ドイツ敗北
2006.7.5 W杯準決勝 ドイツvsイタリア ドリトムント・ワールドカップスタジアム
散々ドイツ人のこと嫌いだと言いつつドイツの試合は全部HDDに録画している。それなのにテロップに余計な文字が。
北朝鮮日本海にミサイル発射。
本当に余計なことをしてくれた。せっかく保存版にしようと思ってたのに。だがここで自分がドイツ勝ち進むことを期待してるのに気付くのだった。散々嫌ってたドイツ人であるが大会前誰も監督をやろうとしなかった経緯から伺えるように決して戦力は整ってなかった。それが若いポドルスキみたいな選手が活躍して中盤の選手がミドルシュートを決めるというのは何とも力強くて逞しく観えた。単なる強い者を応援してるだけのようだがやっぱりそこは1ヶ月も過ごした国だからそれなりに思い入れができてしまってたみたいだ。
しかし、試合は延長戦のロスタイムに2失点という形でイタリアに勝利を譲ってしまった。誰もがPK戦と思ってただろうがまさに悪夢のロスタイムだった。これを思えば日本が6分で3失点したのもしょうがないことのように思える。まあ次元の違う話なのは十分承知だが。
そして衝撃的だったのが2点目がデルピエロということだ。彼はぼくがもっとも好きなプレイヤーの一人。そんな選手に引導を渡された。彼のゴールは嬉しいようでもあり絶望を与えるものであった。ただそうはいってもやはり日本の試合ではないだけにそれでデルピエロが嫌いになることはない。どうせあれを入れないでもイタリアの勝ちは変わらなかっただろう。だったらこの重要な試合で結果を出してくれた方がいいような気もしてきた。
ぼくはその後仕事に出掛けたが、後で分かったのだが北朝鮮は7発もミサイルを撃ち込んだみたいだ。これはもう非常事態なはずなのに日本の社会は何事もなかったように進んでる。2002年のW杯の時も通常に業務は行われた。時々ぼくは日本のどこかの都市に原爆が落とされても関係ない都市は通常の業務を続けるのではという気がする。だからこそ日本は安定した社会なんだろうが何と言っていいことやら。せめてドイツのように日曜はスーパーもデパートも閉まってみんなで休むような社会にならないだろうか。あ、そうしたらコンビニも24時間スーパーもなくなるということではないか。それは困る。
やっぱりぼくも日本のせっかちに働かざるをえない社会の一員になってるようだ。
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