女性の役割
関東決起集会なるものが企画されてる。各自実行委員とされる人達はそれに向け会場の店と連絡をしてイベントの進行や催しを色々と思案している。ぼくも案を出してもいい立場だがここはノータッチで成り行きをお任せしている。正直あまりにも手際よく進んでるようなのでぼくの出る幕はないといった感じなのだ。だからぼくは一人のお客さんとしての立場を貫くつもりだ。
でもこの企画を先頭に立って進めてる人は女性である。結構バイタリティのある人だ。ある意味関東の広島サポがここまで集まるようになったのもこの人の功績が大きい。やはり集団において女性がいるというのは雰囲気を明るくするのに極めて重要だ。
そういえば最近柳沢厚生労働大臣が「女性は子供を産む機械」と発言したことによって大バッシングをされている。まあ表現の仕方は良かったとは思えないがこの発言で傷ついたという女性もぼくはどうかと思う。大体普段大臣の発言なんて気にも留めないのにそういうマスコミが騒いだ時だけこんな酷い発言をしてとヒステリーを起こすのはどういうことだろう。中には女性の代表として断固大臣の辞任を訴えるという議員もいるがそういうのが女性の代表と自ら名乗るというのに首を傾げてしまう。あれには夜中の討論番組で「あなたは女性をバカにしてる!」と叫ぶオバサンと似たものを感じる。女性ってそういうものじゃないでしょと思うのだ。女性って一人いるだけで雰囲気が明るくなる。それだけでもいる価値があるのだ。だから肩肘張ってる女性の中にはずいぶん損をしてるなという人がいると思うのだがどうだろうか。
Jリーグのサポーターの中には女性も多い。その分応援の時イングランドのように図太い地響きのようなチャントにならない。レッズのような特殊なクラブもあるが大抵のJリーグの応援は声が軽い。それは声援の中で女性や子供も入ってるからである。これは逆にいえばヨーロッパにはない日本だけの文化であるといえる。これこそが世界に誇れるJリーグの特徴ではないだろうか。
中には本場のヨーロッパではこうだとしきりにヨーロッパを基準に語る人がいる。でもこの辺はヨーロッパはヨーロッパ、日本は日本でいいんじゃないだろうか。少なくともぼくは今の子供も女性も応援の輪に加われる、そういう環境のJリーグを楽しんでる。そういう環境がある限りフーリガンの問題も起きないだろう。暴力事件を起こす可能性のあるのは男だろう。それが女性や子供のいる前でそんな暴力事件を起こすだろうか。ぼくは却って規制を緩めた方がいいと思う。そして女性や子供をもっとスタジアムに呼ぶことの方が抑止力になると思う。ついでに言うと警備員もオジサンではなくおばちゃんにした方がいい。女の人にそう威圧的なことを言う人もいない。例えば町場の工事現場の前に女のガードマンが立ってるのを想像してみると良い。例え自分の通行の邪魔だと思っても女のガードマンだったら逆にこっちの方が気を使ってしまうということがないだろうか。女性というのはそういうものなのである。
サンフレッチェのサポーターももうちょっと女の人が増えて欲しい。やっぱり女の人のいるところに人は集まる傾向がある。その為にも先ほどの女性にはこの先もがんばって欲しい。こんな他人任せなことばかり言って自分は何もやらないのかと言われそうだがまあある程度当たってる。だってぼくが女の子に声を掛けるとササササ、ササーと逃げられるの眼に見えてるから。その為にぼくは何度涙を流したことか。いや、女性は雰囲気を明るくさせると言っておきながらぼくの記憶には辛い思いしかないのだった。
コメント