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2006年6月 1日 (木)

日本代表駒野

2006.5.31 ドイツvs日本  レヴァークーゼン

 W杯直前の親善試合であるが本番前の重要な試合であることに違いがない。だからぼくは単純にドイツとの試合を楽しむつもりだった。それが思いもよらず加持が負傷したことで駒野がピッチに立ったのである。ここからぼくは特別な思いで試合を観ることになった。

 正直なとこ駒野の出場には嬉しさ半分、不安半分といったとこだった。勿論ぼくは駒野の素晴らしいプレーはいつも観てる。だけどそれはサンフレッチェの中で際立ってるというだけなのじゃないかという不安を持っていた。時にサッカーとは思えないようなつまらない展開を見せるサンフレッチェ。駒野だけがいいという試合を何度も観た。そしてそんな中でも寿人は点を取る。今年のサンフはそんなチームだ。

 だけど試合に出た駒野は実に堂々としていた。普段やってることをそのままやってるという感じで安定感があり積極的な上がりも見せていた。これは代表に呼ばれるようになってから加持からの刺激も受けたのだろう。とても代わりの選手という感じではなくあくまでも代表の一選手という動きをしてた。こんな選手が我がチームにいたなんて。改めて駒野は凄いと思った。

 この時ぼくはまるで自分がピッチに立ったかのような感覚に囚われていた。そもそも駒野は本大会は元より代表においてまるで名前を聞かない存在だった。だからこうして本番直前の試合に出るということがとてつもないことだったのだ。そんなぼくの興奮とは別に本人は実に冷静にプレーしていた。

 そして最も興奮したのは日本の2点目だ。クロスと見せかけグラウンダーのボールを高原にパス。それを高原がDFをかわしシュート。夕方のニュースでも解説員があれは20%は駒野の得点とコメントしてた。地上波の放送で駒野の名前が出るなんて夢のようだ。

 試合は2-2で終わった。惜しい試合であったが楽しめたのは事実。本大会も楽しい大会になりそうだ。勿論駒野がこのままスタメンで出てくれるのが一番いいがそれは加持の怪我を祈るようで気が進まない。ただ、思ったよりも日本も強くて安心した。成績はどうなるか分からないが楽しいW杯になりそうだ。

 一方で田中誠が太腿痛で帰国、茂庭が召集された。その瞬間まだ寿人にも可能性があると思ってる自分がいるのであった。

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