Who Killed the Sanfrecce's
2006.4.12 ナビスコカップ 清水エスパルスvsサンフレッチェ広島 日本平スタジアム
夜の電話。また仕事かよと不機嫌になる。いくらなんでももうちょっと常識をわきまえて欲しいものだ。と思っていたら薬剤師の先生だった。
「今日の試合悪くはなかったですよ」
エッ、エェ~、やっぱり日本平行ったんだ。一人かと思っていたら銀行員さんと一緒らしい。だったらやっぱりぼくも行けば良かったと後悔した。
「前半はまたいつもの如くやられまくって失点したんですけど浩司がゴール決めたんですよ。その後駒野の素晴らしいクロスに寿人が合わせて2点目入れていい流れだったんですけどね、ベットを高柳に代えて失点してしまったんですよ。その後ハンジェと浩司に代わって桒田と前田が入ったんですけどね、点を取りに良くのかと思ったら守りにいく感じで。だったらジニーニョでもいれた方が良かっただろうに。前田なんて終了3分前に出てるんですよ。小野の采配といったら・・・」
先生は苦笑いを始めた。
「確かにそれじゃ監督の采配ミスですよね。しかも前田の3分って。3分で点を取れるストライカーなんてこの世にいるんでしょうかね。今日は小野に野次飛ばしたんですか?」
「いや、今日はできなかったよ。でも銀行員さんが言ってたけどもう小野も解任らしいですよ。それは公にはできないらしいですけどね。そういえば今日はベンチも千葉戦の時と比べて雰囲気が良かったですよ」
ああ、これは何かあったな。そうでなければそうそうベンチの雰囲気が変わる訳がない。ぼくはここまで来て小野を解任しないというのはもしかして協会の陰謀があるのではないかという憶測を抱くようになってしまった。小野を解任しない代わりにサンフレッチェが協会から何らかの便宜を図ってもらったとか。そしてそれを破るようなら抹殺の対象になる。すでにヒットマンは用意してるぞ。下手なことは口にするな。我々には鉄の掟があると言われてるのでは。うーん、これはケネディ暗殺のように謎めいてるな。
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