リーグ戦終了
2006/12/02 清水エスパルスvsサンフレッチェ広島 日本平スタジアム
優勝争いでもない、降格争いでもない、まさに何の注目度もない試合だった。が、ぼくらにはこの試合に意味があった。勝つことを欲した。目の前の試合は全部勝ちたい。サポーターというのはそういうものだ。強豪チームでもないのに全ての試合に勝利する、そんなのが不可能なことだとはぼくらも分かってる。だけどここのところのチームの調子良さはそういう思考に拍車をかけ、しかもそれが実現可能だという心情を生み出してしまった。それが3-0というボロ負けの結果を生んだのだろうか。
この日関東からは2台のバスが出た。中型とはいえ満員だったため50人にはなっただろう。ぼくはそのバスに乗れなかった。仕事があって行けなかったのだが今年は関東の試合ほとんど行けたことを考えればこれくらいはしょうがないかと思う。ただ家に帰ってネットで試合結果をクリックした時はさすがにへこんだ。
この試合に対する期待というのは2つあった。7位でリーグ戦を終わるということ、そして天皇杯に向けたバックアップの充実ということだ。結局その2つ共実現はしなかった。その要因としてはやはり戸田の退場が大きいだろう。
こう考えると戸田は日本平で2回も試合を左右したことになる。2004年はエスパルスとして退場し2005年はサンフレッチェとして退場した。そしてそのどちらもがサンフレッチェに大敗という結果をもたらした。何とも皮肉なものだ。
でもまあいい。とりあえずは今年は10位という成績で終われた。開幕からまるで勝てず最下位に留まってたことを考えるとよくやったよと言いたい。結局今年も日本平で勝てなかったわけだがそれにしたって日本平を苦手とするクラブはサンフレッチェだけではない。そして今年もレッズには負けてしまったがそのレッズは優勝してしまった。だからジンクスや相性もあるだろうがそれ程悲観することもないような気もする。ふがいないかもしれないがぼくは10位という成績で幸せな気分になってる。それが弱小クラブのメンタリティーなのだろうか。
今年も色んなことがあった。サンフレッチェを応援してる限り暇になることがない。改めてサンフレッチェとそれに関わる人に感謝したい。一緒に応援した仲間にも感謝したい。関東に住んでおきながら広島のチームを応援するというどこか的外れなことをやってるのだがそのために知り合った人がたくさんいる。そういう時やっぱりサンフレッチェを応援してて良かったと思うのだった。
もう今年は全て終わったような書き方だがまだ天皇杯がある。ぼくは今年は可能性があると思ってる。決勝の国立のチケットも買おうかと思ってる。クラブ史上初のタイトルはこの天皇杯こそ狙い目である。ここまで煽っといてアッサリ負けてしまったらどうしよう。そんな時はこの野郎、期待させやがってと言わないように。といってこんなぼくの予想なんて誰も覚えてないか。
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