判定の基準
2006/12/09 天皇杯5回戦 サンフレッチェ広島vsガンバ大阪 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
もう駄目と思いきやロスタイムで浩司が同点ゴールを決めた。非常に価値のあるゴールで非常に勇気を与えてくれる1点だった。だがこの試合がカップ戦という大会であることが非情な結果に終わらせてしまった。延長戦で2点入れられ2-4で負けてしまった。よくやったといえる。でも残念だ。浩司のゴールがあったからこそ尚更悔しかった。
ぼくは正月は国立でサンフを観るつもりでいた。本気で優勝を狙えると思ってた。この試合だって戸田の出場停止、青山と前田のU20のカタール遠征、ウェズレイの帰国、ダバツの負傷という厳しいメンバー事情があったにも関わらずガンバに2-2というスコアに持ち込んだ。本当に可能性を持った素晴らしいチームになったと思う。このチームの試合が今年はこれでもう終わりというのがもどかしかった。もうちょっと観たかった。そして初めてのタイトル、天皇杯を取りたかった。とにかく今年はこれで終わった。
でもこの試合で初めてミーシャが審判への不審を語った。浩司も明らかな誤審をコメントしている。マグノ・アウベスを倒したとされるPKは明らかな誤審だった。こういう判定がサンフレッチェに多いのは何でだろうか。特にガンバとの試合にはそういう不利な判定が多いような気がする。これは審判がサンフレッチェは弱いチームという肯定観念があるせいではないだろうか。得点王のマグノ・アウベスにリ・ハンジェが詰める、ファールでしか止められないだろうという咄嗟の判断が働いたのだろう。これがレッズのトゥーリオだったらこんな判定は貰わなかったはずだ。大体サポーターの多いチームだったら観ている人間も多い訳で審判だってそれなりの緊張感を持って試合に臨むだろうがサンフレッチェのようにサポーターの少ないチームは軽くみられるんだろう。だからガンバとの試合という時点で勝負があったのかもしれない。
しかしこういう判定が多いからこそ日本ではゴール前で倒れる選手が後を絶たない。観てる方にしてもそこはもっと踏ん張れよと言いたくなるような場面でアッサリと倒れる。結果シュミレーションの判定が多くなる。サンフレッチェにはシュミレーションをするようなタイプの選手がいないにも関わらずシュミレーションを取られることがある。まさにこのシュミレーションの判定に関しては何の恩恵も受けてないのだ。
シーズンを通じれば有利な判定も不利な判定もあるだろう。だけど不利な判定しか頭に残ってないのは単に印象の問題だろうか。それとも実際に判定の優劣があるのだろうか。正直判断に迷う。
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