夢想家かもしれんが
宮崎キャンプを終えもう開幕を待つだけとなってしまった。正直トルコキャンプが終わってからというものもう練習試合の結果にもそれ程興味は沸いてなかった。海外のチームとの対戦になるとどうしてこうも特別な感情になるのだろう。これはやはり日本人特有の島国根性なのだろうか。やぱりJリーグも国内だけで完結している現状を多少変えていく必要はあるだろう。まあここ近年はヨーロッパのクラブが集金ツアーにやってくるようになって試合をする機会がない訳ではないのだが。
といっても日本の場合やはり地理的に不利だ。どこに行くにしても遠い。近郊のアジア諸国となるとレベルがずいぶんと下がってしまう。だとすればどうすればいいのだろうか。これにおいてはアジアのレベルを上げてやるというのも一つの策ではないだろうかという気もする。かつて日本は伊藤博文を先頭に近郊のアジア地域の発展に相当に貢献していった。この辺は歴史認識で誤解をしてる人も多いがこれはどうも日本を悪者にすることによって利益を得ている人がいるみたいだ。それはアジア地域だけでなく日本国内にもそういう人がいる。だから日本が先頭に立ってアジアのサッカーを発展させるというのは容易にはできない面もあるがこれはやっていただきたい。台湾、タイ、シンガポール、インドといった国のサッカーが発展するとそういった国とのカップ戦を組むというのも面白そうだ。現行のアジアCLなんてあまりにも地域が広大過ぎて話にならないとこがある。地域的に一番端に位置する日本は一番不利な条件だし。前述の国の国内リーグが盛り上がってくれると楽しくなりそうなんだが。
でも日本にはサッカーはまだヨーロッパにまだ教わることがたくさんあるといった風潮がある。確かに世界中の一流選手が集まるヨーロッパは最高峰だろう。だけどサッカーってそれだけだろうか。地域性、国民性で変わるのもサッカーの魅力ではなかろうか。そうでなければW杯なんて意味がない。ただ単に実力のある国だけ集めればいいというだけならユーロやコパ・アメリカを観ればいい。そうではなく世界中の国が参加するということにこの大会の面白みがあるのだろう。それであれば台湾やインドがしっかりとアイデンティティを持った独自のサッカーをやるようになればそういう国のチームと対戦するのは面白いはずだ。ちゃんとお客さんが入ったスタジアムなら選手もアウェイの戦いにモチベーションを上げるだろう。といってお客さんについては日本の方が心配なんだが。
そうだな、そんな途方もないこと考えるよりまずは日本のことを考えないといけないんだな。といって伊藤博文は国内の富国強兵をして近郊アジアの経済発展に貢献したんだよな。どうもサッカーに関する限り日本は後手後手に回ってるような気がしたので。ヨーロッパに学ぶのはいいがヨーロッパを打ち負かすというくらいの意気込みが欲しいと思うのはぼくだけだろうか。
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