You can’t always get What You want
2006.9.18 サンフレッチェ広島ユースvs東福岡高校 秋津サッカー場
「今年のユースは弱いですよ」
「エッ、ユースの試合あったんだ」
「習志野でね。それ終わってこっち来たんですよ。見たことある顔も何人かいましたよ」
そんな試合があったとは。ぼくは全く知らなかった。習志野だったらうちからもそう遠くない。行けたに違いないがそれ程ガッカリもしていない。正直ユースをそこまで追うのもなという気もする。
そもそもサンフレッチェは他のチームに比べてユースの注目度は高い。それは毎年ユースからの昇格選手がいることからも優秀な選手が多いからだ。そして実際ユースの中では際立った強さがある。確かにぼくも2004年の高円宮杯の決勝など前田俊介の活躍で圧倒的な強さを見せ付けられた。優勝という栄誉も勝ち取った。だけどそれはユースの話だ。本当はトップにもっとがんばってもらわいといけない。それが強いからと紫熊倶楽部などがユースの記事を載せたりするのはどうも違和感があった。何だかトップのチームが弱いからユースを記事にしてお茶を濁してるという気がしてたまらなかった。
それにしてもサンフレッチェにとっては貴重な選手の仕入れどころ。良い選手はいないかと思ったが目立った選手はいなかったということだった。それどころか元気がなくとても今年の選手からは昇格が望めないということだった。現在トップでもスタメンとして定着した感のある柏木などはやはりユースの頃から大きな声を出して周りを動かしてたらしい。
とはいえユース上がりの選手で重要な選手であるのは森崎ツインズ、駒野の後は今年入団した柏木まで空白がある。その間ユースとしては素晴らしい成績を挙げてたが肝心のトップの戦力になるという面で物足りなかった。だから今回のユースが駄目だということでもそれ程重要なことではないと思ってる。
毎年毎年期待の新人選手が入ってくるもののことごとく期待で終わってしまってる。まあ監督が悪かったからしょうがないのだろうが今はペトロビッチだから大丈夫か。でもこういう時に限ってユースにいい選手がいないときてる。駄目な監督の時に良い素材を持った選手が入り、良い監督がいる時にユースに良い選手がいない。何か不憫だな。世の中どうしてこうもうまくいかないものか。
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