哀愁のカサブランカ
わずか8試合で監督交代 対照的な新監督の役割
C大阪の小林監督、広島の小野監督は昨季、ともにチームを上位に押し上げ、今季は一層の期待をかけられていた。だが2人とも、リーグ戦わずか8試合を終えた時点で退団となった。
広島はFWウェズレイ、元日本代表のMF戸田と実績ある選手を獲得し、戦術も一新した。ところがキャンプでの詰めが甘く、開幕の鹿島戦でいきなり4失点。その後も堅かった守備が通用せず、選手は自信を喪失した。故障者も続出し、悪循環に陥った。
C大阪の小林監督は開幕前に「選手の自信が過信につながらないか」と心配していた。悪い予感が的中してしまったのか、初戦から4連敗と泥沼にはまった。昨季と代わり映えしない戦術は他チームに研究され、打開できなかった。」
両チームが新指揮官に与えた役割は対照的だ。広島の望月監督は公式戦がワールドカップ(W杯)で一時中断するまでの中継ぎ役。一方、C大阪の塚田監督は、天皇杯もにらんだ来年1月末までの契約だ。低迷脱出へ、成功するのはどちらの策か。
(了)
[ 共同通信社 2006年4月18日 20:14 ]
お、小野が辞めた。うっふっふ。うっしっし。うふふふふ、うしししし・・・どわっはっはっは!いや~、やっと辞めてくれたよ。ここまで来て辞めないとは一体どういう神経しとるんだと思っていたのだが。でもまあ正直兆候はあったんだよな。磐田戦の試合中、ベンチの支柱に寄りかかって身動き一つしない様子。もうこれが最後の試合かなという雰囲気を漂わせていた。そりゃあれだけ成績が悪くサポーターからの信頼をなくしていればしょうがないだろ。
だがこうなる前にクラブから解任できなかったろうか。できなかったというのはやはりクラブに解任できない何らかの事情があったのだろう。まあ後任がGKコーチの望月というんじゃろくすっぽ監督探してなかったと見える。案外そんなお粗末な理由だけかもしれない。そんなものだからこの後チームが良くなるという楽観的な見方がちっともできない。
しかしこの交代劇をみても2002年と似てる。ガジエフの後任としてコーチの木村を監督に据えたのだが結局J2に降格してしまった。つくづく今シーズン小野の契約を延長したことが悔やまれる。
思えば2003年シーズン、J2で1年で昇格したがその内容はお粗末だった。あのシーズンは圧倒的にサンフレッチェの戦力が抜けてたにも関らず最後には運で昇格したようなものだ。そして期待の若手は試合に出さずフェードアウトしていった。今の不調は結局あの当時からちっとも若手の育成をしなかったツケが回ってきたということだろう。
小野猛。もうJリーグの監督として声が掛かることはないだろう。だけどここまで辞めて欲しいと思っていながらいざいなくなると寂しさを憶えるのも事実だ。何かいつもうざいと思ってた意地悪じいさんが突然死んでしまったような感覚だ。
ここまでクソミソ言ってたのにぼくはじいさんを恋しく思うだろう。どこか胸にポッカリ穴が空いたような感覚になってる。って小野は死んだ訳じゃないってのに。まあチームは崩れまくってるので建て直しはすぐにはできない。ということは次節も望み薄だ。そういや今度負けたら誰に文句言えばいいんだろう。
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