誰にでも長所はある
2006.8.27 京都パープルサンガvs横浜Fマリノス 西京極競技場
一日遅れで行われた試合結果が気になってしょうがなかった。結果は0-4でまさにぼくが望んでた結果になりホッと胸を撫で下ろす。これでサンフは16位京都と勝ち点で4ポイント差となり改めて前の日に鹿島との試合で勝ったことに大きさを感じた。サンフは不思議に鹿島スタジアムに相性がいい。そして京都は監督が代わったばかりのマリノスとの対戦というのが不運だった。正に巡り合わせの問題だった。
しかもこの試合久保が得点を決めてた。久々の得点だ。能力的には申し分ないが怪我の多い選手だ。サンフにとって久保が移籍したのは結果として良かったのだろう。今のエースの寿人は久保より得点を重ねている。久保がいなくなった時は哀しかったが今や久保に思いを寄せることもなくなった。それでいて得点してればしっかりとその存在を気にかけてる、とても奇妙な関係だ。
その久保だがサンフがJ2に落ち移籍する際に小野監督は個に頼らないチームを造ると言った。どこからでも点の取れるチームにするとも言った。でも結局は強烈な個がいないことでどこからも点が取れないチームになってしまった。そして小野は毎年シーズン前には戦力を補う補強をクラブに応えてもらうのだった。結局久保を一番欲してたのは小野だったのかもしれない。
そういえば小野は鹿島戦に来てたらしい。一体あの試合を観てどう思っただろう。まるで試合に使う気配のなかった青山や柏木といった選手が大活躍した。小野の在任中そんなことがあっただろうか。そしてマリノスは岡田監督が退任する時記者会見を開いてる。コソコソッといなくなった小野とは大違いだ。不名誉な辞任とはいえそれが普通だと思う。
こんないなくなった監督のことをグダグダ言ってもしょうがない。今度はペトロビッチのことを書こうか。でもペトロビッチって悪口を書く要素がないんだよな。書き手としては小野の方がネタ満載でありがたいかもしれない。いや、小野って何もいいとこないと思っていたがそんな長所があったんだ。
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