加入者が減ってサービスを止めてしまったという経緯がある。それでみんな携帯サイトに乗り換えたのだがぼくは先のような理由で加入してないのだ。どうかPCでも見れるような環境にして欲しい。

 まあそれはいいとして前田俊介については絶対に戦力なると思っていた。それは今まで期待された新人FWの高橋泰、茂木弘人と比べてもその才能は突出していた。実際前田俊介によって勝利をもたらされた試合もある。だからどうして試合に出れないのか不思議でしょうがなかった。走らないとか気持ちが足りないとかいう批判があったがどうもピンと来ない。大宮戦のロスタイムでのゴールを見たぼくにとってとても納得できる理由ではなかった。

 しかし、2007年の千葉戦でラインを割るかどうかギリギリのボールが来た。それを前田はアッサリと諦めたのである。あの時ゴール裏では深いため息と共にこれが前田が試合に出れない理由なんだろとみんなで話したのだった。確かにこれではチームとしても士気が下がる。パスの出し手としては必死に走ってくれたら今度はもっといいパスを出そうと思うだろうが走らないのなら信頼を置けない。特に日本ではみんなの為、チームの為という感覚が重要視される。がんばって駄目だったらしょうがないよと言ってもらえる。がんばろうという姿勢が見えないとこいつは駄目な奴だと見られる。それがいいことかどうかは分からないがそれが日本の風土だ。海外に行けば関係のないことかもしれないが日本人なんだからこういう日本人の気質は大事にしてもらいたい。

 本当に前田がスタメンに定着できるようになればその内ヨーロッパのクラブにも行ける素質は持ってるというのはみんな感じてるだろう。それだけに現状は歯がゆい。磐田戦は久々にベンチに入るようだ。駄目だ駄目だと言われながら前田の期待はなくならない。期待されながらも広島を去った選手の後を追って行かないでもらいたい。前田に本当にやる気がないのか単にそう見えるだけなのかは分からない。でも前田が試合に出ると聞いた時に未だに胸がときめくのも事実だった。

2007年4月26日 (木)

自虐思考

2007/04/24 サンフレッチェ広島vs U20日本代表 吉田サッカー公園

 これはどう反応していいのだろうか。確かに若い日本代表の奮闘は称えるべきではある。Jリーグのレギュラー・メンバーに勝ったとなればその可能性に大いに勇気付けられるだろう。だけどそれがサンフレッチェとなれば話は別だ。20歳以下の選手に負けたのである。信じられない。大丈夫かと不安になった。そして何よりも柏木がU20代表の方で試合をし、ゴールも決めてしまったことに不安を覚えた。リーグ戦でちっともゴールを決めない柏木が自分のチーム相手にゴールを決めた。それ程サンフレッチェは軽い守備なのかと考えてしまう。活躍しなければしないで不安になるし活躍したらしたで不安になる。ぼくは限りなく悲観的になっているようだ。

 こうなってしまうのも最近良いことがないので仕方がない。2試合連続の引き分け、観客動員の激減、寿人の得点のストップ、明らかに向上しているチームに対して無関心な広島県民、ネガティブになったってしょうがないじゃないか。といってこの試合結果だって広島の人はサンフレッチェに無関心だから誰も知らないだろう。そう思うとそれはそれで益々悲しくなるのだった。

 といってこの試合自体サンフレッチェの選手はそれ程やる気がなかったようだ。ミシャも自分のチームの方はちっとも見ずにU20の方ばかり見てたようである。寿人が槙野にコーチングしてたという話があることからも相手になってやったという感覚ではないだろうか。情報を探っていくと柏木がボールに絡めなかったとかチームとして機能してないとかこちらも決して楽観できる内容ではなかったようだ。まあ練習試合だからこんなものでいい、要は公式戦で勝てばいいんだ。いや、やっと気分が落ち着くことができた。こう至るまでぼくはどれ程インターネットのサイトを閲覧したことやら。サンフのサポをやるというのは何かと苦労が多いものよ。このマスコミの発達した情報化社会日本の中においてサンフの情報だけは闇に閉ざされてるのだった。だってしょうがないよな、当の広島でも全然取り上げてもらえないらしいもんな。あっ、やっぱりサンフには良いことがない。といってやっぱり自虐に篭ってしまうのだった。

2007年4月24日 (火)

観客動員に対する提案

観客動員は真剣に考えないといけない。
今のままでは絶対増えない。
いいモノは売れるは真じゃない。
マーケットに受け入れられるモノがいいモノなんだ。

 関東のサンフサポ、Sさんの言葉だ。このところの急な観客動員の減少について危機感を抱いての発言だがぼくはこの言葉に深い感銘を受けた。サンフレッチェはいいサッカーをやってる。だからこのサッカーを続けていれば客は増える。そう考えてたのは間違いだった。つまり今のサンフレッチェは広島のマーケットには受け入れられないものなのだ。

 サッカーの質としては小野の時代は酷いものだった。毎年毎年降格の危機に怯えながら綱渡りのようなシーズンを過ごしていた。が、実はそれが一種の緊張感を保っていたのだ。結局今のサンフはミシャが来たことにより降格の危機はなくなった。チーム力は上がったと思う。だが上位に食い込むような迫力はない。そしたら何のモチベーションもなくなる訳だ。この辺にJリーグのシステムの欠陥を感じる。優勝には手が届かない、降格も買いチームには入らないだろうという状態の時ただ1試合1試合良い試合をしたか悪い試合をしたかを観に行く、あるいは順位に関係ない勝敗の行方を見守りに行く、確かによっぽど好きな人じゃないと難しいだろう。

 とはいえ現行のシステムを嘆いても何も始まらない。今のシステムでの観客動員を考えなければならない。そしたら広島の市場を刺激する為にはどうすればいいんだろう。それについて聖飢魔Ⅱのデーモン小暮が興味深いことを言ってた。コンサートで盛り上げる為に大阪では「東京に負けるなー!」と叫ぶととても盛り上がるらしい。ただし広島ではあまり反応がなかったらしい。そういう対抗都市がない場合はその地域限定のコマーシャルを演奏すると盛り上がるということだった。ということで広島には各地域に根付くライバルチームに対して対抗意識を持ちにくいということだ。それでいて何か誇りに思えることがあれば群がりそうだ。だからぼくはタイトルしかないと思う。

 タイトルなんて獲れる訳がない。それはそうだ。リーグ戦については無理だろう。ナビスコももはや厳しい。となれば天皇杯である。天皇杯はもう獲りにいくと公言して欲しい。その為にリーグ戦も天皇杯に標準を当てていく。ある意味調整試合になってしまうが天皇杯を獲るための過程の一つとしてアピールするのだ。今シーズンをタイトルを獲るシーズンと公言してしまうことだ。

 そしてもう一つ、今サンフには外国人が4人いる。ウェズレイにダバツにミシャにポポビッチコーチだ。これらの外国人に日本語を覚えさすことだ。そしてインタビューではなるべく日本語を喋るということをアピールさせたい。それも挨拶程度ではなくて「勝って良かったです」とか「みんな応援ありがとう」とか普通外人が喋らないようなことを言うとそれだけで盛り上がることがある。事実TMスティーブンスというベーシストがいるがコンサートではそれでかなり盛り上げてる。せっかく優秀な監督が来たというのに肝心の広島人がちっとも注目してないというのは勿体ない話だ。だからここは監督の方から階段を降りてもらいたい。

 突拍子もないことかもしれない。でもカリスマ性のある人はその言葉も普段から本で使えると思う言葉には線を引いていたりする。結構人気というのは作られるとこがある。サンフレッチェも人気を作っていかなければいけない。よし、このネタで今度飲み会を開こう。

2007年4月23日 (月)

2007/04/22 横浜Fマリノスvs大分トリニータ 日産スタジアム

 スタジアムのある新横浜は新幹線の停車駅という割には不便だ。まず横浜駅から来た場合隣の東神奈川で乗り換えないといけないことが多い。そして新横浜に着いたら駅が工事中の為か外に出るのにグルグル回らなければいけない印象だった。さらに日産スタジアムまでの道程は長く通りにある飲食店でも眺めながら歩いてるうちはいいが橋を渡ると殺風景になりまだ着かないのかという気になる。そしてやっと着いたと思ったらチケット売り場は長蛇の列。そんなに客は入ってる印象がないのに何でここまで並んでしまうんだろうか。自由席だけ特設テントで販売とかできないのだろうか。本当に列の流れが遅くてイライラした。確か以前は新横浜の駅で自由席のチケットは売ってたのだが。そしてやっとの思いでチケットを買ったらこの無駄に広いスタジアムのせいでなかなか客席まで着けない。何だか客を呼ぶというより人を遠ざけてるような気分になってる。これはカフカの小説『城』に出てきたまさに城だ。たどり着こうにもたどり着けない、そうだこれからこのスタジアムを城と呼ぼうとそんな誰も理解しないことを考えるのは止めよう。

 ゲートをくぐるともう1点入った後だった。ぼくは大分のゴール裏に行ったのだがそんなチームに辛抱強く声援が送られてた。規模としてもサンフと同じくらい、コアサポがギッシリ固まってないのもサンフと似てる。こうやってお互いが固まるということができないのは中国地方より西の特徴なのだろうかと思ったが大分はサンフレッチェよりよっぽどホームで客を入れてる。我々から似ていると言われるのは不本意であろう。

 しかしこの試合で5失点もしてしまった大分。攻撃はするもシュートも打てない状況が続く。時々突破をしたりするが余裕で守備を固められる。あまりにも芽のない攻撃だ。それでもサポーターの声は変わらない。もはや勝利することはないのだろうが変わらない声援だ。その内コールリーダーが座ってる人に手拍子お願いしますと訴えるとそれに応えるように手拍子が鳴った。本当はみんな応援したいんだなと思ったが関東においてはそういう人達をどんどん取り込んでいこうという仕組みができてることについてはサンフレッチェならではで誇っていいことだろう。

 それはそうとここまで必死に応援してるにも関わらずこのスタジアムはどうも声が拡散するような印象がある。ピッチまで無駄に遠いスタンドといい糞スタの代名詞として使われるのも無理はない。それでも悲しいのが造った人は恐らく自分の作品について自信を持ってるような気がするということだ。そうでなければこんなスタジアム造る訳がない。これはまさしくどこの誰だか知らない役人や設計者によって造られた城だ。やっぱり城だって言ったって誰もそんなこと認知できないってさっき言ったばかりなのに。

2007年4月22日 (日)

Suicide Allay

2007/04/21 サンフレッチェ広島vsアルビレックス新潟 広島ビッグアーチ

 何と言っていいんだろうか。期待を持たせながら勝ちきれない。2点取れば2点取られる。0点で押さえ込めば1点も入れることができない。どう転んでも勝つことができない。そしてそんな勝てないチームに観客はどんどん離れていってる。ガッカリだ。本当にガッカリだ。一体何が悪いんだろう。

 浩司も柏木もウェズレイも良かったときている。選手がこういうプレーを続けてくれればとかチームがこの調子ならという希望を抱かせてくれたことはたくさんあった。それなのに結果はちっとも伴わない。この結果が出ない現状は病気である。いや、観てるこちらの方が病気になる。そうだ、病気だ、病気。そしてぼくは悪夢にうなされてる。

 柏木などあれだけマスコミが取り上げてくれたというのに結果を出すことができなかった。知名度を上げるチャンスを逃した訳だ。大体こういう期待した時というのは絶対といっていいくらいに活躍しないものだ。いや、試合ではいいパフォーマンスをしてたかもしれないがゴールを決めないと世間は騒いでくれないのである。それはフットボールの観戦においては間違った見方かもしれないが日本ではゴールを決める選手こそいい選手という風潮があるのでしょうがない。そもそもTVで映像になるのはゴールシーンだけだ。だったらゴールシーンがなかったら消えていたのと同様の意味になってしまう。

 本当に何が悪いんだろう。シュートは入らないし失点癖はあるし客はどんどん減ってるし負のスパイラルを延々と駆け下りてる。一体どこまで落ちてしまうんだろう。2006年シーズン、1勝もできずにまた降格かと気をもんでた時期よりも今は気持ちが沈んでる。誰かこの状況を打開してくれ。何とも他力本願だがぼくにはそうやって願うことくらいしかできないのだ。それが分かってるだけになおさら情けなくなるのであった。

2007年4月21日 (土)

情熱の紫の煙が上がった

2003.9.23       サンフレッチェ広島vsアルビレックス新潟 広島ビッグアーチ

 本当に紫に染まった。J2での35節ともなればもう第4クールでまさに正念場。しかもお互い昇格を争いをしてるチーム同士の対戦。この一戦にかける思いは尋常でないものがあった。ここで勝てたら昇格へ向け前進できる。負けるとキツイ、そういう認識だった。ただ驚いたのはこの日スタジアムに集まった観客だった。26,158人という見たこともない観客が入ってた。確かにステージ優勝をした1994年にはもっと入ったんだろうがぼくにはそんな記憶がない。その頃はサンフレッチェはおろかサッカー自体観てなかったからだ。これはそれ以来の快挙だった。

 スタジアムでは来場者に配ったという理由もあるが紫のマフラーが至る所でなびいていた。その光景は圧巻だった。これだけの人がサンフレッチェの応援に来てくれたと感動があった。確かに相手の新潟のホームは毎回4万人集めてて話にならないのだが不人気クラブとしてお荷物扱いだったサンフレッチェの試合にここまで人が集まったということに熱くなるものがあった。やはりサンフレッチェにはJ1に上がって欲しいという広島人の願いがあったのだ。

 試合は苦戦した。マルセロがこの日も役立たずぶりを発揮しイエロー2枚貰って退場してしまった。その為サンフはリカルドのあげた得点を守る為防戦一方だった。それはもはやかつてはJ1にいたというプライドもないような不細工なものだったかもしれない。でも守って守って守った。そしてそんなチームを鼓舞するようにベンチからスタンド向かってもっと応援してくれと煽る望月コーチの姿にスタンドが見事に応えた。そして終了のホイッスルが鳴った時一つの山場を終えたこととこれだけの観客の前で勝利を見せられたことに歓喜で沸いた。コアサポだとかサポーターグループだとかそんなことは関係なくスタジアムが沸きに沸いた。こんな応援風景が観たかった。

 この試合、実は3万人を目標にしてたのだが思ったより新潟サポーターが来なかったことと広島での集客も予想通り入らなかったことにより数字としては目標を達成できなかった。でもこれだけの雰囲気を持ったスタジアムはこの試合が最高だった。これを機にサンフレッチェももっと広島で愛されるクラブになるんだと思ってた。だが実際にJ1に復帰してからというものこの時のような観客数もこのような熱気もビッグアーチには訪れなかった。さらに年々観客動員が落ち込み2007年は1万人も満足に入らなくなってる。一体あの時スタジアムにいた人達はどこに行ったんだろう。

 この試合を思い出して欲しい。そして新潟には同じJ2で戦ったという因縁があるというのを思い出して欲しい。ビッグアーチを熱くしたい。試合を熱くしたい。あの時の熱気を再現したい。どうかこっちを向いてくれ。サンフは絶対に熱くなれるぞ。何だか女の子を口説いてるようだな。そしてぼくのこの熱心な口説きはいつも逃げられるという同じ結末で終わるのだった。いや、お願い、逃げないで・・・。

2007年4月20日 (金)

輝き放つ柏木陽介

 日本代表候補は千葉県内で明海大と練習試合を行ったが柏木がクローズアップされてた。2点に絡む活躍ということだが大学生相手にそれ程凄いことだとは思えない。そもそもそんなことは実際プロの舞台としてJリーグで見せているからだ。ここにきてようやく世間は柏木の凄さに気付いたかというとそういうことでもない。

 そもそもこんな大学生との練習試合なんて記事として特筆すべきものがない。そこで19歳の柏木がメンバーにいて結構いい動きをしている。話題づくりとしてはこれでいこうということなんだろう。だってサッカー専門番組でも柏木のことを単独で扱ったのはちょっと記憶にない。

 結局スターシステムというのはこうやって作られてくんだろう。考えてみれば1998年のフランスW杯出場が決まった時やたら中田英寿が取り上げられたが果たしてそれまでそこまで中田が注目されてただろうか。確かにサッカーファンの間では話題になってたかもしれないが中盤の選手だしよっぽど得点を重ねるとかしない限り試合を観てない人がその凄さを認識できることはないだろう。ほとんどの人はW杯出場が決まったと同時に大々的に取り上げたTVや雑誌で中田の存在に気付いたに違いない。そしてW杯本大会で試合を観たら確かにいい選手だった。それで昔から知ってたように中田を語る人が増えたということではなかろうか。

 まあある意味柏木が今の状況を利用するようになってくれればいい。今までのようにプレーしてもらってゴールでもしようものなら前から注目してたという人がわんさかと出てくるだろう。そして何でこんな選手がいるのに代表にいないんだ、とりわけあまり安定しないU22代表などにはすぐにでも選出して欲しいという世論が沸き起こるだろう。まあこんなことサンフサポならとっくに言ってたことなのだが。その為にも次節の新潟戦は活躍してもらいたい。

 でも考えてみればマスコミもサッカー界のスターを探してるのかもしれない。U20代表の梅崎と伊藤翔なんて期待してたもののグルノーブルに行って何の音沙汰もなくなったし平山相太は活躍してるとは言いがたいし中田英寿に代わる若くて才能のある選手が見当たらないのだろう。柏木はキャラクター的にも冴えるしマスコミが目をつけて当然だろう。が、この波に乗れるかどうかは運次第だろう。

 サッカーは実力もさることながら運の要素が本当に大きいと思う。柏木なんて今やサンフでは立派なチームの中心選手だ。でも注目されなかった。それでもA代表のキャンプに召集されたというだけで注目されたわけだがここで次の試合チーム自体がどうしようもない試合をするとやっぱり駄目だったという話になる。逆にチームが良く寿人とウェズレイが大爆発したとしても無理やり柏木はこんな活躍をしたと紹介される。本当にいい加減なものだ。でもぼくは最初から柏木には注目してたぞ。マスコミに流されたんじゃないぞ。そう言えるがためにももっとスタジアムに集まってくれよ。世間で騒がれる前に柏木を観てたってイカシてるじゃないか。広島出身の選手だしみんな観に行こうよ。

2007年4月19日 (木)

当然のように2次予選通過

2007418日 アジア男子サッカー2008 2次予選(北京オリンピック2次予選)
シリア・ダマスカス

 現地時間では15時のキックオフだった。日本では夜の9時からTVで観れるということでこれは日本のTV事情に合わせてたのが伺える。何せ広告看板ときたらキリンにソニーにファミリーマートにセゾンカードにJALにアディダス、全て日本の企業である。アディダスだって恐らくアディダス・ジャパンだろう。どちらにしても日本代表のスポンサーになってるメーカーである、日本を応援してるに決まってる。そのためこの舞台は全て日本が勝つように用意されてたと言っても過言じゃないだろう。ガランとしたスタジアムでとてもアウェイという雰囲気がしなかった。

 しかし時間の経過と共に徐々にスタジアムに人が入り始めてた。だが人が集まりだした時にはすでに日本が2点入れた後だった。恐らく遅れてスタジアムに入った観客は仕事を終えて駆けつけたんだろう。シリアの事情は知らないが15時に仕事が終わってるなんてどこの国にも通常では考えられないだろう。

 そして客が入ってきた後半になると日本は押し込まれるようになった。前半のような圧倒的な攻撃は影を潜め防戦一方。これには解説の前園真聖もピッチ解説の中西栄輔も苦言を呈していた。連携が悪いだのここをもっと大事にしないといけないだの選手同士で声を出してないだの。アマチュアの高校生ならまだしも若いとはいえプロの選手に要求するようなコメントだろうか。まるで自分らが出れば違うとでも言いたげだ。でも自分らも現役の時代には同じようなことを言われたのである。

 ぼくは実況にはもっと試合を盛り上げることを言ってもらいたい。そもそも誰がボールを持ってるのかさえ分からない。そういった時一人ひとり選手の名前を言ってくれるだけでどれだけ助かるか。どうも日本のサッカー中継は解説者が理論家ぶる傾向がある。ゴールを決めたらもっと熱くなっていいじゃないか。ピンチだったらもっと慌てたっていいじゃないか。どうしていつも冷静でいられるんだ。日本を応援しているんだろ、もっと試合を盛り上げたらどうなのだろうか。

 サッカーの場合スタジアムと中継では全く違った印象を受けることがある。圧倒的に攻められてたように見える時でも現地では単にボールを持たせてるだけにしか見えないことがある。シュートを打たれていても遠目から可能性のないシュートを打たせてたということもある。そういう映像とのギャップを埋めて欲しい。別に解説者がどんな理想を持ってようがどうでもいいことだ。

 でもぼくは別に危機感を持たなかった。確かに日本にはもう得点が入りそうになかったがシリアも大して強くないという印象だった。いくらシリアが攻めても点を入れることはできないだろうと安心していた。マレーシアと香港の方がまだ強いように見えた。だから予定調和的に日本が勝つのだと楽観していたがその通りになった。正直緊張感のない一戦だった。

 この試合、青山敏弘はどうだったんだろう。ぼくはA代表に呼ばれるのは青山だと思ってたが先に柏木が呼ばれてしまった。中継観てても個々のプレーはちっとも分からなかった。遠目からの映像じゃボール持っても誰だかわかりゃしない。もしかしたら実況の人も選手の名前なんて覚えてないのかもしれない。いや、充分考えられる。日本のサッカーのレベルは低いと揶揄する声もあるがこういったTV中継するメディアでさえレベルが低い。結構そうやって通ぶってる人にしたってレベルが高いかどうか怪しいのであるが少なくともぼくのような人間には言われたくないだろう。

2007年4月18日 (水)

柏木陽介の才能

 日本代表の練習風景がスポーツコーナーで流れる。こんな練習で映像になるようなものはどうでもいいようなものばかりだ。だけど今日だけは違った。それは代表最年少というふれこみで柏木が大々的にフューチャーされてたのである。初めての代表でも笑顔を絶やさないと紹介されインタビューも放送された。サンフレッチェの選手がここまで単独で公共の電波に乗ったのはあまり記憶にない。ここまで扱ってもらえるんならこのまま代表に定着してもらいたいものだ。サンフレッチェにはこんな選手もいるんだということをもっと広島の人にアピールしてもらいたい。

 しかし、マスコミが柏木をここまで扱ったのには訳がある。単に最年少というその若さ故である。多分この放送を編集してるスタッフは柏木のことなんて知らないだろう。実際はどうだか分からないがこの選手若いな、話題性にはいいなという感じで取り上げてるんだと思う。どうも日本では若いということに価値があるらしい。

 以前森本貴幸がヴェルディでデビューした時中学生のJリーガーとして大いに取り上げた。確かにその当時森本は将来を期待させる動きをしてて注目に値したと思う。だがその後他競技で森本に影響されたとみられ15歳くらいの選手を入団させて話題を取った。結局その15歳の選手はそれ以降話題に上ることもなかったが。あとはフィギアの浅田真央などは確かに実力はあるものの15歳という年齢がなかったらここまで騒がれてただろうか。福原愛は年少の時から実力があったがその頃の方が注目されてたような気がする。また、年少時代に騒がれてたという経緯がなければ20歳近くなった現在卓球という競技でここまで注目されてたか疑問である。以上のことからも日本では若いということについて特異な付加価値が付くようだ。

 ただそれでもサンフレッチェの選手が公共の電波に乗るチャンスなんて滅多にないのでそういうチャンスに自分の存在をアピールする柏木はパフォーマンスとしても冴えてる。柏木がもっと有名になって柏木で客を呼べるようになれば。

 でもそれはそれでいいことなんだろうが何だか客を呼ぶということをある特定の選手だけに頼るというのもどうなんだろう。

2007年4月17日 (火)

サンフユースから代表へ

 柏木が代表合宿に召集された。しかし特に驚かなかった。正直いつかは呼ばれるだろうとは思ってたからだ。だけどまずはU22代表だろうと踏んでたからいきなりのA代表召集という意味では少し意表をつかれた。

 ただし柏木の選出はもうちょっと待って欲しかったという気もする。できればサンフレッチェで3点以上取ってからでも良かったのではなかろうか。今の柏木に足りないことといえばゴールだ。その課題を克服することなしに代表に召集されるというのはどうも時期尚早な感じがする。

 とはいえこの柏木の代表合宿召集は刺激になるだろう。特に浩司などは。すでに駒野が代表の常連となりドイツW杯にも出場した現在ユースからずっと一緒だった森崎ツインズは刺激となってるはずだが同じユース出身でトップに上がって間もないと思ってた選手がA代表に呼ばれてしまった。ポジション的にも重なるのでこれは刺激となっただろう。なってもらわないと困るのだが。

 どうも森崎ツインズは淡々としているイメージがある。当然内には熱いものがあるんだろうがそれが伝わってこない。これは今までオーバートレーニング症候群やモヤモヤ病といったことで戦列から離れたことが精神的な弱さを感ぜずにはいられないのだ。ある意味青山や柏木は期待もしてなかったのに飛躍した。森崎ツインズは期待しつつも裏切られてきたイメージがある。それには運、不運もあるのだろうがどうしても第3者的にはそう映ってしまうのはしょうがないことだろう。

 だからぼくはメディアや自分で集めた情報で選手個々のキャラクターを自分のイメージで作ってしまう。時にそれは偶像崇拝のようにこちらが勝手に飛躍したものを想像してしまうことがあるがそれはしょうがないこと。ぼくらはいつも凄いものを待ち望んでるんだ。だからセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスなんて実際ミュージシャンとしてどうだったか分からないような人でもそのイメージだけでファンには物凄いカリスマとなっているのである。それもサッカー選手としてプレーをするなら避けて通れないものだしそうやって色んな人に想像されることこそ選手として認知された証拠であると思う。

 森崎ツインズについては主力になった時サンフレッチェは強豪になると思ってた。この2人は日本を代表する選手になると思ってた。だから今の位置にいるのはもどかしい気がする反面諦めの心境もある。でもその諦めの心境があること自体が悲しくなってくる。カズはどうしてチームの顔となるべくこのチームを引っ張っていこうという意気込みを感じられないのか。浩司は俺がチームを勝たせてやるという積極性を感じないのか。2人とも妙に小さくまとまってしまったように感じる。もしかしたらサッカーに詳しい人が観たらこれはチームをまとめる動きだとかバランスを取ってるという役割を充分果たしてるということかもしれないがぼくはサポーターである。そんな技術的なものじゃなくイメージが大切なのだ。この2人がいるから大丈夫、そう思わせて欲しいのだ。今では柏木や青山の方がよっぽど安心感があるというのはどういうことなんだろう。

 寿人がゴールの時のパフォーマンスは気を配ってるというコメントをしたことがあった。こういうちょっとしたことでもイメージは変わるものだ。見方を鼓舞する姿だとか大袈裟なジェスチャーとか。そして何よりゴールを決めたら派手にアピールしてもらいたい。いや、よく考えたら最近そのゴール自体ないんだった。

2007年4月16日 (月)

眩しい日差しの中で

2007/04/15 柏レイソルvs浦和レッズ 国立競技場

 春の安定しない天候が続く中、もう夏への序章を感じさせるような日差しが降り注いでた。キックオフ30分前にスタジアムに入ったぼくはホーム自由席でもう空いてる席を簡単に見つけることはできなかった。でもよくよく見ればところどころ空いてる。きっと逆ならそうはいかないだろう。アウェイの浦和ゴール裏の方が明らかに人口密度が濃かった。

 それでも柏にしてはよく客が集まった。完全にホームジャックされるんじゃないかと思われたがパッと見には赤と黄色は半々に見える。だがこれもスタジアムの中で黄色いビニールのビブスを配ってたというのもある。こういう時ぼくも付けるべきだったのだろうか。試合を盛り上げるためにそうあるべきだったのかもしれない。だけどぼくが黄色いビブスを着るというのはどうしても抵抗があった。だからぼくはビブスを配ってるボランティアスタッフの横を気付かないふりをして通り過ぎた。

 それよりも入場口でカードを配ってたので貰おうかと思ったら南だった。あのサンフサポに中指を立てたことのある南である。当然そんなものは貰わなかった。まあホームのサポーターはそんなこと知らないだろうから南は逆にヒーローだろう。2002年シーズン、南は自分のゴールにボールを投げ入れるというオウンゴールによりサンフに初勝利をもたらせてくれたのだ。確かにあの時はぼくも南が好きになりそうだったがやはり2002年の怨念は忘れることができないのだった。

 それにしても暑い。直射日光がきつい。トレーナーを着ていた身体が汗がまとわり付く。その上フリースまで着てきたぼくはいささか大袈裟な格好をしてきた気がしたがちょっと日差しが弱まっただけで急に温度が下がったような感じがした。やっぱりまだまだ春の気温というのは予測不可能だ。いつも出掛ける時どんな格好をしていいのやら判断に迷うのだった。

 そしてハーフタイム、トイレには長蛇の列。辛抱強く並んでたがトイレから出てきた時にはもう後半戦が始まってた。客が入った方が試合は盛り上がるが何かと不自由が多いのも事実。特に国立競技場は他の埼玉スタジアムやフクダ電子アリーナに比べてトイレの事情が悪い気がするのは気のせいだろうか。

 ピッチに眼を落とすと浦和の激しいプレスに柏はハーフウェイラインを超えるのも困難な状況だが後半になって持ち直してきた。結構ゴール前までボールを運んでシュートまで行ってたが枠に飛ぶようなシュートは打てない。首位決戦ということだが力の差は歴然としていた。ただ柏の選手は常に挑戦者という言葉を発してることから好調な中そんなに浮かれてもいないようだ。そしてそれはサポーターの中にもそういう雰囲気があった。だから02で負けたけどホームゴール裏はよくやったという雰囲気だった。柏は以前より応援する人増えたような気がする。有名選手はほとんどいないのにチームとサポーターが一体となってるような雰囲気がある。一度J2に落ちたことが良いほうに向かったようだ。それでいうとサンフレッチェも一度J2に落ちてるのだが。

 サンフには代表選手が2人いる。柏木も代表合宿に召集された。戸田のような元代表、年代別代表も多く抱えている。そしてミシャのサッカーも浸透してきてサッカーも面白くなってきた。それなのに客が減っている。一体柏と比べて何が劣ってるんだろう。

2007年4月15日 (日)

精神力を高めるために

2007/04/14 サンフレッチェ広島vsヴァンフォーレ甲府 広島ビッグアーチ

 カズの失点が酷い。どうしてここまで失点してしまうんだろうか。単純にやられたというよりどこか寄せが甘かったり集中力を切らした隙にやられてるような気がする。本職のディフェンダーじゃないといってもここまでずっとDFのポジションでやってるのにちっとも慣れないみたいだ。もっと激しく、もっと強くいって欲しい。どうもカズにはそういう鬼気迫るものを感じない。

 中盤の底をやってる時バックパスが多いと言われてた。カズにしてみればボールを失わずリスクを犯さないという気持ちがあったんだろうが観てる方としては物足りない。そこはリスクを犯しても攻めて欲しいしそういう際どいプレーが通った時ぼくらは興奮するのだ。失敗したら勿論ブーイングするが。でも攻める姿勢があった上で10回失敗があったとしても1回スーパーなプレーがあったらぼくらはそれが強い印象として記憶する。そしてあのプレーは良かったと試合が終わってからもずっと語り合うのだ。観客を楽しますというのはそういうことではないのだろうか。ただ、監督にしてみれば手堅いプレースタイルの方が使いやすいのかもしれない。この辺は正直分からないのだが。

 でもここまでカズのところで失点するのであれば各チームカズを狙ってくるだろう。カズのところで激しいプレーをすれば突破できると考えてしまうのではないだろうか。そうなった場合またカズによる失点が増えて余計にカズのDFとしての自信を失ってしまうのではないか、そういう心配をしてしまう。だからといって代わりがいるかといっていないのが苦しいチーム事情である。もうこれはカズにディフェンス能力を向上してもらうこと以外解決策はない。最後の数センチ、数ミリまで相手を追い込むような闘志を出してもらうしかないのだ。

 こういうのは性格なんだろうか。そしてまた精神的なものなんだろうか。じゃあその精神を鍛えるため山篭りでもさせればよい。ってそれじゃ小野が監督時代やったキャンプと同じじゃないか。結局小野のやったことはぼくのような素人レベルの発想でしかなかったということではないか。あの山篭りがちっとも役に立たなかったのは証明済みだし小野が能力がないのも証明されてしまった。うーん、結局最後は小野の悪口になってしまう。ある意味不満の捌け口としては格好の存在なのかもしれない。でもぼくも一体小野の悪口をあと何年言ってられるんだろう。

2007年4月14日 (土)

試練の時

2007/04/14 サンフレッチェ広島vsヴァンフォーレ甲府 広島ビッグアーチ

 茂原岳人。何でこの選手に2点も決められてしまうんだ。いや、茂原はいい選手だと認める。だけどサンフにいる時ちっともゴールが奪えなかった選手だったのに。茂原を評する時必ず言われたのは動きやポジショニングはいいがキックの制度がないということだ。いつの間にゴールマウスに入れてしまうキックの制度を手に入れたんだろう。

 それにしても、それにしても点が入らない。確かに2点入れてる。だがそれもいつもの如くウェズレイと寿人だ。他の選手はどうしてるんだろう。点を取る気がないのだろうか。シュートを決めなくてもFWじゃないんだから責任ないと考えてるんだろうか。FW2人しか点を取ってないという状況は異常すぎる。昨シーズンから言われてたことなのに。

 しかももっと異常なのがウェズレイと寿人の2人共得点ランキングで暫定で1位、2位にいる。そして駒野もアシストランキングの上位に位置している。それなのに勝てないってどういうことだ。毎回2点以上失点してりゃ勝てないのは当たり前だがどうしてこう失点が減らないのだろうか。DFは本当に毎試合反省してるんだろうか。本当に情けなくなってくる。

 しかしそれ以上に情けないのは7,181人しか客が入らなかったということだ。情けないというより悲しくなってくる。どうしてここまで人気ないんだろう。よく晴れた土曜日の午後、観戦するには最適な日だ。それなのに広島県民には全く関心がないみたいだ。試合に勝てなかった以上に悲しくなってしまった。

 不人気クラブ。本当にいつ潰れたっておかしくない。だけどぼくは見捨てない。ぼくはいつだってサンフレッチェと共にある。広島でもそう思ってるサポーターはいる。がんばろう。

2007年4月13日 (金)

若い才能の育成

2007/04/11 ナビスコカップ ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島 ホームスタジアム

 神戸には茂木がいた。何と平繁のPKは茂木が倒したらしい。そしてその後の神戸の猛攻も茂木が中心だったというのだ。いつの間にかDFにコンバートされてた。2006年のJ2での試合で茂木を観たがシュートは打つしチャンスは作るもののシュートが入らない。それでもいい動きをしていた。得点できそうでできない。サンフレッチェの時もスーパーなゴールといえば茂木だっただけに入ればスーパーなプレーというのが多かった。結局神戸では1点も入れることができず試合にも出ることがなくなったようである。

 茂木には期待してた。ぼくが初めて茂木を観たのはU17の世界大会で良いFWがいるなという印象を持った。この選手その内どこに行くんだろうなと思ったのだがまさかサンフレッチェに来るとは思わなかった。入団が決まった時には喜んだものだった。その内当時エースだった久保竜彦に代わりサンフのエースになるべき選手が入ってきた。そして日本をしょって立つストライカーになるはずだ、そんな期待を抱いたものである。それがサンフでの出場機会に恵まれず結局神戸に移籍となってしまった。残念だった。だが成功する成功しないは紙一重なんだろう。その紙一重の差で茂木は今のポジションに落ち着いてしまったのだ。

 しかし茂木についてはいまでも小野に怨念を感じる。2003年シーズン、J2ながらも茂木はチームに貢献してた。高橋、大木、茂木という3トップはチームに10連勝という結果をもたらした。それが12節の川崎戦でマルセロという突然入ってきた外国人の為に茂木はスタメンを外されてチームも負けてしまった。ここからチームは悪い流れができせっかく機能していたFW陣も連携が悪くなってしまった。チーム内の得点力が落ち苦戦することが多くなった。これもそれもマルセロという外国人が3流選手だったからだ。そしてその3流選手はどんなことがあっても90分使いきってしまう小野の監督としての見る目のなさだった。

 あの当時3トップは乗っていた。それに水を差してしまう小野は監督として最低だ。こういう例は茂木に限らず他にもその才能を開花できず広島を去った選手が多数いるだけに小野の若手の育成能力のなさは本物だったようだ。逆に才能を潰すのには類いまれな才能を持ってる。そんな人に3年半も監督をやらせたクラブもクラブだが。

 だから神戸に移籍した茂木はここで再生できると思ってた。だけど結局伸びなかったという印象だ。やっぱり一番乗ってる時期に蓋をされたのが大きかったらしい。勿体ない選手だったと思う。サッカー界ではよくあることなんだろうが本当に残念だ。

 茂木にペナルティエリアで倒された平繁、どうかミシャの下で順調に成長してもらいたいものだ。

2007年4月12日 (木)

家に篭る

2007/04/11 ナビスコカップ ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島 ホームスタジアム

 内容なんてちっとも分からない。それでも平繁のPKで勝ったということだけは分かった。メンバーも槙野、高柳、桑田、平繁といった使ってみたい選手が出ていた。そして途中から高萩、吉弘、田村といった見てみたかった選手も出てる。それで勝ったのだから価値があるのではなかろうか。

 ぼくはこの時FM放送のNACK5を聴いていた。埼玉の放送局ということもあり大宮アルディージャvs横浜Fマリノスの中継をやっていたのだ。この局はたまにJリーグ・ストーブライブと銘打って中継を放送するが普段のリーグ戦なら他会場の試合状況も頻繁に報道されるのだがやはりナビスコとなるとそこまで手の込んだことができないらしく他会場のことには一切触れられてなかった。それでぼくはインターネットに接続しクリックの嵐だった。1点入ったこと、槙野が退場したことが確認できたが後はそのまま時間が経過することを祈っていた。試合終了の文字が出た時安堵のため息が出たのだった。

 その後はまたインターネットでの書き込みを中心に試合の様子を探る。平繁のPK1度は失敗したもののGKの動き出しが早かったことでやり直しができたこと、最後は圧倒的に攻められてたこと、判定に不満な神戸サポーターからペットボトルが投げ込まれたことなどが分かった。よりによってこういった情報というのを誰が書いたか分からない書き込みに頼っているとは。一般のメディアが扱ってくれないのでしょうがないという反面、インターネットがあって良かったと思うのであった。時としてぼくはこのようにパソコンにしがみ付くことがあるがそれはそうしないとサンフレッチェの情報が得られないことからしょうがない。もっとサッカーの情報が普通に得られるようになればいいのだが。

 でもTVでも取り上げられるようになると今度はTVにしがみ付いてるのかもしれない。結局どうなってもやってることは変わらないのだろうか。だとしたらぼくも立派なオタクの部類に入ってしまうのだろう。

2007年4月11日 (水)

ナビスコカップのルールを考える

先発入れ替え問題で方針再確認 Jリーグ合同実行委

 Jリーグは10日、

大阪市

内で1部(J1)2部(J2)合同実行委員会を開き、柏が今月4日のナビスコ杯、大宮戦でリーグ戦から先発メンバーを全員入れ替えた問題について話し合い、「最強のチーム(ベストメンバー)による試合参加」の方針を再確認した。

 Jリーグ規約では、先発メンバーは直前のリーグ戦5試合のうち、1試合以上に先発した選手を6人以上含むと義務付けている。今回はリーグ戦4試合しか消化していなかったため、違反とはならなかったが、Jリーグの羽生英之事務局長は「持っている最大のものを見せるのはプロとして当たり前なので、ルールというよりも精神論の問題」と話した。

 4日のナビスコ杯では横浜FCや神戸なども大幅に先発メンバーを入れ替えた。

sanspo.com

 ナビスコカップについては最近サッカー専門誌などにもボチボチベストメンバー規定に対する見直しを指摘する論調が出てきた。そもそも現在の規定では消化試合になってもリーグ戦のメンバーを使わないといけないというようになってしまう。さらに怪我人等で本当に6人集められない場合だって考えられない訳ではない。それにそんな分かり難いルールはサッカーにそぐわない。そもそもサッカーとは単純なものではないのだろうか。

 それ以上にお客さんのことを考えたら決してこのベストメンバー規定がお客さんの要望を叶えているという気がしない。観る方としては普段出てない選手を観れる絶好の機会なのである。特に消化試合になったらそのクラブのサポーターだとしたら新戦力がどれだけのパフォーマンスをするのかというとこにしか楽しみを見出せない。お金を払ってる客に失礼という言い分ながら実はお客のニーズに合ってないとこをやっている。まあスポンサーに敬意を払う意味もあったのかもしれないが。

 これも色々なとこで言われてることであるがナビスコにはニューヒーロー賞というのがある。それなのにナビスコに若手選手が出るのに歯止めを掛ける状態になってる。チーム事情によってカップ戦を軽視せざるを得ないクラブにとってリーグ戦のメンバーをそのままカップ戦で望ませたら逆に気のないプレーをする可能性の方が大きくないだろうか。

 そういえばサンフレッチェではかつて小野がナビスコでまさにベストメンバーで臨んでいた。そして勝負を掛けては見事に負けていた。負けようが何しようがベストメンバーで臨む小野こそが最高のベストメンバー規定の体現者なのかもしれない。

2007年4月10日 (火)

スタジアムの雰囲気

2007/04/07 名古屋グランパスエイトvsサンフレッチェ広島 豊田スタジアム

 どうも現地で観戦した人とモニター観戦のぼくとではこの試合のイメージが違うようである。名古屋の方が圧倒的に攻めてたイメージがあるがあえてシュートを打たせていたような状況だったらしい。そしてアウェイ・ゴール裏の雰囲気が良くやってくれそうな気配が漂っていたらしい。それは試合前のアップの時から選手たちからそういうオーラが発散されてたみたいだ。

 確かにやる前から今日は勝てるのではと感じることがある。開幕戦の味の素スタジアムがそうだった。開幕ということもあるんだろうが何かいい雰囲気だった。人も集まっていたし屋根があるのも原因だったのだろうか。それともトルコキャンプでのレポートに今シーズンに懸ける期待を感じてたのだろうか。スコアは24と大勝とも言えないのに危ないという感覚がなかった。そういうのはスタジアムにいないと分からない感覚だ。

 ただ、応援についてはモニター越しにもいい雰囲気が醸し出されてるというのは感じられた。一体感があるというか。時々アウェイの試合ではこういうことが起きる。数では圧倒的に少ないのに妙にまとまってて存在感を発揮しているのである。これはある意味アウェイだからなのかもしれない。アウェイのゴール裏は得てして狭い。サンフレッチェの場合人気がないからという理由で他のクラブより縮小されるケースもある。それ故に必然的に皆が固まらなければいけなくなってしまう。そこから一体感が出るのだろう。

 でも残念なのはそういったアウェイでの良い雰囲気をホームで出してないということだ。例えば開幕戦の味スタに行った人ならもう一度サンフレッチェを観たいと思うだろう。試合内容が良かったというのもあるがスタンドを含めた一体感が選手と共に戦ったという感覚があるはずだ。だがビッグアーチはその無駄に広いキャパシティのせいで観客の一人一人がまばらになってしまう傾向がある。そしてもう一つ、応援する環境にもある。

 関東ではもう関東のサポーターはお互い顔見知りのような状態になっていてそういった顔見知りが一緒になって応援するという環境がある。それも規模が小さいから成り立つことだろう。だが広島では一部の人が中心になって応援をリードするという状態になっており、他はそれに追随するといった感じになってる。だから第三者的にはどうでもいいような主導権争いみたいなのが起こってるようだ。いや、実際には分からないが第三者的にはそう見えてしまうようなことがある。だからぼくはいつも関東の応援がそのまま広島にも受け継がれて欲しいと思うのだった。

 でも関東の試合も広島から来てる人はいる。だから関東のサポーターにできることはそういう良い雰囲気を続けることだ。そして広島から来たサポーターが関東は雰囲気が良かったと感じてもらうこと。そして広島でもああいう雰囲気にしたいと感じてもらうことではないだろうか。

 広島の人にしてみれば関東を持ち上げすぎと感じるかもしれないがサポーターグループやリーダーなんて関東にはいない。だから持ち上げたって誰が偉いということにもならない。そして何より関東の誰もがもっとホームで盛り上がって欲しいと願ってるということだ。だから関東からわざわざ広島まで遠征する人までいる。関東のサポーターは本当にビッグアーチが紫で溢れて皆が声援を送るようになってくれることを望みつつもそれについて自分が何もできないもどかしさを感じている。

2007年4月 9日 (月)

煙突の立ち並ぶスタジアムで

2007/04/08 ジェフユナイテッド千葉vs横浜FC フクダ電子アリーナ

 初めての試みで京葉線を使ってフクアリに行ってみた。そしたらこれが遅いこと遅いこと。いつまで経っても電車は来ないし乗り換えはあるしで不便この上ない。まあその沿線に住んでる人以外はとても使う気になれないというのはよく分かった。

 そんなことをやってたものだからスタジアムに着いた時にはすでに始まってた。そしてこれが予想に反して自由席はすでに席がなかった。たまたまぼくはコーナー自由席のチケットを購入してたのでアウェイ側に行くと座ることができた。ジェフというとくつろいで観戦できるイメージがあったが市原臨海競技場と同じように考えててはいけないようだ。公式発表で15,584人、かつては1万人入れば大入りという感があったがやっぱり地理的にもスタジアムの構造的にもグレードアップしただけに客が集まるようになったようである。

ただ、一つだけ変わらないものがある。それはスタジアムの外を見渡せば工場の煙突が見えるということだ。市原も蘇我も工業地帯であるという立地条件から当然のことなのだがジェフには工場のイメージを持ってしまう。そういえば姉ヶ崎の練習場も工場の立ち並ぶ所だった。

 夕方の試合ということでぼくは売店に行き食べ物を買おうとするがこれが結構並んでた。スタジアムの売店なんてそんなものだろうがこれがハーフタイムから20分も過ぎてのことだった。時間的に腹が減るというのもあるだろうがチェーン店の「中卯」があったりなかなか食べ物には魅力がある。ぼくはここで牛丼を買うのだった。ちゃんと店で売ってるものだけに内容的にも不満はなかった。

 そして試合だが40で一方的な結果となってしまった。横浜FCもそこまでやられたという印象はないだろうがやっぱり選手の質が違った。攻めても後一歩でゴールまで届かない。それでもサポーターは最後まで辛抱強くチャントを繰り返していた。選手も最後まで諦めずにがんばってた。その潔さはサンフも見習いたいものだ。負けるのが分かってしまうと途端に声が出なくなりチームもパフォーマンスに覇気がなくなる。この辺も広島の県民性なんだろう。何だかんだ言ってJリーグもチームによって個性が違うのである。ただ今はまだコップの中の違いという程度かもしれない。もっと地域色が出ればそれぞれの対立関係が生まれて面白くなってくる。といって横浜FCを見習うべきだと矛盾してることを言ってるのだがあの状況であれだけ熱心に声を出してるサポーターには熱いものを感じた。1点でもいいから取らせてやりたいという気になってしまったのだった。

2007年4月 8日 (日)

番狂わせの勝利

2007/04/07 名古屋グランパスエイトvsサンフレッチェ広島 豊田スタジアム

 まさか、まさかで勝ったのである。開幕4連勝中で首位の名古屋に大方の予想を裏切り勝ったのだった。ノルウェー代表のヨンセンが加わって以来なかなか手強いイメージの出てきた名古屋だったが実はサンフレッチェの場合大型FWというのは結構封じてしまう傾向がある。だから点を取られたのはヨンセンからではなかった。

 正直試合内容は名古屋の方が良かった。攻める名古屋にコーナーで逃げるサンフ。攻撃も長いパス1本で簡単に跳ね返されてしまう。セカンドボールもことごとく奪われいいとこがない。そしてついに失点。人数は揃ってるのにサンフは失点をした。先制弾を浴びた時逆サイドに誰もいなかったことで下田は明らかに選手たちを非難してた。確かにGKとしてはもうちょっとフィールドプレイヤーに守備で注意してもらいたい場面だったろう。

 だがその後駒野のクロスにかつて名古屋に在籍したウェズレイがヘディングを決めたのである。元チームメイトであるウェズレイに同点にされたことで煮え湯を飲まされた感じがしただろう。だがその後半にまた先制された時には名古屋も勝ちを確信したに違いない。何せCKが多過ぎる。ここまでCKを蹴らすと1本くらい入ってしまうものだ。しかもこの時は駒野が負傷でピッチ外で手当てを受け1人足りない状態。その1人いないのを突かれてしまった。

 もう勝つ可能性がないと思われた。ここで浩司に代わって平繁が登場したがこれが結構チームのペースを変えた。そしてCBの戸田がゴール真正面からヘディングしそれが寿人に当たってゴールに入った。ネットは揺らさなかったがゴールラインは超えていた。戸田様である。戸田様戸田様戸田サマーッ!記録は寿人のゴールとなったがあれは紛れもなく戸田のゴールだった。その後も戸田は同じような位置からシュートを放ってる。とても積極的だ。もっとMFの選手もペナルティ・エリアに侵入してこないものか。ちっともシュートを打ってる印象がない。

 そう思ってたら柏木がドリブルでペナルティ・エリアに突入する。そして藤田がたまらず横から足を引っ掛けてしまう。当然PKの判定だがこれで藤田はレッドカードを貰ってしまった。本人も納得したのか素直にピッチを去っていった。このPFをウェズレイが何事もなかったように決めて逆転してしまった。しかも相手は1人少ない。名古屋は明らかにゲームを壊してしまった。

 焦りからか名古屋は金正友も2枚目のイエローを受けて退場してしまう。チームの中心である藤田を失った上に2人少ない状況では名古屋に勝ち目はなかった。それでも終了間際にCKが続いたのはハラハラものだった。ロスタイムの3分を過ぎても試合は終わらない。審判もセットプレーの最中に笛を吹くわけにいかないのだろうがこれにはミシャも焦ってしきりにもう時間だというジェスチャーをしていた。そして終了のホイッスルが。歓喜の瞬間だった。だが相手が2人少ない状態だからもうちょっと得点のチャンスはあったはずだ。特に平繁はシュートが入らない。よくやったと言うべきなのだろうがゴールを決めたかった。ルーキーの平繁だがすでにそういう目で見てしまってる。それだけにもはや戦力となっているのだった。

 友達の家で中継を観たぼくだったがこの時言った。

 「やっぱりバスツアー参加すれば良かった」

2007年4月 7日 (土)

過去の対戦から

2002.10.13       名古屋グランパスエイトvsサンフレッチェ広島 瑞穂陸上競技場

 酷い負け方だった。カジ・ガジエフに替わって指揮を執った木村孝洋監督は完全に力量不足だった。そして選手の力のなさも感じた。完全などフリーでもミスをしてしまう浩司、セカンドボールが拾えない選手達、スローインさえも敵に奪われてしまう、ハッキリ言って戦術云々のレベルではない。この中で戦えるレベルにあるのは久保、藤本、下田くらいだろう。もう戦えるチームではなかった。

 その時、背の高いCBと足の速いウィングが欲しいと言ったガジエフは正しかったような気がした。成績不振で解任されたガジエフであったが結局ガジエフが悪かったのではなく選手が駄目だったのだ。期待の若手も期待ばっかりでちっとも活躍しなかった。

 スーパーセブンと呼ばれた若手の中でも特に期待された松下祐樹は守備の時アッサリとかわされていた。浩司のシュートは枠に入らない。カズ、駒野はアジア大会で遠征して不在だった為この2人が戻ると変わるという期待もあったが冷静に考えるとこの2人がいた試合でも連敗してたのだ。結局買いかぶりすぎたという感情が芽生えた。

 次節勝ってしれればいいんだがと思いつつ無理だろうという感覚があった。とても勝てるような試合をしてないだけに諦めの境地に入ってしまった。

この頃の名古屋はそれ程調子も良くない印象だった。勝てるとしたらここしかなかったのである。そしてこの試合でもセットプレーが何の脅威にもなってないことが悲しかった。セットプレーになってもちっとも恐くないので名古屋は簡単にボールを外に出したりファールをしてCKFKを与えたが全て可能性のないプレーで終わった。このセットプレーで得点できないという悩みはその後J2で戦う際にも完全なウィークポイントとして悩まされることになった。守る方としてはボールを外に出したりファールで止めるんだから楽である。

このシーズン、振り返ってみるとやはり落ちるべくして落ちたような気がする。逆に5年経った今はこの時とは状況が違う。ミシャの監督としての力量は信頼に足るものだし期待の若手である青山や柏木は本当に期待以上の働きをしている。駒野は代表に呼ばれるくらい成長したし森崎ツインズもチームの中心となった。何だか気持ちが軽くなってきた。リーグ戦4連勝中の名古屋だがやれるような気がしてきた。昔のことを思い出しただけで気持ちが変わる、何とも単純なことだが人間の思考なんてそんなものかもしれない。もしかして優れた監督はそういう作業に長けてるひとなのではなかろうか。

2007年4月 5日 (木)

ナビスコでの勝利

2007/04/04 ナビスコカップ サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸 広島ビッグアーチ

 勝った勝った勝った。とにかく勝った。ああ、良かった。もうこのまま勝てないかと思った。公式戦4連敗もしたからすっかり気持ちが後ろ向きになってしまった。いい試合はしてる。だけど結果が伴わないとどうしても悲観的になってしまうものだ。

 しかしスタジアムは本当に試合やるのかというくらいに閑散としてたらしい。2,783人、これでは広島スタジアムでやった方が良かったのではなかろうか。確かに平日の夜の開催でこんな不便な場所へ来れる人はそうはいないだろう。しかも天候が悪く冷たい雨が降ってた。4.8℃という気温は確実に観客をスタジアムから遠ざけた。何かこのところのサンフレッチェは天候に恵まれない。呪われてるんだろうか。

 ただ勝ったのはいいが佐藤寿人はまたしても得点できなかった。完全にブレーキがかかったような印象だ。今年こそは得点王、それは本人よりもサポーターの方が期待してたことである。正直タイトルでは期待できないものだからこんなことでもチームに賞が欲しい。何か一つでも誇れるものが欲しいのだ。

 誇れるもの、結局それがないから人気がないのだ。本当は優秀なユース組織を持って毎年何人かの選手をトップに上げてるという実績がある。駒野のように日本代表にまで上り詰めた選手がいる。だけどそれは実際にファンになってそのクラブに興味を持ってからじゃないと知ることができない情報だ。ユースが良いというのはクラブのアピールポイントとしてはちょっと弱い気がする。

 そこでやはりタイトルだ。優勝は無理でももう一歩で手が届きそうだったというとこまで来ればまだ注目されるだろう。そういう意味でもカップ戦は勝ち抜きたかった。もう終わってしまったかのような表現だが実際もう終わってしまってるのである。グループ1位が予選リーグ通過という制度の中、すでに2敗をして3点差で負けてしまったサンフレッチェにはチャンスがない。この辺にこのカップ戦の制度的な欠陥がある。といって改善の余地も無さそうなのが辛い。せめて以前のようにJ2のクラブもこの大会に参加してもらえないだろうか。そうしたら試合数が増えすぎて負担が大き過ぎるのだろうか。

 カップ戦なんだからリーグ戦とは何か違う要素が欲しい。そういえばJリーグにはベストメンバー規定というのがあって最近6試合のリーグ戦でスタメンになった選手を6人使わないといけないらしい。といってまだ今シーズン6試合行ってない現状ではこの規定は適用されないらしい。ということは新しいメンバーを試せる大会になってる。これこそがこの大会の醍醐味だ。でもこれも普段観てる人にしかその価値が伝わらない。やっぱり何かカップ戦としての特徴が欲しい。といってナビスコカップで毎年負けてるサンフレッチェにはあまり関係ないことなのかもしれないが。

2007年4月 4日 (水)

同じカテゴリーの対戦

2007/04/04 ナビスコカップ サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸 広島ビッグアーチ

 ヴィッセル神戸、どこかサンフレッチェと同じイメージがある。人気がない、弱い、金がない。同じカテゴリーにアビスパ福岡も入るだろう。これらは皆J2への降格も経験しJリーグにおいてもお荷物のような存在だ。勿論サンフのサポーターであるぼくはそんなこと思ってる訳ないが他のJリーグのサポーターはそう思ってるに違いない。だからぼくは関東でサンフレッチェ広島を応援してると言うと「何で?」という眼で見られるもののそれで敵対心を持たれたことはない。それはライバルとなるべき強さを持ってないものだから無害な存在と見られてるのだ。

 ぼくがよく聞かれるのはサンフレッチェってどんな選手がいるのかということだ。今でいえば佐藤寿人と駒野しか知らないと言われるが確かに有名選手がいない。ただよく考えるとJリーグを見ている人ならウェズレイを知らない訳はないだろう。2002W杯メンバーの戸田和幸だって知らない訳がない。アテネ世代の森崎ツインズも説明すれば思い出してもらえる。盛田剛平も一般人は知らないだろうが3チームを渡り歩いて結構試合にも出てたので無名選手という訳でもない。柏木洋介、青山敏弘も年代別代表で活躍してるしそこまで無名選手しかいないチームでもない。それなのにどんな選手がいるかまるで知られてない。クラブそのものが注目されてない証拠であるがそれは神戸も同じような状況だろう。

 神戸は大久保嘉人、三浦淳宏くらいしか名前が出てこないだろう。ただこの2人の名前が出てくるだけでも大分良くなったと言える。過去には一人も名前が出てこないという状態だった。そしてそれはサンフレッチェも同じで戦術も弱小チームがやるカウンター攻撃に頼ってた。だからたまに強豪クラブに勝つことのあったサンフレッチェであったが神戸には負けてしまうという時期があった。おそらく当時の両チームの対戦はつまらないものだっただろう。それだけに神戸にはどこかシンパシーを感じてしまうのだった。

 ただ神戸は2002W杯の時サッカー専用スタジアムができた。サンフレッチェにも欲しいという要望は出ているが実現はしそうにない。ただ、現時点では同じ観客動員に苦しむ神戸はいい手本になりそうだ。良いスタジアムができれば客が増えるという相乗効果が期待できそうだったが必ずしもそうはならないという見本である。サッカー専用スタジアムができたからといって人気が出たという印象がない。イルハンを獲ったりして一時的に客を呼び寄せることはできたものの根付いた人気とはなってない。ビッグアーチは酷いスタジアムだがだからといってスタジアムが良ければ客が入るという発想も安直なのかもしれない。

 正直なとこ神戸には勝たないとなという思いがある。しかし神戸も広島には勝たないとなと思ってるだろう。ある意味両者絶対に負けたくない相手になってる。試合を盛り上げるのにこういう盛り上げ方もあるのではなかろうか。

2007年4月 1日 (日)

Sanfrecce is not Dead

2007/03/31 サンフレッチェ広島vs横浜Fマリノス 広島ビッグアーチ

 強かったのではなかったのか。開幕の大勝は夢だったのか。空しい、あまりにも空しい。どうしてここまで上手くいかないのだ。観客も1万人入らなかった。あらゆる意味でチームが下り坂のような気がする。毎週毎週楽しみにしている試合結果だが段々と苦痛になってきた。結果だけ見れば小野がいる時と変わらないじゃないか。

 何といっても失点が多い。2試合続けて3失点。これはもうチームとして問題がある。得点もウェズレイが決めたものの寿人は完全にブレーキがかかってしまった。元々2トップに得点が偏ってると言われてたがそれどころかウェズレイしか得点できなくなってしまった。ここで2002年の悪夢が蘇るのだった。開幕戦を51で札幌に大勝してうかれていたらその後勝ち点を重ねられず気付いたら降格争いをしてた。そして最後にはJ2へと落ちてしまった。そういう過去があるからクラブもJ2には落としたくないという意気込みでやってた面があるもののミシャが来て調子が良くなったものだからその精神を忘れてしまったのではなかろうか。考えてみればサンフは何のタイトルも取ったことがない弱小クラブだ。それが今年は強いという驕りがあったのかもしれない。それはぼくらが変わらなければチームも変わらないのではなかろうか。

 また一からやり直し。人気もない、実力もない、華もないクラブ。ぼくの応援してるクラブはそういうクラブなのだ。悲観的だがまた元に戻ったと考えればいい。関東だって2002年には10人くらいしかゴール裏に人がいなかった。それに比べればよっぽどマシな状況。サンフはまだまだ死んでない。ぼくらが蘇らせよう。大袈裟だがサンフレッチェを救うのはぼくたちだという意識でやってきた。これからもがんばろう。

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